と思っている中学3年生のみなさん!
今回は「【高校受験】志望校を下げる時期はいつ?悔しさや逃げの気持ちは出てこないか?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
高校入試で志望校を下げるべきか?
ア 高校入試で志望校を下げるべきか?①(本当に行きたい高校なのか再考する)
→周りの意見に流されないようにしよう
高校入試で志望校を下げるべきかと思ったときに考えてほしいことの一つ目は、本当に行きたい高校なのか再考することです。
志望校を下げるように言われたことで、みなさんは受験校について改めて考えるはずです。
今まで志望校としていた学校が本当に行きたい学校なのかどうかを、これを機会に再考して見るといいでしょう。
そしてその際には、
②進学実績
③部活動が盛んかどうか
④施設
といったことを一つ一つ見つめ直し、本当に行きたい学校かどうかを見つめ直しましょう。
そこで、「やっぱりその高校に行きたい」と思うのであれば、リスクを冒してでも挑戦すべきです。
一方で、考え直した結果、「違う高校でもいいや」と思ったら、他の高校にシフトすればいいでしょう。
ただ、安易に志望校を下げてしまうと、後で「やっぱり変えなければよかった」と後悔してしまうかもしれません。
そうならないように、自分に納得したうえで志望校を決めるようにしましょう。
イ 高校入試で志望校を下げるべきか?②(ボーダーラインと現状の差を比べる)
→自分の現状を冷静に分析しよう
高校入試で志望校を下げるべきかと思ったときに考えてほしいことの二つ目は、ボーダーラインと現状との差を比べることです。
とはいえ、志望校のボーダーラインと今のみなさんの力があまりにも差がある場合は、志望校変更をした方がいいかもしれません。
模試などを受けていると「合格可能性」が出ます。
また、ネットなどを見ると各高校のボーダーラインが載っているサイトもあります。
そういったものを参考に、ボーダーラインとどれだけ離れているのか、後何点上げる必要があるのかといった現状を分析していくとよいでしょう。
また、過去問を解いて、どこで後何点取れるのか、入試までの残りの期間で目標点に到達できるのか、といったことなども分析するようにしましょう。
その上で入試までに間に合いそうであれば、志望校を変える必要はありません。
逆に、分析をしてどうしても間に合いそうにない時は、志望校を下げた方がいいでしょう。
ウ 高校入試で志望校を下げるべきか?③(万一落ちた時のことを想定する)
→不合格になった時のことも想像しておこう
高校入試で志望校を下げるべきかと思ったときに考えてほしいことの三つ目は、万が一落ちた時のことを想定することです。
志望校を下げずにそのままチャレンジする場合は、不合格になる可能性が出てきます。
その時のことをあらかじめ想定しておくようにしましょう。
「A高校に落ちたら、私立のB高校に行く。そこで頑張る。」というようなことをあらかじめ認識しておけば、思い切ってチャレンジできるはずです。
あらゆるパターンを先に想像しておくことで、パニックにならずに済みます。
高校入試の結果が全てではありません。
万が一入試で失敗しても、その先で頑張ればいいだけの話です。(ただ、入試勉強は全力でやるようにして下さい。)
高校入試で志望校を下げる時期はいつまで?下げる基準は?
次に高校入試で志望校を決定する時期と志望校を下げる基準についてみていきます。
志望校を決めるタイミングは年明け1月の学年末テストの後です。
それは
②高校入試の出願時期が近い
③残り期間の成績の伸びしろがそこまでない
といった理由があるです。
この時期までには志望校を決めなければなりません。
ただ、逆に言えば1月までは志望校を変える必要はないでしょう。
あまりにも早い時期で志望校を下げてしまうと勉強に対するモチベーションも下がってしまいますので、ギリギリまでは志望校を変えないようにしましょう。
高校受験で志望校を下げるのは逃げか?後で後悔しないか?
高校入試で志望校を下げることは「逃げ」と思う人がいるかもしれません。
しかし、私はそうとは思えません。
私は高校入試において「逃げ」とは、勉強をやらないことだと思います。
勉強をしない人は、できない理由を周りのせいにします。
・学校の先生が分かりにくいから勉強したくない
・参考書を読んでも分からないからやる気がでない
できない原因を自分ではなく周りのせいにする人は、結局勉強から逃げているだけです。
こういう人は大人になっても逃げ癖がついたままです。
ですが、志望校を下げても、そこにむけて一生懸命勉強することは逃げではないのです。
受験で大事なのは、結果もそうですが、受験にむけてどれだけ頑張ったかということです。
ですので、志望校を下げたとしても、目標に向かってしっかりと勉強さえすればいいのです。
逆にいえば、志望校を下げて油断して勉強しなくなってしまうと意味がありませんので、そのあたりをよく考えて決断するようにしましょう。