と困っている中学3年生のみなさん!
今回は「【高校受験】志望校が決まらない?おすすめな選び方、最終決定はいつまで?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
高校受験で志望校を早く決めた方がいい理由は?
受験勉強をする前にやっておきたいことが志望校を決めることです。
それは受ける高校によって、受験科目や範囲、合格できるまでに必要な勉強量が変わってくるからです。
志望校がいつまでも決まらない場合は、どの高校にも幅広く対応できるように勉強しなければならないため、他の人に比べて勉強量が多くなってしまいます。
また、志望校が決まらないと、勉強へのモチベーションが高まりません。
「なんで自分は勉強しているのだろう?」と思いながらなんとなく勉強するのと、「●●高校に絶対に合格するぞ」という強い思いを持って勉強するのでは、後者の方が集中して勉強できるはずです。
そのために、受験勉強をする前にどこの高校に行きたいのかを明確にする必要があるのです。
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高校入試における志望校の決め方、選び方は?
ア 高校入試における志望校の決め方、選び方は?①(志望校を選ぶ基準)
→様々な高校を見比べて志望校を決めよう
高校入試における志望校の決め方、選び方の一つ目は、「志望校を選ぶ基準」についてです。
志望校を選ぶ基準としては、
といったものがあります。(各高校の情報を集めるには、HPや本、通っている先輩に話を聞くなどいろいろあります。)
行きたい高校をいくつか選んで、その中で上の基準を満たしているかを一つ一つ確認していきましょう。
その際には、「本当に行きたいのかどうか?」「充実した3年間を過ごせそうかどうか?」といったことを考えながら志望校を選ぶようにしてください。
また、例年夏~秋には各高校で体験入学があります。
そこに参加することで、高校の雰囲気や在校生の様子などが分かりますので、気になる高校の体験入学はぜひ参加するようにしましょう。
イ 高校入試における志望校の決め方、選び方は?②(行きたい高校を志望校にする)
→「行ける高校」ではなく、「行きたい高校」を志望校にしよう
高校入試における志望校の決め方、選び方の二つ目は、行きたい高校を志望校とすることです。
志望校を決める際には、「〇〇高校では自分の学力が足りないから、××高校でいいや」と今の自分の実力を元に選ぶ人がいます。
しかし、この選び方はNGです。
なぜなら、志望校は、「行ける高校」を選ぶのではなく、「行きたい高校」を選ぶべきだからです。
現時点で(学力的に)行ける高校を選んでしまうと、勉強へのモチベーションが上がらず、勉強が続かないことがあります。
また、高校に入学した時に、「本当は〇〇高校に行きたかったなあ・・・」と思っても、もはや手遅れです。
そのため、まずは「行きたい高校」を選ぶようにしましょう。
そして、志望校に合格できるように日々勉強に取り組みましょう。
ただ、入試直前(1月の学年末テスト後)になって志望校に合格できる力がついていない場合は、志望校を下げることも検討した方がいいでしょう。
ウ 高校入試における志望校の決め方、選び方は?③(併願校の決め方)
→併願校は「行ける高校」を軸に決めよう
高校入試における志望校の決め方、選び方の三つ目は、併願校の決め方についてです。
先ほど志望校は、「行ける高校」を選ぶのではなく、「行きたい高校」を選ぶべきだといいました。
一方で、併願校は「行ける高校」を基準に選ぶようにしてください。
それは、併願校で合格できないと、最悪どこの高校にも行けないという可能性が出てくるからです。
例えば、愛知県の場合ですと、公立高校は2校まで、私立高校は最大3校まで受験できます。
その中で少なくとも1~2校はほぼ受かるだろうというレベルの高校を志望するようにしてください。
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行きたい高校がなくて志望校が決まらない場合はどうする?
「行きたい高校が見つからない・・・」
中にはこのような生徒もいます。
こういう生徒の場合、厳しい言い方をすれば、「進路が決まらない」のではなく、「進路についてよく考えていない」可能性が高いです。
「●●高校か××高校で悩む」というような悩みであればいいのですが、そもそも進路が決まらないというのは、自分の将来をよく考えていないのです。
小学校や中学校はほぼ自動的に行く学校が決まりました。
しかし、高校からは自分で行くべき場所を決めなければいけないのです。
ただ、決断するというのはなかなか難しいことです。
「決めたくない」「決めるのが面倒くさい」という心理から、つい進路決定から逃げ出してしまっているのです。
しかし、いつかは進路を決めなくてはいけません。
そのため、どうせ決めるなら早いうちに決めるようにしましょう。途中で「?」と思うようになったらその時には進路を変えればいいのです。
高校のHPや本、先輩に話を聞く、体験入学に参加するなどして情報を集め、自分の行きたい所を決めるようにしてください。
ただ、それでも行きたい高校がない場合やどこでもいい場合には、家から近い高校をおすすめします。
それは、家から遠い高校を選んでしまうと、通学が負担になってくることがあるからです。
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高校受験の志望校を決めるときに親と進路でもめた時は?
「親に進路を反対されました」
このような悩みを抱える人は少なくありません。
子供の行きたい学校と親の行ってほしい学校は必ずしも一致しません。
その場合は、どちらを優先すればいいのでしょうか?
それは自分の意見です。(親の意見ではありません。)
なぜかというと、高校に通うのは親ではなくみなさん自身です。
親から決められた学校に通って果たして楽しい、充実した3年間を過ごせるのでしょうか?
先ほどもいいましたが、高校進学は自分で決めるものです。
なので、親と進路で揉めたら、自分の意見を押し通すようにしましょう。
ただし、進路について真剣に考えずに、何となく●●高校に行きたいと言っているうちは親も納得してくれません。
志望校に関する情報を集め、自分が高校3年間でどう過ごしたいのかを見つめ直し、自分の熱い思いを親にぶつけることで、相手に思いが伝わるはずです。
いつまでも親や先生などの周りの言いなりに動いていると、大人になった時に主体的に行動できなくなる可能性があります。
自分のことは自分で決めるようにしましょう。