現代文苦手克服ガイド|効果的な勉強法と対策

 

 

たま吉
現代文がスラスラと読めるようになる方法を知りたいニャー

 

と思っている高校生や浪人生のみなさん!

今回は「現代文苦手克服ガイド|効果的な勉強法と対策」についてみていきますよ。

 

 

現代文が苦手になる原因
現代文が苦手になる原因

 

 

✓内容

「現代文が苦手になる原因とその対策」について知りたい高校生や浪人生向けの記事です。

 

✓対象となる人

現代文の成績がなかなか上がらずに困っている高校生や浪人生

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

【大学入試】現代文のおすすめ勉強法を知りたい人は

【大学受験】現代文の勉強法、おすすめの参考書や問題集は?

 

 

【大学入試】現代文が苦手になる原因は?

【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!現代文が苦手な人の特徴は?

 

 

たま吉
現代文が苦手でなかなか成績が上がらないニャー
モモ先生
文章を論理的にとらえる力が足りないのが原因ですよ。

 

 

ア 現代文が苦手になる理由は?

→文章の論理構造が分かっていない

 

現代文が苦手な人は、文章を読んでも書いてある内容が理解できない場合が多いです。

そして、なぜ文章を理解できないかというと、

①漢字や語彙の知識不足
②文章の論理構造がつかめていない

といったことがあるからです。

上の①に関しては、漢字や語彙の問題集をやっていけばできるようになります。

しかし、②については、やみくもに現代文の問題集を解けばできるものでもありません。

そのため、現代文が苦手な人は、まずは文章の論理構造をつかめるようにする必要があります。

今回は、どうやったら文の構造が分かるようになるのかを詳しくみていきます。

 

たま吉
現代文ができない原因をしっかりと分析することが大切だニャー

 

 

イ 漢字・語彙の力をつけるためのおすすめ問題集は?

→短時間で仕上げられるものがおすすめ

 

現代文の文章が読めるようにするには、知識をつけることが必要になってきます。

例えば、英語の文章が読めるようになるには、

①英単語を覚える
②英熟語を覚える
③英文法や英文解釈の復習をする
④できるだけ多くの文章を読む

といったことをするはずです。

 

そして、英語と同じように、現代文も知識をつけることで、文章の理解度がグッと上がっていきます。

そのためには、

①漢字の読み書き、意味を覚える
②評論文でよく出るキーワードの意味を覚える
③評論文でよく出るテーマのあらすじをつかむ

といったことをやるようにしましょう。

また、これらの勉強は仕上がるのに時間がかかるため、高1・2のうちに完成させるようにして下さい。

それは、高3になってから取り組んでいたのでは、他の教科の勉強に時間を充てられなくなってしまうからです。

 

なお、漢字や語彙の勉強ができるおすすめ問題集は、

①漢字:「基礎からのジャンプアップノート 漢字2500 書き取り・読み方ドリル(旺文社)」

②語彙:「イメージ記憶でスイスイ覚える ゆる語訳現代文単語(学研)」

③頻出テーマ:「大学入試現代文のコア(かんき出版)」

となっています。

これらの問題集を使って、国語の基礎知識をつけるようにしましょう。

 

モモ先生
漢字や語句の意味をコツコツと覚えていくといいですよ。

 

 

 

 

 

【大学入試】現代文ができるようになるための方法は?

 

 

たま吉
どうすれば現代文ができるようになるのかニャー?
モモ先生
小論文の問題集の模範解答を覚えていくといいですよ。

 

 

ア 現代文が苦手な人は作文を書くのも苦手

→読む力と書く力は相関関係にある

 

現代文が苦手な人は、文章を読む力だけでなく書く力も足りません。

それは、文章を読む力と書く力は相関関係にあるからです。

作文や小論文をスラスラ書ける人は国語が得意な人で、それらが上手に書けない人は国語が苦手な人です。

 

そして、作文が苦手な人は、

・問いにあった答えを書いていない
・論理的に正しい文章が書けていない
・主語と述語が対応していない
・一文が長い
・接続詞の使い方が間違っている
・誤字脱字が多い

といった特徴があります。

逆に言えば、正しい文章の書き方が分かるようになり、実際に論理的な文章が書けるようになれば、文の論理構造もつかめるようになります。

ですので、国語が苦手な人が、まずやるべきことは作文(小論文)の練習になります。

ある程度書けるようになるまでは、一旦現代文の参考書や問題集を使うのは止めておきましょう。

 

たま吉
書く力がないと国語の力はついていかないんだニャー

 

 

イ 小論文の問題集の模範解答を暗唱しよう

→模範解答を覚えることで文章の構成も分かるようになる

 

先ほどは、作文や小論文の練習をすることで国語の力がつくと言いました。

しかし、国語の苦手な人たちに、いきなり「さあ作文を書いてみよう。」と言っても、なかなか書いてみようと思える気持ちが芽生えてきません。

そこで、まずは、小論文の問題集を使って、そこに載っている模範解答を暗唱することから始めることをおすすめします。

 

小論文の模範解答には、

・字数が少なめで取り組みやすい
・論理展開がしっかりしているため、暗唱することで文章の構造が分かるようになる

といった特徴があります。

また、小論文は世の中のさまざまなことについて論じるため、模範解答を覚えることで政治・経済の知識もつきます。

そして、慣れないうちは文章を覚えるのに時間がかかります。

しかし、数をこなしていくうちに一つの文章を覚えるのにかかる時間は少なくなっていきます。

それは、文章を覚えていく中で、文章の構造が自然とつかめるようになってくるからです。

 

当塾でも、国語が苦手な人には、「学校推薦型選抜・総合型選抜 だれでも上手に書ける 小論文合格ノート(KADOKAWA)」を使って、そこに出てくる模範解答を暗唱してもらっています。

 

 

 

 

どの生徒も最初は一つの文章を覚えるのに時間がかかりますが、徐々に短い時間で暗唱できるようになります。

そして、この問題集をやり切った後には現代文の力がつき、模試などでも安定した結果を出せるようになっています。

ですので、皆さんもまずは小論文の模範解答の暗唱から始め、その後は現代文の問題集を解くようにしましょう。

モモ先生
模範解答を覚えることで文章の構造がよくわかるようになりますよ。

 

 

【大学入試】現代文のおすすめ勉強法を知りたい人は

【大学受験】現代文の勉強法、おすすめの参考書や問題集は?

 

 

 

スポンサーリンク