と思っている小学生や保護者のみなさん!
今回は「【時習館中】愛知県公立中高一貫校入試適性検査の2025年おすすめ問題集」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【愛知県公立中高一貫校入試】合格するためのおすすめスケジュールは?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!時習館中学校に合格するためのおすすめスケジュールは?
ア【愛知県公立中高一貫校入試】適性検査の問題傾向は?
→文章を読む力、論理的に話す力が求められる入試
愛知県公立中高一貫校の入試では、適性検査と面接があります。
まず、適性検査の特徴としては、
・小学校で習った内容が出題範囲
・複数の教科を組み合わせた内容が出題される(英語は出題されない)
・思考力や判断力、表現力を図る
・全問選択式
となっています。
私立の中学受験のように、教科書の内容を超えるような問題は出題されません。
ですが、公立の中高一貫校を受験する生徒は成績で言うと上位層の人が多い傾向にあります。
そうなると、学校のテストのようなレベルの問題では差がつかないことになってしまいます。
そのため、どうやって差をつけるかと
・複数のグラフや表を読む問題を増やす→データを読み取る力が必要
・複数の科目が絡んだ問題を増やす
・選択肢の数を多くする、選ぶ選択肢の数を増やす
といったように、問題を複雑にすることで点数の差が出るような形にしているのです。
そのため、適性検査と学校のテストとでは、その傾向が大きく変わってくることになるため、適性検査対策ができる問題集を解いて問題に慣れる必要が出てきます。
イ 愛知県公立中高一貫校入試に合格するための問題集のおすすめルートは?
→小6の1学期が終わるまでには基礎固めを終わらせたい
愛知県の公立中高一貫校入試に合格するためには、
②国語の力を身につける
③適性検査対策ができる問題集を解く
④過去問題集を解く
⑤面接対策向けの問題集を使う
といった流れで進めていく必要があります。
また、受験勉強のスケジュールとしては、
②小6の夏休み~秋:適性検査対策問題集を解く、面接対策をする
③入試直前期:過去問を解く
がおすすめです。
適性検査は小6までの内容が問われます。
また、適性検査で高得点を取るためには、数多くの適性検査の問題を解く必要があります。
そのため、小6の1学期までには小学校で習う内容を一通り終え、その後は適性検査対策問題集を解くようにしましょう。
【愛知県公立中高一貫校入試】適性検査・面接対策向けのおすすめの問題集は?
ア 基礎固め用問題集
→小学4~6年生の内容の復習から始めよう
適性検査は私立の中学受験のようにいたずらに難しい内容が出題されるわけではありません。
教科書に載っている内容を元に問題が構成されています。
そのため、まずは今まで習った内容の復習から勉強を始めるようにしましょう。
また、復習が終わった人は、これから習う内容を先取りして勉強をしていきましょう。
一つの目標としては、小6の1学期が終わるまでに小学校6年間の内容を終わらせることです。
そうすることで、夏休みからは適性検査の対策に専念することができます。
A 復習用教材
前の学年の復習をしたい場合は、「全科ドリルの王様(新興出版社)」がおすすめです。
1冊で1つの学年の全ての教科の内容を復習できる問題集はいろいろありますが、個人的には、「全科ドリルの王様」がいいと思っています。
その理由としては、
・一部の問題の解き方については動画で解説してくれる
・裏表が同じ問題になっており、繰り返し問題を解くことができる
・ちょうどいい分量で短い時間で一通り終えることができる
といったことがあります。
そのため、まずはこの問題集を解いて今まで習った内容がしっかりと定着しているかどうかを確認するようにしましょう。
B 予習用教材
算数・理科・社会の内容を先取りして進めたい場合は、「やさしくまるごと小学算数(学研)」がおすすめです。(「やさしくまるごとシリーズ」は国語・算数・理科・社会と科目別にあります。)
この問題集の最大のおすすめポイントは、問題の解き方が動画で説明されていることです。
そのため、家にいながら算数・理科・社会の内容を授業形式で見られることができるので非常におすすめの問題集です。
また、算数・理科・社会が苦手な人も、「やさしくまるごとシリーズ」を見て内容を理解するとよいでしょう。
ただし、この問題集はやや問題の量が少ないですので、より多くの問題を解きたい場合は、学校で使っている問題集や「小学教科書ワーク(文理)」などの市販の問題集を使うようにしてください。
イ 国語の力をつける
→短い時間で文章の内容を理解する力が求められる
適性検査の問題の特徴は、
・グラフや表が多く出る
といったものがあります。
そのため、いくら算数や理科、社会が得意でも、国語の力がないと適性検査で合格点を取ることができなくなってしまいます。
ですので、国語の力を伸ばすことが必要になってきます。
そして、国語の力を伸ばすためのおすすめ問題集としては、
①漢字の読み書きができるようにする:「小学6年分の漢字をたった7日で総復習(学研)」
②言葉の意味を覚える:「1日10分 小学生の言葉力1200(学研)」
③文の模範解答を暗唱する:「中学入試作文レッスン(教英出版)」
④文章問題の解き方を身につける:「やさしくまるごと小学国語(学研)」
があります。
これらの問題集を使って国語の力を伸ばしていくことで、適性検査でいい点数が取れるようになります。
なお、上の①~③まではできれば小5の終わりまでに仕上げられるようにしましょう。
ウ 適性検査対策問題集を解く
→過去問を解く前に対策問題集を解くようにしよう
基礎固めが終わった後は、適性検査対策問題集を解いていきます。
ただ、いきなり過去問題集(銀本など)では、使いこなせない人もいるかもしれませんので、最初は解説の詳しい問題集を使うようにしてください。
適性検査の対策ができる問題集はあまりありませんが、その中でおすすめの問題集が「合格力アップ! 公立中高一貫校 頻出ジャンル別はじめての適性検査「算数分野」問題集(実務教育出版)」です。(この本は算数だけでなく、理科や社会もあります。)
この問題集は、適性検査でよく出る問題を単元ごとにまとめた問題集です。
基本的な構成としては、
・例題(教科書レベル)
・過去問チャレンジ(全国の適性検査の過去問)
という構成になっています。
解説が詳しく、非常に使いやすい問題集となっていますので、適性検査対策の最初の問題集としておすすめです。
また、国語に関しては、「公立中高一貫校適性検査対策問題集総合編(東京学参)」がおすすめです。
この問題集は、国語の読解問題もありますが、作文の問題もあります。
作文を書く練習をすることで、読解力がついていきますので、必ず作文の問題にも取り組むようにしましょう。
D 過去問を解く
最後の仕上げとして過去問題集を解いていきます。
おすすめの問題集は、「公立中高一貫校適性検査問題集全国版(みくに出版)」です。
この問題集はいわゆる銀本と呼ばれる問題集で、全国の公立中高一貫校の入試問題が載っています。
問題量はとても多く、かつ解説があまり載っていないので使う人を選ぶ問題集といえます。
そのため、先に挙げた問題集などを全て解き終えて、最後の仕上げとして使っていくといいでしょう。
E 面接対策の問題集を使う
→小6の夏休みから始めるようにしたい
愛知県の公立中高一貫校入試では適性検査に加え、面接もあります。
ただし、面接で自分の考えや意見をハキハキと話せるようになるには時間がかかります。
そのため、遅くても小6の夏休みから面接対策も同時進行で進めるようにしましょう。
また、面接対策ができるおすすめ参考書は、「親子で見る中学受験面接ブック(声の教育社)」があります。
「親子で見る中学受験面接ブック」は、面接でよく聞かれる質問とその答え方、マナーや身だしなみなどについて詳しく書かれています。
ただし、この本は私立の中高一貫校がメインですので、その点は割り引いて読むようにしてください。
時習館中高一貫校入試対策個別指導コースについて
当塾では時習館中学校を受験予定の小学4~6年生を対象とした
【小4~6】時習館中高一貫校入試対策個別指導コースがございます。
そして、時習館中学校に合格するための、当塾の指導プランは
②理科・社会の基礎固め
③適性検査対策
となっており、お子様の学力に合わせた指導を行います。
また、一般的なスケジュールとしては、小5から受験勉強を始め、小6の夏休み前後には国語・算数・理科・社会の内容を一通り終えます。
そこからは適性検査対策を行い、読解力などを身につけて入試で合格点を取るための指導をしていきます。
基礎固めをしっかりと行ってから適性検査対策を行いたいため、早めのご入塾をおすすめします。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00