
と思っている中学生のみなさん!
今回は「【中学理科】定期テストの勉強法、対策は?<一問一答・計算・応用問題>」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
中学生の定期テストでは何が出る?(理科)
中学校の定期テストでは一般的に、物理・化学・生物・地学の内容が出題されます。
学年ごとで習う内容をまとめると、
生物 | 化学 | 物理 | 地学 | |
中1 | 顕微鏡・植物・動物 | 気体の性質・蒸留 再結晶・濃度 | 光・音・力 | 火山・地震・地層 |
中2 | 植物・動物 | 化学変化 | 電流・磁界 | 天気 |
中3 | 細胞分裂・遺伝 食物連鎖 | イオン・電池・中和 | 力・仕事・エネルギー | 天体 |
となっており、各学年満遍なく4分野を学ぶことになります。
中学生が理科の定期テストで高得点を取るための勉強法は?
ア 中学生の理科の定期テストに向けた勉強法①(教科書を読み返す)
→教科書を読み返すことでこれから習う内容の全体像が分かる
中学生が理科の定期テストに向けた勉強法の一つ目は、「教科書を読み返す」ことです。
教科書を読み返すことで、これから勉強する内容の全体像をつかむことができます。
また、教科書を読み返す際には、
②公式を理解し覚える
③教科書に出てくる図、グラフを確認する
④実験のやり方、注意点、結果などを確認する
といったことを意識して読むようにしましょう。
さらに分からない語句や内容は用語集や参考書(「やさしくまるごと中学理科」など)で調べるようにするとより効果的です。
イ 中学生の理科の定期テストに向けた勉強法②(一問一答の暗記)
→用語を覚えることで理科の基礎力が高まる
中学生が理科の定期テストに向けた勉強法の二つ目は、「一問一答の暗記」をすることです。
一問一答で用語を覚えるときのポイントは、「重要な語句から覚える」ことです。
社会より覚える語句が少ないとはいえ、それでも理科の定期テストに向けて覚えないといけない用語はたくさんあります。
そのため、まずは教科書の太字用語レベルのものから覚えていきましょう。
理科の定期テストでは、用語を漢字で書くことが求められるため、しっかりと漢字で書く練習をしていき、テスト本番で間違えないようにしましょう。
なお、おすすめの一問一答問題集は、「定期テスト~高校入試対策 中学理科の点数が面白いほどとれる一問一答」などがあります。
ウ 中学生の理科の定期テストに向けた勉強法③(基本問題の復習)
→よく出る問題の解き方を完璧にできるようにしよう
中学生が理科の定期テストに向けた勉強法の三つ目は、「基本問題の復習」をすることです。
いきなり学校のワークやプリントを解くのではなく、最初は「やさしくまるごと中学理科」などの参考書を使って、解き方を一つずつ確認していくとよいでしょう。
そして、最終的にはどの問題も瞬時に解けるように繰り返し練習していきましょう。
さらに、「人に説明できるようにする」まで理解度を高めていくことが大切になってきます。
人に説明するときは、「なぜそうなるのか?」が分かっていないと相手に伝えきることができません。
途中で説明が止まってしまったり、自分でも何を言っているのかが分からなくなってしまう問題は、実はまだよく分かっていないのです。
そういう問題は再度参考書などを読んで理解を深めるようにしましょう。
ただ、説明する相手が近くにいないときは、解答・解説の部分を隠して自分自身に説明していくのもOKです。(このやり方は「セルフレクチャー」といいます。)
エ 中学生の理科の定期テストに向けた勉強法④(ワーク・プリントの見直し)
→全ての問題ができるようになるまで何度も繰り返し解こう
中学生が理科の定期テストに向けた勉強法の四つ目は、「ワーク・プリントの見直し」をすることです。
一度学校のワークやプリントを解ききった後でできなかった問題が出てきたと思います。
その問題の解き方を確認し、2,3日時間を空けてから、再度間違えた問題を解くようにして下さい。
そこでできていれば問題ないですが、もしまた間違えた場合は、再度解説を読むことを行ってください。
それを繰り返し、全ての問題ができるようになればOKです。
その後は、学校のワーク・プリントが終わったら市販の問題集に取り組んでいき、最後の仕上げをしていきましょう。
仕上げの問題集としておすすめなのは、「中学教科書ワーク」です。
この問題集は、レベル別に問題が分かれているため、学校のワークやプリントを完璧にした人は、いきなりステージ3から始めてもいいでしょう。
「中学教科書ワーク」を解いて最後の仕上げをするようにして下さい。
オ 中学生の理科の定期テストに向けた勉強法⑤(応用問題対策)
→応用問題を解くことで得点力がアップする
中学生が理科の定期テストに向けた勉強法の五つ目は、「実力問題対策」をすることです。
中学理科の応用問題が解けるようにするには、基本問題をまず完璧にすることが大切です。
学校の問題集・プリントを隅々まで解き、できない問題はできるようになるまで繰り返し解くようにしましょう。
また、何となく解き方ができるだけではいけません。
「なぜそうなるのか?」といったことを意識し、人に説明できるようになるまで理解度を高めていくことが必要になってきます。
また、応用問題の中には、蒸散の計算や化学変化の質量の問題のように、難しいがパターン化されている問題があります。
こういった問題の解き方を知ることで応用問題にも対応できるようになります。
学校のワークやプリントの問題を完璧にし、さらに点数を伸ばしたい場合は、「高校入試塾で教わる理科の考え方・解き方」のような問題集を使って様々な問題パターンに慣れていくようにして下さい。