と思っている中学生のみなさん!
今回は「【高校入試】社会の勉強法<一問一答・覚えるべき内容・よく出る問題の対策>」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
都道府県別高校入試社会の過去問・問題傾向は?
都道府県別都道府県別 公立高校入試[問題・正答]では全国47都道府県の高校入試問題の過去問や解答を見ることができます。
また、都道府県別の高校入試社会の傾向や問題分析は以下を参考にして下さい。
ア 高校入試社会問題傾向・過去問分析①(北海道・東北地方)
①北海道 | ②青森県 | ③岩手県 | ④宮城県 |
⑤秋田県 | ⑥山形県 | ⑦福島県 |
イ 高校入試社会問題傾向・過去問分析②(関東地方)
①茨城県 | ②栃木県 | ③群馬県 | ④千葉県 |
⑤埼玉県 | ⑥東京都 | ⑦神奈川県 |
ウ 高校入試社会問題傾向・過去問分析③(中部地方)
①新潟県 | ②富山県 | ③石川県 | ④福井県 |
⑤山梨県 | ⑥長野県 | ⑦静岡県 | ⑧愛知県 |
⑨岐阜県 |
エ 高校入試社会問題傾向・過去問分析④(近畿地方)
①三重県 | ②滋賀県 | ③奈良県 | ④京都府 |
⑤大阪府 | ⑥和歌山県 | ⑦兵庫県 |
オ 高校入試社会問題傾向・過去問分析⑤(中国・四国地方)
①岡山県 | ②広島県 | ③鳥取県 | ④島根県 |
⑤山口県 | ⑥香川県 | ⑦徳島県 | ⑧愛媛県 |
⑨高知県 |
カ 高校入試社会問題傾向・過去問分析⑥(九州・沖縄地方)
①福岡県 | ②大分県 | ③佐賀県 | ④長崎県 |
⑤宮崎県 | ⑥熊本県 | ⑦鹿児島県 | ⑧沖縄県 |
高校入試社会の勉強法<一問一答・年号の暗記>
高校入試の社会は、
②地理
③公民
が中心に出題されます。
受験勉強となると難しい問題集を解くことに力を入れがちですが、実は高校入試では基本的な問題も多く出題されます。
そのため、最初に一問一答で用語の暗記をし、その後は基本的な問題集を一冊完璧にするようにしましょう。
用語の意味があいまいだったり、都道府県や主な国の位置などを覚えていなかったりすると点数が伸び悩みますので、これらの内容をしっかりと覚えるようにして下さい。
また、歴史の年号も覚えておくと並び替え問題ができるようになりますので、時間をみつけて年号の暗記もしていきましょう。
ア 高校入試社会の勉強法①【一問一答の暗記】
→最初に用語を覚えるところから始めよう
高校入試社会で最初にやるべき内容は「一問一答の暗記」です。
そして、覚えるときに気を付けたほうがいい点は、
②用語を漢字で書けるようにする
③定期的に復習をする
といったことです。
一回覚えただけではすぐに忘れてしまいますので、入試本番までにこまめに復習をするようにしましょう。
なお、用語の暗記ができるおすすめの問題集は、「高校入試入試問題で覚える一問一答社会」です。
この本は高校入試によく出る用語を中心にまとめた問題集ですので、非常に効率よく勉強をすることができます。
イ 高校入試社会の勉強法②【歴史年号の暗記】
→年号を覚えると並び替え問題に強くなる
一問一答で用語を覚えてその後基本的な問題を復習すれば、ある程度の点数は取れます。
しかし、高校入試社会で高得点を取りたい場合には「歴史年号を暗記」することをおすすめします。
それは、年号を覚えることで歴史の流れが分かるようになり、並び替え問題などに強くなるからです。
ただし、年号暗記は、
・定期的に暗記をする必要がある
・覚えるまでに時間がかかるが、その割にはあまり点数が伸びない
といった特徴がありますので、ある程度社会の勉強が仕上がった人が取り組むといいでしょう。
なお、歴史年号の暗記ができるおすすめの問題集は、「すいすい暗記歴史年代250」です。
この本は入試でよく出る年号が語呂合わせで覚えることができる問題集ですのでおすすめです。
高校入試社会の勉強法<資料の読み取り問題対策>
ア 高校入試社会のグラフ・資料の読み取り問題のコツは?①(基本的なデータは覚える)
→基本的な内容は知らないと解けない問題が多い
高校入試社会のグラフ・資料の読み取り問題のコツの一つ目は、「基本的なデータは覚える」ことです。
近年の高校入試の問題は地図や表、グラフを読み取る問題が多くなっています。
そして、表やグラフなどを読み取る問題は大きく、
②社会の知識がないと正解にたどり着けない問題
の2種類に分かれます。
上の①の場合であれば落ち着いて読めばできますが、②の場合は社会の知識がないと解くことはできません。
また、資料の読み取り問題ができるようになるには、
・【歴史・公民】歴史や公民の基礎知識
といった知識が必要になってきます。
ですので、今まで習った社会の内容を忘れてしまった人は、まずは基本的な内容を暗記をしてそこから資料読み取り問題に挑戦するといいでしょう。
イ 高校入試社会のグラフ・資料の読み取り問題のコツは?②(数字が他よりも極端に大きい<小さい>部分に注目する)
→数字の大きい(小さい)ところから判断をしていこう
高校入試社会のグラフ・資料の読み取り問題のコツの二つ目は、「数字が他よりも極端に大きい<小さい>部分に注目する」ことです。
グラフや表などでは、その中にある極端に数の大きい(小さい)部分に注目するようにしましょう。
例えば、世界の国々の人口密度で、
・B国 464
・C国 8,358
・D国 3
とします。
すると、まずC国は他の3つの国よりも圧倒的に人口密度が高いことが分かります。
そして人口密度が高いということは、狭い場所にたくさん人がいるということですので、面積が狭いわりに人がたくさんいる国だと分かります。(なお、C国は「シンガポール」です。)
逆にD国は他の3つの国よりも圧倒的に人口密度が低いです。
人口密度が低いということは、広い場所にポツポツと人が住んでいるということですので、D国は国土が広い国だと分かります。(なお、D国は「オーストラリア」です。)
このように複数の国や都道府県のデータが出たら極端に数字が大きい(小さい)部分にまずは注目をしていくと答えが出しやすくなります。
ウ 高校入試社会のグラフ・資料の読み取り問題のコツは?③(グラフの変化に注目する)
→数字の大きい(小さい)ところから判断をしていこう
高校入試社会のグラフ・資料の読み取り問題のコツの三つ目は、「グラフの変化に注目する」ことです。
グラフの読み取り問題ではグラフの変化にも注目しましょう。
例えば、日本の戦後の経済成長率のグラフがあったとします。
戦後日本は高度経済成長の時期であったため、毎年10%近く経済成長していました。
しかし、1974年に急激に下がります。
みなさんは経済成長率が下がった理由が分かるでしょうか?
その理由は第一次石油危機があったからです。
ですので、1974年に経済成長率のグラフが急落というデータから「あ~この時期は石油危機があったからだな」ということが見抜くことができます。
グラフの変化に注目して、その時期に何があったのかを思い出せるようにしましょう。
なお、歴史年号の暗記ができるおすすめの問題集は、「中学まとめ上手白地図・資料問題」や「高校入試塾で教わる社会の考え方・解き方」です。
「中学まとめ上手白地図・資料問題」で基礎知識を身につけ、「高校入試塾で教わる社会の考え方・解き方」で実践的な練習をするようにしましょう。
高校入試社会の記述問題の解き方のコツは?
ア 高校入試社会の記述問題の解き方のコツは?①(よく出る問題は答えを覚える)
→よく出る問題は答えを覚えよう
高校入試社会の記述問題の解き方のコツの一つ目は、「よく出る問題は答えを覚える」ことです。
記述問題には実はよく出る問題があります。
例えば、
・高緯度であるイギリスはなぜ暖かいのか、その理由を書きなさい
・三審制はなぜ行われているか、その理由を書きなさい
といったような問題はよく出る問題です。
ですので、まずはこのような問題は答えを覚えるようにしましょう。
学校のワークなどに載っている記述問題は全て覚えると、知識が増え記述の力が高まっていきます。
イ 高校入試社会の記述問題の解き方のコツは?②(記述で使うべき用語を決める)
→キーワードを決めてから文章を書くようにしよう
高校入試社会の記述問題の解き方のコツの二つ目は、「記述で使うべき用語を決める」ことです。
記述問題は、
・指定された語数以内で書けているか?(短すぎるのは×)
・キーワードが含まれているか?
といったような採点基準があります。
そのため、いくら文章を書いたとしてもその中にキーワードがなければ0点になってしまいます。
例えば、先ほどの「高緯度であるイギリスはなぜ暖かいのか、その理由を書きなさい」という問題では、正解は「暖流である北大西洋海流と偏西風が寒さを和らげているから。」になります。
そして、この問題では「暖流・北大西洋海流・偏西風」が答えのキーワードになります。
これらのキーワードが3つともないと減点されてしまいます。
逆にいえば、この問題を解くときには、「暖流・北大西洋海流・偏西風」という3つのキーワードを思い出し、そこから文章をまとめるようにしましょう。