と思っている中学生のみなさん!
今回は「【中学生】英作文の問題が苦手!?おすすめの書き方や例文は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
【中学生】英作文が苦手になる理由は?
ア 単語や熟語、文法の知識がない
→英作文が書けるようになるには英単語や英熟語、英文法を知る必要がある
英作文が苦手な人は、英単語や英熟語、英文法といった英語の基礎となる知識が抜けていることが多いです。
英単語や英熟語、英文法の知識がないと正確な文章を書くことはできません。
例えば、「私が昨日図書館で会った少年はケンです。」という文を英作文にする場合、
②関係代名詞の目的格について知っているかどうか?【文法の理解】
といったことが必要になってきます。(なお、正解は、「The boy that I met in the library yesterday is Ken.」です。)
そのため、英作文の対策をする前に、「キクタン【中学英単語】高校入試レベル」や「やさしくまるごと中学英語」などの問題集を使って、英単語や英熟語の意味の暗記や文法の復習をするところから始めましょう。
そして、それらの復習が終わったら、英作文を書く練習をすることをおすすめします。
イ 使える表現を知らない
→例文の暗唱をして使える表現を増やしていこう
英単語や英熟語の意味を暗記した、英文法をマスターしたという状態になれば、英作文がスラスラと書けるようになるのかといったらそんなことはありません。
それは、英作文を書くためには、さまざまな知識を頭に入れておく必要があるからです。
例えば、みなさんは、
・ごみを出す
・おやつを食べる
といった言葉を英語に直すことができるでしょうか?
こういった表現を知っていないと、書ける表現が限られてしまい点数に結び付けることができません。
そのため、英語の基礎知識を身につけた後は、例文暗記やフレーズの暗記をして、使える表現を増やすようにしましょう。
なお、上の言葉を英語に直すと、
・ごみを出す→take out the garbage
・おやつを食べる→eat snacks
となります。
ウ 書く練習が足りない
→たくさん書くことで何が足りないかが分かるようになる
私が英作文の添削をしていると、生徒はさまざまなミスをします。
その中で特に多いのが、
②時制(現在・過去・未来)が違う
③主語が三人称単数の時の動詞にsを付け忘れる
④スペルミスや不規則動詞のミス(wentをgoedにするなど)
といったことです。
こういったミスをしてしまうと減点になってしまいます。
そのため、普段から英作文を書く練習をして、自分はどんなミスをするのかを把握するようにしましょう。
【中学生】英作文のおすすめ勉強法、問題集は?
ア 定期テストの勉強をする
→まずは英語の知識を増やすことから始めよう
英作文ができるようになるには時間がかかります。
そのため、中3になってから対策を始めるのではなく、中1・2のうちから少しずつ英作文を書く練習をしましょう。
その中で特にやってほしいことは、
②文法のルールをしっかりと覚える
③並び替え問題は( )にある英語を隠して解く
といったことです。
なお、上の③についてですが、
例えば、
・日本文「私は英語を話すことができます」
・( can / English / I / speak )
という問題であれば、( )内の英語を紙で隠しましょう。
そうすることで、英作文の練習になります。
このようなやり方で並び替え問題を解いていくと、「名詞の前にaやtheがついていない」といったミスをしたかどうかが分かりやすくなるため、英作文の力をつけたい人はぜひやってみてください。
イ 例文や使えるフレーズを暗記する
→英作文に必要なフレーズや例文をどんどん覚えていこう
英作文が書けるようになるには、例文やフレーズをできるだけ覚えることが大事になってきます。
そのためにおすすめの教材が2つあります。
①英検3級最短合格!ライティング完全制覇
英検3級のライティング(英作文)用の問題集です。
この本をおすすめする理由は、「コンテンツブロック」といって、
・好きな季節は?
・自然と大都市どちらが好き?
といったテーマごとに、模範解答となる文章が複数載っていることです。
そのため、ここに出てくる文章を暗唱することで、書く力は飛躍的についてきます。
②書ける話せる新しい中学英語辞典
「書ける話せる新しい中学英語辞典」は英語を書く、話す際に必要なフレーズをまとめた辞典です。
ただし、この本は載っている言葉の数が多いので、
・日本語と英語が同じ単語(例 イラン→Iran)
・マニアックな単語(例 モーグル、ヨルダンなど)
などはカットし、これは知っておくと使えそうな言葉を覚えていくといいでしょう。
また、覚える際にはチェックペンで英単語を塗りつぶし、赤シートで隠して覚えるようにしましょう。
ウ 高校入試向けの英作文の問題集を解く
→最終的には自由英作文が書けるようにしよう
例文やフレーズの暗記をしていくと、かなりスラスラと文章が書けるようになっているはずです。
そこまで来たら、ここからは高校入試向けの英作文の問題集を解くようにしてください。
なお、ここではおすすめの問題集を2冊紹介します。
①「高校入試スーパーゼミ英作文」
「高校入試スーパーゼミ英作文」は、
・2部 基本単語活用編
・3部 テーマ別実践編
の3部に構成が分かれている問題集です。
基礎からしっかりと復習したい人は1部から、英作文がある程度できる人は1・2部を飛ばして3部からやっていくといいでしょう。
なお、1・2部の問題は並び替え問題ですが、3部の問題は和文英訳や自由英作文のものが多いため、難易度がグッと上がります。
また、英文が書けなかった場合は、その都度文章を暗記するようにしましょう。こ
そうすることで間違いなく英作文を書く力はついていきます。
②「高校入試たった7日で超攻略英作文」
「高校入試たった7日で超攻略英作文」は自由英作文の解き方に特化した問題集です。
この本は、自由英作文の書き方が詳しく書かれている点でおすすめです。
例えば、自分の考えに理由を添えて書く問題では、「考え+because+理由」の形を使おうという風に、どうやって英文を書けばいいのかについて詳しく説明がされています。
また、例題に対しては、問題を解く手順があり、その通りに書いていけば、自由英作文を書くことができるようになっています。
そのため、独学で自由英作文をやる人や英作文が苦手な人にも非常に使いやすい本といえます。
また、この本はテーマ別に英作文の練習ができるようになっています。
具体的には、
・イラストを見て英文を書く問題
・英文を読んで自分の意見を書く問題
といったように、高校入試でよく出るテーマごとに自由英作文の練習ができるようになっています。
そのため、まずはそれぞれの問題ごとの解き方を理解し、その後は実践問題でできるかどうかを確かめて下さい。
なお、書いた英文は学校の先生などに添削してもらうといいでしょう。
【中学生】英作文の書き方や解き方のコツは?
ア 主語+動詞の順で書く
→常に主語・動詞を意識しながら書くようにしよう
英作文の基本は「主語+動詞」の順に書くことです。
例えば、「私は英語の勉強をします」であれば、「I【主語】study【動詞】 English.」となります。
また、「彼女は美しかった」という文になると、「She beautiful.」としてしまう人がいます。
しかし、これでは動詞がありませんので、「She【主語】 was【動詞】 beautiful.」のように必ず動詞をつけるようにしましょう。(日本語に動詞がない場合はbe動詞を補うことを意識しましょう。)
イ 名詞の前にaやtheをつけることを意識する
→名詞は日本語と同じように考えないこと
次によくやるミスは名詞をそのまま書いてしまうことです。
例えば、「これはペンです」という文を「This is pen.」と書く人は非常に多いです。
基本的には名詞(pen)の前にはaやtheなどをつける癖をつけるようにしましょう。
ただし、複数形の名詞や不可算名詞の場合もありますので、何でもかんでも名詞の前にaやtheをつければいいというわけではないので気を付けてください。
ウ 場所や時を表す語句の前には前置詞をつける
→前置詞も忘れやすいので気を付けよう
「私は公園でサッカーをします」という文で、「I play soccer the park.」と書く人がいます。
しかし、これはthe parkの前に前置詞「in」がないため間違いです。
基本的には、場所や時を表す語句には名詞の前に前置詞(inやatなど)をつけます。
上の文の場合であれば、「公園で」が場所を表す言葉になりますので、「I play soccer in the park」と公園「the park」の前に前置詞inをつけるのが正解となります。
そのため、場所や時を表す場合は前置詞を使うことを意識しましょう。
エ 書きやすい文章で書く
→書きやすい文章で書くようにしよう
条件英作文の場合はお題が自分自身についての内容であることが多いですが、正直に書こうとするとどうやって書けばいいかが分からなくなってしまうこともあります。
例えば、「あなたが昨日したことを英語で書きなさい」という自由英作文の問題で、実際には「私は昨日、書道教室に行った」とします。
ただ、そのときに「書道」が英語で書けないと文章が書けなくなってしまいます
その場合は、「私は公園でサッカーをした」といったように書きやすい文章で書くようにしましょう。
無理に難しい単語を使って書く必要はありません。
【まとめ】中学生が英作文ができるようになるためのポイントとアドバイス
今回の「【中学生】英作文の問題が苦手!?おすすめの書き方や例文は?」についてのまとめです。
①英単語や英熟語、英文法の知識が足りない
②例文やフレーズを暗記していない
③英作文を書く練習が足りない
①定期テストの勉強を通じてコツコツと英語の知識をつけよう
②例文やフレーズをできるだけ覚えていこう
③英作文の問題集を解いて力をつけていこう
英作文は一日二日ではできるようにはなりません。
普段からコツコツと英作文を書く練習をして力をつけるようにしよう。