と思っている小学生や保護者のみなさん!
今回は「諏訪清陵附属中・屋代附属中の偏差値と入試倍率完全ガイド【長野県公立中高一貫校】」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
諏訪清陵中・屋代中の偏差値や入試制度、倍率は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!諏訪清陵中・屋代中の問題分析は?
ア 諏訪清陵中・屋代中の入試情報
→適性検査、面接、報告書の合計で合否が決まる
A 入試時期
【高校偏差値】諏訪清陵中(偏差値64)、屋代中(偏差値66)
【定員】諏訪清陵中、屋代中ともに80名
【倍率(令和6年度)】諏訪清陵中2.48倍、屋代中3.19倍
【入試時期】例年12月上旬
【平均点(2024年)】適性検査Ⅰ61.0点、適性検査Ⅱ53.3点
【合格発表日】例年12月中旬
B 入試の内容
【時間割】
午前:適性検査Ⅰおよび適性検査Ⅱ
午後:面接
【試験内容および配点】
①適性検査Ⅰ(100点)
・文系の内容
・小6の11月までの内容が範囲
・記述量が多い
②適性検査Ⅱ(100点)
・理系の内容
・小6の11月までの内容が範囲
・記述量が多い
③報告書(54点):小5、小6の評定の合計
・小5の評価も入ることに注意
③面接(A~Cの三段階評価)
・集団面接(6~8人程度)で時間は20分
・志願理由や学習への関心・意欲、集団生活への適応等をみる
諏訪清陵中・屋代中の適性検査の問題分析は?(2024)
ア 全体的な難易度(2024年)
→記述量が多く、解き切るのに時間がかかる
諏訪清陵中・屋代中の適性検査の問題は、
・適性検査Ⅱ・理系(50分)
で構成されています。
どちらも問われていることはそこまで難しくはありません。
ですが、問題文が長いことに加え、記述問題が多いため、テンポよく解くことが必要になってきます。
そのため、適性検査で高得点を取るには、読解力と記述力が必要になってきます。
また、学校のテストとは大きく傾向が異なるため、早い時期から適性検査の問題に慣れる必要があります。
イ 適性検査Ⅰ(文系)の問題分析
→記述量が多く、短い時間でテンポよく解く必要がある
A 問1(総合問題)
「日本や外国の代表が集まる会議で、出席者などにおくられた品(バッグ、時計など)」に関する問題が出題された。
・メモやノートの内容を元に答える問題。
・文章の内容を正確に読み取っていけばできる問題であった。(解く上で特に知識は不要)
・記述問題が4問あるが、いずれも答えは出しやすい。
B 問2(社会・地理)
「身近な地域で起きている食害」に関する問題が出題された。
・解く上で知識はそこまで求められないが、問題文や地図、グラフの内容を正確に読み取る力が求められた。
(3) 記述問題
・人間と鹿が共生できるようにするための具体的な活動とその活動で期待できることについて答える問題。どんな活動が必要で、その結果どうなるのかを答えるため、やや難易度は高い。
C 問3(総合問題)
「ブドウ作りの新発見」に関する問題が出題された。
・発表用ポスターの内容読み取り、完成したポスターで改善すべき点はどこかなどの問題が出た。
・学校生活に絡んだ問題であり、ポスター作りの経験をしていないと答えが思いつきにくい。
D 問4(国語・作文)
「人間は動物とは違い、いろいろな立場の人間が知恵を出し合って生きてきた。」という内容の文章問題。
内容は比較的読みやすい内容であった。
(4) 作文
・自分の体験と考えを書く問題(160~200字)
・一段落目は知恵を出し合ってはじめの状態より改善できた体験を、二段落目は一段落目で書いた体験から今後あなたが大切にしたいことを書く。
ウ 適性検査Ⅱ(理系)の問題分析
→問題文の意味が分かれば比較的解きやすい
A 問1(理科)
「タンポポの発芽する種子の数」に関する問題が出題された。
・他の問題と比べると比較的取り組みやすいので確実に正解したい。
B 問2(算数)
「ヒンメリ(装飾品)の作り方」に関する問題が出題された。
・解く上では立体の知識が必要。
・4つの大問の中では一番難しい。
(2) 穴埋め問題
・長い辺の長さをx、短い辺の長さをyとすると、4x+8y=40→x+2y=10となる。x>yになる条件のもとで答えを絞り込む。
(3) 作図問題
・6個のヒンメリを使って、重さが釣り合うようにするための問題。
・図8から小3=中2が、図9から中1+小1=大1であることが分かる。これらを組み合わせて求める。
C 問3(総合問題)
「プロペラで動く車」に関する問題が出題された。
・問題自体は典型問題であり解きやすい。
・実験ではできるだけ条件を同じにして比較するのが鉄則。(例 はねの枚数の違いを確かめたい場合は、それ以外の条件<はねの形、はねの大きさ>は同じにして実験を行う。)
(2)③ 台形の下底の長さと高さを求める問題。
実験2の③の「台形の羽根は長方形の羽根と同じ高さ、同じ面積とし・・・」という条件を使って求める。
D 問4(算数)
「ケーキを人数分上手に分ける切り方」を求める問題。
・適性検査の典型問題であるが、問題文が非常に長い。
・計算量は多くなく、また計算自体もそこまで複雑ではない。
(3)③ 作図問題
・ケーキを上手に5等分するための作図問題
・姉の「横の長さが同じになれば面積も同じになる」がヒントになる。ケーキは1周60㎝、それを5人でわけるので一人分の長さは12㎝となる。