と思っている中学生のみなさん!
今回は「高校入試面接で好印象を与えるマナー・言葉遣い・身だしなみの完全ガイド」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
高校入試の面接での服装や身だしなみは?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!高校入試面接で気を付けるべきマナーや身だしなみは?
ア 高校入試の面接でマナーや身だしなみが大事である理由は?
→人は見た目でその人の印象を判断する
人は第一印象でその人の評価を決める傾向があります。
そのため、服装がだらしなかったり言葉遣いがよくなかったりすると、いくらいい内容を話せたとしても面接官の印象は悪くなってしまいます。
そうならないように、話す内容だけでなく面接時のマナーや言葉遣い、身だしなみも意識するようにしましょう。
イ 髪型
→中学生らしい清潔感のある髪型にしよう
高校入試の面接での気を付けるべき身だしなみの一つ目は髪型についてです。
下のことに気を付けて面接に臨みましょう。
②男子は髪は短めに切って、まゆと耳にかからないくらいの長さにする
③女子は髪はとかして、まゆにかからないくらいの長さにする。また長い髪はゴムで結んで前髪はピンでとめる。
④化粧はしない
⑤ひげは剃ること
清潔感のある髪型にすることを意識しましょう。
ウ 服装・装飾品
→髪型と同じく、清潔感のある服装をするように心がけよう
高校入試の面接での気を付けるべき身だしなみの二つ目は服装・装飾品についてです。
ここでの注意点は、
②靴下は白・黒などの無地で、靴は革靴なら黒、スニーカーなら白にする
③服のしわや汚れがないようにアイロンをしっかりとかけておく
④アクセサリーやピアスをしないこと
⑤校章やネクタイ、リボンなどはまっすぐにしておく
⑥ツメはきれいに切っておく
といったことがあります。
これらは一言で言えば、中学生らしい服装をするべきということです。
清潔感のある服装をするように心がけましょう。
高校入試面接での言葉遣い・マナーは?
高校入試の面接では相手が大人ですので、一般常識やマナーがない人間ではいけません。
以下のことに気を付けて面接に臨むようにしましょう。
ア 言葉遣い
→初対面の大人に失礼のないような話し方をするようにしよう
高校入試の面接の話し方の一つ目は言葉遣いについてです。
面接官に放す際に気を付けるべき点は、
②若者ことば(「うける」「それな」など)、ら抜き言葉(「食べれる」など)は使わない
といったことがあります。
特に気を付けてほしいのが、以下のものです。(左:NG言葉、右:正しい言葉)
・でも→しかし、あんまり→あまり、いっぱい→たくさん
・ヤバい→すごい、やっぱ→やはり、ガチで→本気で
面接官は大人ですので、友達に話すような感じで話さないようにしましょう。
イ 話し方
→話し方に気を付けないと何を言っているのかが伝わりにくくなる
高校入試の面接の話し方の二つ目は話し方についてです。
面接で話す際に意識しておきたいことは、
②結論から簡潔に話す
③間をしっかりとって話す
④相手の目を見て話す
⑤覚えた内容を棒読みで話さない
といったことがあります。
これらのことを意識して話すことができれば、面接官に分かりやすく、かつ明るい印象を与えることができます。
ただし、簡単にはできるものではありませんので、何度も面接の練習をして一つずつできるようにしましょう。
ウ 話す姿勢
→話す内容だけでなく話す姿勢も評価される
高校入試の面接の話し方の三つ目は姿勢についてです。
面接で話している時の姿勢としては、
②笑顔でいる
③キビキビと行動する
といったことがあります。
猫背だったり姿勢を崩して話したりしていると面接官への印象が悪くなってしまいますので、面接中は堂々とした姿勢を保つようにしましょう。
高校入試面接の入室から退室までの手順は?
ア 控室で待つ
→控室での態度も評価されるので注意
A 控室の待ち方
面接はみなさんの控室での態度も評価しています。
ですので控室にいる時も気を抜かないようにしましょう。
そして、控室にいるときに気を付けるべきポイントは、
②教室を歩き回らない
③姿勢を崩さない、居眠りをしない
④話す内容の最終確認をする
⑤トイレは事前に済ませておく
⑥控室で番号や名前を呼ばれたら「はい」と元気よく返事をする
といったものがあります。
教室に入ったら面接は既に始まっているという気持ちで一日を過ごすようにしましょう。
B 緊張をおさえる方法は?
自分の面接が近づいてくるにつれて、ほとんどの人はだんだんと緊張してくるはずです。
そこで、緊張をおさえる方法としては、
・軽く体を動かす(肩を上げ下げする、手を握ったり広げたりする)
・外の景色を見ながら何も考えないようにする
といったことがあります。
いろいろな方法を試してみて、緊張感を減らすことができるようにしましょう。
イ 入室
→所作の一つ一つが大事になってくる
A 入室のしかた
面接は第一印象で全てが決まるといっても過言ではありません。
ですので、最初の入室から集中して取り組むようにしましょう。
また、入室時に気を付けるべきことは、
②「どうぞ」という返事があったら静かにドアを開ける
・乱暴に開け閉めしない
③入室したら後ろを振り向いてドアを閉める
④大きな声で「失礼します」と言う
⑤面接官に向かって一礼をする
・腰から上を30度ほど前に傾ける
といったことがあります。
B お辞儀のしかた
面接官にお辞儀をする際には以下の点に気を付けてください。
①相手を見てお辞儀をする
②腰から上はまっすぐに保ちながら上半身を折り曲げる
③話しながらお辞儀をしないこと
C 着席のしかた
入室後、席に座るまでの流れです。
①いすの横で受験番号と名前を言う
②面接官の指示を受けたら静かに座る
・指示があるまでは着席しない
自分の判断で勝手に座らないように気を付けましょう。
D 美しい姿勢
面接官は話す内容だけでなく、姿勢なども評価します。
姿勢が悪いと印象が悪くなってしまいますので、正しい姿勢をキープするようにしましょう。
また、正しい姿勢とは、
②顔は面接官のに向ける
③背筋を伸ばす
④ひざの上に手をのせる
⑤手先や足の先をピンと伸ばす
⑥椅子の背もたれに寄りかからない
といったものがあります。
特に背筋を伸ばして話すことで、面接官によい印象を与えることができます。
ウ 質問に答える
→はきはきとゆっくり話すことを意識しよう
A 質問の答え方
面接本番ではどうしても緊張をしてしまいますが、堂々とした姿勢ではきはきと答えられるように何度も練習をしましょう。
また、面接官の質問に答えるときの注意点は、
②はきはきと簡潔に答える
③面接官の目を見て話す
④姿勢を崩さない
⑤言葉遣いに気を付ける
といったことがあります。
これらのことは最初は意識していたとしても、面接の雰囲気に慣れてくると姿勢を崩したり、ついいつもの話し方になってしまったりしがちです。
ですので、面接が終わるまでは言葉遣いや姿勢などに意識をした上で話ができるようにしましょう。
B 表情
面接中はぎこちない表情ではなく、自然な表情で話せるようにしましょう。
また、自然な表情とは、
②目を大きく開き、力強い印象を与えるようにする
③目線はまっすぐする
といったことを意識すればいいでしょう。
C 声の調子
声が小さいと弱々しい印象を与えてしまいますので、気持ち大きな声でゆっくりと話すようにしましょう。
面接官にプラスの印象を与える話し方としては、
②落ち着いてゆっくり話す
③低い声で話す
④メリハリのある声を出す
といったものがあります。
早口にならないように落ち着いて話せるようにして下さい。
エ 面接が終わったら席を立って離れる
→高校を出るまでは気を緩めないこと
面接が終わってから教室を出るまでの流れです。
①静かに席を立つ
②笑顔で挨拶をする
③ドアに向かい、その後一礼をする
④教室を出る
⑤学校を出るまでは気を抜かない
質問が終わっても気持ちを切らさず、退室するまでは緊張感を持って臨むようにしましょう。
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