
と困っている中学生のみなさん!
今回は「【中学生】数学が苦手になる理由は?おすすめ参考書や問題集は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
【中学生】数学が苦手になる原因は?
【動画】【中学生】数学が苦手になる原因とおすすめ勉強法は?
ア 計算のスピードが遅い
→計算は数学の土台となる部分!
計算のスピードが遅かったり、計算ミスが多い生徒は数学が苦手であることが多いです。
それは、計算が数学の土台となる部分だからです。
計算ができなかったり、計算ミスが多いと計算問題で点数を落としてしまいます。
また、文章題や図形、グラフの問題も解くときには計算が必要になってきます。
つまり、計算ができないと、数学で点数を伸ばすことはできないのです。
そのため、計算が苦手な人は、まずは計算問題の復習から取り組むようにしましょう。
計算の解き方をマスターし、かつ計算スピードが上がってくると、数学が少しずつできるようになってきます。
イ 数学の問題を解かない
→無意識のうちに数学から逃げているのでは?
数学に苦手意識を持っている人は、数学を解くことから無意識のうちに避けてしまっています。(その分得意な教科に時間を回してしまっています。)
そうなると、
といった悪循環に陥ってしまいます。
定期テストでいえば80点までは基本問題で占められています。
そのため、教科書の問題や学校のワーク、プリントに出てくる問題を繰り返し解けば、それなりの点数は取れます。
ですので、「数学が嫌いだから解かない」のではなく、苦手な教科だからこそ時間をかけて取り組むようにしましょう。
ただ、問題は一回解いただけではできるようになりません。
そのため、同じ問題を何度も繰り返し解くようにしましょう。
ウ 数学は「ひらめき」が必要だと思っている
→数学にひらめきは不要!
「数学ってセンスがないと解けないですよね?」
数学が苦手な人の中にはこう思っている人が多いです。
ですが、先ほども言ったように、定期テストでいうと80点くらいまでは基本問題が中心です。
つまり、どこか見たことのあるような問題ばかりなのです。
そして、応用問題も基本問題の組み合わせでできているため、実はそこまで難しくありません。
というような思考回路になっていませんか?
数学にはセンスは必要ありません。
問題の解き方を理解し、解き方をマスターすればできるようになる教科ですので、一つずつ解き方を身につけるようにしましょう。
エ 苦手な内容の復習をしない
→苦手な内容は復習しないとできるようにはならない!
数学は積み重ねの教科です。
そのため、前の内容が分かっていないと、今習っている内容も分からなくなってしまいがちです。
例えば、数学が苦手な中2の生徒の場合、中1の内容か小学校の算数の単元からできていない可能性が高いです。
その場合は、前に戻って復習をし、一つずつできるようにする必要があります。
数学がある程度できるようになるまでは、今習っている内容よりも今までの復習を優先してやるようにしましょう。
なお、復習する順番としては、
②中学校の計算分野
③小学校の数量分野
④中学校の数量分野
がおすすめです。
先に計算問題をマスターし、そこから文章題や図形問題などに取り組んでいくとスムーズに進めることができます。
【中学生】数学が得意になるための勉強法、おすすめ参考書・問題集は?
ア 計算力を強化する
→まずは計算の正確性とスピードを上げよう
数学が苦手な人はまずは計算力をつけるところから始めましょう。
計算が苦手になる原因は、
・計算のやり方がわかっていない
・練習不足
といったことがあります。
そのため、毎日計算問題を解いて、計算の解き方を身につけるようにしましょう。
また、おすすめの問題集は、
・中学校の復習用問題集:「全問ヒントつきでニガテでも解ける中学計算」
です。
この2冊の問題集の共通点としては、計算問題の解き方が詳しく書かれていることにあります。
解き方が分からないときは解説などをしっかりと読んで、スラスラと解けるようにしましょう。
イ 分かりやすい参考書を使って理解する
→問題が解けないときのために分かりやすい参考書を使おう
計算力がついた後は、文章問題や図形、関数などの基本問題の解き方を学んでいきます。
但し、家で勉強する際には、解き方が分からない問題が出てくるとそこで手が止まってしまいがちです。
それをできるだけなくすために分かりやすい問題集や参考書を使うようにしましょう。
そして、数学が苦手な人向けのおすすめの参考書は、「やさしくまるごと中学数学」です。
この参考書は、中1~3の基本的な内容と練習問題の解き方を動画で説明していますので、非常にわかりやすい教材となっています。
また、小学校の内容から復習したい人向けに、姉妹書の「やさしくまるごと小学算数」もあります。
まずは、これらの参考書を読み、理解を深めるところから始めるようにしましょう。
ウ 基本問題から取り組む
→応用問題は後回しでOK
参考書などで理解を深めたら、次に公式を暗記しましょう。
そして、公式を覚えたら、問題演習に取りかかっていきます。
なお、解く問題集は学校で使っているワークでOKです。(学校のワークが使いづらい場合は市販の問題集を使うようにしましょう。)
問題を解いて、できなかった問題は、
・その場でもう一度解き直す
・後日改めて解き直す
の順番で一つずつできるようにしていきましょう。
なお、学校の問題集には応用問題もありますが、そこは一旦飛ばしてまずは基本問題が完璧にできるようにして下さい。
エ 短期集中で一気に仕上げる
→短い時間で一気に苦手意識を克服しよう
苦手な教科は毎日少しずつやるよりも、短期集中で一気に仕上げた方ができるようになります。
そのため、定期テストがない期間や夏休みや冬休みなどの長期休暇中に一気に仕上げていくとよいでしょう。
但し、人によってはその期間内に全ての内容を復習できない可能性もあります。
ですので、科目ごとの優先順位をつけ、どの単元から勉強していくか、どこまでできるようにしたいかなどの目標を立てて勉強するようにして下さい。
【まとめ】数学が苦手な人向けの勉強法のポイントとアドバイス
今回の「【中学生】数学が苦手になる理由は?おすすめ参考書や問題集は?」についてのまとめです。
・計算ができていない
・数学に取り組む時間が少ない
・苦手な単元を放置している
・まずは計算ができるようにする
・分かりやすい参考書を使って理解を深める
・公式を暗記した上で、基本的な問題を一つずつできるようにする
数学は積み重ね教科であるため、できるようになるには時間がかかります。
数学が苦手な人は、まずは計算が完璧にできるようにしていきましょう。