【中学生】定期テストのスケジュール表の立て方や理想の勉強時間は?

 

 

たま吉
定期テストで結果が出るための勉強方法を知りたいニャー

 

と思っている中学生のみなさん!

今回は「【中学生】定期テストのスケジュール表の立て方や理想の勉強時間は?」についてみていきますよ。

 

 

 

 

✓内容

「定期テストで高得点を取るための勉強法」について知りたい中学生向けの記事です。

 

✓対象となる人

中学校の定期テストの勉強法を知りたい中学生

 

✓記事を書いた人 

西井佑一(にしいゆういち) 愛知県豊橋市の個別指導塾で10年以上指導してきた教室長

 

 

【中学生】定期テストの勉強方法について知りたい人は

【中学生】定期テストのスケジュール表の立て方や理想の勉強時間は?

 

 

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【中学生】定期テストのスケジュールは?

【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!中学生向け定期テストのスケジュール表の立て方は?

 

 

たま吉
中学校の3年間はどんな生活を過ごすのかニャー?
モモ先生
定期テスト、実力テスト、修学旅行、部活動などがありますよ。

 

 

ア 中1・2の年間学習スケジュール(3学期制)

 

中1中2
4月中学校生活の開始
5月1学期中間テスト1学期中間テスト
6月1学期期末テスト1学期期末テスト
7月
8月夏休み
9月
10月2学期中間テスト2学期中間テスト
11月2学期期末テスト2学期期末テスト
12月冬休み
1月
2月3学期学年末テスト3学期学年末テスト
3月受験勉強の開始

*学校によっては、年に数回実力テストや英単語・漢字コンクールなどもあります。

*中2は中だるみしやすい学年なので注意しましょう。

 

たま吉
テストに向けてしっかりと計画を立ててやるようにしたいニャー

 

 

イ 中3の年間学習スケジュール(3学期制)

 

中3
4月
5月1学期中間テスト
6月1学期期末テスト
7月
8月夏休み
9月
10月2学期中間テスト
11月2学期期末テスト
12月冬休み
1月3学期学年末テスト
2月入試直前期
3月高校入学の準備

 

モモ先生
入試勉強と定期テストの勉強が両立できるようにしましょう。

 

 

【中学生】テスト勉強のスケジュールの立て方は?

 

 

たま吉
テスト勉強に向けたスケジュールの立て方を知りたいニャー
モモ先生
勉強時間ではなく勉強する内容で計画を立てるようにしましょう。

 

 

ア テスト勉強を始める時期はいつから?

→テスト2~3週間前からテスト勉強を始めるようにしよう!

 

定期テストの勉強を始める時期は、テスト本番の2~3週間前から始めるといいでしょう。

そして、テスト勉強の具体的な流れとしては、

①テスト週間前:学校のワークやプリントを解く+苦手な内容の復習
②テスト週間:学校のワークやプリントを見直す
③テスト前日、当日:気になるところを重点的に復習する

がおすすめです。

テスト週間になるまでに今まで習った内容のワークやプリントを解き終えると、テスト週間中は見直しができるようになります。

テストで高得点を取るには、できないところをできるようにするための勉強をする必要があります。

そのため、解きっぱなしで終わるのではなく、テスト当日までに間違えた問題を復習してできるようにしましょう。

 

たま吉
早めにワークを終わらせることが大切なんだニャー

 

 

イ まずは目標点数と順位を決めよう

→目標があることで勉強へのやる気が出る

 

定期テスト勉強をする前に一つやってほしいことがあります。

それは定期テストの目標点数目標順位を決めることです。

それは目標を決めることで、その目標に達成するために勉強をすることができます。

逆に言えば、目標がないと何のために勉強をしているのかが分からなくなり、勉強へのモチベーションを高めることができません。

そのため、「●●君(さん)に勝つ」・「テストで●●点とる」といった目標を決めて、そこからテスト勉強に取り組むようにしましょう。

 

また、目標を立てるときには、

非現実的な順位や点数にしない
②比較的点数が上がりやすい社会・理科・国語を高めの目標点数にする
③苦手な教科でも平均点以上の目標点にする

といったことを意識して決めるといいでしょう。

 

モモ先生
目標があることで勉強に身が入るようになりますよ。

 

 

定期テストの目標点数の決め方を知りたい人は

【中学生】テストの目標の立て方、点数や順位の決め方は?

 

 

 

 

ウ テスト勉強の時間は最低3時間以上

→勉強時間はあくまで一つの目安

 

A 理想の勉強時間

 

定期テストの勉強時間の目安は、

・平日2~3時間
・土日8時間

です。

また、テストで高得点を取りたい人は、平日4~5時間、土日は10~12時間は勉強するようにしましょう。

ただ、勉強習慣がない人は、いきなり長い時間勉強するのは負担がかかります。

そのため、テスト週間に入る前から少しずつ勉強時間を増やしていくと、スムーズに勉強をすることができます。

 

たま吉
無理なく勉強ができるようにしていきたいニャー

 

 

B スケジュールを決めるときは勉強の内容で決める

 

また、勉強時間は一つの目安としてください。

それは、勉強時間で学習スケジュールを組んでしまうのはよくないからです。

例えば、「8時間勉強する」とした場合、極端なことを言えばその間ぼーっとしていても勉強時間にカウントされてしまいます。

ただ、それで勉強の成果が出たかというとそんなことはありません。

 

そのため、学習スケジュールを組むときは、勉強時間ではなく勉強の内容で決めるようにして下さい。

例えば、

・英語:英単語の意味を50個を覚える
・数学:ワークを8ページ分解く
・国語:教科書の文章を読み返す
・社会:歴史の用語を漢字で書けるようにする
・理科:実験の内容を確認する

といったように、その日にやるものを決めていくことをおすすめします。

 

たま吉
勉強時間ではなく勉強の内容で計画を立てるといいニャー

 

 

エ テスト範囲をよく見てやるべきことを決める

→無駄のない勉強ができるようにしっかりと計画を立てる

 

ここからは具体的な計画の立て方について見ていきます。

 

A テスト範囲を見てやるべきことを書き出す

 

テスト週間になるとテスト範囲が発表されます。

そこでは、テスト範囲だけでなく、ポイントとしてやったほうがいい内容やテストに出る内容などが書かれています。

ですので、まずはそれを計画表に書き出し、テスト週間中にやるべきことを整理していきましょう。

例えば、英語で、

・新出単語の意味とスペルを書く問題を10点分出します
・文法は比較と受け身の内容をしっかりと復習しよう
・教科書の本文に関する問題も出題します
・ワークやプリントで出てくる長文からも出題します

と書かれていた場合、テスト週間中にやるべきことは、

 

・英単語の暗記
・文法の復習(比較、受け身)
・教科書の音読
・ワークやプリントの解き直し

などがメインになってきます。

このように計画を立てることで、点数アップにつながる勉強をすることができます。

 

たま吉
テスト範囲のポイントをしっかりと読むようにしたいニャー

 

 

B 前回のテスト問題を見て、自分の課題を見つける

 

また、前回のテスト範囲を見て、自分の課題は何だったのかを確かめることも必要です。

そして、テスト問題を見るときには、

・どこでミスをしたのか?
・時間配分はよかったのか?
・何を勉強する必要があるのか?

といったことを意識しながら振り返るようにして下さい。

 

例えば、前回のテストで数学の点数が悪かった場合は、今回のテストでは数学を重点的に勉強するようなスケジュールを組むようにしましょう。

そうすることで点数アップにつながっていきます。

 

モモ先生
自分の課題は何なのかをもう一度確認するようにしましょう。

 

 

【中学生】テスト問題の解き直しについて知りたい人は

【中学生】テストの直しの仕方、ノートの作り方は?

 

 

 

 

C 一日にやる量を日割りする

 

全体のやるべき量が分かったら、次にこれを日割りにして1日にやるべき量を決めていきます。

例えば、数学の問題集の範囲が30ページあったとすると、

・月 1~6ページ
・火 7~12ページ
・水 13~16ページ
・木 17~22ページ
・金 23~26ページ
・土 27~30ページ
・日 予備日

といったように、1日にやる量を分けていくようにしましょう。

そして、勉強が終わったものは線で引いていくと勉強の進み具合が一目でわかるようになります。

 

また、スケジュールを日割りするときに気を付けるべきことは、

①予備日を作る(計画通りいかない場合に備えて)
②塾などがあって忙しい日は勉強の量を少なめにする

といったことがあります。

計画倒れにならないように、無理のない計画を立てるようにしましょう。

また、計画と実際の進み具合があまりにもズレてきたときは、再度計画を立て直すようにして下さい。

 

モモ先生
無謀な計画を立てないようにしましょう。

 

 

【中学生】定期テストの教科別おすすめ勉強法は?

 

 

たま吉
テスト週間中にどんな勉強をしていけばいいのかニャー?
モモ先生
ここでは科目別におすすめの勉強法についてみていきますよ。

 

 

ア 英語

→英単語や英熟語の暗記、英文法の理解などを完成させておこう

 

英語は、

①英単語・英熟語(慣用表現)の暗記
②英文法の理解
③教科書本文の確認と音読
④学校のワークやプリントを終わらせる

といったことを中心に取り組むようにしましょう。

そして英語が苦手な人は、教科書本文の音読、英単語の暗記、英文法の復習など、基本的な内容の復習を中心に取り組むようにして下さい。

一方で英語で高得点を取りたい人は長文読解やリスニング、英作文の勉強もしっかりと行うようにしましょう。

 

たま吉
英語はできるようになるまで時間がかかる科目だからじっくりとやっていきたいニャー

 

 

【定期テスト】英語の勉強法について知りたい人は

【中学英語】定期テストの勉強法を塾講師が分かりやすく解説!

 

 

イ 数学

→教科書レベルの問題の解き方を理解しておこう

 

数学は、

①計算練習(テスト本番で計算ミスが出ないように繰り返し練習すること)
②基本問題の解き方を確認
③学校のワークやプリントを終わらせる

といったことを中心に取り組むようにしてください。

そして数学が苦手な人は計算問題や基本的な内容を中心に復習していきましょう。

一方で数学で高得点を取りたい人は問題集の応用問題も積極的に取り組むようにして下さい。

なお、難しい問題は解き方を丸暗記するのではなく、「なぜその式になるのか?」を理解しながら解くようにしましょう。

 

モモ先生
目標点数によって数学をどこまでやるのかが変わってきますよ。

 

 

【定期テスト】数学の勉強法について知りたい人は

【中学数学】定期テストの勉強法を塾講師が分かりやすく解説!

 

 

 

 

ウ 国語

→漢字・文法・古文の勉強を先に終わらせよう

 

国語は、

①漢字の読み書きの復習
②文法の理解
③教科書本文の確認と音読(+古文の暗唱)
④学校のワークやプリントを終わらせる

といったことを終わらせるようにしましょう。

特に漢字や文法、古文は得点源になる単元となるように早いうちから勉強するようにして下さい。

また、国語で高得点を取りたい人は文章読解の練習もしっかりと取り組むようにしましょう。

 

たま吉
まずは漢字や文法、古文といった知識問題からやればいいんだニャー

 

 

【定期テスト】国語の勉強法について知りたい人は

【中学国語】定期テストの勉強法を塾講師が分かりやすく解説!

 

 

エ 理科・社会

→英語・数学・国語の勉強が終わったら理科・社会の勉強を始めよう

 

理科や社会は、

①一問一答の用語、公式の暗記
②教科書本文の確認
③基本問題の解き方を確認する(理科)
④学校のワークやプリントを終わらせる

といったことを中心に勉強をするようにしましょう。

また、理科の計算問題は数学と同じように、「なぜそのような式になるのか?」といったことを意識しながら解くようにしましょう。

 

モモ先生
いきなり問題を解くのではなく、まずはしっかりと基礎固めをするようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

オ 実技教科

→実技教科の勉強もしっかりとやっていこう

 

定期テストでは5教科だけでなく実技教科(保体・音楽・美術・技術家庭)もあります。

実技教科の勉強にまでなかなか手が回らない人が多いですが、実技教科のテストの結果が悪いと全体的な内申点はなかなか上がりません。

5教科に比べると短い時間で仕上げることができますので、実技の勉強もしっかりとやるようにしましょう。

 

また、実技教科の基本的な勉強方法は、学校で使っているワークやプリントの見直しをすることが中心となってきます。

テスト範囲表に書かれているポイントを見ながら、特に覚えるべき内容をしっかりと覚えていくようにしましょう。

 

たま吉
5教科だけでなく実技の勉強もできるようにしたいニャー

 

 

【定期テスト】実技教科の勉強法について知りたい人は

【中学副教科】定期テストの勉強法を塾講師が分かりやすく解説!

 

 

 

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