と思っている中学生のみなさん!
今回は「中学国語:文法問題を簡単に覚える勉強法とおすすめ方法」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
【中学生】国語の文法問題が苦手になる原因は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!中学生向け国語の文法ができるようになるためのおすすめ勉強法は?
ア テストや高校入試での文法問題の配点は?
→10点前後出題される
国語の定期テストでは、文法問題がどの学年でも10点前後出題されます。
ただ、文法問題ではなかなか点数を取ることが難しいです。
その理由としては、
・学校の文法のワークは解説が詳しくないため分かりにくい
といったことがあるからです。
そのため、文法問題ができるようになるには、市販の参考書や問題集をうまく使っていく必要があります。
また、高校入試では1~2問出題されます。(愛知県はあまり出題されません。)
高校入試では文章問題や漢字、作文、古文などがメインですので、配点の低い文法問題にあまり対策をしない人がいるかもしれません。
しかし、入試では1,2問の差で合否が決まることもあるので、文法問題の対策もしっかりとやるようにしましょう。
イ 文法が苦手になる原因は?
→入試で漢字の点数の割合が高い場合は勉強した方がいいが・・・
文法問題が苦手になる理由は、
②「なぜそうなるのか?」を理解しながら解いていない(丸暗記をしている)
といったことがあります。
A 文法のルールを知らない
ここで一つ問題を出します。
みなさんは副詞と連体詞の違いが分かるでしょうか。
正解は副詞は動詞や形容詞・形容動詞などを修飾する言葉で、連体詞は名詞などを修飾する言葉です。
これを、文を使って説明すると、
・大きな木の「大きな」は連体詞<名詞「木」を修飾>
です。
このようなルールを最初に知っておくと、問題を解くときにスムーズに解けるようになります。
ですので、まずは言葉のルールから覚えるようにしましょう。
B「なぜそうなるのか?」を理解しながら解いていない
文法の問題を解いていたときに、ある問題を間違えたとします。
そのときに答えだけを丸暗記してしまってはいけません。
例えば、正解が「エ」だとしたときに、何も考えずに答えの「エ」だけを覚えてしまう人がいます。
しかし、「なぜ正解が『エ』になるのか?」を理解せずにそのまま覚えても、テストや入試ではできるようにはなりません。
そうならないように、できなかった問題については、「なぜこの答えになるのか?」を理解するようにしましょう。
なお、解説を読んでも理解できない場合は、「やさしくまるごと中学国語」のような参考書を使う、学校や塾の先生に聞くなどして疑問点を解決するようにしましょう。
【中学生】国語の文法の勉強法と覚え方は?
ア 定期テスト対策
→「なぜそうなるのか?」を理解することから始めるようにしよう
①参考書を読んで理解する
文法問題ができるようになるには、「なぜそうなるのか?」を理解することを必ずやるようにしましょう。
ただ、学校のワークやプリントは詳しく文法の説明されていないものもあるため、「やさしくまるごと中学国語(学研)」を使っていくことをおすすめします。
この本は動画で文法の内容を説明しているため、分からない内容は「やさしくまるごと中学国語」を読むことでよく理解できるようになります。
また、おすすめの文法問題集としては、「全問ヒントつきでニガテでも解ける中学国語文法(学研)」があります。
この本は問題ごとに解き方のヒントが載っているため、文法問題が苦手な人でも非常に使いやすい問題集といえます。
②活用や意味を覚える
国語の文法問題ができるようになるには、理解と暗記が必要になってきます。
例えば、
・助動詞:「れる・られる」→受身、尊敬、可能、自発の4つの意味がある
・敬語:「言う」の尊敬語は「おっしゃる」、謙譲語は「申し上げる」
といったことがパッと言えない限り、いくら問題を解いてもできるようにはなりません。
そのため、まずは活用や意味などをしっかりと暗記してから、問題演習に取り組むようにしましょう。
③学校のワークを繰り返し解く
参考書や問題集を一通り終えたら、次は学校のワークやプリントの問題を解くようにしましょう。
定期テストの問題は学校のワークやプリントの問題を元に出題されます。
そのため、テスト本番までに問題を完璧にできるように何度も繰り返し解くようにしましょう。
なお、ワークやプリントの中で分からない問題がある場合は、解説をしっかりと詠んだり、学校の先生や塾の先生に質問をしたりして理解を深めるようにしましょう。
イ 高校入試対策
→苦手な人は基礎固めから始めよう
①文法が苦手な人
文法が苦手な人は、高校入試レベルの問題集をやる前に基礎固めから始めるようにしましょう。
上の定期テスト対策で紹介した、「やさしくまるごと中学国語」で内容を理解し、「全問ヒントつきでニガテでも解ける中学国語文法」で問題を解いていくとスムーズに進めることができます。
文法はやることが多い割には配点が少ないですので、できれば中1・2の時期からやっていくことをおすすめします。
②文法が得意な人
文法問題が得意な人は、入試問題をガンガン解いていくことで力をつけることができます。
そして、おすすめの問題集は、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集国語(旺文社)」です。
この問題集は、高校入試レベルの問題が単元別に並んでいます。
そのため、古文や文章問題の対策と合わせて文法問題を解いていくといいでしょう。
【中学国語】文法のまとめサイトやおすすめアプリは?
最後に中学生向けの国語の文法のまとめサイトやおすすめアプリについて紹介します。