【共テ】生物基礎(2024)の問題解説・平均点・おすすめ勉強法は?

 

 

たま吉
共通テスト生物基礎のおすすめ勉強法を知りたいニャー

 

と思っている高校生や浪人生のみなさん!

今回は「【共テ】生物基礎(2024)の問題解説・平均点・おすすめ勉強法は?」についてみていきますよ。

 

 

共通テスト生物基礎

 

 

✓内容

「共通テスト生物基礎(2024)のおすすめ勉強法」について知りたい高校生や浪人生向けの記事です。

 

✓対象となる人

共通テスト生物基礎で安定した点数を取りたい高校生や浪人生

 

✓結論 

「共通テスト生物基礎(2024)の勉強法は?」→リードLightノート生物基礎で基礎を固めた後に、共通テスト対策問題集を解いていこう

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

共通テストに向けたおすすめの勉強方法を知りたい人は

共通テスト対策の勉強法とおすすめ学習スケジュールは?

 

 

教科別おすすめ勉強法

①英語リーディング②英語リスニング③数学ⅠA④数学ⅡB
⑤現代文⑥古文⑦漢文⑧物理基礎
⑨化学基礎⑩生物基礎⑪地学基礎⑫物理
⑬化学⑭生物⑮世界史B⑯日本史B
⑰地理B⑱現代社会⑲倫理⑳政治・経済
㉑倫理・政経㉒情報Ⅰ  

 

 

スポンサーリンク

共通テスト生物基礎(2023)の平均点と問題傾向、難易度は?

【動画】共通テスト生物基礎の過去問分析(2023)とおすすめ勉強法は?

 

 

たま吉
共通テスト生物基礎はどのような問題が出るのかニャー?

 

モモ先生
細胞、遺伝、ホルモン、免疫、バイオーム、生態系などの単元から出ますよ。

 

 

ア 共通テスト生物基礎(2023)の平均点、難易度や出題範囲は?

→昨年並みの難易度

 

下の表は2023年の共通テスト生物基礎の問題傾向や難易度についてです。

 

難易度昨年並み
出題分野(1)生物の特徴および遺伝子とそのはたらき(16点)
(2)生物の体内環境の維持(17点)
(3)生物の多様性と生態系(17点)
平均点24.66点↓

 

生物基礎は文系の多くの受験生が選択する科目です。

そのため、物理基礎や地学基礎に比べると、生物基礎の参考書や問題集は多くあります。

一方で、共通テストになってから生物基礎の難易度は大幅に上がっています。

それは今までのような単純に知識を問う問題が減り、図や資料・実験結果を解析する力や仮説を検証する問題が増えてきているからです。

そのため、早い時期に基礎を固め、その後は共通テストの過去問や予想問題集を数多く解くことが必要になってきます。

 

モモ先生
暗記しただけでは通用しなくなってきていて、試験の難易度が高くなっていますよ。

 

 

共通テストで理科基礎のおすすめ科目を知りたい人は

共通テスト理科基礎の科目選択のおすすめは?満点を取りやすい科目は?

 

 

イ 前年度2023年の共通テスト生物基礎の過去問題の分析や解説は?

→思考力を問う問題の攻略がポイント

 

【動画】【解説】2023共通テスト生物基礎<本試験>

 

 

A 第1問(生物の特徴および遺伝子とそのはたらき・16点)

 

問1 原核細胞と真核細胞の違いについての問題【基礎】

問2 遺伝子の発現に関する問題。文章をよく読めばできる。【標準】

問3 細胞周期に関する問題。精子と体細胞のDNAの数に注意。【標準】

問4 細胞周期に関する問題。複製と分裂がいつ起こるかを知らないとできない。【標準】

問5 細胞周期に関する問題。グラフの意味をつかむのに時間がかかる。【発展】

 

B 第2問(生物の体内環境の維持・17点)

 

A 胆汁に関する問題

問1 試験管を比較する問題。確実に正解したい。【標準】

問2 層Zが乳化された油分と分かればできる【標準】

 

B 免疫に関する問題

問3 知識問題なので確実に正解したい【基礎】

問4 胸腺からはT細胞ができる【基礎】

問5 マウスR・S・Tの違い及びウイルスWを注射後の変化をつかむこと【発展】

 

C 第3問(生物の多様性と生態系・17点)

 

A 窒素に関する問題

問1 知識問題なので確実に正解したい【標準】

問2 窒素同化に関する問題。忘れやすい内容であるがしっかりと覚えておきたい【基礎】

問3 問題文から「酸素がある生態系では窒素の循環が起こる」とある。そのため酸素がなくなれば窒素の循環がなくなると読み取ることができる。【発展】

 

B バイオームに関する問題

問4 知識問題。やや細かいが確実に正解したい【標準】

問5 問題文及び図3、バイオームG(雨緑樹林)の特徴から指標Nの値が少ないと葉がなく、指標Nの値が多いと葉が十分にあることが読み取れる【標準】

 

たま吉
過去問をたくさん解いて共通テストの問題に慣れるようにしたいニャー

 

 

共通テスト生物基礎(2024)で9割取るための勉強法は?<高1・2編>

 

 

ちゃちゃ丸
高1・2のときの共通テスト生物基礎(2024)の勉強法について知りたいニャー

 

モモ先生
まずは定期テストの勉強をしっかりとやるようにしましょう。

 

 

高1・2の間は、生物基礎の共通テスト対策は特にやる必要はありません。

ですが、学校の定期テストの勉強はしっかりとやるようにしましょう。

 

また、高1・2の時期の受験勉強は英語と数学(文系数学・理系数学)を中心に進めるようにしましょう。

それは、この2教科は範囲が広いため仕上がるのに時間がかかるからです。

そのため、生物基礎の共通テスト対策は高3になってから始めるようにしましょう。

 

たま吉
まずは定期テストでいい点数が取れるように頑張るニャー

 

 

 

 

共通テスト生物基礎(2024)で9割取るためのおすすめ参考書・問題集は?<基礎固め>

 

 

たま吉
共通テスト生物基礎(2024)の勉強は何から始めたらいいのかニャー?

 

モモ先生
まずは「リードLightノート生物基礎」を完璧にしていきましょう。

 

 

ア 教科書や参考書を読み、今まで習った内容を思い出す

→まずは学校で習った内容を思い出すことから始めよう

 

高3の春からは本格的に生物基礎の共通テスト対策を始めていきます。

そして最初にやってほしいことは、生物基礎の参考書を読むことです。

学研の「きめる!共通テスト生物基礎」は、共通テストの内容に特化している参考書ですので、この本をざっと読むことから始めましょう。

 

 

 

 

みなさんの中には問題集を解くことから始める人がいるかもしれません。

しかし、高1・2で習った生物基礎の内容を全て覚えている人はなかなかいません。

そのため、問題集を解く前に参考書に目を通しておくことで、今まで習った内容を思い出すことができ、スムーズに問題に取り組むことができます。

ただし、隅々までをじっくりと読むのではなく、今まで習った内容を思い出すために読むので、最初はサラッと読めば十分です。

そして、問題を解くときに分からないところが出てくれば、その部分を参考書で調べるという感じで使うようにしましょう。

 

モモ先生
最初に参考書を読んで内容を思い出していくといいですよ。

 

 

イ 基本レベルの問題集を解く

→「リードLightノート生物基礎」の内容を完璧にしよう

 

参考書を読み終えたら、ここからは問題集を解いていきます。

そして、生物基礎の基礎固めができるおすすめ問題集は、数研出版の「リードLightノート生物基礎」となります。

 

 

 

 

この問題集は基本的な問題が中心に載っている問題集で、共通テスト対策の最初の一冊目として使うべき教材です。

 

「リードLightノート生物基礎」は、

①リードA 穴埋め問題
②リードB 用語CHECK(一問一答)
③リードC 例題、基本問題

の構成となっています。

 

また、問題を解く順番は、「第1章リードA→第1章リードB→第1章リードC→第2章リードA・・・」と順番に解くのではなく、「第1章リードA→第2章リードA→第3章リードA・・・」といったように解くのがおすすめです。

それは、このように解くことで最初から最後まで何周も回せるため、頭の中に知識が残りやすくなるからです。

解き方を工夫して解いて、短時間でマスターできるようにしましょう。

 

モモ先生
「リードLightノート生物基礎」の内容をしっかりとマスターするようにしましょう。

 

 

共通テスト生物基礎(2024)で9割取るためのおすすめ参考書・問題集は?<過去問演習期>

 

 

たま吉
共通テスト生物基礎(2024)の基礎固めを終えたら何をしたらいいのかニャー?

 

モモ先生
まずは2015~2020年のセンター試験から解いていきましょう。

 

 

ウ センター試験の過去問を解く

→まずはセンター試験の問題を解こう

 

A どの問題集から始めるべきか?

 

共通テストに比べるとセンター試験は問題の難易度が若干易しめです。

そのため、最初は赤本や黒本などを使ってセンター試験の過去問を解いていきましょう。

そこである程度の点数が取れれば順調に勉強が進んでいるといえます。

一方であまり点数が取れない場合は、再度参考書や問題集に戻って復習をするようにしましょう。

そして2020年までのセンター試験の過去問(本試験・追試験)を解き終えたら、仕上げに2021~2023年の共通テストの問題を解くようにして下さい。(単元別にセンター試験の問題が並んでいる「問題タイプ別大学入学共通テスト対策問題集 生物基礎」もおすすめです。) 

 

 

 

 

B いつから過去問演習を始めるべきか?

 

なお、赤本や黒本でセンター試験の過去問を解き始める時期は、夏休み~秋くらいがおすすめです。

それは、この時期には全統共通テスト模試や駿台ベネッセ共通テスト模試などの共通テスト模試があるからです。

模試に向けて勉強を進めることで計画的に勉強をすることができます。

ですので、模試がある直前にある程度センター試験や共通テストの過去問を解き終わっている状態に仕上げるようにしましょう。

 

たま吉
まずは対策問題集から解くようにするニャー

 

 

C 共通テスト生物基礎の過去問を解いたら必ず復習をしよう

 

共通テストの過去問を解いた後に丸付けをして終わりという状態になっていませんか?

そのやり方では成績を伸ばすことができません。

大事なのは復習です。

例えば過去問を解いて「ホルモン」の単元ができなかったとすると、ホルモンの復習をしない限りいつまでたってもできるようにはなりません。

問題を解いた後に解説を読むことはもちろんですが、時にはリードLightノート化学基礎などの問題集に戻って復習をすることも大事です。

過去問を解く意味は「自分の弱点分野を把握する」ことです。

ですので、過去問を解いた後は必ず復習をするようにしましょう。

 

モモ先生
解きっぱなしではできるようにはなりませんよ。

 

 

 

 

 

 

エ 共通テスト生物基礎のおすすめ勉強法④(予備校の予想問題集を解く)

→最初は東進、河合がおすすめ

 

次に各予備校が出している予想問題集を解いていきます。

各予備校が出している予想問題集の特徴としては、

①河合 現役生でも解ける問題構成になっている。
②代ゼミ 難易度は教科によってバラツキがある。大きな書店でないと売っていない。
③駿台 難易度は難しめ。
④Z会 難易度はかなり難しい。大きな書店でないと売っていない。

となっています。

 

そのなかでおすすめは、河合塾です。

河合塾のものは前年度の全統共通テスト模試(全3回)が載っており、全統共通テスト模試対策にもなります。

まずは河合塾の問題集から解き、時間に余裕のある人や難しめの問題を解きたい人は駿台の問題を解いていけばいいでしょう。(駿台の問題集はややレベルが上がります。)

 

 

 

 

また、共通テスト本番直前には「予想問題パック」も出ますので、力試しにこちらの問題集も解いてみてください。

共通テストが始まってまだ日が浅いため、過去問があまりありません。

そのため、予想問題集を積極的に解くようにしましょう。

 

モモ先生
たくさん問題を解くことで実践力がついてきますよ。

 

 

共通テスト予想問題集の使い方について詳しく知りたい人は

【共通テスト予想問題集】河合・駿台・Z会の難易度とおすすめは?

 

 

【まとめ】共通テスト生物基礎のおすすめ勉強法のポイントとアドバイス

 

今回の「【共テ】生物基礎(2024)の問題解説・平均点・おすすめ勉強法は?」についてのまとめです。

 

【共通テストに向けた生物基礎のおすすめの勉強法は?】
・共通テストの生物基礎は難化傾向にある
・まずは基本問題を確実に取れるようにしよう
・「リードLightノート生物基礎」をどれだけ完璧に仕上げることができるかがカギを握る

 

生物基礎で高得点が取れるようになると、成績が安定してきます。

そのため、短期集中で一気に力をつけるようにしよう!

 

モモ先生
しっかりと理解をした上で問題を解くようにしましょう。

 

 

【共通テスト】生物基礎のおすすめ参考書・問題集のルートを知りたい人は

【共テ】生物基礎の参考書と問題集、過去問のおすすめルートは?

 

 

 

スポンサーリンク