と思っている中学生のみなさん!
今回は「【中1】1学期定期テスト攻略ガイド:勉強法・範囲・予想問題・平均点」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
【中1】1学期中間・期末テストに向けた心構えは?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!【中1】1学期中間テストのおすすめ勉強法は?
ア 小学校と中学校との違いは?
→小学校の時のテストよりも断然難しくなる
小学校の頃に比べると中学校のテストは範囲が広く、難しくなってきます。
そのため小学校のときにテストでいい結果を出していた人でも、気を引き締めて中学のテストに取り組むようにして下さい。
また、定期テストは
②テスト当日までに提出する宿題が出る
③テスト週間(テスト勉強に専念するために部活がない期間)がある
といった特徴があります。
また、テスト後には各教科の点数だけでなく、偏差値や平均点、学年順位などが出ます。
そのため、「●●番以内を目指す」・「●●位以内に入る」といった目標を立てて勉強をするようにしましょう。
イ 中1の最初のテストが大事な理由は?
→最初のテストの結果で中学校の立ち位置が決まってしまう
中1の中間テストは5月中旬に、期末テストは6月下旬に行われます。
そして、これらのテストは非常に大事なテストになってきます。
それは、最初のテストの結果が中学校3年間の成績を左右するといっても過言ではないからです。
例えば、一学年200人いる学校に通っているA君、Bさん、C君がいたとします。
最初のテストで、A君は5位、Bさんは50位、C君は180位だったとします。
すると、テストが終わった時の思いとしては、
・Bさん「まあまあできたかな。次も同じくらいの順位でいいかな」
・C君「俺はもうだめだ!もう勉強なんてしない」
という風に思うようになります。
すると、次のテストからは、成績のよかったA君はますます頑張り、Bさんはそこそこ頑張り、C君はほとんど勉強しなくなります。
そうなると、3人の力の差はどんどん出てくるようになってしまいます。
そのため、最初のテストでいい順位をとることで、その後も引き続き勉強を続けることができるようになります。
【中1】1学期中間・期末テストの範囲や平均点は?
ア【中1】1学期中間・期末テストの平均点や出題範囲は?
→最初のテストは範囲が狭く平均点が高め
A 平均点
中1最初のテストの平均点はだいたい60~70点です。
そして、教科ごとにみていくと、
②数学 計算問題が中心であるため平均点は高めで70点前後
③国語 中学3年間あまり変わらない難易度で平均点は60点前後
④理科・社会 小学校の復習+5月までに習った内容と範囲が狭いので65点前後
という感じになります。
また、テストの目標点は各教科80点以上、合計400点以上を目標にするようにしましょう。
最初のテストは範囲が狭く、そこまで難しくはないので400点をとることはそこまで難しくはありません。(定期テストで400点取るとだいたい上位30~40%ほどの順位になります。)
B テスト範囲
中1の1学期のテストの範囲は、
国語 | ・漢字の読み書き ・文法(文節・単語など) ・教科書本文 |
数学 | ・計算問題が完璧にできるようにする(途中式を書く) ・小学校の復習(図形・文章題・グラフなど) |
理科 | ・植物、動物の内容を整理する ・小学校の復習 |
社会 | ・歴史は縄文時代~古墳時代まで、地理は地球儀・地図・世界の気候・宗教など ・小学校の復習 |
英語 | ・アルファベット、英単語 ・英文法(be動詞、一般動詞、助動詞canなど) ・教科書本文 |
となっています。
最初のテストでは小学校の復習内容も入ってくるため、その内容もしっかりと復習するようにしましょう。
イ【中1】1学期中間・期末テストの予想問題<英語・数学>は?
ここでは、中1最初のテストの予想問題を扱っているサイトを紹介します。
【中1】1学期中間・期末テストの教科別おすすめ勉強法は?
ア 定期テストの全体像
→まずは学校のワークを早めに終わらせよう
A テスト週間に入る前にやっておくべきことは?
中1の1学期中間・期末テストで結果を出すためには、
・英語は小学校の内容を完璧にしておく
・テスト週間に入る前に提出物(ワークなど)を終わらせる
・テスト週間中はワークの見直しを中心に行う
といったことが必要になってきます。
中1の最初のテストは範囲が狭いですが、ここでしっかりと勉強の習慣をつけておかないと後で大変な思いをすることになります。
そのため、普段から学校の宿題をやって終わりではなく、学校で配られたワークやプリントをコツコツと解くようにしましょう。
そうすることでテスト週間中にはワークの見直しを中心とした勉強をすることができます。
B テスト週間中にやるべきことは?
勉強で大事なことは、同じ問題を繰り返し解くことです。
ほとんどの人は学校や塾の授業を聞けば成績が上がると思っていたり、ワークやプリントを解いたら勉強が終わりだと思っています。
しかし、それだけでは成績が上がりません。
大事なのは、できない問題をできるようにすることです。
ですので、一回ワークやプリントの問題を解いたら終わりではなく、できなかった問題を何度も繰り返して解くことが大切になってきます。
これをテスト週間中にできるようにするためにも、普段からコツコツとワークを解く必要があるのです。
C ワークの解き直しをするときに気を付けるべきことは?
ワークやプリントを解き直すときに気を付けてほしいのは、丸暗記は×ということです。
よくあるのが、社会の問題などで答えが「エ」だとしたときに、「エ」だけを覚えるというものです。
そうではなく、なぜ「エ」になるのかまでを言える必要があります。
分からない問題を分からないまま覚えていても力はつきません。
もし解き方が分からない問題があれば、学校の先生や塾の先生に聞いて解決することを心がけましょう。
イ 英語
→小学校の内容をしっかりと復習しておこう
A 難しくなった中1の英語
中1の1学期中間・期末テストのテスト範囲の中で一番重要な科目は英語です。
それは、2021年から英語の教科書が変わったことで難易度が大幅に上がったからです。
それまではアルファベットから始まり、1学期の間はbe動詞の内容を中心にやっていました。
ですが、今は中1の最初の単元から、
・一般動詞
・助動詞canを使った文
・肯定文、疑問文、否定文
・疑問詞疑問文(what、when、whereなど)
といった内容が出てきます。
これらの単元は小学校の英語で習ったという扱いになるため、中1の教科書では最初から登場するようになりました。
そのため、小学校の内容が分かっていないと最初のテストから英語で点数が取れなくなってしまいます。
B 小学校の内容をしっかりと復習しておこう
教科書の内容が大幅に難しくなったため、小学校で習った英語をあまり覚えていない人や苦手だった人は早急に復習をする必要があります。
まずは文法の復習からです。
小学校で習った内容を理解することで、中学校の内容も分かるようになってきます。
そして、文法の復習ができる参考書としておすすめなのが、「やさしくまるごと中学英語(学研)」です。
この参考書は、なんと動画で授業を見ることができるため、家にいながら分からない内容を理解することができるおすすめの参考書です。
be動詞、一般動詞、疑問詞を使った疑問文、助動詞canまでの内容はしっかりと復習するようにしましょう。
C 教科書ガイドを使って本文の内容をおさらいしよう
また、教科書の内容や新出単語などは、「教科書ガイド英語(あすとろ出版)」を使って復習していくことをおすすめします。
*こちらは東京書籍が出版している教科書に対応している教科書ガイドです。中学校によって使っている教科書が違うためご注意ください。
教科書ガイドには、
・本文の日本語訳
・重要ポイントの解説
などが載っており、これ一冊で教科書の内容を理解することができます。
そのため、教科書ガイドを使ってテスト範囲の内容をしっかりと復習するようにしましょう。
その後は教科書本文を何度か音読するといいでしょう。
そうすることによって、文章の内容が頭に入るようになります。
また、新しく出た単語は正しいスペルで書けるようにしっかりと練習しましょう。
ウ 数学
→計算ミスをしないように途中式を書く習慣をつけよう
数学の中1の1学期中間・期末テストでは、
・文字と式の計算および文章題
・小学校の復習
が範囲となります。
計算問題がメインとなるため、しっかりと計算練習をすれば高得点を取ることができます。
ここで大事なのが、計算の途中式を必ず書いて解くことです。
みなさんの中には、
・計算式を書いても途中の式が省かれている
・書いた計算式を解き終えた後に消す
という人がいます。
そして、こういったタイプの人たちはよく計算ミスをしてしまいます。
せっかく計算のやり方が分かっていても、計算ミスをしてしまったら点を取ることができません。
暗算で解こうとするとどうしても計算ミスをしてしまいます。
そのため、普段から計算式を書く習慣をつけ、計算ミスをできるだけしないようにしましょう。
エ 国語・理科・社会・実技教科
→ワークやプリントの内容を完璧にしていこう
A 国語
国語は、漢字・文法・教科書の内容が中心に聞かれます。
まずは教科書の内容を読んでどんな文章だったのかを思い出すようにしましょう。
その次に、漢字のワークや国語のワーク、プリントの内容を完璧にするようにして下さい。
なお、文法の問題は理解が必要な単元です。
そのため、国語の文法の内容を知りたい人は、「やさしくまるごと中学国語(学研)」や「中学国語文法 全問ヒントつきでニガテでも解ける(学研)」といった参考書や問題集を使って解き方を理解するようにして下さい。
B 理科
理科は植物や動物の内容がテスト範囲となります。
生物分野は暗記すればできる内容ですので、ワークやプリントの内容を完璧にマスターするようにしましょう。
C 社会
社会は歴史が旧石器時代~古墳時代、地理が地球儀・地図・気候・宗教などがテスト範囲となります。
中1の1学期のテストは範囲が狭いですので、しっかりとワークやプリントの内容を暗記して高得点が取れるようにしましょう。
D 実技教科
5教科だけでなく実技教科(音楽・保体・美術・技術家庭)のテスト範囲に入ります。
そのため、テスト週間中にこれらの勉強ができるように、早め早めにワークを解き終えるようにしましょう。