と思っている小学生や保護者のみなさん!
今回は「時習館中の面接対策はいつ始めるべき?入試成功のカギを徹底解説」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
愛知県立中高一貫校入試の面接の出題形式は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!面接対策はいつから始めるべきか?
愛知県立中高一貫校の入試形式および日程は、
②2次試験(面接):1月20日前後
となっています。
また、それぞれの試験の具体的な試験内容は以下の通りです。
A 適性検査
・45分×2時限(文系・理系)
・小学校で習った内容が出題範囲
・複数の教科を組み合わせた内容が出題される(英語は出題されない)
・思考力や判断力、表現力を図る
・全問選択式
B 面接
・個人面接:一人当たり15分程度
・志望理由書の内容を元に、受験者の体験を基にやり取りをしながら資質を見る「リフレクション(振り返り)型」により行う
・中学校の教育方針やカリキュラムへの理解、志望動機を見る
・探究心、共感力、寛容性、粘り強さなどを見る
【愛知県立中高一貫校入試】面接対策はいつから始めるべきか?
ア 適性検査が終わってから面接対策を始めるのは遅すぎる
→適性検査の勉強と並行して面接の対策をするようにしたい
愛知県立中高一貫校入試では、
②面接 1月20日前後
で行われます。
そして、みなさんの中には、「適性検査が終わってから面接の対策をすればいい」、「適性検査で合格できるかどうか分からないのに面接の対策をしても仕方がない」と思っているかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
なぜなら、面接の場でスラスラと自分の想いを話すことができるようになるには時間がかかるからです。
中途半端な状態で本番に臨んでいたのでは、二次選抜(面接)で不合格になってしまいます。
そのため、面接対策は適性検査が終わってからではなく、適性検査の勉強と並行して行うようにしましょう。
イ 面接対策のスケジュール
→面接で話す内容の情報集めに時間をかけたい
A 面接で合格点を取るためにすべきこと
面接対策は大きく、
②面接の練習をする時間
の2つに分かれます。
そして、この2つの中で時間がかかるのが、①「話す内容を考える時間」です。
それは、十分な準備なしでは、「あなたはなぜ当校を志望したのですか?」、「中学校に入学してから頑張りたいことは何ですか?」といった質問にさっと答えることができないからです。
そのため、みなさんがまずやるべきことは、定番の質問に答えられるために情報を集めることになります。
説明会に参加する、志望する学校のHPを見る、知り合いに先輩がいれば話を聞くといったことをして、面接で話す内容を固めていくようにしましょう。
B 説明会、イベントに参加する
面接で定番の質問といえば志望動機です。
「あなたはなぜ当校を志望しているのですか?」という問いに対して、どれだけ具体的にかつ熱意をもって話すことができるかどうかが大事になってきます。
また、その学校にしかない魅力を話すことも大事になってきます。
ですので、例えば「進学実績がいいから」という理由では、別にその学校でなくてもいいことになってしまい、面接官にアピールできなくなってしまいます。
では、どのようにすれば、具体的にかつ熱意のある志望理由になるのでしょうか?
それは、学校が主催する説明会やイベント(文化祭、部活の体験など)に参加をすることです。
例えば、浜松西高校の中等部では、例年8月に学校説明会、9月にオープンスクールを行っています。
そこでは、学校の説明や授業見学、施設・部活動の見学を行っています。
そのようなイベントに参加し、そこで感じたことを志望動機とすることで、その学校にしかない魅力を話すことができます。
ただし、これらのイベント(夏~秋に実施)と入試本番(1月)では間がかなりありますので、オープンスクールなどの内容を忘れないように、イベントがあった日にメモ(イベントの内容や感想)を取っておくことをおすすめします。
C 学校のHPを見る
また、面接では志望する学校の教育方針やカリキュラムに関する質問が聞かれます。
これらもまずは、どんな指導方針なのか、どういうところが魅力的なのかといったことを知らないことには面接で話すことができなくなってしまいます。
そのため、
・志望する学校や愛知県教育委員会のHP
などを見て、情報を集めるようにしましょう。
愛知県の中高一貫教育の狙いとしては、
・多様性を尊重し、互いの良さを活かすことができる人材の育成
・積極的にチャレンジし、粘り強く取り組むことができる人材の育成
があり、具体的には、体験活動やディベート、フィールドワークなどを行っていきます。
そのため、こういった取り組みに対して、どこが魅力的なのか、またどのような6年間(中学・高校生活)を過ごしたいのかを具体的に言えるようにしていきましょう。
D 小学校で頑張ったことを振り返る
志望動機に並んでよく聞かれる質問として、「小学校生活の中で頑張ったことは?」があります。
そして、頑張ったこととしてよく出る内容としては、
・検定試験(英検や漢検など)
・習い事(水泳、バレエ、ピアノなど)
・ボランティア活動などの課外活動
などがあります。
これらの内容に対して、
・やり切った結果、得られたもの
といった内容を話の中に入れていくようにするといいでしょう。
E 台本を作る
今まで見たように面接では、
・中学校に入学してから頑張りたいこと
・小学校生活で頑張ったこと
・長所、短所
・得意科目、苦手科目
・最近気になったニュース
といったように、定番の質問というのがあります。
ですので、まずはこれらの質問に対する答えがスラスラと言えるように、話す内容(台本)を考えるようにしましょう。
そして、台本をつくる際に大切なことは、
・答え→具体例・理由の順で言う
・一つの文を短くする
・言葉遣いに気を付ける(お父さん→父、お母さん→母など)
です。
これらのことを意識して話す内容を決め、その後は書いた文章を暗唱するようにしましょう。
年を越すまでに一度完璧にしておくと、年明けから余裕を持って過ごすことができます。
なお、面接対策ができるおすすめ参考書は、「親子で見る中学受験面接ブック(声の教育社)」があります。
ただし、この本は私立の中高一貫校がメインですので、その点は割り引いて読むようにしてください。
F 面接の練習をする
適性検査が終わったあと、面接まで1週間あります。
そのため、この期間で集中的に面接の練習をするようにしましょう。
12月末までに一度話す内容を仕上げておけば、残りの1週間で十分に完成するはずです。
なお、ここでは入退室の動作、姿勢やマナー、身だしなみ、言葉遣いなども気を付けて練習するといいでしょう。
時習館中高一貫校入試対策個別指導コースについて
当塾では時習館中学校を受験予定の小学4~6年生を対象とした
【小4~6】時習館中高一貫校入試対策個別指導コースがございます。
そして、時習館中学校に合格するための、当塾の指導プランは
②理科・社会の基礎固め
③適性検査対策
となっており、お子様の学力に合わせた指導を行います。
また、一般的なスケジュールとしては、小5から受験勉強を始め、小6の夏休み前後には国語・算数・理科・社会の内容を一通り終えます。
そこからは適性検査対策を行い、読解力などを身につけて入試で合格点を取るための指導をしていきます。
基礎固めをしっかりと行ってから適性検査対策を行いたいため、早めのご入塾をおすすめします。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00