と思っている小学生のみなさん!
今回は「豊橋の小学生必見!塾講師が教える国語力がどんどん伸びる勉強法」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【小学生】国語が苦手になる原因は?
「国語が昔から苦手で何をやったらいいのかが分からない・・・。」
「塾に通っているのに国語がなかなか伸びない・・・。」
このように思っている人はいませんか?
国語は算数や理科、社会とは違って、知識をつけて問題集を解けばできる科目ではありません。
国語は国語なりの勉強のやり方があります。
この記事では、豊橋の塾講師が小学生の国語の成績を伸ばす勉強のやり方について説明をしていきます。
その前に、まずはなぜ国語が苦手になるのか、その原因についてみていきます。
ア 国語の知識がない
「私」・「公園」・「走る」といった単語が集まると、「私は公園で走る」という文になります。
そして、この文が集まると段落になり、そして段落が集まると1つの文章になります。
これは逆に言えば、文章を細かく分けていくと最終的には単語になっていきます。
ですので、文章の一部である単語の意味が分からないと、文の意味が取りづらくなり、それが続くと文章の内容も分からなくなってしまいます。
つまり、文章が読めるようにするには、漢字や言葉といった知識が必要になってくるのです。
そのため、国語が苦手な人は、まずは漢字と言葉の意味を覚えるところから始めていきましょう。
イ 読書の習慣がない
国語の文章は、問題によっては量が多いものもあります。
そのため、普段から文章を読み慣れていないと、国語の文章を読むのが苦痛だと感じてしまいがちです。
国語が得意な人は、ほぼ例外なく読書の習慣がある人です。
それは、定期的に本を読むということをしているため、長い文章が出てきてもサッと読み切ることができるのです。
ですので、「読む」ことに対して、「嫌だ」・「面倒くさい」と感じることなくなるようにすることが大切になってきます。
豊橋の小学生必見!塾講師が語る国語のおすすめ勉強法
算数や理科、社会といった教科は、知識を身につけて問題集を解けばできるようになってきます。
しかし、国語は違います。
正しい勉強のやり方を知らないうちはいつまでたってもできるようにはなりません。
ここでは、国語ができるようになるためのおすすめ勉強法についてみていきます。
ア 漢字の読み書きができるようにする
まずは、漢字の読み書きを覚えるところから始めましょう。
特に漢字の読みを覚えることで、文章をスムーズに読めるようになります。
そして、おすすめの問題集は、「小学6年分の漢字をたった7日で総復習(学研)」です。
この問題集は、
・学年ごとに問題が分かれているためいつでも取り組める
・フルカラーで見やすい
といった特徴があります。
また、漢字の問題集の取り組み方としては、
②一通り問題を解き、できなかった問題の問題番号に〇をつける
③できなかった問題の漢字は3回書いて覚える(最初の2回は見て書き、最後の1回は何も見ずに書く)
④時間を空けて覚えたかどうかをチェックする
がおすすめです。
全ての問題ができるようになるまで、繰り返し解くようにして下さい。
イ 言葉の意味を覚える
漢字の読み書きができるようになったら、次は言葉の意味を覚えていきます。
国語の文章では、「あらかじめ」・「率先」・「デフォルト」といったような言葉が出てきます。
そして、これらの言葉が出てきたときにその意味を知らないと、そこで手が止まってしまいます。
ですので、言葉の意味をしっかりと覚えることが大切になってきます。
そして、言葉の意味を覚えることができるおすすめの問題集は、「小学生の語彙力アップ基礎練習ドリル1200(メイツ出版)」です。
この問題集は、
・名詞、動詞といったように、言葉の役割ごとに問題がまとまっている
・言葉に読み仮名がふってあり、誰にでも取り組みやすい
といった特徴があります。
また、ことばの問題集の取り組み方としては、
②見開き2ページごとに言葉の意味を覚える(一通りやり切る)
③時間を空けて、意味を覚えているかどうかをチェックする
④覚えていなかった問題の問題番号に〇をつける
⑤〇をつけた問題の言葉の意味を覚える
がおすすめです。
全ての問題ができるようになるまで、繰り返し解くようにして下さい。
また、このタイプの姉妹書として、「小学生の語彙力アップ実戦練習ドリル1100(メイツ出版)」もあります。
一つでも多くの言葉の意味を覚えることで文章の内容も理解しやすくなりますので、時間をかけてコツコツと覚えるようにしましょう。
ウ 文を書く(作文の練習をする)
A 作文が苦手だと国語はできない
国語が苦手な人は、ほぼ例外なく作文が苦手です。
また、作文が苦手な人は、
・論理的に正しい文章が書けていない
・主語と述語が対応していない
・一文が長い
・接続詞の使い方が間違っている
・誤字脱字が多い
といった特徴があります。
そして、作文が苦手になる原因としては、文の構造が分かっていないことがあります。
一般的に、文と文の関係は、
・A しかし B(逆接)
・A つまり B(言い換え)
などがあります。
このときに、Aの文とBの文の関係が分かっていないと、適切な接続詞を使うことができません。
ですので、作文の練習を通じて、正しい接続語を使えるようになるのはもちろんのこと、主語と述語、助詞、指示語も適切なものを使えるようになります。
そして、いい文章が書けるようになれば、文の論理構造が分かるようになり、読む力もついてきます。
ですので、国語が苦手な人は、問題集を解くのはいったんやめて、当面は作文練習に力を入れるようにしましょう。
B 作文の問題集の模範解答を暗唱する
先ほどは、作文の練習をすることで国語の力がつくと言いました。
しかし、国語の苦手な人たちに、いきなり「さあ作文を書いてみよう。」と言っても、なかなか書いてみようと思える気持ちが芽生えてきません。
ですので、まずは、「まとめて対策高校入試作文・面接(東京学参)」・「公立中高一貫校適性検査対策問題集作文問題トレーニング編(東京学参)」のような作文の問題集を使って、そこに載っている模範解答を暗唱することから始めることをおすすめします。
作文の問題集の模範解答には、
・論理展開がしっかりしているため、暗唱することで文章の構造が分かるようになる
といった特徴があります。
しかし、慣れないうちは文章を覚えるのに時間がかかります。
そのため、最初のうちは、
②後半の2段落を覚える
③最初から最後まで通して覚える
といった感じで、一度に覚える量を少なくしてやっていくことをおすすめします。
そうすることで、スムーズに覚えることができます。
C 実際に文章を書く
作文の問題集の模範解答をある程度覚えたら、ここからは本格的に作文の練習に入っていきます。
実際に文章を書いていきましょう。
ただ、その後書いたものをご家族の方が添削するようにして下さい。
なお、添削をする際のポイントとしては、
□句読点の使うタイミングは間違っていないか
□誤字脱字はないか
□主語と述語は正しく対応しているか
□同じ言葉を続けて使っていないか
□接続語の使い方は間違っていないか
といったものがあります。
これらに注意して添削をしていくと、徐々にいい文章になってきます。
エ 国語の問題集を解く
漢字や言葉の意味を覚えたり、作文をある程度書いたりすることで、国語力は間違いなくついてきます。
この段階で初めて国語の問題集を解くようにしましょう。
まずは、「教科書ワーク(文理)」のような教科書準拠の問題集から解き、その後は、「小6 標準問題集 国語(受験研究社)」のような少し難しいレベルの問題集を解いていくといいでしょう。
そして、問題を解く際には、
・記述問題もしっかりと取り組む
・丸付けをしてできなかった問題は解説をしっかりと読む
といったことをやるようにしましょう。
そうすることで、国語の力は必ず伸びるようになります。
時習館中学校を受験する人に向けたアドバイス
時習館中学校を受験する場合、適性検査と面接があります。
そして、愛知県公立中高一貫校入試では全問選択式であるため、作文を初めとする記述問題がありません。
ですが、全国で行われている適性検査の問題を見てみると、作文がかなり重視されています。
そのため、愛知県公立中高一貫校入試でも作文力が問われる問題が出題されることが予想されます。
また、適性検査の特徴としては、
・グラフや表を読み解く問題が多い
といったものがあります。
このようなことから、文を読み力がないと適性検査で高得点を取ることができないため、必然的に国語の力が必要になってきます。
さらに、愛知県公立中高一貫校入試では面接もあります。
ここでもやはり国語の力、つまり話す力がないと相手に分かりやすく伝えることができません。
そのため、算数や理科、社会ができればいいのではなく、その土台となる国語力をじっくりと身につけることが大事になってくるのです。
【小4~6】国語・作文対策コースについて
当塾では、国語の授業に特化した「【小4~6】国語・作文対策コース」がございます。
国語だけがどうしても伸びない方や、他塾に通っているが国語の指導を別の塾で手厚くやってほしいと考えている方におすすめのコースです。
とよはし練成塾では個別指導塾であり、講師歴10年以上の教室長が全ての生徒を担当しております。
そして、国語が苦手な方に対する、当塾の指導プランは
②当塾オリジナルプリントを使って作文を練習を行う→その場で添削+アドバイス
③国語の問題集を解き、実践力をつける
となっており、お子様の学力に合わせた指導を行います。
この記事でも紹介したように、国語の苦手な方がまずやるべきことは作文の練習です。
ですので、当塾では、個別指導塾という形態を最大限生かして、お子様が書いた文章をその場で添削していきます。
そうすることで、より作文の練習が効果的になっていきます。
【入塾条件】
②規則正しい生活をし、勉強習慣がついていること(宿題の量は多めです)
③通知表で国語・算数・理科・社会の判定が、
【時習館中志望者】「全てA評価」および「3教科A評価+1教科B評価」であること
【時習館中を志望しない場合】「全てB評価以上」であること
【保護者の方へのお願い~時習館中を志望する場合~】
②中学受験の合否にこだわりすぎないようにしてください。中学受験はあくまで通過点にすぎません。
③入試直前期はお子様に不安や焦りの気持ちが出てきます。そのような心理を踏まえたうえでのケアをお願いいたします。
*時習館中は80人しか合格できない厳しい試験です。そのため、相当の覚悟をもって受験に臨むようにしてください。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00
なお、当塾では時習館中学校を目指す、小学4~6年生を対象とした
【小4~6】時習館中対策コースがございます。
こちらは国語だけでなく、算数・理科・社会の指導、志願理由書や面接の対策など幅広く指導をするコースです。時習館中学校に絶対に合格したいと思っている方にはおすすめのコースとなっております。