と思っている中学生のみなさん!
今回は「中1 学年末テストの勉強法と範囲・予想問題」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
【中1】学年末テストに向けた心構えは?
ア テスト範囲が広くなる
→3学期の学年末テストはこれまでのテストよりも範囲が広くなる
中1学年末テストの特徴の一つ目はテスト範囲が広くなることです。
2学期の期末テストは11月下旬、そして学年末テストは2月中旬にあります。
そうすると、学年末テストの範囲は約3か月分の範囲となり、これまでの試験よりも範囲が広くなります。
また、
②1年間の内容が実力問題として出る(特に数学)
といったこともあるため、これまでの試験よりやるべきことはとても多くなります。
そのため、早い時期からテスト勉強をするようにしましょう。
イ 苦手な単元を復習しておく
→英語・数学は分からない内容の復習をしておこう
中1学年末テストに向けた心構えの二つ目は苦手な単元の復習をしておくことです。
英語と数学は積み重ね教科です。
そのため、今まで習った内容で分からないところがあると、どんどん授業の内容が分からなくなったり、定期テストで点が取りにくくなったりします。
ですので、この2教科に関しては、苦手な単元を徹底的に復習をする必要が出てきます。
そして具体的にやってほしいことは、
・英文法の復習をする
・数学で苦手な単元の復習をする
といったことになります。
苦手な内容は復習をしない限りはできるようにはなりません。
そのため、時間を確保して苦手な単元の復習をやるようにしましょう。
ウ【中1】学年末テストの平均点や出題範囲は?
→今までの復習内容が出るテストだと平均点は低くなる
A 平均点
中1の学年末テストの平均点はだいたい50~65点です。
そして、教科ごとにみていくと、
②数学 図形の問題がメインで、かつ一年間の復習内容も入りテスト範囲が増えるため平均点は55~60点前後
③国語 中学3年間あまり変わらない難易度で平均点は60点前後
④理科 光・音及び地震の計算問題など難しい問題が多いので平均点は55~60点前後
⑤社会 歴史・地理ともにテスト範囲が広くなり、難しくなるので平均点は60点前後
という感じになります。
このように中1の定期テストは回を追うにつれて難易度が上がっていくので、時間をかけて対策をするようにしましょう。
B テスト範囲
また、中1の学年末テストの範囲は、
国語 | ・漢字の読み書き ・文法 ・教科書本文 |
数学 | ・平面図形 ・空間図形 ・今までの復習(計算・文章題・比例反比例) |
理科 | ・物理(光・音) ・地学(火山・地震) |
社会 | ・歴史(平安時代~室町時代) ・地理(世界地理) |
英語 | ・英単語 ・英文法(現在進行形、過去形など) ・教科書本文 |
となっています。
学年末テストだけあって範囲が今まで以上に広くなっていきますので、しっかりと対策をするようにしましょう。
エ 中1の学年末テストの予想問題<英語・数学>は?
ここでは、中1の学年末テストの予想問題<英語・数学>について扱っているサイトを紹介します。
【中1】学年末テストの教科別おすすめ勉強法は?
ア 全体
→提出物の量が多くなるため、早めにテスト勉強を始めたい
A テスト週間に入る前にやっておくべきことは?
中1の学年末テストで結果を出すためには、
・英語や数学は今まで習った内容の復習をしておく
・テスト週間に入る前に提出物(ワークなど)を終わらせる
・テスト週間中はワークの見直しを中心に行う
といったことが必要になってきます。
中1の学年末テストの範囲は2学期と比べると広くなり、かつ難易度が上がります。
ですので、今までの定期テストの結果がよかった人も油断をせずに勉強に取り組むようにして下さい。
また、普段から学校の宿題をやって終わりではなく、学校で配られたワークやプリントをコツコツと解くようにしましょう。
そうすることでテスト週間中にはワークの見直しを中心とした勉強をすることができます。
B テスト週間中にやるべきことは?
勉強で大事なことは、同じ問題を繰り返し解くことです。
ほとんどの人は学校や塾の授業を聞けば成績が上がると思っていたり、ワークやプリントを解いたら勉強が終わりだと思っています。
しかし、それだけでは成績が上がりません。
大事なのは、できない問題をできるようにすることです。
ですので、一回ワークやプリントの問題を解いたら終わりではなく、できなかった問題を何度も繰り返して解くことが大切になってきます。
これをテスト週間中にできるようにするためにも、普段からコツコツとワークを解く必要があるのです。
C ワークの解き直しをするときに気を付けるべきことは?
ワークやプリントを解き直すときに気を付けてほしいのは、丸暗記は×ということです。
よくあるのが、社会の問題などで答えが「エ」だとしたときに、「エ」だけを覚えるというものです。
そうではなく、なぜ「エ」になるのかまでを言える必要があります。
分からない問題を分からないまま覚えていても力はつきません。
もし解き方が分からない問題があれば、学校の先生や塾の先生に聞いて解決することを心がけましょう。
イ 英語
→今まで習った内容をしっかりと復習しておこう
A 中1の学年末テストの範囲は?
中1の学年末テストでは、
・過去形
・過去進行形
といった内容を習います。
また、文法に加えて、
・教科書本文の内容
・英作文
なども出題されます。
中1の後半から教科書本文の内容が難しくなり、かつ覚えるべき英単語の量も増えます。
そのため、テスト週間だけでなく普段からコツコツと英語の勉強をするようにしましょう。(英検5級などの検定試験を受けることもおすすめです。)
B 今まで習った文法の内容を理解しよう
英語のテストで高得点を取るには、まずは文のルールを理解することです。
そのため、1・2学期に習った内容などを忘れてしまった人は、その内容の復習から始めるようにしましょう。
そうすることで、今習っている内容も分かるようになってきます。
そして、文法の復習ができる参考書としておすすめなのが、「やさしくまるごと中学英語(学研)」です。
この参考書は、なんと動画で授業を見ることができるため、家にいながら分からない内容を理解することができるおすすめの参考書です。
今まで習った内容を理解しておかないと英語の授業がだんだんと分からなくなってしまうため、この本を使ってしっかりと復習するようにしましょう。(理想としては冬休みの間に復習しておくのがベストです。)
C 教科書ガイドを使って本文の内容をおさらいしよう
また、教科書の内容や新出単語などは、「教科書ガイド英語(あすとろ出版)」を使って復習していくことをおすすめします。
*こちらは東京書籍が出版している教科書に対応している教科書ガイドです。中学校によって使っている教科書が違うためご注意ください。
教科書ガイドには、
・本文の日本語訳
・重要ポイントの解説
などが載っており、これ一冊で教科書の内容を理解することができます。
そのため、教科書ガイドを使ってテスト範囲の内容をしっかりと復習するようにしましょう。
その後は教科書本文を何度か音読するといいでしょう。
そうすることによって、文章の内容が頭に入るようになります。
また、新しく出た単語は正しいスペルで書けるようにしっかりと練習しましょう。
ウ 数学
→3学期は図形分野が中心になる
A 中1の学年末テストの範囲は?
中1の学年末テストでは、
・空間図形
・一年間の復習(計算・文章題・比例と反比例)
などから出題されます。
今回は図形問題がメインとなります。
そして、図形問題では作図・表面積・体積などが中心で、基本的な問題から応用問題まで様々なレベルの問題が出ます。
そのため図形問題が苦手な人は、「やさしくまるごと小学算数(学研)」などの小学校で習った内容が総復習できる参考書で理解を深めることをおすすめします。
小学校の内容を復習してから中1の問題集に取り組むと、スムーズに進めることができるようになります。
そして、数学の学年末テストでは計算や文章題、グラフなど今まで習った内容も出題されます。
そのため、基本的な内容を中心に解き方や公式などを忘れていないかどうかを確かめるようにしましょう。
また、定期テストで高得点を取るには、
②学校のワークやプリントを繰り返し解く
③難しい問題も積極的に取り組む
といったことが必要になってきます。
基礎を早めに固めつつ、難しい問題もできるようにしていきましょう。
なお、定期テスト対策ができる参考書や問題集は、基本的な内容を理解したい人は動画授業で解説がされている「やさしくまるごと中学数学(学研)」を、やや難しめの問題にも取り組みたい人は「チャート式中学数学1年(数研出版)」がおすすめです。
エ 国語・理科・社会・実技教科
→ワークやプリントの内容を完璧にしていこう
A 国語
国語は、漢字・文法・教科書の内容が中心に聞かれます。(古文がテスト範囲になることもあります。)
まずは教科書の内容を読んでどんな文章だったのかを思い出すようにしましょう。
その次に、漢字のワークや国語のワーク、プリントの内容を完璧にするようにして下さい。
なお、文法の問題は理解が必要な単元です。
そのため、国語の文法の内容を知りたい人は、「やさしくまるごと中学国語(学研)」や「中学国語文法 全問ヒントつきでニガテでも解ける(学研)」といった参考書や問題集を使って解き方を理解するようにして下さい。
B 理科
理科は物理(光・音)や地学(火山・地震)がテスト範囲となります。
この辺りは計算問題などが多く、しっかりと理解をしていないとできない分野です。
そのため、ワークやプリントの問題を解くときには、「なぜそうなるのか?」を意識して解くようにしましょう。
なお、理科の内容が分からない人は、「やさしくまるごと中学理科(学研)」のような参考書を使って理解をするようにして下さい。
C 社会
社会は歴史が平安~室町時代、地理が世界の地理(北アメリカ・南アメリカなど)などがテスト範囲となります。
2学期のテストに比べて範囲が広くなりますので、しっかりとワークやプリントの内容を暗記して高得点が取れるようにしましょう。
また、歴史の用語などは漢字で書けるように何度も練習するようにしましょう。
D 実技教科
5教科だけでなく実技教科(音楽・保体・美術・技術家庭)のテスト範囲に入ります。
そのため、テスト週間中にこれらの勉強ができるように、早め早めにワークを解き終えるようにしましょう。