と思っている中学生のみなさん!
今回は「【中3】1学期中間・期末テストの範囲、平均点、予想問題<英語・数学>、勉強法は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人

【中3】1学期中間・期末テストに向けた心構えは?
【動画】【中3】1学期中間・期末テストの勉強法、範囲や予想問題、平均点は?
ア 全力で定期テスト勉強に取り組む
→内申点を上げるためにも定期テスト勉強に全力で取り組もう
多くの都道府県では中3の一年間の内申点の結果が高校入試の合否に反映されます。
そして、内申点を上げるには、定期テストでいい結果を出すことが必要になってきます。
そのため、みなさんはこの1年間は、高校入試の勉強と同時に定期テストの勉強をして内申点を上げていかなければならなくなります。
そして、定期テストでよい結果を出すには、
②実技教科もきちんと勉強をする
③テスト直前に何度もワークやプリントを見直して知識を定着させる
といったことが必要です。
そのためにも、テスト週間に入ってから勉強を始めるのでなく、普段からコツコツと定期テストに向けた勉強をするようにしましょう。
イ 普段から学校のワークを解く
→早めに解き終えることでテスト前は見直しに専念できる
定期テストは教科書や学校のワーク・プリントの内容から出題されます。
そのため、テストの順位や点数を上げたい場合は、学校のワークやプリントの内容を完璧にすることが求められます。
ただ、わたしたち人間は授業を聞いただけ、ワークを1回解いただけでは全ての内容をマスターすることができません。
大事なのは、学校のワークやプリントの問題を繰り返し解くことです。
特に、できない問題をできるようにすることが大切です。
そのため、一度解いてできなかった問題は、
・その場でもう一度解き直す
・後日もう一度解く
といったことをして、テスト本番までにできるようにしましょう。
ウ 実技教科の勉強もしっかりやる
→内申点を上げるには、実技教科の勉強がカギ
多くの都道府県では高校入試で内申点が考慮されます。
そして、内申点は9教科の合計で決まるため、5教科だけでなく実技教科の点数も上げる必要があります。
みなさんの中にはこれまで実技教科の勉強をあまりしてこなかった人がいるかもしれません。
しかし、今後は実技教科の勉強もするようにして下さい。
そうでないと内申点が上がらず、結果志望校に合格する可能性が減ってしまいます。
また、実技教科のテストは5教科に比べて、
②覚える内容が中心なので取り組みやすい
③実技教科の勉強に真剣に取り組む人が少ないので上がりやすい
といった特徴があります。
そのため、実技教科の勉強もできるように、早い時期からテスト勉強をするようにしましょう。
【中3】定期テストが今までよりも難しくなる理由は?
ア 授業内容が難しくなるから
→英語・数学は内容が難しくなる
中3になるとどの教科も授業の内容が難しくなります。
特に英語や数学は積み重ね教科であるため、中1・2の内容が分かっていないと中3の内容を理解するのが難しくなってきます。
そうなると定期テストでも点数が取れなくなり、内申点が下がってしまう可能性も高くなってしまいます。
そのため、中1・2の内容で分からないところがある場合や、英語や数学に苦手意識を持っている人は、早急に復習をして知識をつけるようにしましょう。
イ 実力問題が出るから
→実力問題の対策も必要になってくる
中3の定期テストでは、高校入試を意識して教科によっては10~20点くらい実力問題が出ることがあります。
そして、実力問題の問題は、
②教科書やワークには載っていない文章読解の問題(国語・英語)
②高校入試の形に似せた問題
といったタイプがあります。
実力問題は名前の通り実力がないと解くことができません。
そのため、普段から今までの復習(高校入試対策)をするようにしましょう。
特に進学校を目指す人は、高校入試レベルの問題が載っている問題集を使って応用問題をできるだけ解いていくことをおすすめします。
【中3】1学期中間・期末テストの範囲や平均点は?
ア【中3】1学期中間・期末テストの平均点や出題範囲は?
→最初のテストは範囲が狭く平均点が高め
【中3】1学期中間・期末テストの平均点はだいたい50~60点です。
そして、教科ごとにみていくと、
②数学 計算問題が中心であるため平均点は高めで60~70点前後
③国語 中学3年間あまり変わらない難易度で平均点は60点前後
④理科 物理内容は難しいため50~60点前後
⑤社会 中1とほぼ同じ難易度であり60点前後
という感じになります。
また、中3の1学期のテストの範囲は、
国語 | ・漢字の読み書き ・文法(文節・単語など) ・教科書本文 |
数学 | ・因数分解、平方根、二次方程式の計算 ・中2の内容(確率) |
理科 | ・力、等速直線運動、仕事、エネルギー ・中2の内容(天気) |
社会 | ・歴史は明治~令和(最後まで) ・中2の内容 |
英語 | ・現在完了、不定詞 ・中2の内容 |
となっています。
イ【中3】1学期中間・期末テストの予想問題<英語・数学>は?
ここでは、中2の1学期の中間テスト、期末テストの予想問題<英語・数学>について扱っているサイトを紹介します。
【中3】1学期中間・期末テストの教科別勉強法は?
ア 全体
→内申点に関わってくるため、早めにテスト勉強を始めたい
A テスト週間に入る前にやっておくべきことは?
中3の1学期中間・期末テストで結果を出すためには、
・英語や数学は今まで習った内容の復習をしておく
・テスト週間に入る前に提出物(ワークなど)を終わらせる
・テスト週間中はワークの見直しを中心に行う
といったことが必要になってきます。
中3の1学期のテスト範囲は中2のテストと比べると難易度が上がります。
ですので、中2での定期テストの結果がよかった人も油断をせずに勉強に取り組むようにして下さい。
また、普段から学校の宿題をやって終わりではなく、学校で配られたワークやプリントをコツコツと解くようにしましょう。
そうすることでテスト週間中にはワークの見直しを中心とした勉強をすることができます。
また、1学期中間テストでは、中2の学年末テスト以降に習った内容も出題されますので、中2のワークもやっておくようにしましょう。
B テスト週間中にやるべきことは?
勉強で大事なことは、同じ問題を繰り返し解くことです。
ほとんどの人は学校や塾の授業を聞けば成績が上がると思っていたり、ワークやプリントを解いたら勉強が終わりだと思っています。
しかし、それだけでは成績が上がりません。
大事なのは、できない問題をできるようにすることです。
ですので、一回ワークやプリントの問題を解いたら終わりではなく、できなかった問題を何度も繰り返して解くことが大切になってきます。
これをテスト週間中にできるようにするためにも、普段からコツコツとワークを解く必要があるのです。
C ワークの解き直しをするときに気を付けるべきことは?
ワークやプリントを解き直すときに気を付けてほしいのは、丸暗記は×ということです。
よくあるのが、社会の問題などで答えが「エ」だとしたときに、「エ」だけを覚えるというものです。
そうではなく、なぜ「エ」になるのかまでを言える必要があります。
分からない問題を分からないまま覚えていても力はつきません。
もし解き方が分からない問題があれば、学校の先生や塾の先生に聞いて解決することを心がけましょう。
イ 英語
→英単語と英文法を勉強して基礎を固めていこう
A 中3の1学期のテスト範囲は?
中3の1学期のテストでは、
・現在完了
といった内容を習います。
また、文法に加えて、
・新出単語、熟語の意味やスペル
・教科書本文の内容
・英作文(和文英訳・自由英作文)
・実力問題(長文読解など)
なども出題されます。
英語は得意な人と苦手な人の力の差がはっきりと出る科目です。
そのため、英語に苦手意識を持っている人は、普段から英単語の暗記や英文法の復習をするようにしましょう。
B 今まで習った文法の内容を理解しよう
英語のテストで高得点を取るには、まずは文のルールを理解することです。
そのため、中1・2の内容を忘れてしまった人は、その復習から始めるようにしましょう。
そうすることで、今習っている内容も分かるようになってきます。
そして、文法の復習ができる参考書としておすすめなのが、「やさしくまるごと中学英語」です。
この参考書は、なんと動画で授業を見ることができるため、家にいながら分からない内容を理解することができるおすすめの参考書です。
C 教科書ガイドを使って本文の内容をおさらいしよう
また、教科書の内容や新出単語などは、「教科書ガイド」を使って復習していくことをおすすめします。
教科書ガイドには、
・本文の日本語訳
・重要ポイントの解説
などが載っており、これ一冊で教科書の内容を理解することができます。
そのため、教科書ガイドを使ってテスト範囲の内容をしっかりと復習するようにしましょう。
その後は教科書本文を何度か音読するといいでしょう。
そうすることによって、文章の内容が頭に入るようになります。
また、新しく出た単語は正しいスペルで書けるようにしっかりと練習しましょう。
D 実力問題対策
中3の定期テストでは高校入試を意識して実力問題が出題されるようになります。
そして、実力問題は長文問題がメインで、初めて見る文章を短い時間で読み解く力が求められます。
そして、長文読解問題対策としておすすめなのが、「ハイパー英語教室 中学英語長文1・2」・「英検3級の問題集」です。
まずは、「ハイパー英語教室 中学英語長文1・2」で長文の読み方を学び、その後「英検3級の問題集」で長文問題に慣れていくといいでしょう。
そうすることによって、実力問題でも点数が取れるようになっていきます。
イ 数学
→中2の復習内容と計算問題が中心
中3の1学期の定期テストでは、
・「因数分解」の計算と文章題
・「平方根」の計算と文章題
などから出題されます。
今回は計算分野が中心ですので難易度は易しめです。
ただ、最初の5月の中間テストでは、中2の残りの単元である「確率」からも出ることがありますので、その分野の復習もしておきましょう。
また、定期テストで高得点を取るには、
②学校のワークやプリントを繰り返し解く
③難しい問題も積極的に取り組む
といったことが必要になってきます。
基礎を早めに固めつつ、難しい問題もできるようにしていきましょう。
なお、定期テスト対策ができる参考書や問題集は、基本的な内容を理解したい人は動画授業で解説がされている「やさしくまるごと中学数学」を、やや難しめの問題にも取り組みたい人は「チャート式中学数学3年」がおすすめです。
ウ 国語・理科・社会・実技教科
→ワークやプリントの内容を完璧にしていこう
A 国語
国語は、漢字・文法・教科書の内容が中心に聞かれます。
まずは教科書の内容を読んでどんな文章だったのかを思い出すようにしましょう。
その次に、漢字のワークや国語のワーク、プリントの内容を完璧にするようにして下さい。
なお、文法の問題は理解が必要な単元です。
そのため、国語の文法の内容を知りたい人は、「やさしくまるごと中学国語」や「中学国語文法 (全問ヒントつきでニガテでも解ける)」といった参考書や問題集を使って解き方を理解するようにして下さい。
B 理科
理科は地学(天気)や物理(力・仕事・エネルギー)がテスト範囲となります。
物理の力や仕事、エネルギーといった分野は特に難しい単元ですので、理解を深めるところから始め、基本的な問題は完璧にできるようにしましょう。
また、この単元は入試レベルの問題も出ますので、応用問題ができるようになりたい人は、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集理科」や「高校入試「解き方」が身につく問題集 理科」などの問題集を解くことをおすすめします。
また、ワークやプリントの問題を解くときには、「なぜそうなるのか?」を意識して解くようにしましょう。
なお、理科の内容が分からない人は、「やさしくまるごと中学理科」のような参考書を使って理解をするようにして下さい。
C 社会
社会は歴史の残り(第一次世界大戦~戦後)がテスト範囲となります。
まずは教科書の太字で書かれている用語は漢字で書けるようにしましょう。
また、教科書や資料集に目を通して今まで習った内容を復習し、そこからワークやプリントの復習に入っていくと覚えやすくなります。
なお、社会で高得点を取りたい人は、歴史で出てくる年号も覚えていくと並び替え問題に強くなります。
D 実技教科
5教科だけでなく実技教科(音楽・保体・美術・技術家庭)のテスト範囲に入ります。
そのため、テスト週間中にこれらの勉強ができるように、早め早めにワークを解き終えるようにしましょう。
【まとめ】中3の1学期中間・期末テストのポイントとアドバイス
今回の「【中3】1学期中間・期末テストの範囲、予想問題、おすすめ勉強法は?」についてのまとめです。
①中2のテストよりも範囲は広くなり難易度が上がる
②英語・数学は今までの内容が分かっていないとだんだんと分からなくなる
③5月の中間テストでは中2の範囲からも出題される
・テスト週間に入る前にワークを終わらせておく
・テスト週間に入ったらワークの見直しを中心にやる
・入試問題からも出題されるので応用問題が載っている問題集も解いてみる
中2のテストに比べて中3のテストは難易度がぐっと上がります。
テストでいい結果を出すためにも、普段からコツコツと勉強をするようにしよう。