と思っている高校2年生のみなさん!
今回は「全統共通テスト高2模試(2023)の結果・平均点・過去問・範囲は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
共通テスト教科別勉強法
①英語リーディング | ②英語リスニング | ③数学ⅠA | ④数学ⅡB |
⑤現代文 | ⑥古文 | ⑦漢文 | ⑧物理基礎 |
⑨化学基礎 | ⑩生物基礎 | ⑪地学基礎 | ⑫物理 |
⑬化学 | ⑭生物 | ⑮世界史B | ⑯日本史B |
⑰地理 | ⑱現代社会 | ⑲倫理 | ⑳政治・経済 |
㉑倫理・政経 |
全統共通テスト高2模試(2023)に向けた勉強法は?
ア 高1・高2の大学受験勉強法
→各教科の基礎固めを優先しよう
全統共通テスト高2模試は高2の2月にあります。
ただ、この時期は多くの高2生からするとまだまだ各教科の基礎が固まっていない状況です。
そのため、模試に向けての対策というよりも、基礎固めを中心に行うようにしましょう。
特に英語・数学・国語は分量が多いですので、この3科目を重点的に勉強するようにして下さい。
教科ごとにやってほしい内容を見ていくと、
A 英語
英語 | ・英単語の暗記 ・英熟語の暗記 ・英文法の復習 ・英文解釈の勉強 ・長文読解の練習(速読・精読・多読) |
B 数学
文系数学 | ・白チャートおよび黄チャートによる解法暗記 |
理系数学 | ・黄チャートおよび青チャートによる解法暗記 ・数学Ⅲの勉強(二次試験で使う人) |
C 国語
現代文 | ・語彙力のアップ、背景知識の理解 |
古文 | ・古文単語の暗記 ・古典文法の復習 ・古文常識の勉強 |
漢文 | ・漢文句法の暗記 |
となります。
特定の教科ばかり勉強するのではなく、どの教科も満遍なく勉強するようにしましょう。
イ 共通テストに向けた勉強法は?
→高3の夏休み~秋から対策をしていきたい
センター試験に比べると共通テストは難易度が高くなっています。
そのため、従来のような高3の12月から共通テストの対策をすれば間に合うというやり方はもはや通用しません。
また、共通テストで失敗してしまうと、その後の学習計画を大幅に変えないといけなくなってしまいます。
ですので、高3の夏休みから秋にかけてしっかりと共通テストの対策をするようにしましょう。
各教科の共通テストに向けた勉強法は以下の通りになります。
英語 | 英語リーディング・英語リスニング |
数学 | 数学 |
国語 | 現代文・古文・漢文 |
地理歴史 | 日本史B・世界史B・地理B |
公民 | 現代社会・倫理・政治・経済・倫理・政経 |
理科(基礎) | 物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎 |
理科(発展) | 物理・化学・生物 |
情報 | 情報 |
2023年全統共通テスト高2模試の日程・範囲・時間割は?
ア 2023年全統共通テスト高2模試の日程は?
→例年1月下旬~2月中旬に実施
多くの高校では、ベネッセが主催する進研模試と河合塾が主催する「全統模試」を受験します。
みなさんは今まで、ベネッセの「進研模試」や河合塾の「全統記述模試」を受験してきたと思います。
そして、今回の全統共通テスト高2模試は初めての共通テスト型模試(マーク式)であるため、今までとは問題形式がガラッとかあります。
また、全統共通テスト高2模試の日程は1月下旬~2月上旬に行われることが多いです。
この時期は来年の共通テストまで残り1年を切っている時期で、そろそろ受験勉強を始めなければと思う人が増える時期です。
共通テスト型の模試を受験し自分の実力と課題を見つけ、効果的な受験勉強ができるようにしましょう。
イ 2023年全統共通テスト高2模試の時間割は?
→試験時間が長いためかなりの体力と集中力を使う
次に2023年全統共通テスト高2模試の時間割についてです。
ここでは大学などで行われる公開受験を例に全統共通テスト高2模試の時間割を見ていきます。
地歴・公民 | 1科目目 8;30~9:30(60分) 2科目目 9:40~10:40(60分) |
国語 | 10:50~12:10(80分) |
昼休み | 12:10~12:50(40分) |
英語リスニング | 12:50~13:35(45分) |
受験票記入 | 13:35~13:55(20分) |
英語リーディング | 14:05~15:25(80分) |
数学① | 15:35~16:45(70分) |
数学② | 16:50~17:50(60分) |
理科1科目目 | 18:00~19:00(60分) |
理科2科目目 | 19:10~20:10(60分) |
上の表のように、本来共通テストは2日間にかけて行う試験ですが、それを模試は1日で行っているため、非常に長い試験となっています。(試験の順番は本試験と同じです。)
集中力を切らさないように、休憩中などは体をしっかりと休めるようにしましょう。
ウ 2023年全統共通テスト高2模試の出題範囲は?
→英語・数学・国語・理科基礎などは全範囲
全統共通テスト高2模試の範囲は、英語・数学・国語・理科基礎・公民(現社・政経・倫理・倫政)は全範囲となります。
また、地歴と理科(発展)は、
②化学 化学基礎+物質の状態まで
③生物 生物基礎+生命現象と物質<遺伝子の働きを含む>まで
④日本史B 鎌倉幕府滅亡まで
⑤世界史B ヨーロッパ【12世紀末まで】、中国【元朝末まで】など
⑥地理B 地理情報と地図、自然環境、資源と産業、人口、地誌など
となっています。(現役生に考慮した内容となっています。)
模試は定期テストに比べて範囲が広いので、今まで習った内容をしっかりと復習するようにしましょう。
2023年全統共通テスト高2模試の平均点・偏差値は?
ア 2023年全統共通テスト高2模試の平均点は?
→全体的に低めの点数
2023年全統共通テスト高2模試の平均点は結果が出ないと公表されることはありません。
ですが、例年同じような難易度ですので、ここでは前年度の2021年度の平均点を紹介します。
なお、データは河合塾HPにある「全統共通テスト高2模試教科科目別成績順位表」を引用しています。
教科 | 平均点 | 教科 | 平均点 |
英語リーディング | 43~44点 | 英語リスニング | 45~46点 |
数学ⅠA | 44~45点 | 数学ⅡB | 43~44点 |
国語 | 93~94点 | 生物基礎 | 23~24点 |
化学基礎 | 19~20点 | 物理 | 43~44点 |
化学 | 36~37点 | 生物 | 49点 |
日本史B | 45~46点 | 世界史B | 44~45点 |
地理B | 45~46点 | 倫理・政経 | 47~48点 |
*国語は200点、生物基礎・化学基礎は50点満点、それ以外の教科は100点満点
上の表のように、平均点を見るとかなり低めです。
これは、
②現役生が模試に慣れていない、そもそも合格できる学力に到達していない
ことが挙げられます。
なお、全統模試の場合は「共通テスト換算得点」というのが出ます。
これは、この時期の模試でこれだけの点数をとっていれば、実際の共通テストであれば「●●点」くらいはとれますよという数字です。
例えば、2022年全統共通テスト高2模試で50点を取っている場合、換算得点は63点になります。
そして、模試の結果は換算得点の合計で判定が出るようになっています。
イ 2022年全統共通テスト高2模試の偏差値は?
→まずは偏差値50を目標にしよう
河合塾の模試はベネッセの進研模試に比べると偏差値が低めにでます。
そのため、国公立大学を目指している人は、まずは全国平均で偏差値50を目指すようにしましょう。(東大京大などは70以上、旧帝大の場合は60以上を目指しましょう。)
偏差値が50あれば多くのの国公立大学に挑戦できる力がついているといえますので、まずはどの科目も偏差値50以上になるようにして下さい。
ウ 2022年全統共通テスト高2模試の過去問は?
→「共通テスト総合問題集」には去年の問題が載っている
「全統共通テスト高2模試を受ける前に過去問を解いてみたい。」と思う人がいるかもしれません。
そういう人におすすめなのが「共通テスト総合問題集」です。
この本は前年(2022年)の全統共通テスト模試の問題が全て載っています。
ですので、この本にある過去問を解いてみて、模試の問題形式や難易度、自分がどれくらい取れるのかを確かめていくといいでしょう。
ただし、数か月後には最新年度の予想問題集が出ますので、どうしても解きたい科目だけ買うようにしましょう。
エ 2023年全統共通テスト高2模試の結果は?
→模試受験後、約一か月後に返却される
全統共通テスト高2模試の結果は、模試受験後およそ一か月後に返却されます。
ただ、その少し前に「模試ナビ」で自分の結果をネットで確認することができます。(結果を確認するには登録が必要になってきます。)
そして結果を見て一喜一憂するのではなく、できなかった問題を必ず復習するようにしましょう。