と思っている中学1・2年生のみなさん!
今回は「【高校入試】中1・2からの受験勉強のスケジュール、問題集のおすすめは?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
【高校受験】中1・2から始める受験勉強スケジュール
ア 苦手な科目の復習をしよう
→特に英語と数学はしっかりと復習したい
高校入試では中1から中3の全ての内容が出題されます。
そのため、現時点で苦手な教科や単元がある場合は、その復習を優先的にするようにしましょう。
なぜなら、苦手な単元は復習をしない限りできるようにはならないからです。
特に、英語や数学は積み重ね教科であるため、過去に習った内容が分かっていないとどんどん苦手になってしまいます。
そのため、この2教科の復習は優先して取り組むようにしましょう。
中1・2のみなさんは部活動をやっている人が多いでしょう。
そうなると家に帰ってから勉強できる時間が限られてくるかもしれません。
ただ、その中で学校の宿題だけやって終わりではなく、苦手な科目の復習や英検の勉強などを少しずつやっていくと中3になったときにスムーズに本格的に受験勉強ができるようになります。
そのため、1日3時間を目標に勉強する習慣をつけるようにしましょう。
イ 英検・漢検・数検を積極的に受験する
→検定試験を受けることで緊張感などが体験できる
中1・2のみなさんは高校入試まではまだ時間があります。
そうなると、高校入試に対する実感がまだ湧きづらいこともあり、受験に対するモチベーションを高めることが難しいです。
そのため、中1・2のみなさんは英検や漢検、数検などの試験を受験することをおすすめします。
それは、これらの試験を受けることで、
・一定以上の級を持っていると推薦入試で受験できる可能性が出てくる
・試験本番独特の緊張感を体験することができる
といったことになるからです。
そのため、定期テストの勉強だけでなく、英検や数検、漢検などの検定試験に積極的にチャレンジするようにしましょう。
なお、受験する級の目安は、英検・漢検・数検ともに
・中2 4級(得意な人は3級)
・中3 3級(得意な人は準2級)
となっています。
【高校入試】中1・2から始める高校入試対策向けのおすすめ問題集は?
ア 英語
→英単語・英熟語・英文法を徹底的に復習しよう
A まずは基礎固めから初めよう
中1・2の時期は、英単語・英熟語の暗記と英文法の復習をやるようにしましょう。
高校入試の英語では、
・リスニング
・自由英作文
などが中心に出題されます。
しかし、これらの内容は英単語や英熟語の意味や英文法の理解をしていないとできるようにはなりません。
そのため、中1・2のうちに英単語や英文法をマスターしておくと、中3になったときに長文読解やリスニングの対策に取り組むことができます。
また、英単語や英文法の力をつける問題集としては、以下のものがおすすめです。
①「キクタン中学英単語高校入試レベル」
中1レベルから順番に英単語が載っている英単語帳です。
英語の力を上げるには、まずは英単語を覚えることが大切になってきます。
そのため、毎日コツコツと単語の意味を覚えるようにしましょう。
②「やさしくまるごと中学英語」
中1~中3までの英文法の内容を動画で説明してくれる問題集です。
特に分からない単元がある場合は、この問題集を使って理解を深めるようにしましょう。
③「英文法パターンドリル」
中1・中2・中3・中学全範囲と全部で4冊あります。
基本的な内容を繰り返し復習できるため、おすすめの1冊です。
B 英語が得意な人向けの問題集
①英検の問題集
一方で、英語が得意な人は「英検の問題集」にチャレンジすることをおすすめします。
英検の問題は、
・リスニング
・文法問題
・ライティング(英作文)*3級以上
・スピーキング *3級以上
からなっていて、高校入試と問題形式が似ています。
そのため、英検の問題集を解くことで、それがそのまま高校入試対策にもつながっていきます。
基本的には中1で5級、中2で4級を受験するのがおすすめですが、英語が得意な人は中2の終わりまでに3級に合格できるようにしていくといいでしょう。
②できた!中1(中2)英語 単語・読解
ほとんどの長文読解の問題集は、中3の終わりにならないと解くことができないものが多いです。
それは、高校入試の英語長文は関係代名詞や分詞など、中3の後半で習う文法を使った文章が頻繁に出てくるからです。
一方で、この「できた!中1(中2)英語 単語・読解」はその学年までに習った文法を元に問題ができていますので、中1・2のみなさんでも取り組むことができるようになっています。
イ 数学
→今まで習った内容をしっかりと復習しよう
A 苦手な単元の復習
中1・2の時期は、今まで習った内容の復習をメインにやるようにしましょう。
それは、数学は積み重ね教科であるため、復習をしっかりとしておかないとこれから習う内容を理解できない可能性が出てくるからです。
ですので、数学が本当に苦手な人は「やさしくまるごと中学数学」を、ある程度できる人は「チャート式中学数学」などの教材を使って、苦手な単元を中心に復習するようにしましょう。
B 数学が得意な人向けの問題集
一方で数学が得意な人は、「全国高校入試問題正解」の分野別過去問をおすすめします。
この問題集は全国の都道府県の過去問を単元別に並べているものです。
そのため、出てくる問題は全て入試問題ですが、中2のみなさんでも解くことができるような構成になっています。
ただし、解説があっさりしているため、本当に数学が得意な人以外は無理に手を出す必要はありません。
【まとめ】中1・2から始める高校入試に向けた勉強法のポイントとアドバイス
今回の「【高校入試】中1・2からの受験勉強のスケジュール、問題集のおすすめは?」についてのまとめです。
①まずは苦手な単元の復習をする
②英検・漢検・数検に積極的にチャレンジする
③英語・数学は基礎固めをしっかりとやる
高校入試の問題は年々難しくなっています。
そういった問題が出来るようになるためにも、今のうちからコツコツと勉強をするようにしよう。