と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「共通テスト生物(2023)の勉強法とおすすめな参考書や問題集は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
共通テスト教科別勉強法
①英語リーディング | ②英語リスニング | ③数学ⅠA | ④数学ⅡB |
⑤現代文 | ⑥古文 | ⑦漢文 | ⑧物理基礎 |
⑨化学基礎 | ⑩生物基礎 | ⑪地学基礎 | ⑫物理 |
⑬化学 | ⑭生物 | ⑮世界史B | ⑯日本史B |
⑰地理 | ⑱現代社会 | ⑲倫理 | ⑳政治・経済 |
㉑倫理・政経 |
共通テスト生物(2023)の問題形式と難易度は?
下の表は2022年度の共通テスト生物の問題傾向についてです。
難易度 | 難化 |
問題形式 | 実験考察問題が中心 |
出題分野 | (1)霊長類の系統、ヒトの進化(12点) (2)植物と病原菌の相互作用、遺伝子導入(22点) (3)脊椎動物の肢芽の分化(19点) (4)アリの道標フェロモン(12点) (5)植物と動物の環境応答植物の生殖(16点) (6)イネの種子発芽、花粉形成、低温適応(19点) |
平均点 | 48.81点 |
昨年度に比べ大幅に難易度が上がりました。
それは文章からデータを読み取る問題の増加、選択肢の数の増加といったことが挙げられます。
そのため、早い時期からしっかりと対策することが必要です。
共通テスト生物(2023)で9割取るための勉強法は?<高1・2編>
高1・2の間は、生物基礎の共通テスト対策は特にやる必要はありません。
ただ、学校で「生物」の授業がある場合は、定期テストで高得点が取れるようにしっかりと勉強をしていきましょう。
定期テストで結果を出すことができれば生物の基礎を固めることができますので、それがそのまま共通テスト生物の対策にもつながります。
また、高1・2の時期の受験勉強は英語と数学を中心に進めるようにしましょう。
それは、この2教科は範囲が広いため仕上がるのに時間がかかるからです。
そのため、生物の共通テスト対策は高3になってから始めるようにしましょう。
共通テスト生物(2023)で9割取るための勉強法は?<基礎固め>
ア 共通テスト生物の基礎固めの勉強法①(基本的な問題ができるようにする)
→基本的な問題が中心にまとまっている問題集
共通テスト生物の基礎固め期に最初にやるべき問題集は、「リードLightノート生物」です。
「リードLightノート生物」は、数研出版から出版している物理の問題集で、共通テスト対策の基礎固めとしても使える問題集です。
問題の量が多いため、様々なパターンの問題に取り組むことができるのが特徴です。
また、問題の難易度は教科書レベルのものが中心です。(ただ、Let`s Tryは難易度にばらつきがあり、時々難しい問題も出てきます。)
そのため、「生物(発展)」を受験で使う生徒が、生物の復習をする上で最初の1冊として使うべき問題集ともいえます。(なお、学校でセミナーやアクセスを使っている場合はそちらを使っても構いません。)
そして解き方ですが、
②全ての章の例題を解く
③全ての章のLet‘sTryを解く
です。
こう解くことによって何周も初めから解くことができるためおすすめです。
イ 共通テスト生物の基礎固めの勉強法②(分からない問題は参考書を読んで理解する)
→理解度を深めることで得点力がアップする
共通テスト生物の基礎固めの勉強法の二つ目は、「分からない問題は参考書を読んで理解する」ことです。
そして生物の参考書としておすすめなのが、「山川喜輝の生物が面白いほどわかる本」です。
この本は、
②現行の全ての教科書を比較し、教科書会社によって異なる知識の大部分が載っている
③理解を確認するための問題と解説がある
といった特徴があり、非常にわかりやすい参考書です。
ただ、この本は非常にページ数が多いですので、最初から全てを読むのではなく、問題集や過去問などを解いていて分からないところが出てきたときなどに調べるための教材として使うようにしましょう。
共通テスト生物(2023)で9割取るための勉強法は?<過去問演習>
ア 共通テスト生物の勉強法①(共通テスト対策問題集を解く)
→共通テストの問題形式に慣れよう
共通テストで生物を選択する人は理系の人が中心で、かつ私大や二次試験でも物理を使う人が多いでしょう。
そのため、基本的には「生物基礎問題精講」・「大森徹の最強問題集」・「生物重要問題集」などの問題集を使って、二次試験対策をやっていれば生物の力はついていきます。
しかし、共通テストと二次試験では問題の問われ方が違いますので、きちんと共通テスト対策をやることも必要になってきます。
その中でおすすめの問題集は、「共通テストスマート対策生物」です。
この本は、共通テストやプレテスト、センター試験の問題を抜粋してできた問題集で、よく出る問題が単元ごとにまとまっているため、苦手な単元から解くことができます。
また、「共通テストスマート対策生物」の使い方としては、
②できなかった問題は解説を読む
③場合によっては参考書や教科書に戻って復習をする
となります。
イ 共通テスト生物の勉強法②(赤本や予想問題集を解く)
→最初はセンター試験の過去問から解いていこう
共通テスト生物過去問演習期では、
②2021・2022年の共通テスト(第1日程・第2日程)
③今まで受験した共通テスト模試の復習
④河合塾の共通テスト予想問題集
⑤代ゼミ、東進、駿台、Z会の共通テスト予想問題集
の順で解いていくとよいでしょう。
まずは上の①~③までを解いていき、時間に余裕があれば、④や⑤を解いていくとよいでしょう。(特にZ会や駿台は難易度がが高めですので、高得点を取りたい人以外は無理してやる必要はありません。)
また、過去問や対策問題集を解く際には、時間を計って解くようにしましょう。
そして間違えた問題は解説をしっかりと読み、内容を理解するようにして下さい。(場合によっては参考書に戻ってしっかりと復習しましょう。)