と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「【大学入試】古文常識の勉強はいつから?おすすめ参考書や問題集は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
大学入試教科別勉強法
①英語 | ②文系数学 | ③理系数学 | ④現代文 |
⑤古文 | ⑥漢文 | ⑦物理 | ⑧化学 |
⑨生物 | ⑩日本史 | ⑪世界史 |
【大学入試】古文常識のおすすめ勉強法は?
ア 古文常識とはどんなことを学ぶのか?
→主に平安時代の風習や恋愛、宗教観について学ぶこと
古文では主に平安時代や鎌倉時代に書かれた文章が多く出題されます。
しかし、今の時代の価値観や生活習慣と、1,000年前の平安時代や鎌倉時代とのそれらとでは全く異なってきます。
それは、昔は今のようにスマホやテレビ、車、ひいては電気までもないからです。
そういう時代と今とでは当然考え方などは変わってきます。
ですので、今の感覚で古文を読もうとすると、どうしても意味が分からない部分が出てくるのです。
そのため、受験生のみなさんは、平安時代の生活習慣・朝廷での様子・恋愛結婚・仏教(出家)についての知識を身につける必要があります。
そして、このような昔の常識を知ることで、古文の内容が理解しやすくなります。
ですので、「古文常識の勉強はいらない。」と思わずに、しっかりと古文常識の知識も身につけるようにしましょう。
また、古文常識のまとめ・一覧・読み方がまとまっているサイトはこちらです。
イ 古文常識はいつから受験勉強をすべきか?
→古文常識が分かると古文の理解度が格段に増す
高1・2の間の受験勉強は英語と数学がメインとなります。
そのため、古文の勉強は高3になってから始めるのが一般的です。
そして、高3の1学期の間は、
・古典文法の復習
・古文常識に関する参考書を読む
といったように、古文の基礎固めを行うようにしましょう。
そして、古文常識の勉強は基本的には参考書を読めば終わりですので、いつでも取り組むことができます。
ただ、古文の入試勉強の最初にやっておくことで平安時代の様子が分かるようになるため、古文に取り掛かりやすくなります。
ただし、何回か読まないと内容が頭に入ってこないので、定期的に読むようにしましょう。
そして、高3の夏休みからは、古文読解の勉強に取り掛かれるように計画的に勉強を進めていくようにして下さい。
【大学受験】古文常識のおすすめ参考書は?
古文常識の定番の参考書と言えば、
②速読古文常識
③読んで見て覚える 古文攻略マストアイテム76 <常識・文法・和歌>
④源氏でわかる古典常識
などがあります。
そして、この中で特におすすめの古文常識の参考書は、学研の「源氏でわかる古典常識」です。
この本は古文でよく出る作品であり、かつ内容が難しい「源氏物語」を漫画にしたもので、話の中で平安時代の風習や考え方、恋愛観などを詳しく説明しています。
他の本は文章中心で説明がされていますが、「源氏」でわかる古典常識は絵で古文常識の説明が書かれていますので、当時の様子がイメージしやすいです。
そのため、古文の勉強の最初に「源氏」でわかる古文常識を読み、古文の世界観を知ることからやるといいでしょう。
また、もう少し詳しい古文常識について知りたい場合は、同じく学研の「マドンナ古文常識217」がおすすめです。
この本は、
・天皇家の人々と宮中の建物
・貴族の私生活
といったように、テーマごとにそれらに関する語句の説明が丁寧にされています。
そのため、古文常識についてより理解を深めたい場合は、「マドンナ古文常識217」を読み込むようにしましょう。
【まとめ】古文常識の勉強方法のポイントとアドバイス
今回の「【大学入試】古文常識の勉強はいつから?おすすめ参考書や問題集は?」についてのまとめです。
・古文常識とは平安時代や鎌倉時代の人々の考え方や生活習慣などを知ること
・最初は「源氏でわかる古文常識」を読むのがおすすめ
・知識をより深めたい人は、「マドンナ古文常識217」も読んでいこう
古文常識の勉強を最初にやっておくことで、古文の世界が分かるようになってきます。
高3の1学期中に古文単語・古典文法・古文常識までは終わらせるようにしよう。