と思っている中学生のみなさん!
今回は「【高校入試】英語の問題集・参考書のおすすめルートは?」についてみていきますよ。
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✓対象となる人
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【高校入試】英語の年間勉強スケジュールは?
ア 高校入試英語の勉強での位置づけは?
→仕上がるまで最も時間がかかるのが英語
高校入試の勉強の中で最も仕上がるのに時間がかかる教科が英語です。
それは、英語は英単語・英熟語・英文法の知識を身につけ、その上で長文読解や英作文、リスニングの対策が必要だからです。
また、途中までは英語の成績はほとんど上がらず、ある時期から一気に伸びるのが英語です。
さらに、2021年度からは教科書改訂により英語の内容が難しくなります。
そのため、英語は特に時間をかけて勉強すべき科目といえます。
イ 高校入試の英語の勉強スケジュールは?
→夏までは基礎固め、秋以降は応用問題に取り組もう
ここでは、高校入試対策としての英語の年間学習スケシュールについてみていきます。
A 基礎固め期(4月~夏休み)
・英単語、英熟語の暗記
・英文法の復習
を中心に行うようにしましょう。
なお、時間に余裕があれば長文読解の練習を進めても構いません。
B 応用問題期(9月~12月)
中3の2学期は、
などを行っていきましょう。
秋は体育祭や文化祭など学校行事がもりだくさんですが、学校生活と受験勉強の両立ができるようにしましょう。
そして、この四か月間で入試問題が解ける手前のレベルまでもっていき、中3の冬休みからは過去問演習に入ることができるようにして下さい。
C 過去問演習期(1月~入試当日)
1月中旬の学年末テストが終わるまでは定期テスト対策、その後の入試直前期は過去問演習を中心にやるようにしましょう。
そしてただ過去問を解いて終わりではなく、できなかった問題は必ず復習をするようにして下さい。
それを入試本番まで繰り返しやっていくと得点力が上がり合格ラインに到達することができます。
高校入試英語のおすすめ参考書・問題集ルートは?(基礎固め編)
ア 高校入試英語のおすすめ英単語帳「キクタン中学英単語高校入試レベル」
→英単語をしっかり覚えることが高校入試の勉強の第一歩
高校入試の英語のおすすめ英単語帳は、「キクタン中学英単語高校入試レベル」です。
この本は学年ごとに分かれているため、受験生になる前の中1・中2から使うことができます。
そして英単語を覚えないと英語長文やリスニング、英作文が伸び悩んでしまうので、まずは英単語(「英語→日本語」ができるようにする)を完璧に覚えるようにしましょう。
特に英語が苦手な人は英単語の暗記に時間をかけるようにしてください。
イ 高校入試英語のおすすめ英熟語帳「高校入試ランク順中学英熟語430」
→英単語に並び、英熟語もしっかりと覚えていこう
高校入試英語のおすすめ英熟語帳は、「高校入試ランク順中学英熟語430」です。
英単語を覚えた後は英熟語を覚えていきます。
英熟語を覚えることで長文の内容が分かりやすくなったり、並び替え問題に強くなったりします。
英単語だけでなく、英熟語の勉強をしっかりとやるようにしましょう。
ウ 高校入試英語のおすすめ英文法問題集「やさしくまるごと中学英語」
→英単語をしっかり覚えることが高校入試の勉強の第一歩
高校入試英語のおすすめ英文法問題集は、「やさしくまるごと中学英語」です。
英単語や英熟語の暗記と並行して英文法の復習に入ります。
「やさしくまるごと中学英語」は、英文法の内容と問題への解説がなんと動画授業で見ることができます。
そのため、まずは一通り解き、その後わからない内容は動画授業をしっかりと見るようにしましょう。
文法を理解することで文章を正確に読めるようになります。
高校入試英語のおすすめ参考書・問題集ルートは?(応用問題編)
ア 高校入試英語のおすすめ長文読解対策問題集①「中学基礎がため100%できた!中1~3英語単語・読解」
→学年ごとに長文読解ができる数少ない問題集
高校入試英語のおすすめ長文読解対策問題集の一つ目は、「中学基礎がため100%できた!中1~3英語単語・読解」です。
この本は学年別に問題集が分かれています。
そのため、英語の長文読解が苦手な人は、「中1」用の問題集から始めていくとよいでしょう。
ただ、問題レベルはやや難しめですので、「中1レベル」だからといっても油断しないようにしましょう。
なお、問題を解くときは一文一文意味を確認しながら読むようにしましょう。
イ 高校入試英語のおすすめ長文読解対策問題集②「くもん高校入試スタートドリルこわくない英語長文問題」
→内容把握問題などの解き方が漫画で説明されており分かりやすい
高校入試英語のおすすめ長文読解対策問題集の二つ目は、「くもん高校入試スタートドリルこわくない英語長文問題」です。
この本は内容把握問題や英問英答問題など、英語の長文読解によく出る問題パターンの解き方について漫画で説明しています。
そのため、まずは解き方を理解し、その上で長文読解の問題を解くようにしましょう。
ウ 高校入試英語のおすすめリスニング対策問題集「高校入試スーパーゼミ英語リスニング」
→リスニングの配点は高いので、しっかりと対策をしておきたい
高校入試英語のおすすめリスニング対策問題集は、「高校入試スーパーゼミ英語リスニング」です。
最近の高校入試はリスニングの配点が高く、また難易度も上がっています。
そして、リスニングで高得点が取れるようになるには、数多くの問題を解き、その後音読をするほかありません。
「高校入試スーパーゼミ英語リスニング」は高校入試で出る一通りの問題が載っていますので、しっかりと解くようにしましょう。
エ 高校入試英語のおすすめ英作文問題集「高校入試スーパーゼミ英作文」
→まずは自力で問題を解き、できなかった問題はその文章を暗唱しよう
高校入試英語のおすすめ英作文問題集は、「高校入試スーパーゼミ英作文」です。
この本は、前半では、「英文法の復習」「重要単語の整理(listenとhearの違いなど)」といった内容を復習し、後半では、テーマごとに和文英訳と自由英作文が練習できるようになっています。
まずは自力で問題を解き、できなかった問題はその文章を暗唱して書ける文章を増やすようにしていきましょう。
オ 高校入試英語のおすすめ自由英作文問題集「高校入試たった7日で超攻略英作文」
→進学校を受験する人は自由英作文ができるかどうかで合否が決まる
高校入試英語のおすすめ自由英作文問題集は、「高校入試たった7日で超攻略英作文」です。
この本は自由英作文の対策ができる問題集です。
ただ、自由英作文はレベルが高いですので、その前に先に紹介した「高校入試スーパーゼミ英作文」などでしっかりと基礎を固めるようにしましょう。
また、自由英作文は一定の型がありますので、この問題集を使って「型」を身につけるようにして下さい。
そうすることで英作文がスラスラと書けるようになります。
高校入試英語のおすすめ参考書・問題集ルートは?(過去問演習編)
ア 高校入試英語のおすすめ過去問対策問題集①「わからないをわかるにかえる高校入試」
→過去問対策問題集としては一番易しい問題集
高校入試英語のおすすめ過去問対策問題集の一つ目は、「わからないをわかるにかえる高校入試」です。
過去問は難易度が高いため、いきなり解くのではなく、最初は易しめの問題から解くようにしましょう。
この本は左ページにまとめが、右ページに入試の基本問題が載っています。
右ページを解き、わからないところがあれば左ページの内容を確認するようにしましょう。
イ 高校入試英語のおすすめ過去問対策問題集②「高校入試解き方が身につく問題集」
→入試レベルの問題の解き方が詳しく書かれている問題集
高校入試英語のおすすめ過去問対策問題集の二つ目は、「高校入試解き方が身につく問題集」です。
「わからないをわかるにかえる高校入試」を終えた後は、この本に取り組んでいきます。
この本は解くためのポイントが簡潔に書かれているため、まずは、そのポイントを読みながら例題を解くようにしましょう。
その後は、「実践問題」を解いていきます。
ここでは実際の入試問題が出ていますので、難易度は高めですが、じっくりと時間をかけて解いていくようにしてください。
ウ 高校入試英語のおすすめ過去問題集①「公立高等学校過去入試問題集2023年春受験用」
→過去問演習と苦手分野の復習を繰り返そう
ここからは本格的に高校入試の過去問を解いていきます。
高校入試英語のおすすめ過去問題集の一つ目は、「公立高等学校過去入試問題集2023年春受験用」です。(私立・国立高校が第一希望の人は、志望校の過去問を解くようにしましょう。)
まずは、過去問を1回分解き、そこで現時点の実力や苦手分野・単元を把握します。
そして、できなかった問題は参考書や問題集に戻り、復習します。
これを繰り返すことで知識の穴を一つずつなくすようにしていきましょう。
まずは、過去問を1回分解き、そこで現時点の実力や苦手分野・単元を把握します。
そして、できなかった問題は参考書や問題集に戻り、復習します。
これを繰り返すことで知識の穴を一つずつなくすようにしていきましょう。
エ 高校入試英語のおすすめ過去問題集②「全国高校入試問題正解」
→過去問演習と苦手分野の復習を繰り返そう
高校入試英語のおすすめ過去問題集の二つ目は、「全国高校入試問題正解」です。
過去問を解いた後は、「全国高校入試問題正解」で他の都道府県の問題や難関私立・国立高校の過去問を解いていきます。
この本の問題を解くことで、様々な問題パターンに慣れ、実践力をつけることができます。
また、解く際には時間配分を意識する、記述問題にも手を抜かないといったことを気を付けて解くようにしましょう。