【時習館中(愛知)】公立中高一貫校入試の適性検査対策と勉強方法は?<国語編>

 

 

たま吉
時習館中学校を始めとする公立中高一貫校入試の適性検査の対策と勉強方法について知りたいニャー

 

と思っている小学生や保護者のみなさん!

今回は「【時習館中(愛知)】公立中高一貫校入試の適性検査対策と勉強方法は?<国語編>」についてみていきますよ。

 

 

公立中高一貫校適性検査国語の勉強法

 

 

✓内容

「時習館中学校などの公立中高一貫校入試の適性検査対策と国語の勉強方法」について知りたい小学生および保護者向けの記事です。

 

✓対象となる人

時習館中学校を始めとする公立中高一貫校の受験を考えている小学生やその保護者

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

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【愛知県公立中高一貫校入試】適性検査に向けた国語のおすすめ勉強法は?

【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!適性検査に向けた国語の勉強法は?

 

 

たま吉
愛知県の公立中高一貫校入試に向けた適性検査<国語>の勉強法について知りたいニャー
モモ先生
まずは作文の力をつけるようにしましょう。

 

 

ア【愛知県公立中高一貫校入試】適性検査の問題傾向は?

→文章を読む力、論理的に話す力が求められる入試

 

愛知県公立中高一貫校の入試では、適性検査面接があります。

まず、適性検査の特徴としては、

・45分×2時限(文系・理系)
小学校で習った内容が出題範囲
・複数の教科を組み合わせた内容が出題される(英語は出題されない)
・思考力や判断力、表現力を図る
・全問選択式

となっています。

私立の中学受験のように、教科書の内容を超えるような問題は出題されません。

ですが、公立の中高一貫校を受験する生徒は成績で言うと上位層の人が多い傾向にあります。

そうなると、学校のテストのようなレベルの問題では差がつかないことになってしまいます。

 

そのため、どうやって差をつけるかと

問題文の文章を長くする→読解力が必要になる
複数のグラフや表を読む問題を増やす→データを読み取る力が必要
・複数の科目が絡んだ問題を増やす
・選択肢の数を多くする、選ぶ選択肢の数を増やす

といったように、問題を複雑にすることで点数の差が出るような形にしているのです。

 

ただ、上で示したような問題形式になると、必要になってくるのは国語力です。

つまり、いくら算数ができる、理科ができる人であっても、文章やグラフを読み解く力がないと適性検査では高得点を出すことができません。

また、面接では論理的に話す力が求められます。

 

皆さんの中には、「国語が苦手=文章を読むのが苦手」と思っている人がいるかもしれません。

確かにそれは当たっていますが、実は国語が苦手な人は、文章を読むのが苦手だけでなく、文章を書くことも、論理的に話すことも苦手な人が多いです。

愛知県の公立中高一貫校入試では作文は出題されません。

しかし、適性検査の問題の中に作文を書く上で必要な力を問う問題が出題されます。(実際に、愛知県教育委員会が公表したサンプル問題ではそのような問題がありました。)

そういったことからも、まずは国語の力をつけることが必要になってきます。

ただし、国語は短時間でできるようにはならない科目ですので、時間をかけてじっくりと勉強するようにしましょう。

 

たま吉
まずは国語の力をつけることが大事なんだニャー

 

 

イ【愛知県公立中高一貫校入試】国語の勉強法①<基礎固め>

→漢字、ことばの意味、作文の暗唱から始めよう

 

国語が苦手な人がいくら国語の問題集を解いてもなかなかできるようになりません。

それは、

・漢字やことばの意味などの知識不足
・文の構造を意識しながら読めていない

といったことが原因にあるからです。

そのため、まずは文章の意味をつかみ、かつ論理的に読めるようにする力をつける必要があります。

 

A 漢字

 

漢字の読み書きの問題がそのまま出ることはあまりありませんが、文章を読むうえでは漢字をどれだけ知っているかが大事になってきます。

そのため、漢字の勉強は短時間でサクッと終わらせるようにしましょう。

「小学6年分の漢字をたった7日で総復習(学研)」のような、1冊で6年間分の漢字の復習ができる問題集がおすすめです。

 

 

 

なお、漢字はただ覚えるだけですので、小学校4年生や5年生の人は先に6年生までの漢字を覚えておくと、あとがラクになってきます。

 

モモ先生
まずは漢字の勉強から始めるようにしましょう。

 

 

B 語彙力

 

国語の文章の中には、「主観的」・「グローバル」といったような、聞きなれない言葉が出てくることがあります。

そして、これらの意味が分からないと文全体の意味も分からなくなってしまうため、言葉の意味を覚えていく必要があります。

語彙力アップができるおすすめの問題集は、「1日10分 小学生の言葉力1200(学研)」です。

 

 

 

 

この問題集は、上に言葉の意味が、下に問題(穴埋め問題形式)が載っている構成になっています。

また、「1日10分 小学生の言葉力1200」は中学入試レベルの問題集ですが、それより易しめの問題集としては、「1日10分 10歳までに身につけたい言葉力1100」があります。

そのため、みなさんのレベルによって使い分けていくといいでしょう。

言葉の意味を覚えることで、文章全体の意味も取りやすくなります。

ただし、漢字や言葉の意味を仕上げるにはかなりの時間がかかりますので、早い時期からコツコツと取り組むようにしましょう。

 

たま吉
言葉の意味も覚えるようにしたいニャー

 

 

 

 

C 作文力を鍛える

 

愛知県の公立中高一貫校入試の適性検査では作文の問題は出ません。

しかし、文章を読む力と文章を書く力は相関関係にあるため、作文の練習をすることで国語の読解力をつけることができます。

とはいえ、国語の苦手な人からすると、いきなり文章を書いてみてと言われてもなかなかいい文章を書くことができない場合がほとんどです。

そのためにやってほしいこととしては、作文の模範解答を暗唱することです。

 

それは、模範解答を暗唱することで、

・正しい文の書き方が自然と身につく
・文章の論理構成が分かるようになる
・言葉の言い回しなどが身につく

といった効果が得られるからです。

そのため、「中学入試作文レッスン(教英出版)」のような作文に特化した問題集を使って、そこに出てくる模範解答を覚えることをして下さい。

 

 

 

 

20~30文くらい文章を覚えることで、文章の構造が分かるようになり、読解力が伸びるようになります。

 

モモ先生
作文の文章を覚えることがおすすめですよ。

 

 

 

 

ウ【愛知県公立中高一貫校入試】国語の勉強法②<問題演習>

→得意な人はいきなり過去問演習からでもOK

 

漢字・語句・作文の暗唱を終えたら、次に国語の文章を読み解く練習をしていきます。

 

A 文章の読み方を学ぶ

 

まずは、「やさしくまるごと小学国語(学研)」を使って、文章の読み方を学んでいきます。

 

 

 

 

この問題集の最大のおすすめポイントは、問題の解き方が動画で説明されていることです。

そのため、文章問題の解き方を一から学びたい人は、「やさしくまるごと小学国語」を使って勉強するといいでしょう。

 

たま吉
動画で文章問題の解き方が分かるからおすすめだニャー

 

 

B 適性検査対策問題集を解く

 

次に適性検査の問題に慣れていきます。

ただ、いきなり過去問題集(銀本など)では、使いこなせない人もいるかもしれませんので、最初は「公立中高一貫校適性検査対策問題集総合編(東京学参)」を使って、適性検査の問題の解き方を学ぶようにしましょう。

 

 

 

 

この問題集は、国語の読解問題もありますが、作文の問題もあります。

作文を書く練習をすることで、読解力がついていきますので、必ず作文の問題にも取り組むようにしましょう。

 

モモ先生
この問題集で適性検査の問題に慣れるようにしましょう。

 

 

 

 

C 過去問を解く

 

最後の仕上げとして過去問題集を解いていきます。

おすすめの問題集は、「公立中高一貫校適性検査問題集全国版(みくに出版)」です。

 

 

 

 

この問題集はいわゆる銀本と呼ばれる問題集で、全国の公立中高一貫校の入試問題が載っています。

問題量はとても多く、かつ解説があまり載っていないので使う人を選ぶ問題集といえます。

そのため、先に挙げた問題集などを全て解き終えて、最後の仕上げとして使っていくといいでしょう。

 

たま吉
銀本はかなりレベルが高い問題集だニャー

 

 

時習館中高一貫校入試対策個別指導コースについて

 

 

 

当塾では時習館中学校を受験予定の小学4~6年生を対象とした

【小4~6】時習館中高一貫校入試対策個別指導コースがございます。

 

そして、時習館中学校に合格するための、当塾の指導プランは

①算数・国語の基礎固め
②理科・社会の基礎固め
③適性検査対策

となっており、お子様の学力に合わせた指導を行います。

 

また、一般的なスケジュールとしては、小5から受験勉強を始め、小6の夏休み前後には国語・算数・理科・社会の内容を一通り終えます。

そこからは適性検査対策を行い、読解力などを身につけて入試で合格点を取るための指導をしていきます。

基礎固めをしっかりと行ってから適性検査対策を行いたいため、早めのご入塾をおすすめします。

 

 

TEL 0532-74-7739

月~金 14:30~22:00

 

 

 

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