と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「大学入試自由英作文対策|効果的な問題集と勉強法で実力UP」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【大学入試】自由英作文の対策はいつから始めるべきか?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!大学入試自由英作文対策|効果的な問題集と勉強法で実力UP
自由英作文の対策を始める時期は、高3の秋がおすすめです。
その理由としては、英語で一番配点が高いのは長文読解であるため、高3の夏までは長文読解の勉強を優先すべきだからです。
そして、受験勉強の英語の学習スケジュールは、
②高3の1学期~夏休み:長文読解、リスニング
③高3の秋:英作文、リスニング、過去問演習(二次対策)
④高3の12月~1月中旬:共通テスト対策
⑤高3の1月中旬~:志望校の過去問演習、私大対策
が基本線となります。
夏休みまでは長文読解をメインとし、秋以降に英作文の対策をやっていくようにしましょう。
【大学入試】自由英作文で頻出のテーマは?
自由英作文では大きく、
・自分のことについての記述する問題
・その他
といった感じで問題が出題されます。
また、意見を記述するタイプの問題の場合、自動運転や自動翻訳(ChatGPTなど)、スマホの功罪などの現代社会の問題点などが多く出題されます。
ただし、大学によって問題傾向がかなり変わるため、みなさんの志望する大学の過去問を分析し、どのような問題がよく出るのかをしっかりと把握しておくようにしましょう。
【大学入試】自由英作文のおすすめ参考書・問題集と勉強法は?
ア 和文英訳を完璧にする
→まずは和文英訳ができるようにしよう
大学入試の英作文は大きく、
・自由英作文(テーマを元に自分の意見などを自由に書く)
の2つに分かれます。
自由英作文がスラスラと書けるようになるには、和文英訳の勉強を仕上げることが大切になってきます。
そのため、自由英作文の対策に入る前に、「大学入試肘井学の作文のための英作文が面白いほどわかる本(KADOKAWA)」などの問題集を使って、和文英訳がスラスラとできるようにしましょう。
イ 自由英作文の書き方を知る
→「意見提示→理由→結論」の順で書こう
和文英訳の英作文が仕上がってきたら、そこからは本格的に自由英作文の対策に取り掛かっていきます。
そして、自由英作文の勉強でまずやるべきことは、書き方の型を知ることです。
自由英作文は「意見提示→理由→結論」という順で書くのが基本です。
例えば、「在宅勤務について賛成か反対か」という問いに対しては、
②理由(1) 従業員が本当に働いているかどうかを経営者が把握するのが難しい
③理由(2) 従業員が同僚と良い関係を築くのが難しい
④結論 会社での勤務のが適切だ
という構成になります。
この書き方で書けるようにならないと、話の展開がおかしくなったり、言いたいことが言えてなかったりすることがあります。
ですので、最初に自由英作文の書き方を学ぶところから始めましょう。
ウ 頻出テーマの模範解答を暗唱する
→AI・SNS・新型コロナウイルスなどよく出るテーマの模範解答は暗唱しよう
A 模範解答の例文を暗唱しよう
自由英作文の対策をすることで大事なことは知識を増やすことです。
例えば、「AIが今後、私たちの生活や地域社会における影響について意見を述べなさい。」という問題があったとします。
このときに、
・AIに関する内容を英文で書くことができる
・英文の正しい論理展開を知っている
といった能力がないと英作文をスラスラと書くことができません。
そのため、まずは自由英作文の問題集や英検の問題集に出てくる模範解答を暗唱するようにしましょう。
それをすることで、だんだんと論理的な文章が書けるようになります。
B おすすめの問題集は「関正生の英作文ポラリス[2 自由英作文編] 」
自由英作文の対策ができる問題集は、
・関正生の英作文ポラリス[2 自由英作文編](KADOKAWA)
がおすすめです。
「英検2級最短合格!英作文&面接完全制覇(ジャパンタイムズ出版)」は英検の問題集ですが、「子供が携帯電話を所有することの是非」、「レストランの禁煙化は進むか」といったテーマに対して、それぞれ賛成・反対の立場の例文が載っています。
また、それぞれの例文が短めであるため、最初の1冊としておすすめです。
この問題集に出てくるコンテンツブロック(例文)を全て暗唱することで、かなりスラスラと文章が書けるようになります。(ただし時間に余裕がない場合は、この問題集はカットして構いません。)
そして、「英検2級最短合格!英作文&面接完全制覇」を仕上げたら、次に「関正生の英作文ポラリス[2 自由英作文編] (KADOKAWA)」に取り掛かっていきます。
こちらは、実際に出題された大学入試の問題が25問あります。
また、自由英作文の書き方が詳しく説明されているので、非常に使いやすい問題集です。
ここに出てくる問題ができるようになれば、後は過去問演習をすればOKでしょう。
エ 過去問や模試に取り組み、先生に添削してもらう
→できるだけ多くの問題を解いて実践力をつけていこう
近年では多くの大学で自由英作文の問題が出ています。
また、自由英作文の配点が高いため、ここでしっかりと点数が取れるようになると安定した点数が取れるようになります。
そのため、頻出テーマの暗唱を終えたら、志望校の過去問や他大学の問題をどんどんと解くようにしましょう。
そして書いた文章などは学校の先生に添削をしてもらうといいでしょう。