と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「【共通テスト】情報Ⅰの参考書と問題集、過去問のおすすめルートは?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
教科別おすすめ勉強法
①英語リーディング | ②英語リスニング | ③数学ⅠA | ④数学ⅡB |
⑤現代文 | ⑥古文 | ⑦漢文 | ⑧物理基礎 |
⑨化学基礎 | ⑩生物基礎 | ⑪地学基礎 | ⑫物理 |
⑬化学 | ⑭生物 | ⑮世界史B | ⑯日本史B |
⑰地理B | ⑱現代社会 | ⑲倫理 | ⑳政治・経済 |
㉑倫理・政経 | ㉒情報Ⅰ |
共通テスト情報Ⅰ(2025)の問題形式と難易度は?
2025年の共通テストから新たに「情報Ⅰ」が共通テストに加わります。
そして、情報Ⅰの配点は50点です。
また、情報Ⅰで出題される分野は、
・情報デザインとコミュニケーション
・コンピュータとプログラミング
・情報通信ネットワークとデータの活用
の4つの分野からなっています。
そして、大学入試センターが発表した「情報Ⅰ」の問題を見ると、
第2問 プログラミング→プログラミングに関する基本的な考え方を理解していないと難しい
第3問 統計、量的データの読み取り→文章量が多くかつ数学Ⅰの「データの分析」の知識が必要
となっており、他の科目と同様、思考力を要する問題が多くなりそうです。
共通テスト情報Ⅰ(2025)で9割取るための勉強法は?<高1・2編>
高1・2の間は、情報の共通テスト対策は特にやる必要はありませんが、定期テストではしっかりと点数が取れるように勉強しましょう。
そうすることで情報の基本的な知識が身につくため、受験生になったときにラクになってきます。
また、時間に余裕のある人は「スラスラ読めるPythonふりがなプログラミング」といったようなプログラミングの本をやっておくことをおすすめします。
そして、高1・2の時期の受験勉強は英語と数学(文系数学・理系数学)を中心に進めるようにしましょう。
それは、この2教科は範囲が広いため仕上がるのに時間がかかるからです。
そのため、情報の共通テスト対策は高3になってから始めるようにしましょう。
共通テスト情報Ⅰ(2025)で9割取るための勉強法は?<基礎固め編>
ア 参考書を読んで理解する
→理解度を深めることで得点力がアップする
「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集」などの問題集を解く前に、参考書を必ず読むようにしましょう。
そうすることでその単元の内容が理解できるようになり、スムーズに問題に取り組むことができます。
ただし、隅々までをじっくりと読むのではなく、今まで習った内容を思い出すために読むので、最初はサラッと読めば十分です。
そして、問題を解くときに分からないところが出てくれば、その部分を参考書で調べるという感じで使うようにしましょう。
また、おすすめの参考書は、かんき出版から出ている「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本」です。
この参考書は高校生にとって身近な内容(修学旅行の行き先や遅刻をする人など)と情報を結び付けて説明されているため、非常にわかりやすい内容です。
また、「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本」の特徴は、
・巻末の「意味つき索引」で重要用語の意味が簡潔にまとめられている
・語り言葉で書かれていて読みやすい
・確認問題があり知識が定着したかどうかを確認できる
といったものがあります。
ですので、情報の知識を深めるための最初の一冊としておすすめです。
イ「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集」で基本問題をマスターする
→ただ解いて終わりではなく、瞬時に答えが言えるようになるまで繰り返し解き直そう
「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本」で情報Ⅰの内容を復習したら、次に基本問題を解いていきます。
そして、情報Ⅰの基礎固めができるおすすめ問題集は、かんき出版の「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集」となります。
この問題集は、先ほど紹介した「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本」に対応した問題集となっているため、非常に使いやすい問題集です。
また、「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集」は教科書~共通テストレベルの問題集となっているため、まずはこの問題集を完璧にマスターするところから始めるといいでしょう。(定期テスト対策としても使える問題集です。)
そして、「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集」の使い方ですが、
・各単元の練習問題を完璧にする+用語の定義を覚える
・チャレンジ問題を解き、実践力をつける
といったように、段階的に知識を深めていくことをおすすめします。
ウ 過去問に慣れる
→「徹底攻略 大学入学共通テスト情報Ⅰ問題集」で共通テストの問題形式に慣れよう
情報Ⅰは2025年から始まるテストであるため、現在過去問はありません。
しかし、共通テストを作成している大学入試センターが過去にサンプル問題や試作問題といった問題を公開しており、ここから情報Ⅰの問題形式や難易度などを読み取ることができます。
そして、「徹底攻略 大学入学共通テスト情報Ⅰ問題集」では、そのサンプル問題や試作問題について解説している問題集で、この問題集を解くことで共通テストの問題傾向などをつかむことができます。
また2024年になると、各出版社が情報Ⅰの対策ができる問題集を出してくるはずですので、新しいものが出次第、随時紹介していきます。
【まとめ】共通テスト情報Ⅰのおすすめ参考書や問題集のポイントとアドバイス
今回の「【共テ】情報Ⅰの参考書と問題集、過去問のおすすめルートは?」についてのまとめです。
・最初は「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本」で今まで習った内容を思い出すようにしよう
・次に「高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集」で基本問題の解法暗記をしよう
・最後は過去問や予想問題集を解いて仕上げていこう
情報Ⅰは勉強が後回しになりがちな科目です。
ですが、範囲は狭いですので短期集中で一気に仕上げるようにしましょう。