と思っている中学生のみなさん!
今回は「【中3夏休み】高校受験対策の一日の勉強スケジュール、勉強時間は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人

中3生(受験生)の夏休みの一日の勉強スケジュールは?
ア 中3生の夏休みの一日の勉強スケジュール①(受験生の一日の勉強時間は?)
→時間だけを求めるのではなく勉強の質も追求しよう
中3生の夏休みの一日の勉強スケジュールの一つ目は受験生の一日の勉強時間についてです。
みなさんの中には、「部活を引退して受験生になった。ただ、一日どれくらい勉強したらいいのだろうか。」と思っている人がいるかもしれません、
しかし、大事なのは「一日何時間勉強するか」ではなく、「一日の中で何を勉強するか」です。
仮に10時間机に向かっていたとしても、ダラダラとやったり、すぐにスマホなどを見てしまったりでは勉強の効果はあまりありません。
ですので、勉強量だけでなく勉強の「質」にもこだわるようにしましょう。
イ 中3生の夏休みの一日の勉強スケジュール②(受験勉強は何をしたらいいか?)
→覚えていない内容をしっかりと復習しよう
中3生の夏休みの一日の勉強スケジュールの二つ目は受験勉強は何をしたらいいかを考えるについてです。
みなさんは「受験勉強」というとどんな勉強をしたらいいかわかりますか?
ここが分かっていないと効率よく勉強を進めることができません。
高校入試で点数が取れるようになるためには、
②覚えていない内容を暗記する
③問題演習を多くこなす
といったことが必要になってきます。
特に夏休みの時期は、上の①と②を中心に勉強するようにしましょう。
それは、知識がない状態で問題演習をしてもあまり効果がないからです。
夏休みの40日間は、今まで習った内容の中であまり覚えていないところや苦手な単元の復習に専念するため期間とするようにして下さい。
問題演習をやるのは秋以降からで十分間に合います。
ウ 中3生の夏休みの一日の勉強スケジュール③(受験勉強の一日の流れ)
→規則正しい生活を心がけよう
中3生の夏休みの一日の勉強スケジュールの三つ目は受験勉強の一日の流れを意識するについてです。
以下のことに気を付けて受験勉強に取り組むようにして下さい。
ア 生活習慣
・早寝早起きを心掛ける
・睡眠時間を確保する
・定期的に運動をする
・昼に仮眠を取ると眠くなりにくい
・ゲームやスマホ、テレビを見る時間を決めてダラダラと見ない
イ 一日の勉強内容
・朝は前日の復習から入る
・昼は数学や理科、英語の長文読解などの頭を使う科目をやる
・夜は英単語や社会の用語の暗記などの暗記物をやる(学校の宿題を進める
・寝る前に復習をする
中3の夏休みの高校入試に向けた勉強法は?
ア 中3の夏休みの高校入試対策勉強法①(全体)
→5教科の基礎知識を固めよう
中3の夏休みの高校入試対策としては5教科の基礎知識を固めることです。
1学期のうちから受験勉強をしている人は国語・英語・数学の勉強ができていると思いますので、その続きをしていけばいいでしょう。
一方で、1学期のうちにあまり勉強ができなかった人は、ここから挽回していく必要があります。
そして、夏休みにやってほしいことは、
②数学 基本的な問題の復習
③国語 漢字、語句の意味の暗記、国文法の復習、文章読解の練習
④社会 一問一答で用語の暗記、教科書を読み返す
⑤理科 一問一答で用語の暗記、基本問題の確認
です。
基本問題が確実にできるようにすることで入試の点数は安定してきますので、まずはしっかりと各教科の基礎固めをしていきましょう。
イ 中3の夏休みの高校入試対策勉強法②(国語)
→漢字や語句、文法の知識を固めよう
中3の夏休みの高校入試対策の国語の勉強法は漢字・語句の知識を固めることです。
高校入試では、漢字の読み書きや語句の意味を問う問題が10点程度出題されます。
ただ、夏休みは長いようで意外と短いため、夏休みから漢字の勉強を始める場合には短期間で終わる薄い問題集を使うとよいでしょう。
また、文章問題が苦手な人は、説明文などで出てくる語句の意味が分からなかったり、よく出るテーマ(科学技術・言葉・国際社会会)のあらすじを知らなかったり、つまり文章を読むための知識が足りない人が多いです。
ですので、この時期に言葉の意味を覚えることや、頻出テーマのあらすじをつかむことをやっていくこともしていって下さい。
さらに、文法問題が入試問題で多く出題される場合は、文法の問題集を1冊解くとよいでしょう。
なお、時間に余裕のある人は過去問を一年分解いてみると自分の課題が分かるようになります。
ウ 中3の夏休みの高校入試対策勉強法③(英語)
→英単語・英熟語を暗記し、英文法の内容を復習しよう
中3の夏休みの高校入試対策の英語の勉強法は英単語・英熟語・英文法の知識を固めることです。
その中でも英単語の暗記(「英語→日本語」のみでOK)から始めるようにしましょう。
それは、英単語の意味を知らないと、英文法や長文読解、リスニングの勉強をする際に支障が出てくるからです。
「キクタン中学英単語高校入試レベル」などの英単語帳を使って、英単語や英熟語の意味を覚えるようにしましょう。
また、英単語の暗記と同時に英文法の復習をするようにしましょう。
そして、英文法の復習をするときには「やさしくまるごと中学英語」といった参考書を使って、文のルールをしっかりと確認するようにして下さい。
英単語・英熟語の暗記と英文法の復習を夏休み中に終えると、秋以降はリスニングや長文読解、英作文の対策に時間を回すことができます。
英語はできるようになるまで時間がかかるので、夏休みにじっくりと時間をかけて勉強をするようにしましょう。
エ 中3の夏休みの高校入試対策勉強法④(数学)
→今まで習った内容をしっかりと復習しよう
中3の夏休みの高校入試対策の数学の勉強法は基本的な問題の解き方を復習することです。
そして、復習をする順番としては、
②小学校の時に習った文章題・グラフ・図形
③中1~中3の1学期で習った計算
④中1~中3の1学期で習った文章題・グラフ・図形・確率
となります。
ただし、数学が得意な人は、上の①と②は飛ばしても構いません。
「ニューコース中学数学」や「高校入試中学数学が面白いほどわかる本」などを使って、1学期中に今まで習った単元の基本問題と標準問題を一通り復習できるようにしましょう。
なお、時間に余裕のある人や高校入試で高得点を取りたい人は、「全国高校入試問題正解分野別過去問」を使うことで、今まで習った内容の入試問題を解くことができます。
オ 中3の夏休みの高校入試対策勉強法⑤(理科・社会)
→忘れていた内容をしっかりと思い出していこう
中3の夏休みの高校入試対策の理科・社会の勉強法は基本的な内容を復習することです。
多くの人は夏休みから理科・社会の復習を本格的に行っていくと思います。
ですので、まずは今まで習った内容を確認をするようにしましょう。
理科は「一問一答で用語の暗記」「基本問題の復習」を、社会は「一問一答で用語の暗記」「教科書を読み返す(特に歴史)」をして、忘れていた内容を思い出すようにしましょう。