と思っている中学生のみなさん!
今回は「中3 2学期定期テスト範囲・予想問題と高校入試勉強のバランスの取り方」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
【中3・2学期】定期テストと高校受験の勉強を両立させるには?
ア 中3の秋は何かと忙しい
→定期テスト、入試勉強、文化祭などやることはたくさんある
多くの人は中3の1学期に部活動を引退して勉強中心の生活を送っているでしょう。
しかし、中3の2学期は、
・定期テスト、実力テスト
・高校入試の勉強、英検対策
・志望校を決める、面接練習
といったように学校行事ややるべきことなどがたくさんあります。
また、高校入試の合否は、内申点+当日点の合計で決まります。
そして、内申点を上げるためにはテスト勉強を、当日点を上げるためには高校受験の対策が必要になってくるため、これらの勉強をバランスよくやっていく必要があります。
イ 普段は高校入試の勉強をメインにやろう
→テスト週間に入るまでは高校入試対策を中心に取り組もう
定期テストの勉強と高校受験に向けた勉強はどちらも大切です。
では、どちらに力を入れて勉強したらいいのでしょうか。
それは時期にもよります。
基本的には、
・テスト週間中 テスト勉強
をメインにやっていくのがおすすめです。
一般的には、テスト勉強よりも入試勉強の方が仕上がるのに時間がかかります。
そのため、テスト週間に入るまでは高校入試の勉強を中心にやるようにしてください。
ただ、土日など時間のあるときに学校のワークを進めておくと、テスト週間に入ったときにスムーズにテスト勉強に取り組むことができます。
ウ テスト週間中はテスト勉強に全力で取り組む
→テスト週間中は入試勉強は一旦お休み
一方で、テスト週間に入ったら入試勉強は一旦やめてテスト勉強をやるようにして下さい。
それはここでしっかりと点数を取らないと、内申点に大きく影響が関わってくるからです。
また、テストで高得点を取るためには、
②実技教科もきちんと勉強をする
③テスト直前に何度もワークやプリントを見直して知識を定着させる
といったことが必要です。
学校のワークやプリントにどれだけ取り組んだかでテストの出来は変わってきます。
そのため、テスト当日までにできないところをできるようにしていきましょう。
【中3】2学期中間・期末テストの範囲や平均点は?
ア【中3】2学期中間・期末テストの平均点や出題範囲は?
→最初のテストは範囲が狭く平均点が高め
中3の2学期中間・期末テストの平均点はだいたい50~60点です。
そして、教科ごとにみていくと、
②数学 関数・グラフ問題が中心でかつ範囲が広いため、平均点は低めで50~60点前後
③国語 中学3年間あまり変わらない難易度で平均点は60点前後
④理科 生物・化学内容ともに難しいため50~60点前後
⑤社会 範囲が相当広くなり勉強量が多くなるため50~600点前後
という感じになります。
また、中3の2学期のテストの範囲は、
国語 | ・漢字の読み書き ・文法(文節・単語など) ・教科書本文 |
数学 | ・二次方程式の文章題 ・二次関数、相似 |
理科 | ・生物(細胞分裂・遺伝・食物連鎖) ・化学(電気分解・イオン・電池・中和) |
社会 | ・公民(現代社会~政治) |
英語 | ・間接疑問文、分詞、関係代名詞 |
となっています。
どの教科も内容が難しいので、早い時期からテスト対策をするようにしましょう。
イ【中3】2学期中間・期末テストの予想問題<英語・数学>は?
ここでは、中2の2学期の中間テスト、期末テストの予想問題<英語・数学>について扱っているサイトを紹介します。
【中3】2学期中間・期末テストの教科別勉強法は?
ア 全体
→内申点に関わってくるため、早めにテスト勉強を始めたい
A テスト週間に入る前にやっておくべきことは?
中3の2学期中間・期末テストで結果を出すためには、
・英語や数学は今まで習った内容の復習をしておく
・テスト週間に入る前に提出物(ワークなど)を終わらせる
・テスト週間中はワークの見直しを中心に行う
といったことが必要になってきます。
中3の2学期のテスト範囲は1学期のときよりも広くなり、かつ実力問題が増えてくるため難易度が上がります。
また、多くの人は部活動が終わり、勉強に時間を充てることができます。
そのため、今まで成績が良かった人も油断してしまうとガクッと成績が下がってしまうので気を付けましょう。
B テスト週間中にやるべきことは?
勉強で大事なことは、同じ問題を繰り返し解くことです。
ほとんどの人は学校や塾の授業を聞けば成績が上がると思っていたり、ワークやプリントを解いたら勉強が終わりだと思っています。
しかし、それだけでは成績が上がりません。
大事なのは、できない問題をできるようにすることです。
ですので、一回ワークやプリントの問題を解いたら終わりではなく、できなかった問題を何度も繰り返して解くことが大切になってきます。
これをテスト週間中にできるようにするためにも、普段からコツコツとワークを解く必要があるのです。
C ワークの解き直しをするときに気を付けるべきことは?
ワークやプリントを解き直すときに気を付けてほしいのは、丸暗記は×ということです。
よくあるのが、社会の問題などで答えが「エ」だとしたときに、「エ」だけを覚えるというものです。
そうではなく、なぜ「エ」になるのかまでを言える必要があります。
分からない問題を分からないまま覚えていても力はつきません。
もし解き方が分からない問題があれば、学校の先生や塾の先生に聞いて解決することを心がけましょう。
イ 英語
→英単語と英文法を勉強して基礎を固めていこう
A 中3の2学期のテスト範囲は?
中3の2学期のテストでは、
・分詞
・関係代名詞
・間接疑問文
といった内容を習います。
特に分詞と間接疑問文は難しい単元であるため、時間をかけて対策をするようにしましょう。
また、文法に加えて、
・新出単語、熟語の意味やスペル
・教科書本文の内容
・英作文(和文英訳・自由英作文)
・実力問題(長文読解など)
なども出題されます。
英語は得意な人と苦手な人の力の差がはっきりと出る科目です。
そのため、英語に苦手意識を持っている人は、普段から英単語の暗記や英文法の復習をするようにしましょう。
B 今まで習った文法の内容を理解しよう
英語のテストで高得点を取るには、まずは文のルールを理解することです。
そのため、中1・2の内容を忘れてしまった人は、その復習から始めるようにしましょう。
そうすることで、今習っている内容も分かるようになってきます。
そして、英文法の復習ができる参考書としておすすめなのが、「やさしくまるごと中学英語(学研)」です。
この参考書は、なんと動画で授業を見ることができるため、家にいながら分からない内容を理解することができるおすすめの参考書です。
C 教科書ガイドを使って本文の内容をおさらいしよう
また、教科書の内容や新出単語などは、「教科書ガイド英語」を使って復習していくことをおすすめします。
*こちらは東京書籍が出版している教科書に対応している教科書ガイドです。中学校によって使っている教科書が違うためご注意ください。
教科書ガイドには、
・本文の日本語訳
・重要ポイントの解説
などが載っており、これ一冊で教科書の内容を理解することができます。
そのため、教科書ガイドを使ってテスト範囲の内容をしっかりと復習するようにしましょう。
その後は教科書本文を何度か音読するといいでしょう。
そうすることによって、文章の内容が頭に入るようになります。
また、新しく出た単語は正しいスペルで書けるようにしっかりと練習しましょう。
D 実力問題対策
中3の定期テストでは高校入試を意識して実力問題が出題されるようになります。
そして、長文読解問題対策としておすすめなのが、「英検3級 文で覚える単熟語(旺文社)」です。
「英検3級 文で覚える単熟語」は左ページに長文、右ページに英単語が載っています。
そのため、最初は右ページに載っている英単語の意味を覚え、その後は左ページの長文を読むようにしてください。
長文を数多く読むことによって、短い時間で文章を読む力がついていきます。
イ 数学
→二次関数と相似がメイン
中3の2学期の定期テストでは、
・二次関数
・相似
などから出題されます。
これらの単元は高校入試でもよく出る単元ですので、定期テスト勉強を通じて基本的な内容をマスターするようにしましょう。
また、定期テストで高得点を取るには、
②学校のワークやプリントを繰り返し解く
③難しい問題も積極的に取り組む
といったことが必要になってきます。
基礎を早めに固めつつ、難しい問題もできるようにしていきましょう。
なお、定期テスト対策ができる参考書や問題集は、基本的な内容を理解したい人は動画授業で解説がされている「やさしくまるごと中学数学(学研)」を、やや難しめの問題にも取り組みたい人は「チャート式中学数学3年(数研出版)」がおすすめです。
解き方の分からない問題はこれらの参考書を読んで理解するようにしましょう。
また、入試レベルの問題を解きたいときは、「全国高校入試問題正解 分野別過去問数学(旺文社)」などの問題集を解くことをおすすめします。
ウ 国語・理科・社会・実技教科
→ワークやプリントの内容を完璧にしていこう
A 国語
国語は、漢字・文法・教科書の内容が中心に聞かれます。
まずは教科書の内容を読んでどんな文章だったのかを思い出すようにしましょう。
その次に、漢字のワークや国語のワーク、プリントの内容を完璧にするようにして下さい。
なお、文法の問題は理解が必要な単元です。
そのため、国語の文法の内容を知りたい人は、「やさしくまるごと中学国語(学研)」や「中学国語文法 全問ヒントつきでニガテでも解ける(学研)」といった参考書や問題集を使って解き方を理解するようにして下さい。
B 理科
理科は生物(細胞分裂・遺伝・食物連鎖)と化学(イオン・中和)がテスト範囲となります。
化学の内容は中2の化学の知識(化学式など)が必要になってきます。
そのため、化学が苦手な人は中2の内容も復習するようにしましょう。
また、この単元は入試レベルの問題も出ますので、応用問題ができるようになりたい人は、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集理科(旺文社)」や「高校入試「解き方」が身につく問題集 理科(旺文社)」などの問題集を解くことをおすすめします。
また、ワークやプリントの問題を解くときには、「なぜそうなるのか?」を意識して解くようにしましょう。
なお、理科の内容が分からない人は、「やさしくまるごと中学理科(学研)」のような参考書を使って理解をするようにして下さい。
C 社会
社会は公民の内容(現代社会~政治分野)がテスト範囲となります。
まずは教科書の太字で書かれている用語は漢字で書けるようにしましょう。
また、教科書や資料集に目を通して今まで習った内容を復習し、そこからワークやプリントの復習に入っていくと覚えやすくなります。
なお、2学期の定期テストでは今までの内容(歴史・地理)も入試問題形式でテストに出ます。
そのため、これらの応用問題ができるようになりたい人は、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集社会(旺文社)」や「高校入試「解き方」が身につく問題集 社会(旺文社)」などの問題集を解いて力をつけるようにしましょう。
D 実技教科
5教科だけでなく実技教科(音楽・保体・美術・技術家庭)のテスト範囲に入ります。
そのため、テスト週間中にこれらの勉強ができるように、早め早めにワークを解き終えるようにしましょう。