と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「【大学受験】英文解釈の勉強法はいつから?おすすめ参考書や問題集のルートは?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
大学入試教科別勉強法
①英語 | ②文系数学 | ③理系数学 | ④現代文 |
⑤古文 | ⑥漢文 | ⑦物理 | ⑧化学 |
⑨生物 | ⑩日本史 | ⑪世界史 |
【大学受験】英文解釈は英文法が終わってから始めるようにしよう
ア 英文解釈の勉強はいつから始めるべきか?
→英単語・英熟語・英文法の基礎固めが終わった後に始めよう
英文解釈とは文章をじっくりと読み、SVOCを把握したり、前置詞句や関係詞節を見つけるなどして文の意味を理解することです。
これがしっかりとできないと文章の意味が分からなくなり、英語の点数が伸び悩んでしまいます。
そのため、英文解釈は本格的な長文読解に入る前にやっておきたい勉強内容となります。
そして、英文解釈の勉強は、
・英熟語の暗記
・英文法の復習
までを完璧にしてから取り組むようにしましょう。
これらの知識が十分に身についていないうちに英文解釈の勉強を始めても効果が薄いです。
それは多くの英文解釈の問題集は英単語や英文法の知識があることを前提に書かれているからです。
ですので、英単語や英文法が仕上がっていない人は早急にこれらの復習をするようにして下さい。
そうすることでスムーズに英文解釈の勉強が進むようになります。
イ 英文解釈のおすすめ勉強法は?
→まずは自力で英文を訳してみよう
英文解釈のおすすめな勉強法は、
・答えと照らし合わせ、できなかった部分は特に解説をしっかりと読む
・後日再度自力で訳してみる
です。
ここで大事なのは、答えを丸暗記してはいけないことです。
例えば、「The news made me happy.」という文で、間違えて「その知らせは私を幸せに作った」と訳したとします。
そしてこの文の正解は「その知らせによって私は幸せになった」ですが、この文の意味を丸暗記してはいけません。
そうではなく、「make+A+B」で「AをBにさせる」という意味があることを確認できれば、なぜ「その知らせによって私は幸せになった」という文の意味になるのかが理解できるようになります。
ですので、英文解釈の勉強をする際には、「なぜこの訳になるのか?」を人に説明できるくらいに理解できるようにしましょう。
【大学受験】英文解釈のおすすめ参考書・問題集と勉強法は?
ア 英文解釈用の問題集は「大学入試肘井学の読解のための英文法」がおすすめ
→例文が短めで使いやすい問題集
英文解釈の定番の問題集というと、桐原書店の「英文解釈の技術」シリーズがあります。
しかし、「英文解釈の技術」は、
・文章中に出てくる単語が難しいものがある
・入門レベルでもかなり難しい
といったことがあるため、上級者向けの教材と言えます。
それでは初学者向けの英文解釈の問題集でおすすめはどういったものがあるのでしょうか?
それは、KADOKAWAの「大学入試肘井学の読解のための英文法」です。
「大学入試肘井学の読解のための英文法」は、「同格のthatと関係代名詞のthあt」、「SVの挿入」といったテーマが全部で50あり、それぞれに例題・確認問題・発展問題があります。
そして、この本をマスターすることで、英文を論理的に読めるようになり、読解力は飛躍的にアップします。
また、「大学入試肘井学の読解のための英文法」は「英文解釈の技術」と基本的な構成は似ていますが、
・英文解釈の技術よりも単語レベルは易しめ(共通テストレベルの単語力があれば十分にできる)
・英文会社の技術よりも例文が短く使いやすい
といった特徴があります。
そのため、個人的には「大学入試肘井学の読解のための英文法」をおすすめします。
なお、この本の姉妹書として、「大学入試肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本難関大編」もありますので、難しい問題に挑戦したい人はこちらもやってみるといいでしょう。
イ「大学入試肘井学の読解のための英文法」で英文をしっかり読む練習をしよう
→英文を正確に読める力をつけないと速く読めるようにはなれない
「大学入試肘井学の読解のための英文法」の進め方としては、
②解説や英文図解を読み、文の構造を理解する
③「なぜその訳になるのか?」を自分に説明する(セルフレクチャー)
④時間を空けて再度訳してみる
となります。
まずは、自力で文章で訳してみて、その後は解説をしっかりと読んで文の構造を確認するようにしましょう。
そして、その後に本に書いてある内容を声に出して一つ一つ自分に説明するセルフレクチャーをします。
これをすることで、どこまで理解しているかが分かるようになるため、おすすめの勉強法になります。
「大学入試肘井学の読解のための英文法」の内容が不十分で終わってしまうと、その後の英語長文の対策が効果的に進めることができません。
そのため、英文解釈の勉強を通じて、文章の意味や構造をしっかりと理解できる力をつけるようにしましょう。
【まとめ】英文解釈の勉強方法のポイントとアドバイス
今回の「【大学受験】英文解釈の勉強法、参考書や問題集のおすすめルートは?」についてのまとめです。
・おすすめの問題集はKADOKAWAの「大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本」
・できなかった問題は解説を読み、なぜそうなるのかをしっかりと理解する
・英文解釈が終わったら本格的に長文読解の練習に取り組もう
英文解釈まで勉強が進めば、英語の基礎は完全に固まったといえます。
できれば高2が終わるまでに完成させるようにしよう。