
と思っている中学生のみなさん!
今回は「【中学生・高校受験】英単語の覚え方、おすすめ英単語帳やアプリは?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
【中学生】英語の勉強は英単語の暗記から始めよう
【動画】中学生向け英単語のおすすめの覚え方は?
ア 英単語の暗記から始めるべき理由は?
→英単語を覚えないと何も始まらない
定期テストや高校入試では、
・長文問題
・英作文
・リスニング
といった問題が出ます。
そして英語の勉強というと、文章を復習したり、教科書の本文を読んだり、ワークや問題集を解いたりする人が多いでしょう。
ただ、これらの勉強をする前にやってほしいことがあります。
それは、英単語の暗記です。
なぜなら、英単語の発音や意味を知らないと、長文読解や英作文、リスニングの勉強をしているときに文章の意味が分からなかったり、音声が聞き取れなかったりするため、そこでつまづいてしまうからです。
そのため、英語の勉強は必ず英単語の暗記から始めるようにしてください。
また、英単語の勉強は、
②「英語→日本語」が言えるようにする
③「日本語→英語」が言えるようにする
④正しいスペルで書けるようにする
といったように、全部で4段階あります。
そのため、範囲の狭い定期テストは上の①~④までの全てを、高校入試対策の場合は最低①・②までを完璧にするようにしてください。
なお、中学生が覚えるべき英単語の数は3年間で1600~1800語あります。
ですので、定期テスト前後だけでなく、普段からコツコツと覚えるようにしましょう。
【中学生】英単語のスペルを覚えられない理由は?
ア ただノートに書いているだけ
→ノートに書くだけだとただの作業になってしまう
多くの学校では、宿題で「英語ノートに〇〇ページ分英単語や英文を書いてくるように」という宿題があります。
この宿題の本来の目的は、英語を書きながら英単語や英文を覚えることにあります。
しかし、英単語や英文を覚えようとせずに、ただひたすら英語を書いて終わりという人がいます。
英単語は覚えようという意識を持って覚えないとなかなか覚えることができません。
それなのに、何も考えず、ただ作業的に英語をノートに書いているだけでは暗記をすることができないので気を付けましょう。
イ 繰り返し暗記をしていない
→一回暗記しただけではすぐに忘れてしまう
仮に、一生懸命英単語を覚えたとしても、人間の脳はすぐに忘れるようになっています。
そのため、一通り英単語を完璧に暗記しても、一日経つとかなりの量を忘れてしまうのです。
英単語の意味やスペルを忘れないようにするには、何度も何度も覚え直す必要があります。
だいたい3回以上繰り返すと少しずつ頭の中に残るようになってきますので、繰り返し英単語の暗記をするようにしましょう。
【中学生】英単語を暗記するときの注意点は?
ア 最初は英単語の発音・アクセントから覚える
→いきなりスペルを書く練習から始めないこと
先ほども言いましたが、英単語を覚える際には、
②「英語→日本語」が言えるようにする(例「apple→りんご」)
③「日本語→英語」が言えるようにする(例「りんご→apple」)
④正しいスペルで書けるようにする
の4段階あります。
そして、この順番で覚えていくことで英単語をスムーズに覚えることができます。
ですので、いきなり上の④の「正しいスペルで書けるようにする」からやらないようにしましょう。
まずは、英単語帳などについているCDやアプリなどで正しい発音やアクセントを聞き、その通りに言えるかどうかを確かめるようにして下さい。
ここで正しい発音やアクセントを覚えないとリスニングの問題で音声が聞き取りづらくなってしまいますので、しっかりと言えるようにしましょう。
次に「英語(apple)→日本語(りんご)」を言えるようにし、さらにその逆の「日本語(りんご)→英語(apple)」も言えるようにして下さい。
ここまで来て最後に正しいスペルで書けるように、ノートに書く練習をするようにしましょう。
イ 英単語を覚えるときにはノートにスペルを書くべきか?
→書いて練習をしないとスペルミスをしやすい
英単語のスペルを覚えるときにはぜひノートにスペルを書くようにしましょう。
それは、書いて練習しないとどうしてもスペルミスが出やすくなってしまうからです。
ここで大事なのは、スペルを覚えるために英単語をノートに書くことを強く意識することです。
ただ書いているだけではなかなか覚えることができません。
そこでおすすめなやり方は、最初の2回は見ながら書き、3回目は何も見ずに書くやり方です。
例えば、「apple」という単語が書けるようにしたい場合は、
・最後の1回は何も見ずに書く
といった感じでやることで、覚えようという意識が働いて普通に書くよりも頭の中に定着しやすくなります。
こうやって書き方を工夫して英単語を覚えるようにしましょう。
ウ 中学生向け英単語暗記のおすすめアプリは?
→アプリを使って効率よく英単語を覚えていこう
スマホなどのアプリでは、中学生が英単語を効率よく覚えることのできるアプリがあります。
下で紹介するアプリを活用して、一つでも多くの英単語を覚えていきましょう。
【中学生】英単語を短期間で覚える方法は?
ア まずは英単語を覚えているかどうかをチェックしよう
→最初は全ての英単語に目を通すこと!
最初は英単語を覚えているかどうかの振り分けをしていきます。
まずは日本語訳を隠し、その意味が言えるかどうかをチェックしていきます。
そこで意味を覚えていなかった英単語にはバツ印をつけ、後で覚えるようにします。
イ 覚えていない英単語だけを繰り返し覚える
→1回目でできた英単語はもうやらなくていい
英単語を覚えているかどうかのチェックをした後は、覚えていなかった英単語の意味を覚えていきます。
ここで覚えていない英単語はしっかりと覚えない限りいつまで経っても覚えられません。
そのため、集中して覚えるようにしましょう。(逆に言えば、初めから知っていた単語は覚える必要はありません。)
そして、英単語を覚えるときは、「リーズン(reason)、理由、リーズン、理由、リーズン、理由・・・」というように、英語と日本語を交互に言うようにすると効果的です。(声に出して覚えることで効率的に覚えることができます。)
一通り覚えたら、間違えた英単語だけ再度言えるかどうかをチェックします。
そこでも覚えられなかった英単語は再度覚えるようにしましょう。
その日のうちに一度完璧になるまで繰り返し暗記をしてください。(中途半端な状態で終わってしまうといつまでたっても覚えることはできません。)
ウ 後日覚えているかどうかを確認する
→時間を空けて復習することで頭の中に残る!
一度覚えた英単語でもしばらくすると忘れてしまいます。
そのため、いつまでも知識を頭の中に残しておくには定期的に復習する必要があります。
ですので、単語を覚えた次の日の朝にもう一度復習するようにしましょう。
それは寝ている間に脳は情報を整理するため、起きてすぐに再度復習をすると記憶として残りやすくなるからです。
そこで覚えていなかった場合は再度覚えなおすようにしましょう。
なお、暗記を何回もやらないと脳に定着しませんので、定期的に英単語帳を見直すようにして下さい。
【中学生】おすすめの英単語帳は?
A 定期テスト用おすすめ英単語帳
中学生の定期テスト対策に使える英単語帳は「教科書ガイド」です。
*学校によって使っている教科書が異なるため、教科書ガイドを買う際は注意して選ぶようにしましょう。
教科書ガイドは教科書に出てくる新出単語や熟語の意味・発音・品詞(名詞・動詞など)が載っています。
また、特に覚えてほしい重要語句は太字で書かれているため、メリハリをつけて英単語を覚えることができます。
さらに教科書本文の音声はQRコードで確認できるため、単語だけでなく教科書の内容の確認もできるためおすすめです。
B 高校受験向けおすすめ英単語帳
高校受験用の英単語帳のおすすめは、「キクタン中学英単語【高校入試レベル】」です。
この本は、
・発音がカタカナ表記されており分かりやすい
・例文の中で暗記ができる
といった特徴があるため、中1・中2からでも使うことができます。
また、この単語帳は約900語の英単語が載っています。
そのため、1日に50~100語のペースで英単語を覚えていくといいでしょう。(1日10語ペースでは時間がいくらあっても足りません。)
仮に一日100語ペースであれば、2週間あれば一通り終えることができます。
ただ、一回覚えただけではしばらくすると忘れてしまいますのでこまめに復習をすることを心掛けていきましょう。
【まとめ】中学生が英単語を覚えるときのポイントとアドバイス
今回の「【中学生】英単語の覚え方、おすすめ英単語帳やアプリは?」についてのまとめです。
①ただノートに書いているだけ
②覚える回数が少ない
③いきなりスペルを書く練習から始めている
①まずは発音・アクセントの暗記から始めよう
②「英語→日本語」だけでなく「日本語→英語」も言えるようにしよう
③単語を書くときは3回目は何も見ずに書くようにしよう
英単語を覚えることで英語の力がついてきます。
ただ忘れやすい内容ですので、定期的に復習をするようにしよう。