と思っている小学生や保護者のみなさん!
今回は「市立長野中の偏差値と入試倍率完全ガイド【長野県公立中高一貫校】」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
市立長野中の偏差値や入試制度、倍率は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!市立長野中の問題分析は?
ア 市立長野中の入試情報
→適性検査、作文、面接の合計で合否が決まる
A 入試時期
【高校偏差値】51
【定員】70名
【倍率(令和6年度)】1.61倍
【入試時期】例年12月上旬
【平均点(2024年)】適性検査51.2点(100点満点)、作文30.4点(50点)
【合格発表日】例年12月中旬
B 入試の内容
【時間割】
午前:適性検査および作文
午後:面接
【試験内容および配点】
①適性検査(100点)
・大問は3問で算数、理科、社会の問題が出る
・小6の11月までの内容が範囲
・全体的には取り組みやすい問題が多い
②作文(50点)
・国語の読解問題と作文の問題がある。
・作文は2問あり、それぞれ200字程度の文章を書く
③報告書:小5、小6の評定の合計
・小5の評価も入ることに注意
③面接(A~Cの三段階評価)
・集団面接(6~8人程度)で時間は20分
・志願理由や学習への関心・意欲、集団生活への適応等をみる
市立長野中の適性検査の問題分析は?(2024)
ア 全体的な難易度(2024年)
→適性検査での典型的な問題が中心に出題される
市立長野中の適性検査の問題は、
・作文(50分)
で構成されています。
適性検査は大問が3問で構成されており、第1問が理科、第2問が算数、第3問が社会となっています。
また、全体的に適性検査でよく出るパターンの問題で構成されているため、非常に取り組みやすいです。
ただし、解答時間の割に問題の文章量が多いため、短い時間で文章の内容を理解する力が必要になってきます。
また、作文は他の都道府県のものと比べると解答時間には余裕があります。
しかし、普段から書く練習をしていないと時間内に書き切れなくなってしますので、できるだけ多くのテーマで練習をするようにしましょう。
イ 適性検査の問題分析
→文章量が多く、短い時間でテンポよく解く必要がある
A 問1(理科)
「電磁石」に関する問題が出題された。
・適性検査ではよく出るパターンの問題であり、取り組みやすい。
・コイルの巻き数を増やす、電池の数を増やす(直列つなぎ)と電磁石の力が強くなる
B 問2(算数)
「電気料金の計算方法」に関する問題が出題された。
・前半のXプランでの電気料金は比較的求めやすいが、後半のYプランの計算はやや煩雑。(円グラフの正確に読み取る必要があるため。)
(6) 空所補充問題
・円グラフより最も電気を使用しない時間帯(3時~12時)を単価の高いA料金にし、それ以外の時間を単価の低いB料金にすると一か月の電気料金が最も安くなる。
C 問3(社会)
「身近な地域の課題」に関する問題が出題された。
・問題文やグラフの内容をしっかりと読み取ることができればできる問題が多い。
・理由を答える問題では、どの資料からそう思ったのかを答える問題構成であった。
(4) 記述問題
「バス路線を続けた方がいいかどうか」について、持続可能な社会の観点からどのような意見を言えばいいかを答える問題。
地域社会の現状(少子高齢化や過疎化)やSDGsについての深い理解が求められた。
ウ 作文の問題分析
→時間的には余裕がある
「長野市のよさ」という内容の会話文およびインタビューに関する問題。
文章は短めで、内容は比較的読みやすい内容であった。
問2 作文
・あなたが住んでいる地域のよさと課題を書く問題
・(2)では、地域のよさとその課題の理由について、今までにしてきた体験を絡めて150~200字で書く
・(3)では、(2)を踏まえて住んでいる地域をどのような地域にしたいかを200~250字で書く
・普段から住んでいるまちについての興味や関心を持っていないと何を書いたらいいかがなかなか思いつかない。