と思っている高校生・浪人生のみなさん!
今回は「【共通テスト(2023)】赤本・黒本・青本でおすすめはどれ?過去問の使い方は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
共通テスト教科別勉強法
①英語リーディング | ②英語リスニング | ③数学ⅠA | ④数学ⅡB |
⑤現代文 | ⑥古文 | ⑦漢文 | ⑧物理基礎 |
⑨化学基礎 | ⑩生物基礎 | ⑪地学基礎 | ⑫物理 |
⑬化学 | ⑭生物 | ⑮世界史B | ⑯日本史B |
⑰地理 | ⑱現代社会 | ⑲倫理 | ⑳政治・経済 |
㉑倫理・政経 |
共通テスト過去問の赤本・黒本・青本の違いは?
ア 共通テストの過去問題集には何がある?
→赤本・黒本・青本の3種類がメイン
共通テストは2021年に始まったばかりで、まだ2年分しか問題がありません。
そのため、共通テストの過去問題集はセンター試験の過去問題も載っているものが多いです。
そして、共通テストの過去問題集は代表的なものが3種類あります。(表紙の色からそれぞれ赤本・黒本・青本と呼ばれています。)
A 赤本(教学社・共通テスト過去問研究)
「赤本」は教学社が出している過去問題集です。
共通テストの過去問だけでなく、多くの大学の過去問題集も発行しています。
多くの書店に見られるため、最も入手しやすいでしょう。
ただ、解説がややあっさりしているという声もあるため、ある程度の学力がある人が使うべき問題集といえます。
B 黒本(河合塾・大学入試センター試験過去問レビュー)
「黒本」は河合出版(河合塾)が出している過去問題集です。
共通テストの過去問だけでなく、過去の全統共通テスト模試が載っている共通テストの予想問題集もあります。
赤本と同じく多くの書店に見られるため、比較的入手しやすいです。
解説が詳しく書かれているため(理科や社会などでは重要語句が赤字で書かれている)、個人的にはおすすめです。
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C 青本(駿台・大学入学共通テスト過去問題集)
「青本」は駿台文庫(駿台)が出している過去問題集です。
共通テストの過去問だけでなく、過去の駿台ベネッセ共通テスト模試が載っている共通テストの予想問題集や旧帝大の過去問もあります。
ただし、大き目の書店でないと入手することはできません。
また、この本の特徴は、
②収録されている年度が赤本・黒本に比べると少なめ
③解説が分かりやすい
といったものがあります。
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イ どの共通テスト過去問題集がおすすめなのか?
→河合塾の黒本がおすすめ
このように共通テスト過去問題集はいろいろありますが、私が一番おすすめするのは河合塾の黒本です。
それは、
②近くの書店で売っていることが多い
③解説が詳しい
といったことがあるからです。
どの過去問題集も過去問を扱っているため問題自体は同じですが、解説の良さや入手のしやすさなどを考えると、私は黒本を使うのが一番いいのではと思います。
共通テスト過去問題集の解き方・使い方は?
ア 共通テスト過去問題集の解き方は?①(時間を計って解こう)
→できれば5分少ない時間で解いていきたい
共通テスト過去問題集の解き方の一つ目は「時間を計って解く」ことです。
時間を計って解くことで、適切な時間配分や解きやすい順番などを知ることができます。
また、解答時間は実際の時間よりも5分少なく設定することをおすすめします。
例えば、英語リーディングの場合、解答時間は80分ですが、それを75分で解くようにして下さい。
それは、実際の試験では緊張やプレッシャー、焦りなどで思った以上に時間がかかってしまうからです。
ですので、あらかじめ短めの時間にして、その中で解くようにしていきましょう。
特に英語・数学・国語は時間が足りなくなりがちですので、何度も練習をして制限時間内に解き切れるようにして下さい。
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イ 共通テスト過去問題集の解き方は?②(問題集に書き込みをする)
→書かないとスラスラ解けない
共通テスト過去問題集の解き方の二つ目は「問題集に書き込みをする」ことです。
受験生の中には、問題集に何も書かずに問題を解く人がいます。
彼らは「もう一回解くかもしれないから」「受験が終わったらメルカリで売れそうだから」といったような理由で書き込みをするのをためらうのかもしれません。
ただ数学の途中式や文章の中で大事な部分に線を引くことといったことをやらないと、ミスをしやすくなったり、解くのに時間がかかってしまったりします。
ですので、必ず問題集に書き込みをして解くようにしましょう。
また、後日もう一回やりたくなったら、改めて過去問題集を買うか、インターネットから過去問をダウンロードするかをしてください。
ウ 共通テスト過去問題集の解き方は?③(間違えた原因を見つける)
→同じ過ちを繰り返さないこと
共通テスト過去問題集の解き方の三つ目は「間違えた問題を見つける」ことです。
一通り問題を終えた後は丸付けをしますが、それだけで終わってしまうのは非常にもったいないです。
それは過去問題集を解く目的は、共通テストの問題に慣れるというのもありますが、「自分の弱点を把握する」というのもあるからです。
例えば、数学ⅡBの問題を解き終わった後に、数列で階差数列の問題ができなかったとします。
そして解説を読んでいく中で、
・そもそも公式を覚えていなかった
・問題のレベルが極端に高かった
・計算ミスをした
というようなできなかった原因が見つかってくると思います。
そこで、例えば公式を覚えていなかった場合は、再度階差数列の問題を解き直す必要がありますし、問題文から読み取れなかった場合はどのキーワードが階差数列に結びつくのかを確認する必要があります。
このようにできなかった問題は、「なぜできなかったのか?」「どうすれば次回できるようになるのか?」といったことをしっかりと分析するようにしましょう。
なお、センター試験や共通テストの過去問を解き終えた人は、
といったことをやっていくといいでしょう。