と思っている中学生のみなさん!
今回は「【中学生】実力テストで点数を上げる勉強法、おすすめ問題集は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人

【中学生】実力テストの範囲・平均点・難易度は?
ア 中学生の実力テストの範囲は?
→定期テストは範囲が狭く、実力テストは範囲が広い
中学生の実力テストの範囲は今まで習った内容の全てが範囲になるため、学年が上がるにつれて広くなっていきます。
また、実力テストと定期テストのテストの違いを表にしてまとめると、
定期テスト | 実力テスト | |
狭い | テスト範囲 | 広い |
易しめ | 難しさ | 難しい |
あり | テスト週間 | なし |
といった感じになります。
定期テストはテスト範囲が狭く、問題も易しめでかつテスト週間があるため、その期間でテスト勉強に専念することができます。
一方で実力テストは、テスト範囲が広く、かつテスト週間も特にないため、自然と難易度は高くなりがちです。
そのため、実力テストで高得点を取りたい人は、普段からコツコツと勉強するようにしましょう。
イ 中学生の実力テストの平均点や偏差値は?
→実力テストは点が取りにくい
中学生の実力テストの平均点は定期テストよりも低くなる傾向があります。
それは、
・内申点にあまり考慮されないため、特に力を入れて勉強する人が少ない
・テスト週間がないため、特に勉強しようとも思わない
・範囲が広く問題も難しいため、そもそも点が取りにくい
といったことがあるからです。
そのため、多くの人は定期テストよりも実力テストの方が点数が低くなります。
ただ、定期テストの順位(偏差値)よりも実力テストの順位(偏差値)が極端に低い人は要注意です。
このような人は、
・苦手な内容を復習していない
・難しい問題になるとすぐに解くのをあきらめてしまう
といったことがあるために、実力テストで点数を取ることができないのです。
実力テストで点数が取れないと、高校入試の問題も解けない可能性があります。
そのため、定期テストの勉強だけでなく、実力をつける勉強もするようにしましょう。
【中学生】実力テストの勉強法とおすすめ問題集は?
ア 実力テストに向けたおすすめ勉強法(全体編)
→普段からコツコツと勉強する必要がある
先ほども言ったように、実力テストは範囲が広く、かつ問題の難易度が高めです。
そのため、少し勉強しただけではなかなかできるようにはなりません。
そして、みなさんが実力テストで高得点を取るようにするには、
・忘れてしまっている内容を思い出す
・苦手な教科や単元を復習する
・応用レベルの問題集を解く
といったことが必要になってきます。
また、実力テストは高校入試の過去問を参考に作っていることもあります。
そのため、力のある人は高校入試の問題を解いてみるといいでしょう。
イ 英語
→英単語・英熟語・英文法を徹底的に復習しよう
A まずは基礎固めから初めよう
英語の力をつけるには、まずは英単語の意味を知っていることと英文法のルールを知っていることが必要になってきます。
そのため、実力テストに向けて英単語や英熟語の意味を覚えたり、英文法の復習をしたりして英語の基礎固めをするようにしましょう。(なお、時間に余裕のある人は英単語の正しいスペルを書くための練習もするといいでしょう。)
そして、英単語や英文法の力をつける問題集としては、以下のものがおすすめです。
①「キクタン中学英単語高校入試レベル」
中1レベルから順番に英単語が載っている英単語帳です。
英語の力を上げるには、まずは英単語を覚えることが大切になってきます。
そのため、毎日コツコツと単語の意味を覚えるようにしましょう。
②「やさしくまるごと中学英語」
中1~中3までの英文法の内容を動画で説明してくれる問題集です。
特に分からない単元がある場合は、この問題集を使って理解を深めるようにしましょう。
B 英語が得意な人向けの問題集
一方で、英語が得意な人は「英検の問題集」にチャレンジすることをおすすめします。(おすすめの級は中1が5級、中2が4級、中3が3級か準2級です。)
英検の問題は、
・リスニング
・文法問題
・ライティング(英作文)
・スピーキング
からなっていて、高校入試と問題形式が似ています。
そのため、英検の問題集を解くことで、それがそのまま高校入試対策にもつながっていきます。
ただし、準2級の問題集はかなり難易度が高いので、先に準2級レベルの英単語を覚えてから取り組むようにして下さい。
ウ 数学
→今まで習った内容をしっかりと復習しよう
A 苦手な単元の復習
実力テストで高得点を取るためには、まずは今まで習った内容の復習から始めるようにしましょう。
それは、数学は積み重ね教科であるため、復習をしっかりとしておかないとこれから習う内容を理解できない可能性が出てくるからです。
ですので、数学が本当に苦手な人は「やさしくまるごと中学数学」を、ある程度できる人は「チャート式中学数学」などの教材を使って、苦手な単元を中心に復習するようにしましょう。
B 数学が得意な人向けの問題集
数学が得意な人向けの問題集としておすすめなのが、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集数学」です。
この問題集は基本問題と発展問題の間のレベルの問題をまとめた問題集です。
このレベルの問題が解けるようになるとかなりの力がついたことになりますので、この1冊をしっかりとやりこむようにしましょう。
ただし、解説を読んでも分からない場合は基礎力が欠けている可能性が高いので、基本的な問題集に戻って復習するようにして下さい。
また、さらに難しいレベルの問題を解きたい場合は、「高校入試「解き方」が身につく問題集数学」も解いてみることをおすすめします。
エ 国語・理科・社会
→まずは今まで習った内容の復習から始めよう
実力テストに向けてはまずは英語と数学の勉強を優先するようにしましょう。
それは、この2教科は積み重ね教科であるため、今まで習った内容が分かっていないと次に習う内容が理解できなくなってしまうからです。
そのため、国語・理科・社会は英語と数学の基礎が固まってから取り組むようにしましょう。
A 基礎固め
国語・理科・社会の勉強でまずやるべきことは、基本的な内容の復習です。
具体的に言うと、
・理科:用語の暗記、実験操作の確認、計算問題の復習、定期テストレベルの問題の復習
・社会:用語の暗記、定期テストレベルの復習
といったところです。
これらの内容を忘れてしまっているとなかなか点数が上がっていきませんので、まずは基本的な内容の復習をするようにしましょう。
なお、ここで使う問題集は今まで学校で使ってきた問題集でOKです。
それは無理に他の問題集に手を出すよりも、一度解いた教材で復習をした方が早く終わるからです。
B 応用問題集を解く
基本的な内容を復習したら、次に応用問題を解いていきます。
そして、応用問題の対策ができる問題集としておすすめなのが、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集」です。
この問題集は基本問題と発展問題の間のレベルの問題をまとめた問題集です。
このレベルの問題が解けるようになると難しめの問題も解ける力がついてきますので、この本を完璧にマスターするようにしましょう。
ただし、解説を読んでも分からない場合は基礎力が欠けている可能性が高いので、基本的な問題集に戻って復習するようにして下さい。
また、さらに難しいレベルの問題を解きたい場合は、「高校入試「解き方」が身につく問題集」も解いてみることをおすすめします。
【まとめ】実力テストで高得点を取るためのポイントとアドバイス
今回の「【中学生】実力テストで点数を上げる勉強法、おすすめ問題集は?」についてのまとめです。
①テスト範囲が広いから
②入試レベルの難しい問題が出てくるため
③テスト週間などがないため、時間をかけて取り組みにくいから
①まずは基本的な内容の復習をしよう
②英語と数学の勉強を優先して勉強するようにしよう
③応用問題集を解いて入試レベルの問題にチャレンジしてみよう
実力テストで点数を取るためには、時間をかけて対策をしていく必要があります。
普段から苦手な科目や単元の復習をしっかりとやるようにしよう。