と思っている高校生・浪人生のみなさん!
今回は「【共通テスト(2024)】理科基礎の9割取れる勉強法、おすすめ参考書や問題集は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
共通テスト教科別勉強法
①英語リーディング | ②英語リスニング | ③数学ⅠA | ④数学ⅡB |
⑤現代文 | ⑥古文 | ⑦漢文 | ⑧物理基礎 |
⑨化学基礎 | ⑩生物基礎 | ⑪地学基礎 | ⑫物理 |
⑬化学 | ⑭生物 | ⑮世界史B | ⑯日本史B |
⑰地理 | ⑱現代社会 | ⑲倫理 | ⑳政治・経済 |
㉑倫理・政経 |
共通テストの理科基礎のおすすめ選択科目は?
多くの大学では共通テストで理科基礎科目を2科目選択するようにしています。
では、どの組み合わせで受験するのがいいのでしょうか?
まず一番多い組み合わせが、「化学基礎+生物基礎」です。
ほとんどの受験生はこの組み合わせで共通テストを受験します。
また、化学基礎と生物基礎は参考書や問題集の数も充実しているため取り組みやすいです。
ですが、これらの2科目(特に生物基礎)は共通テストになって難易度が上がり気味だという問題点があります。
そのため、中途半端な状態では高得点を取ることができないので、しっかりと対策して入試本番に臨むようにしましょう。
また、他のおすすめの組み合わせとしては、
②地学基礎+物理基礎→高得点が最も取りやすい
③物理基礎+化学基礎→文転の人はこの組み合わせがおすすめ
となっています。
個人的には地学基礎を選ぶのをおすすめしています。
それは、
・センター試験とあまり傾向が変わっていない
・点が取りやすい
といったメリットがあるからです。
仮に学校で習っていなくても、「きめる!共通テスト地学基礎」と「リードLightノート地学基礎」の組み合わせで独学でも勉強ができますので、生物基礎や化学基礎との相性が合わない人はこちらをおすすめします。
共通テストの理科基礎の対策はいつから始めるべきか?
ア 共通テスト理科基礎の対策はいつから始めるべきか?
→高3の春から始められるとベスト
共通テストで理科基礎を選択する人は文系の人が多いです。
では理科基礎の勉強はいつから始めたらいいのでしょうか?
それは高3の春(高2の終わり)からです。
その理由としては、高1・2の時期は定期テスト対策と英語と数学(文系数学・理系数学)の受験勉強に力を入れてほしいからです。
定期テストの勉強をきちんとやることで、それぞれの教科の土台が固まります。
それに内申点は定期テストの結果で決まるため、テストでいい点数を取ると内申点が上がり、推薦入試を受験できるチャンスが増えます。
また、受験勉強は英語と数学を優先して行うようにしてください。
それは、この2教科は範囲が広いため仕上がるのに時間がかかるからです。
そのため、理科基礎の共通テスト対策は高3になってから始めるようにしましょう。
ただ、ほとんどの人は高2の終わりまでに英語と数学の基礎が固まっていないため、どうしても理科基礎の勉強が後回しになってしまいがちです。
みなさんはそうならないように早め早めに受験勉強をするようにしましょう。
イ 共通テスト理科基礎の具体的な学習スケジュールは?
→高2の学年末テスト~春休みのうちに一度仕上げておくとベスト
次に共通テスト理科基礎の具体的な学習スケジュールについてみていきます。
受験生のみなさんは高2の終わりから高3にかけて共通テスト模試を複数回受験することになります。
ですので、基本的には模試に向けて対策をしていくと効果的です。
そして、模試の大まかなスケジュールは、
②高3の5~6月
③高3の夏
④高3の秋(10~11月)
といった時期に行われます。
ですので、最初の模試からいいスタートを切りたい人は、高2の冬休みから理科基礎の勉強をしていくといいでしょう。(もちろん英語と数学がある程度仕上がっていることが条件です。)
そして、個人的には、高3の5月の模試(GW中実施)に向けて仕上げる勉強をしていくことをおすすめします。
その理由としては、
・文系の生徒は理科基礎の勉強を後回しにしがち
・理科基礎で点数を取ることができれば総合点も上がり、志望校の判定もよくなる
からです。
5月の模試で結果を出すためには、高2の学年末テスト終了後(2月末)~春休み(4月上旬)の期間で集中的に勉強するようにしましょう。
この時期に一度仕上げておくと受験勉強は随分と楽になってきます。
共通テストの理科基礎で9割が取れる勉強法は?
共通テストの理科基礎の対策をするうえでおすすめの参考書・問題集は以下の通りです。
・「きめる共通テスト」シリーズ(学研)
②問題集
・「高校理科基礎の解き方をひとつひとつわかりやすく」シリーズ(学研)
*地学基礎はなし
・「リードLightノート」シリーズ(数研出版)
③過去問・予想問題集
・共通テスト赤本や黒本
・「マーク式総合問題集」シリーズ(河合出版)
・「大学入学共通テスト実戦問題集」シリーズ(駿台文庫)
基本的には最初に「高校理科基礎の解き方をひとつひとつわかりやすく」で基礎固めをし、その後は「リードLightノート」で問題演習を行います。(分からない内容は「決める!共通テスト」シリーズで確認しましょう。)
また、共通テストでは物事の本質が問われる問題が出ますので、用語の意味などをしっかりと理解するようにするようにしてください。
そして、これらの問題集で基礎固めをした後は、
②共通テストの過去問(2021~2023年)
③河合塾の「マーク式総合問題集」、東進の「共通テスト実戦問題集」を解く
④駿台の「大学入学共通テスト実戦問題集」を解く
⑤今まで受験した模試の復習をする
といった順で過去問演習を行っていくといいでしょう。
共通テストでは思考力を問う問題がたくさん出ていますので、できるだけ多くの問題を解くことでそのような問題に対応できる力がつくようになります。
・共通テスト物理基礎の対策と勉強法、過去問題解説、おすすめ参考書と問題集は?
・共通テスト化学基礎の対策と勉強法、過去問題解説、おすすめ参考書と問題集は?