と思っている小学生や保護者のみなさん!
今回は「【時習館中】愛知県公立中高一貫校・社会の適性検査対策と勉強法」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【愛知県公立中高一貫校入試】適性検査に向けた社会のおすすめ勉強法は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!【時習館中】愛知県公立中高一貫校・社会の適性検査対策と勉強法
ア【愛知県公立中高一貫校入試】適性検査の問題傾向は?
→文章を読む力、基本的な内容の正確な理解力が求められる入試
愛知県公立中高一貫校の入試では、適性検査と面接があります。
まず、適性検査の特徴としては、
・小学校で習った内容が出題範囲
・複数の教科を組み合わせた内容が出題される(英語は出題されない)
・思考力や判断力、表現力を図る
・全問選択式
となっています。
私立の中学受験のように、教科書の内容を超えるような問題は出題されません。
ですが、公立の中高一貫校を受験する生徒は成績で言うと上位層の人が多い傾向にあります。
そうなると、学校のテストのようなレベルの問題では差がつかないことになってしまいます。
そのため、どうやって差をつけるかと
・複数のグラフや表を読む問題を増やす→データを読み取る力が必要
・複数の科目が絡んだ問題を増やす
・選択肢の数を多くする、選ぶ選択肢の数を増やす
といったように、問題を複雑にすることで点数の差が出るような形にしているのです。
そのため、国語力をつけることや適性検査対策を十分に行うことが大切になってきます。
イ【愛知県公立中高一貫校入試】社会の勉強法①<基礎固め>
→小学4~6年生の内容の復習から始めよう
社会は算数のように積み重ね教科ではありませんので比較的取り組みやすい科目です。
しかし、社会は歴史・地理・公民分野とあり覚える内容が多いため、仕上がるまでに時間のかかる科目です。
また、適性検査では小学4~6年生の内容がメインに出題されるため、まずは今まで習った内容の復習から始めるようにしましょう。
特に小学4年生の内容は随分前に習った内容であるため、どんなことを学んだのかを忘れてしまっている人もいるでしょう。
一方で、社会が得意な人は新しい内容をどんどん勉強することをおすすめします。
それは、適性検査対策を小6の夏休みから始めたいため、小6の1学期までに小学校6年間で習う理科の内容を一通り仕上げたいからです。
ここでは、お子様の学年や社会の得意・不得意によっておすすめの勉強法について紹介していきます。
A 復習用教材
前の学年の復習をしたい場合は、「全科ドリルの王様(新興出版社)」がおすすめです。
1冊で1つの学年の全ての教科の内容を復習できる問題集はいろいろありますが、個人的には、「全科ドリルの王様」がいいと思っています。
その理由としては、
・一部の問題の解き方については動画で解説してくれる
・裏表が同じ問題になっており、繰り返し問題を解くことができる
・ちょうどいい分量で短い時間で一通り終えることができる
といったことがあります。
そのため、まずはこの問題集を解いて今まで習った内容がしっかりと定着しているかどうかを確認するようにしましょう。
B 予習用教材
社会の内容を先取りして進めたい場合は、「やさしくまるごと小学社会(学研)」がおすすめです。
この問題集の最大のおすすめポイントは、問題の解き方が動画で説明されていることです。
そのため、家にいながら社会の内容を授業形式で見られることができるので非常におすすめの問題集です。
また、社会が苦手な人も、「やさしくまるごと小学理科」を見て内容を理解するとよいでしょう。
ただし、この問題集はやや問題の量が少ないですので、より多くの問題を解きたい場合は、学校で使っている問題集や「小学教科書ワーク(文理)」などの市販の問題集を使うようにしてください。
また、用語などをしっかりと覚えたいときは、「全科の要点100%(受験研究社)」が、日本や世界の地理について学びたい場合は「小学 100%丸暗記 白地図&用語 マンガと地図で楽しく覚える!(受験研究社) 」などがおすすめです。
ウ【愛知県公立中高一貫校入試】社会の勉強法②<問題演習>
→得意な人はいきなり過去問演習からでもOK
小学校6年生までの内容を終えたら、次に適性問題対策に入っていきます。
A 適性検査対策問題集を解く
最初に適性検査対策問題集を解いていきます。
適性検査の対策ができる問題集はあまりありませんが、その中でおすすめの問題集が「合格力アップ! 公立中高一貫校 頻出ジャンル別はじめての適性検査「社会分野」問題集(実務教育出版)」です。
この問題集は、適性検査でよく出る問題を単元ごとにまとめた問題集です。
基本的な構成としては、
・例題(教科書レベル)
・過去問チャレンジ(全国の適性検査の過去問)
という構成になっています。
解説が詳しく、非常に使いやすい問題集となっていますので、適性検査対策の最初の問題集としておすすめです。
また、適性検査の問題の性質上、社会分野ではグラフや表の数字を読み解く問題や、地域社会の課題などに関する問題がよく出ます。
そのような問題に対応できるようになることが、高得点を取る第一歩と言えるでしょう。
B 過去問を解く
次に過去問題集を解いていきます。
おすすめの問題集は、「公立中高一貫校適性検査問題集全国版(みくに出版)」です。
この問題集はいわゆる銀本と呼ばれる問題集で、全国の公立中高一貫校の入試問題が載っています。
問題量はとても多く、かつ解説があまり載っていないので使う人を選ぶ問題集といえます。
そのため、先に挙げた問題集などを全て解き終えて、最後の仕上げとして使っていくといいでしょう。
時習館中高一貫校入試対策個別指導コースについて
当塾では時習館中学校を受験予定の小学4~6年生を対象とした
【小4~6】時習館中高一貫校入試対策個別指導コースがございます。
そして、時習館中学校に合格するための、当塾の指導プランは
②理科・社会の基礎固め
③適性検査対策
となっており、お子様の学力に合わせた指導を行います。
また、一般的なスケジュールとしては、小5から受験勉強を始め、小6の夏休み前後には国語・算数・理科・社会の内容を一通り終えます。
そこからは適性検査対策を行い、読解力などを身につけて入試で合格点を取るための指導をしていきます。
基礎固めをしっかりと行ってから適性検査対策を行いたいため、早めのご入塾をおすすめします。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00