と思っている中学生のみなさん!
今回は「【中学生・高校受験】古文が読めない人向け勉強法、おすすめ問題集は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
中学生の古文・漢文の暗唱方法は?
国語の授業では、古文・漢文の単元になると文章の暗唱テストがある場合があります。
暗唱テストとは、文章を丸々覚えて、覚えた成果を学校の先生の前で言うというものです。
そして人によっては、「なかなか古文の文章を覚えられない・・・」という人もいるかもしれません。
文章を暗唱するコツとしては、
・段落ごと、一定の文章ごとに区切って暗記する
・何回か音読した後、何も見ずに言えるかチェックする
・覚えにくいところを中心に覚える
・暗唱テスト当日は朝早く起きて最終チェックをする
といったことがあります。
どんな人でも一回読んだだけでは完璧に暗唱はできません。
何度も繰り返して音読し、少しずつ覚えていくようにしましょう。
なお、暗唱の出来具合は内申点(通知表)の評価にも関わるところですので、しっかりと暗記するようにしていきましょう。
【中学生】定期テストで古文ができるための勉強法は?
ア 中学国語の古典(古文・漢文)の定期テストの問題の配点は?
→20~30点前後出題される
中学国語の定期テストでは年数回古文が出題されます。(配点は20~30点程度です)
また、中学校3年間の中で基本的に習う内容は、
中2 枕草子、平家物語、漢詩
中3 徒然草、奥の細道、和歌、論語
となっています。
また、古文では、
・この単語の読み方は?
・この動作の主語は?
・次の単語を現代仮名遣いに直しなさい
・傍線部の内容を書き下し文にしなさい
といったように、現代文とは違う切り口で問題が出題されます。
そのため、古文専用の対策が必要になってきます。
イ 中学生の古文・漢文の定期テスト勉強法①(まずは現代語訳を確認する)
→現代語訳を読んで話の内容を理解しよう
中学生の古文・漢文の定期テスト勉強法の一つ目はまずは現代語訳を確認することです。
古文・漢文の場合は、「次の文を現代語訳にせよ」「次の単語はどのような意味か?」といった問題が多く出ます。
また、そもそも原文のままでは、何を言っているのかが分からない人もいるでしょう。
そこでまず大事なのが、現代語訳を読んで内容を理解することです。
最初は現代語訳だけを読み、内容を理解し、その後は、原文と現代語訳を一文ずつ照らし合わせて再度意味を確認していきましょう。(なお、このタイミングで古文単語の意味もしっかりと覚えるようにして下さい。)
なお、現代語訳は「教科書ガイド」を見れば載っていますが、古文の有名な作品であれば、ネットでも載っています。
以下、教科書に出る内容の現代語訳、YouTube解説動画をまとめましたので、ご活用ください。
ウ 中学生の古文・漢文の定期テスト勉強法②(原文を見て現代語訳が言えるようにする)
→現代語訳が言えるようになればテストはできたも同然!
中学生の古文・漢文の定期テスト勉強法の二つ目は原文を見て現代語訳が言えるようにすることです。
次に原文を見ただけで現代語訳が言えるようにしていきます。
ここでのポイントは、何となくできるのではなく、ある程度の区切りごとにしっかりと意味がいえるかどうかです。
例えば、「奥の細道」の序文に、「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。」とありますが、これを、
行き交ふ年もまた旅人なり。(去ってはまたやって来る年もまた旅人である。)
*( )内は現代語訳
というように、文を区切りながら意味を言えるようにしていきましょう。
そうすることで、より正確に文の意味が分かるようになります。
エ 中学生の古文・漢文の定期テスト勉強法③(問題を解いて定着度を確認する)
→問題演習を通してできているかどうかをチェックする
中学生の古文・漢文の定期テスト勉強法の三つ目は問題を解いて定着度を確認することです。
原文を見て現代語訳を言えるようになったら、最後に問題を解いていきます。
学校のワークやプリントを解いて、できているかどうかを確かめていきます。
全ての問題ができるようになるまで繰り返し問題を解いていきましょう。
【高校受験】古文のおすすめ勉強法は?
高校入試では古文が100点中20点前後出題されます。
そのため、しっかりと対策をしないと古文で点数を取ることができません。
ただ、中学生のみなさんはあまり古文に触れたことがないため、いきなり入試問題を解いてもできない人がいるかもしれません。
そこでまずやってほしいのが、「くもんの高校入試スタートドリルこわくない国語古文・漢文」です。
この本は、あらすじが漫画で描かれていること、解き方が詳しく書かれていることといった点から古文の最初にやるべき問題集としておすすめです。
問題を解いた後は丸付けをして終わりではなく、定期テストの勉強と同じように、原文を見て現代語訳が言えるように練習をしていきましょう。
そして、「くもんの高校入試スタートドリルこわくない国語古文・漢文」をマスターした後は、「全国高校入試問題正解 分野別過去問国語」を使って、古文や漢文の問題を片っ端から解いていきます。
問題をたくさん解くことで、話の内容が分かるようになり、古文で高得点が取れるようになります。
ただし、他の教科とのバランスを考えて勉強するようにしましょう。
高校入試国語の古文・漢文の読み方や解き方は?
ア 高校入試国語の古文・漢文の読み方や解き方は?①(現代語訳をヒントに読む)
→現代語訳を読んで文章の意味を理解しよう
高校入試国語の古文・漢文の読み方や解き方の一つ目は現代語訳をヒントに読むことです。
古文や漢文というと「何が書いてあるかが分からない」といったように苦手意識を持っている人が多くいます。
しかし、古文・漢文は高校入試で20点程度出るため、しっかりと練習をして得点源にしたいところです。
また、高校入試では一部の文章に現代語訳がついている場合があります。
ですので、そこをしっかりと読むことで、文章のおよその意味が分かるようにはなります。
ただし、教科書で出てきたような古文単語の意味(あはれ・をかしなど)は覚えておくといいでしょう。(場合によっては古文単語の意味を問う問題が出ることもあります。)
また、漢文もレ点や一・二点などのルールを確認し、スラスラと読める練習をして下さい。
ア 高校入試国語の古文・漢文の読み方や解き方は?②(主語を補いながら読む)
→現代語訳を読んで文章の意味を理解しよう
高校入試国語の古文・漢文の読み方や解き方の二つ目は主語を補いながら読むことです。
古文の文章は主語が省略されていることが多いです。
そのため、主語を補いながら読んでいくと文章の意味が分かるようになってきます。
そして、主語が誰かを判別するには、述語(動詞)を見ることです。
動詞を見ることで、主語の判断がしやすくなるため、動詞が出てくるたびごとに「誰が何をしたのか」を確認するようにしましょう。
ウ 高校入試国語の古文・漢文の勉強法③(解答の根拠となる部分を確認する)
→現代文と同じように古文・漢文も解いていこう
高校入試国語の古文・漢文の勉強法の三つ目は解答の根拠となる部分を確認することです。
古文や漢文は書かれている内容や表現の仕方が今と異なるところもありますが、文章であることは変わりないです。
そのため、問題の基本的な解き方は現代文と同じになります。
現代文には、「~はどういうことか?」「~である理由を答えなさい」といった問題がよく出ます。
そしてこれらの解答の根拠となる部分は本文中に書かれています。
それを見つける練習をすることで読解力はついていきます。
古文・漢文も同じように、問題を解くときには必ず本文中からその答えを探し出すようにしましょう。
勘で答えていたのでは、いつまでたってもできるようになりません。
また、できなかった問題は解説をしっかりと読んで理解をするようにしましょう。
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