良問の風物理のレベルと問題数、おすすめの使い方は?

 

 

たま吉
良問の風物理のレベルや使い方について知りたいニャー

 

と思っている高校生や浪人生のみなさん!

今回は「良問の風物理のレベルと問題数、おすすめの使い方は?」についてみていきますよ。

 

 

良問の風物理レベルと使い方

 

 

✓内容

「良問の風物理のレベルや問題数、使い方」について知りたい高校生や浪人生向けの記事です。

 

✓対象となる人

「良問の風物理」を使って物理の勉強をしている高校生及び浪人生

 

✓結論 

「良問の風物理の使い方は?」→分からない問題は動画授業を見て解き方を理解するようにしよう

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

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大学入試教科別勉強法

①英語②文系数学③理系数学④現代文
⑤古文⑥漢文⑦物理⑧化
⑨生物⑩日本史⑪世界史

 

 

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良問の風物理のレベルや問題数、評判は?

【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!良問の風物理のレベルは?

 

 

たま吉
良問の風物理とはどんな問題集なのかニャー
モモ先生
河合出版から出ている物理の定番の問題集ですよ。

 

 

ア 良問の風物理のレベル、評判は?

→この本を完璧にすればMARCH・地方国公立大レベルの力がつく

 

河合出版から出版されている「良問の風物理」は、河合塾講師の浜島先生が書かれた物理の問題集で、問題のレベルは関関同立・MARCH~地方国公立大レベルです。

姉妹書である「物理のエッセンス(河合出版)」よりも難しめのかつ実践的な問題が多く載っている問題集です。

 

 

 

 

この問題集は、

・入試問題に手を加えているため問題の質が非常にいい
・考え方や解き方の順序、注意点、解説等が丁寧に書かれている
・同じ著者の物理の問題集である「物理のエッセンス」、「名問の森」と関連性が深い

といった特徴があり、非常に使いやすい問題集と言えます。

 

また、良問の風物理の評判は、

【良い口コミ】

・1冊しっかりこなせば地方国公立の物理なら余裕
・中身をちゃんと理解しているかどうかが問われる問題が、これでもかと続く
・入試の足固めを「ある程度」できた方が始める問題集としては良い問題集

 

 

【悪い口コミ】

・エッセンスに載っていた問題とほとんど同じようなものが幾つもある
・(熱)力学と電子分野は充実しているが、電気分野が微妙。コンデンサーなどの解説がよくわからなかった。

となっています。

 

たま吉
エッセンスの次に良問の風をやるといいニャー

 

 

イ 良問の風物理の問題数は?

→問題数が少なめだが1問を解くのに時間がかかる

 

「良問の風物理」の問題数は全部で148題あり、その内訳は、

①力学:51題
②熱力学:16題
③波動:27題
②電磁気:42題
③原子物理:12題

となっています。(他に記述問題もあります。)

「物理のエッセンス」と比べると問題数は半分以下ですが、1問あたりの解く時間がかなりかかりますので一通り完成させるには時間がかかります。

 

また、良問の風を解く際には1日に解く問題数をあらかじめ決めておくといいでしょう。

例えば、1周するのにかかる日数は、

・1日3問ペース:50日(約1か月半)
・1日5問ペース:30日(約1か月)
・1日10問ペース:15日(約2週間)

となります。

1日の中で物理に充てられる時間や入試までの残り時間などを考えて、1日に解く量を決めるようにして下さい。

 

モモ先生
1問にあまり時間をかけすぎないようにしましょう。

 

 

【大学入試】良問の風物理の使い方は?

 

 

たま吉
共通テストや大学入試に向けて「良問の風物理」はどうやって使っていけばいいのかニャー?
モモ先生
解き方に工夫して進めていくといいですよ。

 

 

ア 良問の風を解く前に「物理のエッセンス」をマスターする

→エッセンスの知識を前提にされた問題が多い

 

「良問の風物理」と「物理のエッセンス」は同じ著者が書いた物理の問題集です。

そのため、「良問の風物理」をやる前に、「物理のエッセンス(河合出版)」を仕上げることをおすすめします。

 

 

 

 

物理のエッセンスをマスターしてから良問の風に入っていくと、テンポよく進めることができます。

 

たま吉
良問の風の前に「物理のエッセンス」のような易しめの問題集をやっておくといいニャー

 

 

イ 全ての問題を完璧にできるようにする

→できなかった問題を中心に何度も繰り返し解いていこう

 

 

A 物理が得意な人向けの解き方

 

物理が得意な人であれば、「良問の風物理」の問題をいきなり解いてもある程度はできるはずです。

そのため、物理が得意な人向けのおすすめな解き方としては、

①まずはEXおよび問題を一通り解く
②できなかった問題に〇をつける
③解説を読んで理解する
④後日できなかった問題を解き直す(できた問題は〇を消す)

がいいでしょう。

①~④を繰り返し、最終的に全ての問題ができるようになればOKです。

 

そして、良問の風の解説を見ても分からない場合は、YouTubeの授業動画を見ることをおすすめします。

「暇人投資家の高校物理」では、良問の風物理の問題を動画で詳しく解説しています。

ですので、良問の風物理の解き方が分からない場合は、こちらの動画を見て理解をするといいでしょう。

 

 

「暇人投資家の高校物理」はこちら

 

 

B 物理が苦手な人向けの解き方

 

一方で物理が苦手な人が、いきなり例題を解いてもほとんどの問題ができないはずです。

そういう人におすすめの解き方は、

①解説及び動画授業を見て解き方を理解する
②答えを隠して自力で解けるかどうかを確認する
③後日改めて解けるかどうかを確認する

がいいでしょう。

 

ここでのポイントは、最初から答えを見て解き方を覚えることです。

これをやることで、考える時間を短縮することができます。

ただし、答えを丸暗記していたのでは実力がつきません。

そのため、解法暗記をする際には問題文を見て、解く上で必要なキーワードを見つけられるようにしましょう。

例えば、問題文に、

・物体が等速円運動を続けるのに必要な向心力を求めよ

とあれば、「等速円運動の向心力→F=mrω2」が瞬間的に思いつくようにしてください。

これを問題ごとにやることで、スムーズに問題が解けるようになります。

 

そして、解法暗記をした後には必ず自力で解けるかどうかを確認してください。

そこでスラスラと解けるようになれば解き方をマスターしたことになります。

 

たま吉
繰り返し解くことが大切なんだニャー

 

 

 

 

ウ いつまでに「良問の風物理」を仕上げるか?

→高3の秋までには終わらせたい

 

「良問の風物理」をいつまでに完成させたらいいかというと、みなさんが受験する大学によって変わります。

基本的には、

・難関大学を志望→高3の夏休み~秋までに習ったところを完成させる
・準難関大学を志望→高3の秋までに習ったところを完成させる
・共通テストのみ、物理が易しめの大学を志望→不要

となります。

そして「良問の風物理」が終わった後は、名問の森などの発展問題集や過去問を解く必要があるため、できるだけ早めに終わらせるようにしましょう。

ただし、この問題集に出てくる完璧に理解してから次の問題集に臨むようにしましょう。

 

モモ先生
他の教科の進み具合を見ながら物理の勉強をするようにしましょう。

 

 

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