と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「共通テスト国語古文(2023)の勉強法と独学におすすめの参考書や問題集は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
共通テスト教科別勉強法
①英語リーディング | ②英語リスニング | ③数学 | ④現代文 |
⑤古文 | ⑥漢文 | ⑦物理基礎 | ⑧化学基礎 |
⑨生物基礎 | ⑩地学基礎 | ⑪物理 | ⑫化学 |
⑬生物 | ⑭世界史B | ⑮日本史B | ⑯地理 |
⑰現代社会 | ⑱倫理 | ⑲政治・経済 | ⑳倫理・政経 |
共通テスト国語古文(2023)の問題形式と難易度は?
下の表は2022年度の共通テスト国語古文の問題傾向についてです。
難易度 | やや難化 |
特徴 | 複数の文章を見比べる問題が増加 |
出題分野 | (1)論理的文章(50点) (2)文学的文章(50点) (3)古文(50点) (4)漢文(50点) |
平均点 | 110.26点 |
2022年の共通テストは全体的に平均点が下がる傾向にあり、国語も前年度に比べて7点近く下がりました。
この傾向は今後も続く可能性があるので、普段から文章を読む習慣をつけるようにしましょう。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
共通テスト国語古文(2023)で9割取るための勉強法は?<高1・2編>
高1・2の間は、古文の共通テスト対策は特にやる必要はありません。
ですが、学校の定期テストの勉強はしっかりとやるようにしましょう。(古文単語の小テストがある場合はそれもきちんと取り組むようにしましょう。)
それは、定期テストで結果を出すことができれば古文の基礎を固めることができ、それがそのまま共通テスト古文の対策にもつながるからです。
また、高1・2の時期の受験勉強は英語と数学を中心に進めるようにしましょう。
それは、この2教科は範囲が広いため仕上がるのに時間がかかるからです。
そのため、古文の共通テスト対策は高3になってから始めるようにしましょう。
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共通テスト国語古文(2023)で9割取るための勉強法は?<基礎固め>

ア 共通テスト国語古文の基礎固めの勉強法①(古文単語の暗記)
→最初に古文単語の暗記から始めよう
共通テスト国語古文の基礎固めの勉強法の一つ目は、「古文単語の暗記」です。
古文単語は英単語に比べると数が少ないため、短期間で覚えることができます。
ですが、形容詞や形容動詞は覚えにくいものが多いため、何度も繰り返し覚えるようにしましょう。
そして、古文単語の暗記ができるおすすめの古文単語帳は、「読んで見て覚える重要古文単語315」です。
この本は、一つ一つの古文単語に対して、
・語源
・漢字表記(例 こうず【困ず】)
・例文で暗記ができる
といった工夫がされており、非常に覚えやすい工夫がされています。
また、動詞・形容詞・名詞などの品詞ごと、重要度ごとに覚えることができることもよい点です。
古文単語の暗記は英語や数学の基礎が固まり次第始めていきましょう。(高2の冬~高3の春がベスト)
また、覚えるペースは1日30~50語ペースがおすすめです。
ただ、1回覚えただけではすぐに忘れてしまいます。
最低3回以上繰り返し、瞬時に答えが言えるようにしましょう。
イ 共通テスト国語古文の基礎固めの勉強法②(古典文法の復習)
→最初に古文単語の暗記から始めよう
共通テスト国語古文の基礎固めの勉強法の二つ目は、「古典文法の復習」です。
古典文法を知らないと文章を正確に読むことができませんので、文法の復習は必要です。
特に動詞・助動詞・助詞・敬語などは完璧に覚えるようにしましょう。
また、古典文法の復習ができるおすすめの問題集は、「古典文法マスタードリル」です。
この本は、各ページの上に説明が、下に練習問題がある構成となっており、問題では活用形・意味・現代語訳などが中心に問われています。
また、所々に実力テストがあり、ここでは過去に出た入試問題を解くようになっています。
なお、レベル的には易しめの問題集となっていますので、初学者の人でも十分に使える教材といえます。
そして、「古典文法マスタードリル」は古文単語の暗記が終わり次第始めていきましょう。(高2の冬~高3の春がベスト)
古典文法の内容をほとんど忘れてしまっている人は、先に活用や意味などを覚えてから問題集に取り組むようにして下さい。
量はそこまで多くないので短期間で一気に終えるようにしましょう。
なお、全ての問題が完璧にできるようになるまで繰り返し解くようにして下さい。
また、解説を読んでも理解できない場合は、「望月光の古文教室(古典文法編)」のような参考書を読んで理解するようにして下さい。
ウ 共通テスト国語古文の基礎固めの勉強法③(古典常識を知る)
→古文常識を知ることで当時の風習などが分かる
共通テスト国語古文の基礎固めの勉強法の三つ目は、「古文常識を知る」ことです。
古文常識とは、昔(特に平安時代)の貴族の一日や年中行事、生活習慣、恋愛、宗教などのことです。
昔と今とでは生活習慣などがまるで違うため、当時の生活や考え方を知ることで、古文の理解度が高まります。
そのため、古文単語や古典文法だけでなく、古文常識の勉強もするようにしましょう。
そして、古文常識の勉強ができる本としておすすめなのが、「源氏でわかる古典常識」です。
この本は、入試でよく出る(しかも内容を理解しにくい)源氏物語を漫画にして、その中で平安時代の生活習慣や恋愛、出家などの古文常識を学ぶことができる参考書です。
また、漫画の中で様々な古文単語が出てきますが、イラストを通じて視覚的にわかるため、非常にわかりやすい参考書といえます。
夏休みや冬休みなど、時間のある時に一気に読み切ってください。
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共通テスト国語古文(2023)で9割取るための勉強法は?<過去問演習>
ア 共通テスト国語古文の勉強法①(共通テスト対策問題集を解く)
→共通テストの問題形式に慣れよう
共通テスト国語の古文は量が多く、かつ解答時間が限られています。(また主語の省略が多く、誰が何をしたのかがつかみづらい文章が多いです。)
そのため、読解力をつけることはもちろんですが、短い時間で正しい選択肢を選べるテクニックなどを身につける必要があります。
そして、共通テストの古文の解き方について学べる参考書が「きめる!共通テスト古文・漢文」です。
この本は、共通テスト古文や漢文の問題の読み方や解き方について詳しく書かれています。(文法のまとめも簡単に載っています。)
例題を通じて、読み方・解き方のテクニックが書かれているため、非常にわかりやすい参考書です。
また、「きめる!共通テスト古文・漢文」は高3の秋に取り組むようにしましょう。
この本は古文単語や古典文法などの知識がある前提で書かれているため、古文単語や古典文法の知識が抜けている人はそれらの復習から始めるようにして下さい。
最初に「古文のツボ」を読み、その後は例題を解き、解説をしっかりと読むようにしましょう。
その後は、共通テストの過去問を解いている時などにこの本を読み返して復習するようにして下さい。
イ 共通テスト古文の勉強法②(共通テストタイプの問題を解く)
→共通テストの問題に慣れていこう
「きめる!共通テスト古文・漢文」で古文の読み方や解き方を学んだ後は、本格的に共通テストタイプの問題を解いていきます。
その中でまずは、「共通テストスマート対策国語古文・漢文」から始めるといいでしょう。
この本は、共通テストやプレテスト、センター試験の問題を抜粋してできた問題集です。(センター試験の過去問は共通テストの問題形式に改訂されています。)
また、この本は第1章で古文(全3問)が、第2章で漢文(全3問)について問題があります。(最後に「実践問題」として、2021年度の共通テストが載っています。)
そして、「共通テストスマート対策国語現代文」は高3の秋に使っていきましょう。
なお、選択肢を選ぶ際には、勘で選ぶのではなく、「なぜその選択肢が答えになるのか?」を一つ一つ確認しながらやるようにしましょう。
そして、この本が終わったら、共通テストの過去問や予想問題集に入っていきます。
ウ 共通テスト古文の勉強法③(赤本や予想問題集を解く)
→最初はセンター試験の過去問から解いていこう
共通テスト国語古文の過去問演習期では、
②2021・2022年の共通テスト(第1日程・第2日程)
③今まで受験した共通テスト模試の復習
④河合塾の共通テスト予想問題集
⑤代ゼミ、東進、駿台、Z会の共通テスト予想問題集
の順で解いていくとよいでしょう。
まずは上の①~③までを解いていき、時間に余裕があれば、④や⑤を解いていくとよいでしょう。(特にZ会や駿台は難易度がが高めですので、高得点を取りたい人以外は無理してやる必要はありません。)
また、過去問や対策問題集を解く際には、時間を計って解くようにしましょう。
そして間違えた問題は解説をしっかりと読み、内容を理解するようにして下さい。(場合によっては参考書に戻ってしっかりと復習しましょう。)
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【まとめ】共通テスト国語古文(2023)の勉強法と独学におすすめの参考書や問題集は?

今回の記事の「共通テスト国語古文(2023)の勉強法と独学におすすめの参考書や問題集は?」の内容のまとめです。
②次に古文の読み方や解き方について書かれている参考書を読んでテクニックを学ぼう
③最後に過去問や予想問題集を解いて速く正確に読む練習をしていこう
共通テストの古文の文章は内容が難しいので、早い時期から時間をかけて対策をするようにしよう!
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