と思っている中学生のみなさん!
今回は「【高校入試】作文・小論文の頻出テーマと例文:書き方のコツを徹底解説」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
- 1 【高校入試】作文・小論文の書き方は?
- 2 【高校入試】作文・小論文でよく出るテーマと例文は?
- 2.1 ア 作文・小論文でよく出るテーマは?
- 2.2 イ 中学校3年間で頑張ったこと
- 2.3 ウ 志望理由・高校で頑張りたいこと
- 2.4 エ 将来の夢
- 2.5 オ リサイクル
- 2.6 カ 地球温暖化
- 2.7 キ SDGs
- 2.8 ク 再生可能エネルギー
- 2.9 ケ 食品ロス
- 2.10 コ 防災
- 2.11 サ 車の自動運転
- 2.12 シ オンライン教育
- 2.13 ス AIの進化と私たちの未来
- 2.14 セ インターネットを使うときのルール
- 2.15 ソ マナーを守ることの大切さ
- 2.16 タ 少子化
- 2.17 チ 高齢化社会
- 2.18 ツ 日本の年金制度
- 2.19 テ 男女平等の社会
- 2.20 ト 投票率の低下と若者の政治参加
- 2.21 ナ 格差社会
- 2.22 ニ 働き方改革
- 2.23 ヌ ボランティア活動
- 2.24 ネ 読書の意義
- 2.25 ノ 外国人観光客
- 2.26 ハ 外国人と共に暮らす社会を作るために
- 3 高校入試対策コースについて
【高校入試】作文・小論文の書き方は?
ア なぜ高校入試で作文・小論文が出題されるのか?
高校入試では、作文や小論文が出ることがあります。
そして、入試で作文や小論文が出題される目的としては、
・自分の意見を分かりやすくかつ簡潔に表現する力を見る
といったものがあります。
多くの人は普段長い文章を書いた経験がありません。
そのため、入試本番までにしっかりと書く練習をして本番に臨む必要があります。
イ 作文・小論文の書き方は?
A 結論から書く
作文や小論文では自分の意見を明確に書くことが大切になります。
例えば、「中学校3年間で頑張ったこと」というテーマがあったとします。
その時に、まず「中学校3年間で私は英語の勉強を頑張った」といったように、このテーマに対する答えを考えることから始める癖をつけましょう。
生徒の多くは結論から考えることをあまりしません。
ほとんどの受験生の文章は前置きがとても長く、なかなか本題に入らない書き方をしてしまいっています。
ただ、もし入試本番でそのような書き方をしてしまうと、採点者(高校の先生)にとって読みづらいものとなってしまい、マイナスの評価になってしまいます。
そのため、分かりやすい文章を書くためには、まずは結論(質問に対する答え)から書くようにしましょう。
B 論理的に文章を構成する
一般的に作文や小論文の文章の構成は、
・具体例と理由を書く
・再度結論を書く
の順に書くのがおすすめです。
この順番で書いていくと、非常に論理的な文章を書くことができるようになります。
この型に当てはめて、先ほどの「中学校3年間で頑張ったことは?」というテーマで考えてみると、
結論 | 英語の勉強を頑張った |
具体例・理由 | ・英語のテストで100点が取れるように勉強した ・英検合格に向けて一生懸命勉強した ・英語のスピーチコンテストに向けて毎日練習した |
結論 | 英語の勉強を頑張った。高校生になっても引き続き英語の勉強を頑張りたい。 |
となります。
このように、結論→具体例・理由→結論で書くことで、相手に伝わりやすい文章となりますので、この型をしっかりと身につけるようにしましょう。
ウ 原稿用紙の使い方は?
原稿用紙には正しい使い方があります。
下で紹介しているこれらのルールが守れないと減点されてしまいますので、しっかりと書き方を確認しておきましょう。
文体の統一 | 文末を「だ」・「である」調で統一すること |
文の長さ | 一文をできるだけ短くすること |
口語的な表現を避ける | 「けど」・「やっぱり」・「ちょっと」などは使わない |
ら抜き言葉を使わない | 「×見れる」→「○見られる」、「×食べれる」→「○食べられる」 |
一人称は「私」か「僕」 | 一人称は「俺」ではなく「私」か「僕」を使う |
誤字・脱字 | 漢字や送り仮名を間違えずに書けるようにする |
指定字数の9割以上書く | 例えば400字以内なら360字以上書くこと |
書き出しの初めは? | 必ず一マス空けて書く |
符号 | 「!」・「?」・「・・・」などの符号はできるだけ使わない |
句読点・カッコ | 行頭には句読点や閉じるカッコは書かないようにする |
エ 作文・小論文の採点基準は?
作文や小論文の採点基準としては、
・自分の体験をふまえて書かれているか。
・文章としてまとまっているか。
・指定された字数内の文章量であるか。(最低でも8割以上)
・誤字脱字はないか。間違った意味の用語は使っていないか。
・原稿用紙の正しい使い方に従っているか。
といったことがあります。
問題にあった答えを書いていないといくら文章を書いたとしても0点になってしまいます。
ですので、問題文をよく読み、どんなことについて答えればいいかを書くようにしましょう。
オ おすすめ問題集
高校入試の作文や小論文の対策ができる問題集の中では、「高校入試合格を決める!作文・小論文(文英堂)」がおすすめです。
この本は、
・よく出るテーマについての書き方やポイントなどが詳しくまとめられている
・別冊のワークシートを使って、実際に書きながら練習ができる
といった特徴があります。
そのため、作文や小論文で何を書いたらいいか分からない人や作文・小論文に不安がある人にはおすすめの一冊となっています。
【高校入試】作文・小論文でよく出るテーマと例文は?
ここからは作文や小論文でよく出るテーマについてみていきます。
ア 作文・小論文でよく出るテーマは?
高校入試国語の課題作文・条件作文ではよく出るテーマは、
・中学校3年間で頑張ったことは?
・●●高校を志望する理由は?
・高校に入学後どんな高校生活を送りたいか?
・あなたの夢について
・あなたの長所は?
・マナーについて
・ボランティア活動で大切なことは?
・環境問題について(SDGsなど)
・インターネット上のマナーについて
などです。
よく出るテーマは必ず書けるようにしっかりと書く練習をするようにしましょう。
イ 中学校3年間で頑張ったこと
中学校3年間で私が頑張ったことは、バスケットボール部での活動です。(結論)
私は最初は全然上手ではありませんでしたが、毎日練習に取り組む中で少しずつ上達し、中3の最後の大会では県大会に出場することができました。途中まではなかなかレギュラーになれずに、練習が嫌になったときもありました。しかし、チームメイトや顧問の先生からの励ましもあって、その後も練習を続けることができ、中2の終わりからはレギュラーとして試合に出ることができるようになりました。また、バスケットボール部では、試合に勝つためにはチームプレイも重視されていました。そのため、私たちは試合の前に戦術の確認や相手チームの分析を行ったり、試合中はお互いに声を掛け合ったりしてチームプレイを徹底していきました。私はこのような経験を通じて、みんなで協力して取り組むことの大切さを学びました。このように、部活動の中で辛い時期や苦しい時期もありましたが、一つの目標に向かって最後まで取り組むことができたのは大きな自信になりました。(具体例)
私は、高校入学後もバスケットボールを続けるつもりです。今まで学んできたことを糧に、高校生になったらさらに人間として成長していきたいと思います。(今後の目標)
ウ 志望理由・高校で頑張りたいこと
私が○○高校を志望する理由は、ビジネスに関する基礎的な知識を学ぶ授業から実践的な授業まで幅広い授業があることに魅力を感じたからです。(志望理由)
私は、高校で学ぶことを通じて、自分の将来の夢である経理の仕事に就くために必要な知識やスキルを身につけることができると考えています。(将来の夢)
また、貴校では日商簿記検定などの検定試験の対策があるため、合格に向けてのサポートが充実していると感じます。私は、貴校に入学後は簿記部に入部することを考えています。それは学校の授業だけでなく、部活動の中でも簿記の練習をすることで、検定に合格することはもちろんのこと、大会での優勝や賞を目指すことができます。そして高校在学中に日商簿記2級以上の合格ができるように、日々勉強に取り組んでいきたいです。さらに、貴校では地元企業との協力関係が強く、模擬面接や企業見学、インターンシップなどの活動が盛んに行われています。これらの活動を経験することで、就職する時のイメージが湧きやすくなったり、働く職場で求められるスキルや態度を学ぶことができたりするため、そのような活動にも積極的に取り組んでいきたいです。(高校の魅力)
エ 将来の夢
私は将来看護師になりたいと思っています。(将来の夢)
そのきっかけは、小さい頃から病院に行くことが多く、看護師さんたちの優しさや温かさに触れる機会が多かったことです。私も誰かを助けることができる人になりたいと思い、看護師の仕事に興味を持つようになりました。(看護師になりたい理由)
そして、高校に入学後は学校の勉強に加え、ボランティア活動を通じて、さまざまな立場の人と接することも積極的に取り組みたいと思っています。(高校で頑張りたいこと)
そして、私は将来看護専門学校に進学しようと考えています。そこでは、看護に必要な専門的な知識や技術を学び、将来的には患者さんにとって信頼できる看護師になりたいと思っています。(卒業後の進路)
私が目指す理想の看護師像は、患者さんに寄り添い、温かく接することができる看護師です。また、患者さんの気持ちに寄り添い、適切なケアを提供することができるように努めていきたいです。(理想の看護師像)
私は、看護師になるために、高校に入学したらいろいろなことに挑戦していきたいと考えています。(まとめ)
オ リサイクル
・問題 リサイクルの重要性と私たちにできることについて述べなさい。
・構成 リサイクルをする意味→私たちにできること→まとめ
・解答例
リサイクルは、地球を守るためにとても大切なことだ。ペットボトルなど、私たちが使ったものをすぐに捨てるのではなく、リサイクルをすることで、限りある資源を大切に使うことができる。また、リサイクルによって、ゴミの量が減るだけでなく、新しいものを作るのに必要なエネルギーや資源を減らすことができる。そのため、私たちの住む環境を守り、次の世代にも美しい地球を残すことができる。(リサイクルをする意味)
そして、私たちができることはたくさんある。まず、ゴミを出すときはきちんと分けて出すことが大切だ。プラスチックや紙などを分別して出すことで、リサイクルが進み、資源をムダにせずにすむ。また、学校や地域でのリサイクル活動があれば、そこにリサイクルできるものを持ち込むことが大切だ。一人ひとりが出す量は少なくても、みんなが出し合えば、集まる物が増える。そうなると、より多くのものを再利用できるようになる。(私たちにできること)
このようにリサイクルをすることが、地球の環境を守ることにつながる。そのため、私たち一人ひとりができることを少しずつでも行うことが未来を良くするために必要だ。(まとめ)
・リサイクルが重要な理由を説明する
資源を無駄にせず、ゴミを減らし、エネルギーを節約できることを伝える。
・自分たちができることを示す
ゴミの分別や地域活動に参加するなど、具体的な行動を挙げる。
・未来に向けて行動の大切さを強調する
一人ひとりの小さな行動が地球を守る力になることを伝える。
カ 地球温暖化
・問題 地球温暖化の原因と解決策について述べなさい。
・構成 はじめに→原因→解決策→まとめ
・解答例
地球温暖化は、地球の気温が上がる問題だ。ここ数十年で地球の気温が急に上がっており、そのせいで私たちの生活にもさまざまな影響が出ている。(はじめに)
地球温暖化の原因の一つに、車や工場から出るガスがある。このガスが空気中にたまると、地球を毛布のように包んでしまい、熱が外に逃げなくなってしまう。その結果、地球の温度が上がり、温暖化が進む。そして、温暖化によって、異常な暑さや大雨が増えるため、農作物が育ちにくくなったり、動物たちが住む場所を失ったりしてしまう。(原因)
地球温暖化を防ぐためには、まず電気を作るときは太陽光や風力などの自然の力で作るようにすることが大切だ。こうすることで、石油や石炭を使う量が減り、温暖化の原因となるガスが少なくなる。また、私たち一人一人ができることは、車をなるべく使わないようにすることだ。目的地まで歩いたり、バスや電車を使ったりすることで、車から出るガスの量を減らすことができる。みんなでこうしたことをやっていけば、地球温暖化を防ぐことができる。(解決策)
少しずつでもみんなで行動すれば、環境を良くすることができる。今からできることを始めることが、地球の未来にとって大切だ。(まとめ)
・地球温暖化が進んでいることを説明する
地球の気温が上がってきて、私たちの生活にも影響が出ていることを伝える。
・温暖化の原因を説明する
車や工場から出るガスが温暖化を進め、異常な暑さや大雨を引き起こしていることを伝える。
・解決策を提案する
太陽光や風力で電気を作ったり、車を使わず歩いたりすることで、温暖化を防げることを伝える。
キ SDGs
・問題 私たちができるSDGsへの取り組みについて述べなさい。
・構成 はじめに→SDGsへの取り組み→まとめ
・解答例
SDGsは、世界の環境や人々を守るための目標だ。この目標を達成するために、私たちにもできることがある。(はじめに)
まず、ゴミを減らすことが大切だ。例えば、スーパーで買い物をするときにプラスチックの袋を使わずにエコバッグを持っていくことで、袋のゴミを減らすことができる。また、ペットボトルの代わりにマイボトルを持ち歩いて飲み物を入れておけば、使い捨てのボトルを減らすことができる。こうしたことを積み重ねることで、ゴミの量を大きく減らすことができる。(SDGsへの取り組み①)
次に、電気をムダに使わないように気をつけるべきだ。例えば、部屋を出るときに電気を消したり、使っていないテレビやパソコンの電源を切ったりすることが大切だ。また、エアコンを使うときは、ちょうど良い温度に設定することで、ムダに電気を使わないようにできる。こうしたことを心がけることで、電気を作るときに出る二酸化炭素の量を減らし、地球温暖化を防ぐことができる。(SDGsへの取り組み②)
このように、私たち一人一人ができることをやっていけば、少しずつ身の回りの環境や社会が良くなっていく。これからも、私はできることをやっていきたい。(まとめ)
・SDGsの目的を簡単に説明する
SDGsは、地球や人々を守るために、みんなで達成すべき目標だということを伝える。
・具体的な取り組みを紹介する
ゴミを減らすためにエコバッグを使ったり、電気を無駄にしないように気をつけるなど、誰でもできる簡単な行動を提案する。
・一人一人の行動が大切だと伝える
自分の小さな行動が集まることで、みんなで社会を良くすることができると伝える。
ク 再生可能エネルギー
・問題 再生可能エネルギーのメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 はじめに→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
再生可能エネルギーは、太陽光や風力、水力など、自然の力を使ってできたエネルギーだ。(はじめに)
再生可能エネルギーは、環境に優しいエネルギーだ。なぜなら、石油や石炭のような化石燃料と違って、二酸化炭素をほとんど出さないため、地球温暖化を防ぐことができるからだ。また、太陽の光や風、水など自然の力を使って電気を作るので、資源がなくなる心配もなく、長期間にわたって使い続けることができる。(メリット)
しかし、再生可能エネルギーにはいくつかの課題がある。たとえば、太陽光や風力発電は天気や時間に影響されるため、エネルギーを安定して生み出すことが難しい。そのため、晴れていない日や風が弱い日には、発電量が少なくなる。また、再生可能エネルギーを使うための設備を作るには、広い場所や多くのお金がかかるが、その割にはできる電気の量が少ないという問題もある。(デメリット)
再生可能エネルギーは未来にとって重要なエネルギー源であり、これからさらに技術を進歩させ、より安定して利用できるようにすることが必要だ。しかし、そうなったとしても、私たちは引き続きエネルギーを無駄に使わないよう心がけるべきである。(まとめ)
・再生可能エネルギーの特徴を簡単に説明する
再生可能エネルギーは、太陽光や風力、水力など自然の力を使って作られるエネルギーであることを伝える。
・再生可能エネルギーのメリットを説明する
環境に優しく、二酸化炭素をほとんど出さず、資源が無限に続くため長期間使えることを説明する。
・再生可能エネルギーの課題と未来の展望を伝える
天候や設備に関する問題があることを説明し、それを改善するために技術を進歩させる必要があることを伝える。
ケ 食品ロス
・問題 食品ロスを減らすために私たちができることについて述べなさい。
・構成 はじめに→食品ロスを減らす方法→まとめ
・解答例
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことを言う。日本では毎年、多くの食べ物がムダにされており、これを減らすことが大切だ。(はじめに)
食品ロスを減らすためには、いくつかの方法がある。まず、食べ残しをしないように、自分に合った量を取ることが大切だ。給食やバイキングでは、例えば最初に少なめに取って、足りなかったらあとから追加すればいい。このように、自分が食べられる分だけを取れば、食べ残しを防ぐことができる。(食品ロスを減らす方法①)
また、余った食材を工夫して使うことも大切だ。例えば、余ったご飯をおにぎりやチャーハンにすると、次の日もおいしく食べられる。また、野菜の皮や茎は、スープや炒め物に使えばムダにならない。このように、少しの工夫をすれば、本来捨てるはずだった食べ物を上手に使うことができる。(食品ロスを減らす方法②)
食品ロスを減らせば、物をムダにせず、環境にもやさしい生活ができる。日々のちょっとした工夫が、食品を大切にすることにつながるはずだ。(まとめ)
・食品ロスの定義とその重要性を説明する
食品ロスは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物であり、減らすことが大切であることを伝える。
・食品ロスを減らす具体的な方法を提案する
食べ残しを防ぐために、適切な量を取ることや、余った食材を無駄なく活用する方法を紹介する。
・食品ロスを減らすことが環境に良いことを強調する
食品ロスを減らすことが物をムダにせず、環境にもやさしい生活につながることを伝える。
コ 防災
・問題 地震に備えて準備しておくべきことについて述べなさい。
・構成 はじめに→地震に備えて準備しておくこと→まとめ
・解答例
地震はいつ起こるか分からないため、前もって準備しておくことが大切だ。(はじめに)
まず、地震に備えて必要な物を用意するべきだ。もし、水や食べ物、懐中電灯、電池などがあれば、万が一電気や水道が止まっても落ち着いて対応できるだろう。また、こうした備えがあれば、避難するときにあわてずにすむため、家族が安全に行動できるようになる。(準備しておくこと①)
次に、家の近くの公園や広場など、避難場所を確認しておくことも重要だ。家族で地震が起きたときにどこに逃げるのかを前もって決めておけば、地震が起きてもあわてずに行動できる。(準備しておくこと②)
さらに、地震で物がゆれることに備えて、家具を壁に固定したり、重い物を低い場所に置いたりして、物が落ちたり倒れたりしないようにすることも必要だ。普段からこうした工夫をしておけば、地震が起きたときに家の中でのケガを防ぐことができる。(準備しておくこと③)
地震に備えた準備は、家族の命を守るために欠かせない。日ごろからしっかり準備しておけば、地震が起きても落ち着いて行動できるだろう。(まとめ)
・地震に備えた物の準備を重要視する
水や食べ物、懐中電灯など、必要な物を前もって用意することで、地震時に冷静に対応できることを伝える。
・避難場所の確認を提案する
家族で避難場所を決めておくことで、地震が起きても慌てずに行動できる準備が整うことを強調する。
・家具の固定や安全対策を実施する
家の中で物が倒れないように家具を固定し、ケガを防ぐために普段から工夫しておく重要性を説明する。
サ 車の自動運転
・問題 自動運転車のメリット、デメリットについて述べなさい。
・構成 はじめに→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
自動運転車は、人が運転しなくても自動で動く車だ。最近ニュースでよく聞くようになり、未来の生活を大きく変えると言われている。そして、自動運転車が広がると、良いこともあるが心配なことも出てくる。(はじめに)
まず、自動運転車が広がることで、交通事故が減ることにつながる。事故の多くは人のミスで起きているが、機械が運転することで、たとえ居眠りやよそ見をしたとしても事故になりにくくなる。また、自動運転により、お年寄りや障がい者でも運転しやすくなる。というのも、運転する人の体力や判断力が落ちていても、自動運転車はその人に代わって安全に目的地まで運んでくれるからだ。(メリット)
しかし、自動運転車には良くない面もある。たとえば、天気が悪いときや地震などの災害が起きたとき、センサーがうまく働かなかったり、予測が難しくなったりすることがある。その場合、車が正しく動かなくなり、事故につながる可能性がある。(デメリット)
自動運転車の開発が進めば、より安全に運転ができるようになるだろう。しかし、それでも私たちは自動運転に頼りすぎず、周りに気を付けて運転することが大切だ。(まとめ)
・自動運転車のメリットを強調する
交通事故の減少や、お年寄りや障がい者の移動の自由度向上を紹介し、自動運転車の利点を伝える。
・デメリットも説明する
天候や災害時のセンサーの問題など、自動運転車の課題を取り上げ、完全な安全性を保証できない点を示す。
・未来をよくするために、人々に気をつけてもらうことを呼びかける
自動運転技術が進歩する中で、私たちは依存せず注意深く運転を続けることの重要性を強調する。
シ オンライン教育
・問題 オンライン教育のメリット・デメリットについて述べなさい。
・構成 はじめに→メリット→デメリット→まとめ
・解答例
オンライン教育とは、インターネットを使って家で授業を受ける学習のことだ。(はじめに)
オンライン教育の良いところは、学校に通えない場合でも学べる点だ。たとえば、病気や不登校、地震などの災害のときなどに学校に行けないときでも、家で授業を受けることができるため、授業に遅れることが少なくなる。また、小さな学校に通っている生徒は、オンラインを通じて他の学校の生徒と交流することができる。(メリット)
一方、オンライン教育には悪いところもある。まず、相手の感情が読み取りにくいことだ。オンラインでは、先生やクラスメートと直接顔を合わせることが少ないため、相手の表情や反応を読み取ることが難しく、何を考えているのかが分からないことがある。また、オンラインでは集中力が続きにくいこともある。長時間パソコンやタブレットの画面を見て学習するため、だんだん目が疲れたり、肩が凝ったりすると、授業に集中できなくなることがある。 (デメリット)
オンライン教育は便利だが、先生と直接話したり、友達と一緒に学んだりすることができないため、学び方には限界がある。だから、学校での授業とオンライン授業をうまく組み合わせることが大切だ。(まとめ)
・オンライン教育のメリットを説明する
学校に行けない場合でも学べることや、他の学校の生徒と交流できる点を強調して、オンライン教育の利点を紹介する。
・デメリットを具体的に述べる
相手の感情が読み取りにくい点や、集中力の維持が難しいことなど、オンライン教育の課題を挙げる。
・バランスの重要性を示す
オンライン教育には限界があることを指摘し、学校授業とオンライン授業をうまく組み合わせることの大切さを伝える。
ス AIの進化と私たちの未来
・問題 AI(人工知能)が進化すると私たちの生活はどう変わるかについて述べなさい。
・構成 はじめに→良い面→悪い面→まとめ
・解答例
AI(人工知能)とは、コンピューターやロボットが「考える力」を持つ技術のことだ。今、私たちの生活の中でもAIはたくさん使われている。例えば、スマートフォンで音声検索をしたり、インターネットで自分の好みに合った商品をおすすめされたりするのもAIのおかげだ。(はじめに)
AIの良いところは、私たちの生活をより便利にしてくれることだ。例えば、AIを使った自動運転車に乗ることで、道路を安全に走り、事故を減らすことができる。また、AIを使うことで、がんや他の病気を早く見つけられ、病気がひどくなる前に治療を始めることができる。(良い面)
しかし、AIには悪いところもある。AIが進化すると、仕事がなくなる人も出てくる。例えば、工場で働いていた人がAIに仕事を取られると、働く場所がなくなり、生活が厳しくなることがある。また、AIが悪用されると、困ったことが起きることがある。例えば、AIを使って嘘の情報を作り、インターネットで広めると、人々がそれを信じてしまい、正しい判断ができなくなってしまう。(悪い面)
AIは私たちの生活を良くする力があるが、使い方には注意が必要だ。人間とAIがうまく協力しながら進んでいくことが大切だ。(まとめ)
・AIの良い面を簡潔に説明する
AIが生活を便利にする具体的な例(自動運転車や病気の早期発見)を挙げ、どのように役立つのかを紹介する。
・AIの悪い面を指摘する
AIの進化がもたらす仕事の喪失や、悪用による問題(嘘の情報を広めるなど)を示す。
・AIの使い方に注意が必要であることを強調
人間とAIが協力し、AIをうまく活用していくことの重要性を伝える。
セ インターネットを使うときのルール
・問題 インターネットを使うときに守るべきルールについて述べなさい。
・構成 はじめに→インターネットを使うときのルール→まとめ
・解答例
インターネットは、調べものやゲーム、友達とのやり取りに便利なシステムだ。しかし、インターネットを使うときには守るべきルールがある。(はじめに)
まず、自分の名前や住所、電話番号などの個人情報を教えないことが大切だ。それは、もし、知らない人にうっかり情報を教えてしまうと、危ない目にあうかもしれないからだ。そのため、ネットでやり取りをするときには気を付けるようにしたい。(インターネットを使うときのルール①)
次に、インターネットで人を傷つけないことが大切だ。ネットの中で相手を悪く言ったりすると、相手を悲しませてしまうことがある。だから、インターネットでのやり取りでも、相手にやさしく接する必要がある。(インターネットを使うときのルール②)
さらに、インターネットにはまちがった情報もあるので、正しい情報を選ぶことが重要だ。調べものをするときは、信頼できるホームページを使い、まちがった情報を見ないようにしたい。(インターネットを使うときのルール③)
このように、自分の情報を守り、相手にやさしく接し、正しい情報を選ぶことで、インターネットを楽しく、かつ安心して使えるようになる。だから、今後これらのことをしっかり守っていきながらインターネットを使うようにしたい。(まとめ)
・インターネットの使い方を簡潔に説明する
インターネットが便利であることを紹介し、どのように役立つかを伝える。
・インターネットを使うときのルールを提示する
①個人情報を守ること: 名前や住所などを知らない人に教えないこと。
②人を傷つけないこと: ネット上でのやり取りでも相手に優しく接すること。
③正しい情報を選ぶこと: 信頼できるサイトで調べることを勧める。
・インターネットを安全に使う方法を強調する
インターネットを楽しく、安心して使うために、守るべきルールを守ることの重要性を伝える。
ソ マナーを守ることの大切さ
・問題 マナーを守ることの大切さについて述べなさい。
・構成 はじめに→マナーを守らない人の例→心がけるべきマナーの例→まとめ
・解答例
マナーとは、みんなが気持ちよく生活するための大切なルールだ。しかし、最近はマナーを守らない人を見かけるようになった。(はじめに)
たとえば、電車やバスで大きな声で話すと、周りの人がうるさくて困ることがある。もし、自分が疲れているときに、周りがうるさいと気分が悪くなるだろう。また、席が空いていないのに荷物を上に置いてしまうと、他の人が座れなくなり困ってしまう。(マナーを守らない人の例)
このようなことを防ぐためには、まず車内では静かに過ごすことが大切だ。電車やバスでは、友達と大声で話したり、電話をしたりしないようにすることで、周りの人を思いやることができる。また、より多くの人が席に座れるように、荷物を座席に置かないようにすることも大切だ。(心がけるべきマナーの例)
こうした小さな気づかいを毎日の生活の中で心がけることで、みんなが気持ちよく過ごせるようになる。これからもマナーを守って、みんながいやな思いをしないように気をつけたい。(まとめ)
・具体的なマナー違反の例を挙げる
電車やバスで大きな声で話す、荷物を座席に置くなど、実際に起こりやすいマナー違反を具体的に示す。
・改善するための心がけを提案する
車内では静かに過ごすこと、荷物を座席に置かないようにすることなど、簡単に実践できる改善策を提案する。
・マナーを守ることで気持ちよく過ごせることを強調する
小さな気づかいがみんなの生活をより快適にすることを再確認し、マナーを守る重要性を強調する。
タ 少子化
・問題 少子化の問題点とその対策について述べなさい。
・構成 はじめに→問題点→解決する方法→まとめ
・解答例
少子化は、今、私たちの社会で大きな問題になっている。(はじめに)
少子化が進むと、子どもの数が減り、学校が閉まったり、町が寂(さび)しくなったりする。また、働く人が少なくなることで税金が減り、国や市に集まるお金も少なくなる。その結果、私たちの生活を支えるためのお金が足りなくなり、暮らしが悪くなるかもしれない。(問題点)
この問題を解決するためには、子どもを育てやすい環境を作ることが大切だ。たとえば、保育園を増やしたり、休みを取りやすくしたりすることで、働く親が安心して子どもを育てられるようになる。また、政府がよりお金を渡すことで、親が子育てや教育にかかる費用を心配せずに使えるようになる。(解決する方法)
少子化を防ぐためには、親だけでなく、国や地域、会社も協力しなければならない。そうすることで、より子どもを育てやすい社会になっていくだろう。(まとめ)
・少子化の問題点を具体的に示す
子どもの数が減り、町が寂しくなる、税金が減るなど、少子化が進むことで具体的にどんな問題が起きるかを説明する。
・少子化の解決方法を提案する
保育園の増加や休みを取りやすくするなど、子どもを育てやすい環境を作るための具体的な方法を提案する。
・協力の重要性を強調する
親だけでなく、国や地域、会社などが協力することで少子化を防ぐ社会を作ることが大切だということをまとめる。
チ 高齢化社会
・問題 高齢化社会の問題点と解決する方法について述べなさい。
・構成 はじめに→問題点→解決する方法→まとめ
・解答例
お年寄りの割合が増えている日本では、今、さまざまな問題が起きている。(はじめに)
まず、お年寄りが増えることで、病院や介護の仕事が増え、働く人が足りなくなるという問題がある。これにより、介護の質が下がったり、病院での待ち時間が長くなったりすることが考えられる。また、若者が減ることで働く人が少なくなり、税金が集まらなくなる。そうなると、学校や病院、道路の整備に使えるお金が減ってしまい、私たちの暮らしが不便になってしまう。(問題点)
この問題を解決するためには、お年寄りが元気でいられるように、地域の病院やボランティア団体が運動教室を開いたりや食事のアドバイスをしたりすることが大切だ。元気なお年寄りが増えれば、介護が必要な人が減り、病院に行く回数も少なくなる。また、子どもを育てやすい環境を作ることも重要だ。子どもが増えることで、将来働く人が増え、税金も集まりやすくなる。その結果、学校や病院、道路の整備に使えるお金も増える。(解決する方法)
高齢化はどんどん進んでおり、このまま放っておくと私たちの生活に大きな影響が出る可能性がある。そのため、早いうちにみんなで力を合わせて、この問題に取り組むことが大切だ。(まとめ)
・高齢化による問題点を具体的に挙げる
介護や病院の仕事が増え、働く人が足りなくなることや、税金が減ることで暮らしが不便になることなど、具体的な影響を示す。
・解決策を具体的に提案する
運動教室や食事のアドバイスでお年寄りの健康を支えることや、子どもを育てやすい環境を整えることで問題を解決する方法を示す。
・早期の取り組みと協力の重要性を強調する
高齢化が進む現状に対して「早く行動する必要性」と、「みんなで協力する重要性」を伝える。
ツ 日本の年金制度
・問題 年金制度の問題点とその改善策について述べなさい。
・構成 はじめに→問題点→改善策→まとめ
・解答例
年金制度は、若い人が国にお金を払い、それをお年寄りに渡す仕組みだ。(はじめに)
しかし、今の日本では少子高齢化が進んでおり、働いてお金を払う人が減る一方で、年金をもらう人が増えている。そのため、今後は国にお金が集まらず、お年寄りに支払う年金の額が足りなくなる恐れがある。(問題点)
年金制度を良くするためには、いくつかの方法がある。まず、働いている人が毎月払う年金の金額を少し増やすことが大切だ。これによって、国に集まるお金が増えて、年金を支払うためのお金が安定する。また、高齢者が年金をもらい始める年齢を見直すことも大事だ。今のままだと、年金をもらう人が増えすぎて、年金制度を続けるのが難しくなってしまう。そのため、年金をもらう年齢を少しずつ引き上げる必要がある。(改善策)
年金制度は私たちの未来に大きく関わるものだ。今の年金制度を続けるためには、国がしっかりと制度を改め、みんなが納得できる形にしていくことが大切だ。(まとめ)
・年金制度の仕組みと問題点を簡潔に説明する
若い人が支える仕組みや、少子高齢化により支える人が減っている現状をわかりやすく伝える。
・具体的な改善策を挙げる
年金の支払い額を増やすことや、受け取る年齢を引き上げる必要性を具体的に述べる。
・年金制度の重要性と未来への影響を強調する
年金が私たちの未来に深く関わることを示し、制度の見直しの必要性を訴える。
テ 男女平等の社会
・問題 男女平等の社会を作るために必要なことについて述べなさい。
・構成 はじめに→男女平等の社会を作るために必要なこと→まとめ
・解答例
今の社会では、男女が平等に扱われていないことがある。仕事では、同じ仕事をしていても、男性の方が高い給料をもらうことがある。また、家庭では、家事や育児の負担が女性に偏っていることがある。だからこそ、男女平等を実現するためには、学校や家庭での取り組みが大切になる。(はじめに)
まず、学校ができることとしては、授業で男女が平等に発言できる環境を作ることや、「男の子だから力仕事」「女の子だからお世話係」といった考え方をなくすことがある。このような取り組みをすることで、生徒たちの意識は少しずつ変わっていくだろう。(男女平等の社会を作るために必要なこと①)
また、家庭でも男女が同じように家事をすることが大切だ。例えば、料理や掃除を一緒に行うことで、男女関係なく家事を手伝うことができ、自然と平等な考え方が身につく。こういった考え方は、将来社会で働くときにも役立つだろう。(男女平等の社会を作るために必要なこと②)
男女平等を実現するためには、学校や家庭だけでなく、社会全体で協力することが大切だ。一人一人が意識を高めて行動することで、みんなが幸せに暮らせる社会を作ることができるだろう。(まとめ)
・男女平等がまだ実現されていない現状を具体的に示す
仕事での給料の違いや、家庭での家事負担の偏りを挙げ、問題点を明確にする。
・学校と家庭での取り組みを分かりやすく説明する
学校では固定観念をなくすための取り組み、家庭では家事を平等に分担する方法を具体的に述べる。
・社会全体の協力の重要性を強調する
一人一人の意識を高めることが、平等な社会を作るために必要だとまとめる。
ト 投票率の低下と若者の政治参加
・問題 投票率の低下と若者の政治参加について述べなさい。
・構成 はじめに→理由→解決策→まとめ
・解答例
日本では、若者の投票率が低いことが問題になっている。(はじめに)
その理由は、政治が自分たちの生活にどう関わるのかが分かりにくかったり、政治に興味がなかったりすることが挙げられる。しかし、投票をしないと、若者の意見が政治に反映されず、自分たちに必要な政策が実現しにくくなってしまう。(理由)
この問題を解決するためには、学校で政治について詳しく教えることが大切だ。若者が政治のことをよく知るようになれば、より選挙に興味を持つようになるだろう。また、投票を体験できる活動を増やすことも必要だ。このような体験をすることで、投票の流れが分かり、将来実際に投票するときに慌てずにできるようになる。(解決策)
若者が投票に行かないと、自分たちの意見が政治に反映されず、暮らしがなかなか良くならない。そのため、若者の投票率を上げるためにさまざまなことに取り組む必要がある。(まとめ)
・若者の投票率が低い理由を具体的に説明する
政治への関心の低さや、政治と自分たちの生活との関わりが分かりにくいことを挙げ、問題の背景を明確にする。
・若者が投票に興味を持つための具体的な対策を提案する
学校での政治教育や投票体験活動の実施など、若者にとって実行しやすく効果的な方法を示す。
・投票に行くことの重要性を強調する
投票を通じて若者の意見が反映されることが、社会や暮らしを良くするために必要だとまとめる。
ナ 格差社会
・問題 格差社会の問題点とその解決方法について述べなさい。
・構成 はじめに→問題点→解決策→まとめ
・解答例
格差社会とは、生活の中でお金や環境に大きな差ができる社会のことだ。今の日本では、裕福な人と貧しい人の差が広がっており、それが教育や健康に関する問題を引き起こしている。(はじめに)
まず、教育面では、裕福な家庭の子どもたちは、塾に通ったり、海外に留学したりして、より良い教育を受けることができる。しかし、貧しい家庭の子どもたちは、お金がなくて大学や専門学校に進学することが難しくなる。また、健康面でも、裕福な人は良い病院で治療を受けやすいが、貧しい人は病院に行くことが難しく、病気や心の問題を抱えやすくなる。(問題点)
この問題を解決するためには、まず、国やボランティア団体が、貧しい家庭の子どもたちに学費を助けたり、安い料金で勉強できる場所を提供したりすることが大切だ。また、病院の費用を安くしたり、無料で健康診断を受けられる場所を増やしたりすることも重要だ。これにより、収入が少ない人でも教育や医療を受けやすくなる。(解決策)
格差社会は早く解決しなければならない問題だ。だからこそ、みんなが平等に暮らせる社会を作るために、教育や医療の分野でしっかり対策を進めることが大切だ。(まとめ)
・格差社会の問題を説明する
教育や健康において、裕福な人と貧しい人の間にどのような差があるか具体的に書く。
・問題を解決するための方法を提案する
学費の支援や医療費を安くするなど、国や団体ができる対策を示す。
・格差社会の解決が大切な理由をまとめる
みんなが平等に暮らせる社会を作るために、対策が必要だと伝える。
ニ 働き方改革
・問題 働き方改革が進められる背景と具体的な内容について述べなさい。
・構成 はじめに→背景→具体的な内容→まとめ
・解答例
働き方改革は、働く人々の生活をより良くするために進められている改革だ。(はじめに)
日本では、昔から会社のために長時間働くことが求められてきた。しかし、その結果、体が疲れたり、精神的にまいってしまったりする人が増えている。また、家族や友達と過ごす時間や、自分の趣味を楽しむ時間も減り、気分転換ができなくなっている。だからこそ、無理なく働き続けることができる仕組みを作ることが大切だ。(働き方改革が行われる背景)
働き方改革の一つとして、働く時間を短くする取り組みがある。例えば、残業を減らすことで、働く人が疲れにくくなり、元気に働けるようになる。これにより、仕事が終わった後でも家族と過ごしたり、趣味を楽しむ時間が増えたりする。また、十分に休むことができるので、次の日もやる気を持って仕事に取り組めるようになる。(働き方改革の具体的な内容)
働き方改革は、長時間働かなくても効率よく働けるようにするために必要な取り組みだ。この改革が進むことで、みんながより働きやすくなり、仕事の成果も上がる社会になるだろう。(まとめ)
・働き方改革が必要な理由を書く
長時間労働で体や心が疲れる人が増えていることや、家族と過ごす時間が減る問題を挙げる。
・働き方改革の内容を書く
残業を減らして休む時間を増やすと、元気に働けることを説明する。
・働き方改革の大切さをまとめる
無理なく働ける仕組みで、生活と仕事が良くなることを伝える。
ヌ ボランティア活動
・問題 ボランティア活動を通じて学べることについて述べなさい。
・構成 はじめに→ボランティア活動をする上で大切なこと→学べること→まとめ
・解答例
ボランティア活動は、自分のできることをして他の人を助ける大切な行動だ。(はじめに)
まず、ボランティアをすることで、相手を思いやる気持ちを持つことができるようになる。 例えば、老人ホームでのボランティアでは、お年寄りとお話をしたり、一緒にゲームをしたりする際に、相手が楽しく過ごせるように気をつけるべきだ。相手の気持ちを考え、楽しい時間にするすることが、自分の成長にもつながる。(ボランティア活動をする上で大切なこと)
また、ボランティアを通じて、みんなで協力して何かをやり遂げる大切さを学ぶことができる。 例えば、公園のゴミをみんなで拾うと、あっという間に公園がきれいになる。そして、きれいになった公園を見て、「自分たちが頑張ってきれいにした」と感じることができる。このように、協力して物事を成し遂げることで、大きな達成感を得ることができる。(ボランティア活動を通して学べること)
ボランティア活動は、相手を思いやる心を育てるとともに、自分自身も成長する良い経験になる。 だからこそ、私はこれからも積極的にボランティア活動を続けていきたい。(まとめ)
・ボランティア活動の意義を説明する
他の人を助けることで、相手の気持ちを考え、成長できる点を伝える。
・ボランティア活動をする上で大切なことを具体的に示す
相手を思いやる気持ちや、協力して何かを成し遂げることの大切さを挙げる。
・ボランティア活動を通じて学べることとその重要性をまとめる
ボランティア活動が自分を成長させる経験であることを強調する。
ネ 読書の意義
・問題 読書の大切さとその理由について述べなさい。
・構成 はじめに→読書をすることで得られること→まとめ
・解答例
読書は、知識を増やすだけでなく、さまざまな形で私たちの成長を助けるものである。(はじめに)
まず、本を読むことで、歴史や科学など、いろいろな分野の知識を学ぶことができる。そして、その知識を活かすことで、学校の勉強がよりわかりやすくなり、理解が深まるようになる。(読書をすることで得られること①)
また、本を読むことで、行ったことのない場所や会ったことのない人を頭の中で思い浮かべることができるので、想像力を高めることができる。(読書をすることで得られること②)
さらに、読書には集中力を高める効果もある。それは、本に集中して読まないと内容が理解できなくなってしまうため、自然と読むことに力が入るからだ。そして、集中力が高まると、勉強や仕事がはかどるため、毎日の生活がもっと良くなる。(読書をすることで得られること③)
このように、読書は知識だけでなく、想像力や集中力なども伸ばすことができる。だからこそ、毎日少しでも本を読むことが大切だ。(まとめ)
・読書が知識を増やすことを説明する
読書を通じて歴史や科学など、さまざまな分野の知識が得られることを伝える。
・読書が想像力を高めることを具体的に示す
本を読むことで、行ったことのない場所や会ったことのない人を思い浮かべることで、想像力が養われる点を強調する。
・読書が集中力を高める効果を説明する
集中して読むことで、勉強や仕事においても良い影響があり、日常生活がより良くなることをまとめる。
ノ 外国人観光客
・問題 外国人観光客が増えることのメリットとデメリットについて述べなさい。
・構成 はじめに→メリット(良いところ)→デメリット(悪いところ)→まとめ
・解答例
最近、日本に訪れる外国人観光客が増えている。外国人観光客が増えることで、良いこともあれば、困ることもある。(はじめに)
まず、外国人観光客が増えると、観光地やお店がにぎやかになる。観光客が食べ物やおみやげを買ったり、ホテルに泊まったりすることで、地元の人たちの仕事が増えたり、お店の売り上げが上がったりする。また、日本の良さを多くの人に知ってもらうことができる。観光客が日本の文化や食べ物を楽しみ、帰国してからその話を友達や家族に伝えることで、日本の魅力が世界中に広がる。(メリット)
しかし、観光客が増えると困ることもある。観光地が人でいっぱいになると、道が混んでしまい、地元の人たちが歩いたり車を運転したりするのが大変になる。そのため、通勤や買い物に時間がかかることが増える。また、観光客が増えるとゴミも増える。ゴミが増えると、観光地が汚れてしまい、景色が悪くなる。それで、観光客が気持ちよく観光できなくなったり、再び来たいと思わなくなったりすることがある。(デメリット)
外国人観光客が増えることには良い面と悪い面がある。観光がより発展するためには、地元の人たちと観光客が気持ちよく過ごせるように工夫することが大切だ。(まとめ)
・外国人観光客が増えることでのメリットを説明する
観光地やお店が賑やかになり、地元の経済が活性化することや、日本の魅力が広がる点を伝える。
・外国人観光客が増えることでのデメリットを挙げる
道が混んだり、ゴミが増えたりすることで、地元の人たちが困る状況を具体的に説明する。
・観光業の発展には工夫が必要であることを強調する
観光地の発展のために、地元の人たちと観光客が気持ちよく過ごせるような工夫が大切であることをまとめる。
ハ 外国人と共に暮らす社会を作るために
・問題 外国人が暮らしやすいような社会になる方法について述べなさい。
・構成 はじめに→外国人と共に暮らす社会を作る方法→まとめ
・解答例
近年、日本に住む外国人の数が増えてきている。そして、外国の人と日本人がお互いに理解し合い、共に暮らすためには、さまざまなことに取り組んでいく必要がある。(はじめに)
まず、国や地域の人たちが協力して、外国の人たちが安心して日本語を学べる場所を作ることが大切だ。例えば、わかりやすい教材を準備したり、日本語を学ぶときに困ったことがあれば相談できる場所を作ったりすることが必要だ。こうした環境があれば、外国の人たちは日本語を覚えやすくなり、やがて日本で不自由なく暮らせるようになる。(外国人と共に暮らす社会を作る方法①)
次に、お互いの文化を知ることも大切だ。日本と外国とでは、食べ物や生活の仕方が異なることがある。例えば、日本ではご飯を食べるときに箸(はし)を使うが、他の国ではフォークやスプーンを使うことが多い。また、日本では靴(くつ)を脱(ぬ)いで家に入るが、他の国では靴を履(は)いたままで家の中に入ることが一般的だ。このように、文化の違いを知ることで、相手を尊重し、より仲良くなることができる。(外国人と共に暮らす社会を作る方法②)
したがって、外国から来た人たちが日本で不自由なく暮らせるように、私たちができることを少しずつ実行していくことが大切だ。(まとめ)
・外国の人たちが日本で安心して日本語を学べる環境作りの重要性
外国の人たちが日本語を学ぶために、わかりやすい教材や相談できる場所が必要であることを説明。
・お互いの文化を理解することの重要性
日本と外国の文化の違いを知ることで、相手を尊重し、より良い関係を築くための方法を示す。
・外国から来た人たちが日本で不自由なく暮らせる社会を作るために行動する大切さ
少しずつ実行することで、共に暮らしやすい社会を作ることが重要だとまとめる。
当塾では個別指導塾であり、講師歴10年以上の教室長が全ての生徒を担当しております。
また、このコースの対象となる人は、
・推薦選抜や特色選抜で合格したい人
・苦手科目を克服したい人
です。
近年の高校入試では知識だけでなく読解力も求められる試験となっており、今まで以上に入試本番に向けて力をつける必要があります。
そのため、早い時期からのご入塾をおすすめします。
なお、当塾の指導内容としては、
②数学・理科・社会:基本的な内容の復習、入試典型問題の習得
③国語:作文、読解問題の演習
④面接(推薦入試):志望動機などよく聞かれる内容を中心とした話す内容のアドバイスや添削など
となっており、お子様の学力や現状にあった指導を行っております。
なお、当塾ではあくまで高校入試対策をメインとした指導をしておりますのでご了承ください。
【入塾条件】
②規則正しい生活をし、勉強習慣がついていること(宿題の量は多めです)
③通知表で5教科の判定が「3以上」であること
なお、国語の授業に特化した、「【中1~3】国語・作文対策コース」もございます。国語だけがどうしても伸びない方や他塾に通っているが、国語の指導を別の塾で手厚くやってほしいと考えている方におすすめのコースです。