と思っている中学生のみなさん!
今回は「中3冬休みの過ごし方と受験対策スケジュール」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【中3】冬休みの過ごし方や勉強時間は?
ア 受験生の一日の勉強時間は?
→時間だけを求めるのではなく勉強の質も追求しよう
みなさんの中には、「さあ冬休みになった。1日10時間勉強するぞ!」と思っている人がいるかもしれません。
しかし、大事なのは勉強時間ではなく、勉強の中身です。
仮に10時間机に向かっていたとしても、ダラダラとやったり、すぐにスマホなどを見てしまったりでは勉強の効果はあまりありません。
ですので、勉強時間だけでなく勉強の「質」にもこだわるようにしましょう。
ただ、かといって勉強時間が少なすぎるのもいけません。
この時期は入試本番までだんだん近づいている時期ですので、1日8時間はできるはずです。
8時間の中でどんな勉強をするのかを決めてから、その日の勉強に取り掛かるようにしましょう。
イ 受験勉強はどんな勉強をしたらいいか?
→覚えていない内容をしっかりと復習しよう
受験勉強とは、高校入試で合格点を取るためにやるべき勉強のことをいいます。
そして、高校入試で点数が取れるようになるためには、
②覚えていない内容を暗記する
③過去問を解く
といったことが必要になってきます。
そして冬休みの時期にやってほしいことは、過去問演習+苦手な分野の復習です。
まずは、過去問を解きましょう。
そして、ただ解いて終わりではなく、
・今後どんな復習をすればいいか?
を分析するようにして下さい。
そして、できなかったところを集中的に復習をします。
そうすることで、自分の弱点分野が克服できるため、徐々に点数が上がってくるはずです。
ただ、ここで注意なのは、
といったように、解説を読んだり復習をしたりせずに、ただ問題だけを解いてしまうことです。
これではいつまでたっても力は伸びませんので、必ず過去問を解いた後は復習をするようにしましょう。
ウ 中3冬休みの1日のスケジュールの組み方
→1日を朝・午後・夜に三分割しよう
A 1日のおすすめ学習スケジュール
冬休みのスケジュールのおすすめの組み方は、
・12:30~13:30 昼ごはん
・13:30~15:50 勉強②
・15:50~16:20 仮眠
・16:30~18:50 勉強③
・18:50~ 自由時間
です。
ここでのポイントは、
・午後は眠くなるので仮眠の時間を作る
・「1時間勉強+10分休憩」といったように休憩時間を考慮したスケジュールをつくる
といったことです。
1日の前半で半分以上終わらせるようにしましょう。
B スケジュールを立てるときの注意点
①年末年始の予定を確認しておく
スケジュールを組むときにやっておきたいことは、年末年始の予定を確認しておくことです。
例えば、
・1月3日 親戚が家に来る
ということが分かっていれば、その日は休みの日にして別の日にたくさん勉強をするといったスケジュールの組み方をすることができます。
逆にそれが分かっていないと、勉強しようと思っていた日に実は予定が入っていたとなるとスケジュール通り進まなくなってしまいます。
そうならないためにも、年末年始の予定はあらかじめ把握しておくようにしましょう。
②体調が悪いときは無理をしない
冬になると風邪を引きやすくなります。
そのため、冬休み期間中に体調が悪くなった場合は、しっかりと寝るようにしましょう。
ここで無理をして勉強をしてしまったことで、体調が戻るのに時間がかかってしまっては元も子もありません。
ですので、万が一風邪を引いてしまったときは、ゆっくりと体を休めるようにして下さい。
エ 受験勉強をする上での注意点
→規則正しい生活を心がけよう
冬休みの過ごし方についての注意点をまとめました。
ア 生活習慣
・早寝早起きを心掛ける
・睡眠時間を確保する
・定期的に運動をする
・昼に仮眠を取ると眠くなりにくい
・ゲームやスマホ、テレビを見る時間を決めてダラダラと見ない
イ 一日の勉強内容
・朝は前日の復習から入る
・昼は過去問を解く
・夜は苦手な分野の復習をやる
・寝る前に復習をする
ウ 冬休み中にやっておきたいこと
・学年末テスト当日に出す提出物を終わらせる
・志望校を決める
・模試を受験する
・苦手な教科や単元の復習をする
・過去問を解き、問題傾向をつかむ
・読書やボランティア活動など普段できないことをやる
【中3】冬休みの高校入試に向けた勉強法は?
ア 過去問にチャレンジする
→過去問を解いて自分の弱点と課題を見つけよう
A 過去問を解く目的
冬休みの勉強は、基本的に、
②できなかった単元の復習
が中心になります。
ですので、午前~午後に過去問、夕方以降に復習というような勉強計画を組むようにして下さい。
この時期であれば、どの教科もほとんどの単元が終わっているため過去問を解くことができるはずです。
そのため、志望校の問題を時間を計って解くようにしましょう。
ただ、みなさんの中には、「まだ過去問を解ける力はないから解かない。」と思っている人がいるかもしれません。
しかし、過去問を解く意味は、自分の弱点と課題を見つけることです。
過去問を解くことで、今後自分はどんな勉強をすればいいかが分かるようになるため、冬休みに必ず解くようにしましょう。
B 過去問の解き方
過去問を解くときには、
②難しそうな問題は後回しにする
といったことを意識して解くようにしましょう。(実際の入試を意識して解くといい練習になります。)
そして間違えた問題は必ず復習するようにしましょう。
問題を解いて丸付けをして終わりでは過去問を解く意味がありません。
過去問を解いた後に、
・どうやって解けば点数が上がるようになるかを分析する
・苦手な単元の復習をする
といったことをやることで、初めて力がつくようになります。
イ 定期テストの勉強をする
→最後の定期テストで最高の結果が出せるようにしよう
冬休みの間にやってほしいことは、高校入試の勉強の他に定期テストの勉強もあります。
それは、3学期になるとすぐに学年末テストがあるからです。
そして、学年末テストでは、ほとんどの教科で中3の1年間の内容が出題されるため、範囲が非常に広くなります。
そのため、今までの定期テスト以上に早めにテスト勉強を始めていくようにしてください。
受験が近いので、どうしても入試の勉強に力をいれがちですが、定期テストも大事ですので上手に両立して取り組むようにしましょう。
ウ 面接で話す内容を考える
→志望動機などは先に考えておきたい
高校入試で面接がある場合は、冬休みに話す内容をある程度考えておくことをおすすめします。
特に、
・中学校時代に頑張ったこと
・高校で頑張りたいこと
・将来の夢
・自分の長所や短所
などは定番の質問ですので、まずはここから答えられるようにしましょう。
時間に余裕のある冬休み中にやっておくと、年を越して学校が始まってから余裕をもって過ごすことができます。