と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「古文常識を1週間でマスターする方法|おすすめ参考書と効率的な勉強法」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【大学入試】古文常識のおすすめ勉強法は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!古文常識の勉強はいらない?
ア 古文常識とはどんなことを学ぶのか?
→主に平安時代の風習や恋愛、宗教観について学ぶこと
古文では主に平安時代や鎌倉時代に書かれた文章が多く出題されます。
しかし、今の時代の価値観や生活習慣と、1,000年前の平安時代や鎌倉時代とのそれらとでは全く異なってきます。
それは、昔は今のようにスマホやテレビ、車、ひいては電気までもないからです。
そういう時代と今とでは当然考え方などは変わってきます。
ですので、今の感覚で古文を読もうとすると、どうしても意味が分からない部分が出てくるのです。
そのため、受験生のみなさんは、平安時代の生活習慣や朝廷での様子、恋愛結婚、仏教(出家)についての知識を身につける必要があります。
そして、このような昔の常識を知ることで、古文の内容が理解しやすくなります。
ですので、「古文常識の勉強はいらない。」と思わずに、しっかりと古文常識の知識も身につけるようにしましょう。
イ 古文常識はいつから受験勉強をすべきか?
→早いうちに一度古文常識に触れておくとよい
古文の勉強というと、古文単語の暗記や古典文法の復習などがあります。
しかし、これらの勉強は単調なもので、人によっては古文の勉強をすることが苦痛に感じてしまいます。
そのため、古文アレルギーをなくすためにも、最初に古文常識の参考書を読むことをおすすめします。
特に、「「源氏」でわかる古典常識」は漫画で平安時代の様子が描かれています。
そのため、この本を読むことで、平安時代の様子がイメージしやすくなったり、また古文の勉強に取り掛かりやすくなったりするはずです。
そういうことからも、できれば早い時期(できれば高1)に一度古文常識の勉強をするようにしましょう。
【大学受験】古文常識のおすすめ参考書は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!古文常識が面白いほどわかるおすすめ参考書は?
古文常識の定番の参考書と言えば、
②読んで見て聞いて覚える 古文攻略マストアイテム76 <古文常識・和歌・文学史・文法>
③源氏でわかる古典常識
④大学入試 スキマ時間の暗記で差がつく古文常識
などがあります。
そして、この中で特におすすめの古文常識の参考書は、「源氏でわかる古典常識(学研)」です。
この本は古文でよく出る作品であり、かつ内容が難しい「源氏物語」を漫画にしたもので、話の中で平安時代の風習や考え方、恋愛観などを詳しく説明しています。
他の本は文章中心で説明がされていますが、「源氏」でわかる古典常識は絵で古文常識の説明が書かれていますので、当時の様子がイメージしやすいです。
そのため、古文の勉強の最初に「源氏」でわかる古文常識を読み、古文の世界観を知ることからやるといいでしょう。
そうすることで、その後の古文単語の暗記や古典文法の勉強がスムーズに進めることができます。
また、古文単語の暗記や古典文法の勉強を終えた後には、「大学入試スキマ時間の暗記で差がつく古文常識(KADOKAWA)」を読むことをおすすめします。
この本は、「源氏でわかる古文常識」よりも、古文常識についてより詳しく説明した参考書です。
加えて、源氏物語や枕草子、伊勢物語など、入試でよく出る作品のあらすじを漫画で解説しています。
そのため、本格的に古文読解の勉強をする前に、一度読んでおくことをおすすめします。