【時習館中(愛知)】公立中高一貫校入試の適性検査の問題傾向は?

 

 

たま吉
時習館中学校を始めとする公立中高一貫校入試の適性検査の問題傾向について知りたいニャー

 

と思っている小学生や保護者のみなさん!

今回は「【時習館中(愛知)】公立中高一貫校入試の適性検査の問題傾向は?」についてみていきますよ。

 

 

公立中高一貫校入試適性検査の問題傾向は?

 

 

✓内容

「時習館中学校などの公立中高一貫校入試の適性検査の問題傾向」について知りたい小学生および保護者向けの記事です。

 

✓対象となる人

時習館中学校を始めとする公立中高一貫校の受験を考えている小学生やその保護者

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

時習館中学校に合格するためのおすすめ勉強法を知りたい人は

時習館中学校に合格するためのおすすめ勉強法

 

 

スポンサーリンク

愛知県立中高一貫校入試の適性検査の問題傾向は?

【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!時習館中学校合格への道~おすすめ勉強スケジュールは?~

 

 

たま吉
愛知県の公立中高一貫校入試の適性検査の問題傾向について知りたいニャー
モモ先生
複数の教科が組み合わせれた内容から出題されますよ。

 

 

愛知県立中高一貫校の入試形式および日程は、

①1次試験(適性検査):1月10日前後
②2次試験(面接):1月20日前後

となっています。

また、それぞれの試験の具体的な試験内容は以下の通りです。

 

 

A 適性検査

 

・45分×2時限(文系・理系)

・小学校で習った内容が出題範囲

・複数の教科を組み合わせた内容が出題される(英語は出題されない)

・思考力や判断力、表現力を図る

・全問選択式

 

 

B 面接

 

個人面接:一人当たり15分程度

志望理由書の内容を元に、受験者の体験を基にやり取りをしながら資質を乱す「リフレクション(振り返り)型」により行う

・高校の教育方針やカリキュラムへの理解、志望動機を見る

・探究心、共感力、寛容性、粘り強さなどを見る

 

たま吉
ハイレベルな内容が試験で問われるんだニャー

 

 

【愛知県立中高一貫校入試】適性検査のサンプル問題から分かることは?

 

 

たま吉
愛知県教育委員会が公表した適性検査のサンプル問題にはどのような問題が出ているのかニャー
モモ先生
国語・算数・理科・社会の内容が満遍なく出題されていますよ。

 

 

愛知県教育委員会が公表した

適性検査のサンプル問題はこちら

 

 

ア 全体像

→選択式ながら実力を図ることができる検査になっている

 

まずは、愛知県教育委員会が公表したサンプル問題の全体像についてみていきます。

公表された問題数は4問で、その特徴は、

・国語、算数、理科、社会の問題が1問ずつ公開
・実際の問題の難易度や問題形式とは異なる(入試本番では変わる可能性あり)
・6択~8択問題と、正解を2つ選ぶ問題があった(勘では正解しにくい)

となっています。

 

また、問題のテーマは、

・新城市の小学校のみさきさん、ちはやさんの学級では、交流している他県の小学生とオンラインで交流会を行う
・その交流会に向けて、グループに分かれて他県の小学生に 紹介したい「地域じまん」を考える

となっており、小学生にとっては身近な内容を取り扱っているといえます。

 

モモ先生
難易度が高めの検査となっていますよ。

 

 

イ 国語

→文を並び替える問題が出題された

 

問1は国語の問題です。

みさきさんが考えた原稿の内容の文章を適切なものに並び替える問題です。

接続語の役割や指示語、文と文との関係をよく理解していないと正解にたどり着くことができません。

また、選択肢を頼りに解くテクニックも必要になってくるため、過去問をたくさん解くことが必要になってきます。

 

モモ先生
普段から文と文のつながりを把握しながら読むことが大事ですよ。

 

 

 

 

ウ 算数

→「仕事算」の内容が出題された

 

問2は算数の問題です。

みさきさんが一人で里芋の皮をむいていた時間を答える問題です。

中学受験では定番の仕事算の内容ですが、かなり難易度は高めです。

問題文の条件から、1分あたりみさきさんは1個、ちはやさんは2/3個の里芋の皮をむくことができます。

この考えを使ってみさきさんが一人で里芋の皮をむいていた時間を求めていきます。

適性検査対策の問題集をたくさん解いて慣れる必要があるレベルの問題です。

 

たま吉
問題をたくさん解いて慣れるようにしたいニャー

 

 

エ 理科

→日常生活の内容が絡んだ問題が出題された

 

問3は理科の問題です。

水蒸気と湯気に関する問題です。

( A ):水蒸気(気体)が湯気(液体)になるので「冷やされて」になります。

( B ):気体→液体になる現象の例は「寒い日にまどの内側が結露する」です。

( C ):水は温められると体積が大きくなります。(小4の内容)。今回は同じ体積の元で比較しているため、10度の水の方が質量が大きくなります。

小4で習った内容も出るため、小学校で習った内容を幅広く復習する必要があります。

 

モモ先生
今まで習った内容はしっかりと復習するようにしましょう。

 

 

オ 社会

→会話文及び複数の資料を見比べる力が求められる

 

問4は社会の問題です。

日本人の食生活や食料自給率の変化、農業従事者の数と60歳以上の割合に関する問題で、会話文および資料の内容を正確に読み取る必要があります。

選択肢ア 【会話文】より、野菜の消費量が減ったのは、多くの農家が転作をしたわけではないので誤り

選択肢イ スーパーで売られている野菜は「全て」生産者の名前と顔が分かっているようにはなっていないので誤り

選択肢ウ 食料自給率の意味などが問われた。正解の選択肢。

選択肢エ 【資料3】より、農業を仕事としている人の数は減少傾向にあるので誤り

選択肢オ 【資料3】より、1960年は11750×0.86人、2020年は1363×0.2人で約2.7%であることが分かるので正解の選択肢。

資料の内容を読み解く読解力や日常生活に関する内容などが問われました。

社会の知識だけでなく、文章やグラフなどを素早く読み解く力が求められる問題です。

 

たま吉
社会は暗記をすればいい思っていると難しく感じる問題だニャー

 

 

時習館中高一貫校入試対策個別指導コースについて

 

 

 

当塾では時習館中学校を受験予定の小学4~6年生を対象とした

【小4~6】時習館中高一貫校入試対策個別指導コースがございます。

 

そして、時習館中学校に合格するための、当塾の指導プランは

①算数・国語の基礎固め
②理科・社会の基礎固め
③適性検査対策

となっており、お子様の学力に合わせた指導を行います。

 

また、一般的なスケジュールとしては、小5から受験勉強を始め、小6の夏休み前後には国語・算数・理科・社会の内容を一通り終えます。

そこからは適性検査対策を行い、読解力などを身につけて入試で合格点を取るための指導をしていきます。

基礎固めをしっかりと行ってから適性検査対策を行いたいため、早めのご入塾をおすすめします。

 

 

TEL 0532-74-7739

月~金 14:30~22:00

 

 

 

スポンサーリンク