【高校入試国語】作文の書き方と頻出テーマ、採点基準は?

 

 

たま吉
高校受験の作文の書き方を知りたいニャー

 

と思っている中学生のみなさん!

今回は「【高校入試国語】作文の書き方と頻出テーマ、採点基準は?」についてみていきますよ。

 

✓内容

「高校入試の作文の書き方」について知りたい中学生向けの記事です。

 

✓対象となる人

高校入試で出題される作文の書き方を知りたい中学生

 

✓結論

「高校入試の作文の上手な書き方は?」→結論→具体例・理由の順に書くこと

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

 

 

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高校入試国語の作文の頻出テーマや採点基準は?

 

 

たま吉
作文を書くのが苦手だニャー
モモ先生
最初に作文のよく出るテーマや採点基準についてみていきますよ。

 

 

多くの都道府県の高校入試国語では課題作文が出題されます。

課題作文とは、問題文で与えられた条件に沿って書く作文のことです。

 

具体的には、

「あなたが中学校3年間で頑張ったことは何か?400字以内で書きなさい」

「地球温暖化を防ぐためには何が必要か?」

といったことに対して、自分の意見や考えを書いていく作文です。

これらを試験時間内の短い時間で書く必要があるため、しっかりと練習をして本番に臨む必要があります。

 

たま吉
おいらは作文が苦手だからしっかりと対策をしていきたいニャー

 

 

 

 

ア 高校入試国語の課題作文・条件作文の採点基準は?

→問題にあった文章が書けているか、原稿用紙の使い方は適切かなどが問われる

 

最初に高校入試国語の課題作文・条件作文の採点基準から見ていきます。

一般的には、

・問題に対する答えが書かれているか。(一番大事なポイントです)
・自分の体験をふまえて書かれているか。
・文章としてまとまっているか。
・指定された字数内の文章量であるか。(最低でも8割以上)
・誤字脱字はないか。間違った意味の用語は使っていないか。
・原稿用紙の正しい使い方に従っているか。

といったことがあります。

大前提としては、問題にあった答えを書いていないといくら書いても0点になりますので、問題文をよく読み、どんなことについて答えればいいかを書くようにしましょう。

 

モモ先生
問題に合った答えを書くことを意識しましょう。

 

 

 

 

イ 高校入試国語の課題作文・条件作文のよく出るテーマは?

→自分に関することや世の中のニュースについて聞かれることが多い

 

高校入試国語の課題作文・条件作文ではよく出るテーマがあります。

それは以下の通りです。

 

【自分について】
・中学校3年間で頑張ったことは?
・●●高校を志望する理由は?
・高校に入学後どんな高校生活を送りたいか?
・あなたの夢について
・あなたの長所は?
・マナーについて
・ボランティア活動で大切なことは?

 

【社会問題について】
・環境問題について(SDGsなど)
・インターネット上のマナーについて

などです。

よく出るテーマは必ず書けるように練習をしていきましょう。

 

たま吉
過去問を見てどういう問題が出るのかを把握するといいニャー

 

 

高校入試国語の原稿用紙の使い方は?

 

 

たま吉
原稿用紙のルールを知りたいニャー
モモ先生
ルールを守らないと減点されてしまいますので気を付けましょう。

 

 

次に高校入試国語の原稿用紙の使い方についてみていきます。

これらのルールが守れないと減点されてしまいますので、しっかりとルールを確認しましょう。

 

文体の統一文末を「だ」「である」調で統一すること
文の長さ一文をできるだけ短くすること
口語的な表現を避ける「けど」「やっぱり」「ちょっと」などは使わない
ら抜き言葉を使わない「見れる」→「見れる」、「食べれる」→「食べれる」
一人称は「私」か「僕」一人称は「俺」ではなく「」か「」を使う
指定字数の9割以上書く例えば400字以内なら360字以上書くこと
書き出しの初めは?必ず一マス空けて書く
符号「!」「?」「・・・」などの符号はできるだけ使わない
句読点・カッコ行頭には句読点や閉じるカッコは書かないようにする

 

モモ先生
原稿用紙のルールをしっかりと確認するようにしましょう。

 

 

高校入試国語の課題作文、条件作文の書き方は?

 

 

たま吉
課題作文を上手に書くにはどうしたらいいのかニャー?
モモ先生
結論→具体例・理由の順で書くようにしましょう。

 

 

ア 高校入試国語の課題作文、条件作文の書き方①(結論を明確にする)

→最初に結論から書くこと

 

高校入試国語の課題作文、条件作文の書き方の一つ目は結論を明確にすることです。

課題作文では自分の意見を明確に書くことが大切になります。

 

例えば、「中学校3年間で頑張ったこと」というテーマがあったとします。

その時に、まず「英語の勉強を頑張った」といったように、このテーマに対する答えを考えることから始める癖をつけましょう。

生徒の多くは結論から考えることをあまりしません。

私が生徒の書いた文章を添削すると、いろいろと書いてはあるものの、結局何がいいたいか分からない文章に出くわすこともあります。

みなさんはそうならないないように結論から考える癖をつけていきましょう。

 

ちゃちゃ丸
結論から書くことで分かりやすい文章になるようにしたいニャー

 

 

イ 高校入試国語の課題作文、条件作文の書き方②(論理的に構成する)

→いきなり文章を書き出さない。まずはメモ書きから始めよう!

 

高校入試国語の課題作文、条件作文の書き方の二つ目は論理的に構成することです。

課題作文には一定の型があり、それは以下の流れです。

・結論(自分の意見)
・具体例と理由を書く
・再度結論を書く

この型を守って書くようにすれば、論理的な文章を書くことができるようになります。

これは、面接で話す際の話し方と同じです。

つまり、課題作文は面接で話すように書いていけばいいのです。

上の例の「中学校3年間で頑張ったことは?」という問題で考えてみると、

 

結論英語の勉強を頑張った
具体例・理由英語のテストで100点が取れるように勉強した
英検合格に向けて一生懸命勉強した
英語のスピーチコンテストに向けて毎日練習した
結論英語の勉強を頑張った。高校生になっても引き続き英語の勉強を頑張りたい。

 

という感じでメモを取ってから、文章を書き始めるといいでしょう。

 

モモ先生
いきなり文章を書くのではなく、まずはしっかりと下書きを書くようにしましょう。

 

 

高校入試用作文・小論文問題集のおすすめは「高校入試合格を決める!作文・小論文」で決まり!

 

 

ちゃちゃ丸
高校入試の作文や小論文対策をするには、どんな問題集を使えばいいのかニャー
モモ先生
「高校入試合格を決める!作文・小論文」がオススメですよ。

 

 

高校入試の作文対策ができる問題集としておすすめなのが「高校入試合格を決める!作文・小論文」です。

 

 

 

 

この本をおすすめする理由は、

①作文を書く手順が詳しく書かれている
②作文のルールが分かる

といったものがあるからです。

作文が苦手な人はこのような参考書を使って対策をしていくといいでしょう。

 

 

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