と思っている中学生のみなさん!
今回は「【高校入試】数学の勉強法<計算・基礎固め・よく出る問題や難問対策>」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
都道府県別高校入試数学の過去問・問題傾向は?
都道府県別都道府県別 公立高校入試[問題・正答]では全国47都道府県の高校入試問題の過去問や解答を見ることができます。
また、都道府県別の高校入試数学の傾向や問題分析は以下を参考にして下さい。
ア 高校入試数学問題傾向・過去問分析①(北海道・東北地方)
①北海道 | ②青森県 | ③岩手県 | ④宮城県 |
⑤秋田県 | ⑥山形県 | ⑦福島県 |
イ 高校入試数学問題傾向・過去問分析②(関東地方)
①茨城県 | ②栃木県 | ③群馬県 | ④千葉県 |
⑤埼玉県 | ⑥東京都 | ⑦神奈川県 |
ウ 高校入試数学問題傾向・過去問分析③(中部地方)
①新潟県 | ②富山県 | ③石川県 | ④福井県 |
⑤山梨県 | ⑥長野県 | ⑦静岡県 | ⑧愛知県 |
⑨岐阜県 |
エ 高校入試数学問題傾向・過去問分析④(近畿地方)
①三重県 | ②滋賀県 | ③奈良県 | ④京都府 |
⑤大阪府 | ⑥和歌山県 | ⑦兵庫県 |
オ 高校入試数学問題傾向・過去問分析⑤(中国・四国地方)
①岡山県 | ②広島県 | ③鳥取県 | ④島根県 |
⑤山口県 | ⑥香川県 | ⑦徳島県 | ⑧愛媛県 |
⑨高知県 |
カ 高校入試数学問題傾向・過去問分析⑥(九州・沖縄地方)
①福岡県 | ②大分県 | ③佐賀県 | ④長崎県 |
⑤宮崎県 | ⑥熊本県 | ⑦鹿児島県 | ⑧沖縄県 |
高校入試数学の勉強法<計算・基礎固め>
高校入試の数学は、
②基本問題
③発展問題
が中心に出題されます。
受験勉強となると応用問題(難問)を解くことに力を入れがちですが、実は高校入試では基本問題も多く出題されます。
ですので、最初に計算問題の練習や基本問題の復習をしっかりとやっていくようにして下さい。
ア 高校入試数学の勉強法①【計算】
→計算問題で満点が取れるように練習をしていこう
高校入試の数学では計算問題が20~30%くらい出題されます。
そのため、まずは計算問題を完璧にするところから始めていきましょう。
数学が苦手な人でも計算問題は練習すればできるようになりますのでしっかりと取り組むようにして下さい。
そして計算問題は、
②中2 式と計算・連立方程式
③中3 因数分解・平方根・二次方程式
といったように単元が多くあります。
特に連立方程式や平方根は解き方を忘れやすい内容ですので重点的に勉強をするようにしましょう。
また、計算ミスをした場合はミスをした原因を必ず突き止めるようにして下さい。
例えば「符号を間違えることが多い」「約分をし忘れることが多い」、そういったことが分かっていれば、計算問題を解く際に気をつけながら解くことができます。
途中式をしっかりと書く、字を丁寧に大きく書くといったことで計算ミスを防ぐことができますので、そのようなことを意識して計算を解くようにしましょう。
イ 高校入試数学の勉強法②【基礎固め】
→教科書レベルの問題ができるようにしっかりと復習をしていこう
計算問題ができるようになったら次に基礎固めをしていきます。
基礎固めをすべき具体的な内容としては、
②確率、資料の整理、四分位数、標本調査
③グラフの性質、式、変域、変化の割合
④図形の性質、角度、面積、合同、相似、三平方の定理、立体の体積
といったことです。
中1から中3までに習ったこれらの内容をもう一度しっかりと復習をしていきましょう。
ここでおすすめする参考書や問題集は、
といったものがあります。
これらの参考書や問題集を使って、今まで習った復習をするようにしましょう。
また、基礎固めをする際には、
②なぜそうやって解くのか?を理解する
③できなかった問題はできるようになるまで繰り返し解く
といったことを意識して勉強するといいでしょう。
高校入試数学の勉強法<応用問題、難問対策>
ア 高校入試数学の勉強法③【応用問題、難問対策】
→基礎固めが終わったら応用問題にチャレンジしていこう
高校入試の数学で高得点を取るには応用問題(難問)対策をする必要があります。
そして応用問題ができるようになるには、
②解説が詳しい問題集を使う
③難しい問題もあきらめずに粘り強く解く
といったことが必要になってきます。
難しい問題が解けるようになれば点数が安定してきますので、根気強く解くようにしましょう。
なお、応用問題対策ができるおすすめ問題集として、
などがあります。
イ 高校入試数学の難問を解くコツは?
→グラフや図形の性質などからヒントを見つけよう!
応用問題が難しい理由は、
②問題文が長い
といったことがあります。
ただ、問題文をしっかり読むことやグラフ、図形の性質を利用することで解き方のヒントとなる部分が見えてきます。
例えば、「二等辺三角形→底角が等しい」、「二直線が平行→錯角・同位角の関係が使える」、「直角三角形→三平方の定理が使える」といった具合です。
そして、そのヒントからどうやって解けばいいのかを考えるようにしましょう。
文章などからヒントを見抜く力をつけないといつまでたっても応用問題ができるようにならないので、根気強く解くためのヒントを見つけるようにしましょう。
高校入試数学の問題の解き方は?
ア 高校入試数学の問題の解き方は?①【全体】
→最初に全体を見渡し、解けそうな問題から解くようにしよう
高校入試の数学の問題は時間制限が厳しいため。解き方を工夫しないと時間が足りなくなってしまいます。
そして、スムーズに問題を解くためには、
②計算の途中式は必ず問題用紙に書く(暗算でやらない)
③文章題は日本語の文章を数式に置き換える癖をつける
④関数や図形の問題は常にグラフや図形を描いて考える
といったことをやっていくといいでしょう。
過去問などを解くときにはさまざまな解き方を試してみて、自分に合う解き方を見つけるようにしましょう。
イ 高校入試数学の問題の解き方は?②【文章題】
→文章を数式に置き換えるクセをつけるようにしよう
みなさんの中には文章題が苦手な人がいますが、実は文章題には解き方のコツがあります。
それは、文章題(日本語)を数式に置き換えることです。
例えば、
という問題があったとします。
このとき、今、ノートの冊数とクラスの生徒数を求めたいわけですので、どちらかをxとおいて考えていきます。
また、配るノートの冊数は変わらないので、(1人3冊ずつ×x人分+22冊余る)=(1人4冊ずつ×x人分ー6冊足りない)という関係になり、「3x+22=4x-6」という式ができます。
こうやって解いていくと文章題の問題はできるようになってきますので、ぜひ試してみてください。
ウ 高校入試数学の問題の解き方は?③【問題の見直し】
→しっかりと見直しをしてミスに気付けるようにしよう
一通り問題を解き終えたら必ず見直しをするようにしましょう。
ただ、実際の入試では見直す時間が限られているため、
②問題文を読み間違えていないか
③特に見直しておきたい問題に絞って見直しをする
といったことを重点的にやるようにして下さい。
見直しをすることでミスを直すことができ、結果点数アップにもつながっていきます。