と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「大学入試英文解釈|おすすめ参考書で得点力を伸ばす勉強法」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【大学入試】英作文の対策はいつから始めるべきか?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!大学入試英文解釈|おすすめ参考書で得点力を伸ばす勉強法
英作文が出題される大学は、難関国公立大学が中心となってきます。
一方で、多くの私立大学や共通テストでは英作文は出題されません。
そのため、英作文の勉強をしなければならない人は、ある程度学力の高い人(難関国公立大志望者)ということになります。
そして、英作文の対策を始める時期は、高3の秋がおすすめです。
その理由としては、英語で一番配点が高いのは長文読解であるため、高3の夏までは長文読解の勉強を優先すべきだからです。(ただ、過去問である程度点数が取れる人は前倒しで英作文の勉強を始めてもOKです。)
ただ、高3の秋からというのは、英単語・英熟語・英文法の知識が完成している状態でという条件がつきます。
それはこれらの知識がないと英作文の問題集を解いても分からない部分が出てきますし、例文を暗唱するにも時間がかかってしまうからです。
ですので、英単語などを十分に覚えていない人は早急に暗記をするようにしましょう。
また、最近では自由英作文の形式で出題される大学が増えています。
そうなると、和文英訳の対策に加え、自由英作文の対策も必要になってきます。
そのため、高3の秋からでは間に合いそうにないと思う場合は、夏休みから始めてもいいかもしれません。
【大学入試】英作文のおすすめ参考書・問題集と勉強法は?
ア 基本的な例文を暗記する
→中学~高1レベルの英文法はマスターすること!
A まずは基本的な例文から暗唱するようにしよう
英作文が書けるようになるには、
②英作文で使うフレーズを覚える
③書きやすい日本語に置き換えられるようにする
といったことが必要になってきます。
そのため、まずは基本的な例文をマスターしていくことが大切になってきます。
学校の定期テストや小テストに向けてコツコツ例文暗記をしてきた人はスムーズに暗唱ができると思いますが、そうでない人は早急に例文を覚えていくようにしましょう。
なお、基本的な例文が暗記できる問題集としておすすめなのが、「英文法の知識ゼロからはじめられる暗唱例文Props150(学研)」です。
この本は全部で150の例文をゴリゴリ覚えるための例文集で、別冊に例文集が、本体が文章の解説となっています。
また、いきなり例文を覚えるのではなく、まずは文章の解説を読んで内容を理解し、その後例文を覚えるようにしましょう。
イ 短時間で暗記ができる例文暗唱の方法
みなさんの中には例文の暗記が苦手だという人もいるかもしれません。
そういう人におすすめなのが、本格的に例文を覚える前に先に例文と意味を何度も読んでみることです。
例えば、「I play tennis every day.」という例文は、「私は毎日テニスをします。」という意味です。
そこで、「I play tennis every day、私は毎日テニスをします、I play tennis every day、私は毎日テニスをします」と2回ずつ読みます。
それが読み終えたら、次の例文も同じように例文と意味を交互に2回ずつ読みます。
それを50~100の例文で一気に読んでいき、一日朝晩の2セット行います。
これを5日間行い、その後で初めて暗記に入っていきます。
例えば、日曜日から1週間で問題集の50個の例文を覚えるとしたら、
・月 朝晩各2回ずつ50個の例文を声に出して読む
・火 朝晩各2回ずつ50個の例文と意味を声に出して読む
・水 朝晩各2回ずつ50個の例文と意味を声に出して読む
・木 朝晩各2回ずつ50個の例文と意味を声に出して読む
・金 暗記
・土 最終チェック
という感じでやります。
最初の5日間は音読に徹し、6日目(金曜日)に暗記をします。
ただ、いきなり暗記するのに比べると、日~木の間で20回例文と意味を読んでいますので圧倒的に覚えやすくなります。
そして、最後の7日目(土曜日)に最終チェックをします。
こうやって覚えると忘れにくくなるため、ぜひこのやり方で覚えてみてくて下さい。
イ 英作文でよく出る表現を覚える
→英作文の問題集の例文も暗唱する
「英文法の知識ゼロからはじめられる暗唱例文Props150」で基本的な例文をマスターしたら、ここからは本格的に英作文の対策をしていきます。
英作文の問題集はいろいろありますが、個人的におすすめなのが、「大学入試 肘井学の 作文のための英文法が面白いほどわかる本(KADOKAWA)」です。
この問題集は、
・英作文の書き方が詳しく説明されている
・英作文を書く上で必要な単語がまとまっている
といった特徴があり、非常に使いやすい問題集です。
そのため、まずは例文の問題を解き、書けなかった文章は解説を読んで理解をするようにしましょう。
また、「文法がわかる!耳から覚える英語例文集」と同様に、例文暗記をやると英作文の力が飛躍的にアップします。
また、時間に余裕のある人は、「ドラゴンイングリッシュ基本英文100(KADOKAWA)」もおすすめです。
ここで出てくる例文も暗唱をして力をつけるようにしましょう。
ウ 和文和訳をして、簡単な日本語で考えよう!
→日本語を直訳しようとするとおかしな英文になる!
日本語の文章をそのまま英語にしようとするとおかしな文章になりがちです。
例として「彼女は玉の輿と結婚した」という文を英訳しようとします。
すると、多くの人は、「玉の輿?そんな単語知らない」ということになりがちです。
また、これを無理やり英語にしようとすると、「ballnokoshi」(ballは「玉」で後はローマ字)というような無茶苦茶な文章になりかねません。
そういう場合は、和文和訳することをお勧めします。
和文和訳とは、難しい日本語を簡単な日本語に置き換えることです。
例えば、「玉の輿」であれば、「お金持ちの男性」という風に置き換えることができます。
そうなると、「彼女はお金持ちの男性と結婚した」という日本語になるので、
「She married to a rich man.」でいいということになります。
みなさんも難しい表現に出くわしたら、できるだけ易しい表現にできないか考えてみるとよいでしょう。
なお、入試で自由英作文が出る場合は、上で紹介した問題集を解いた後に、「関正生の英作文自由英作文編POLARIS2」などの問題集を解くようにしましょう。