と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「共通テスト(2023)の直前の点数アップ対策、前日の過ごし方は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
共通テスト教科別勉強法
①英語リーディング | ②英語リスニング | ③数学ⅠA | ④数学ⅡB |
⑤現代文 | ⑥古文 | ⑦漢文 | ⑧物理基礎 |
⑨化学基礎 | ⑩生物基礎 | ⑪地学基礎 | ⑫物理 |
⑬化学 | ⑭生物 | ⑮世界史B | ⑯日本史B |
⑰地理 | ⑱現代社会 | ⑲倫理 | ⑳政治・経済 |
㉑倫理・政経 |
共通テスト(2023)直前の点数アップができる対策は?
ここでは共通テスト一か月前(12月前半)からの過ごし方についてみていきます。
ア 共通テスト(2023)直前の点数アップができる対策は?①(解きっぱなしで終わらない)
→学校でやる模試や予備校の授業を受けただけで終わらないこと
共通テストは1月中旬にあります。
そして、その直前の冬休みには、学校で共通テスト模試の演習があったり、予備校で直前対策があったりします。
ただここで気を付けないといけないのは、「受けっぱなし、解きっぱなしで終わってはいけない」ことです。
「1日中模試を受けて疲れたなあ」
「朝から予備校の授業を受けて充実した一日だったなあ」
では絶対にできるようにはなりません。
それは、模試を受けただけや授業を聞いただけでは自分の苦手分野を克服したことにはならないからです。
共通テスト直前期でやるべきことは、
・できなかった内容の復習をする
・覚えていない(解けない)内容は再度単語帳や問題集に戻って復習する
ことです。
例えば、数学ⅡBの目標が70点なのに、今50点しか取れない場合、
・時間が間に合わない→時間配分や解く順番などを変えるなどして時間内に間に合うようにする
・誘導に乗り切れない→共通テストやセンター試験の問題をたくさん解いて慣れる
といったことが必要になってきます。
ですので、学校や予備校に依存するのではなく、自分に足りないところを強化する時期とするようにしましょう。
イ 共通テスト(2023)直前の点数アップができる対策は?②(自分の現状を把握する)
→模試の結果を見て苦手な分野を確認する
直前期をうまく過ごすためにまずやるべきことは、「自分の現状を把握する」ことです。
現状を把握することで、自分に足りないものやどの科目を重点的に勉強すればいいかが分かるようになります。
そして現状を把握するために、これまで受けたマーク模試の結果を改めて見てみましょう。
結果を見ると、点数や偏差値だけでなく、各単元の正答率なども載っています。
ですので、そこを見てあまり取れていない単元は今後重点的に勉強するようにしてください。
例えば、数学ⅡBで、
・微分積分 30点中25点
・数列 20点中5点
・ベクトル 20点中8点
だとすると、数列とベクトルが最優先に復習すべき単元となります。
このように模試の結果から勉強しなおした方がいい内容を洗い出しましょう。
ただし、教科によってはなかなか伸びにくいものもあります。
一般的に直前期に伸びやすい科目は、社会、理科、漢文で、伸びにくいのが現代文、リスニング、数学(苦手な人)です。
そのため、まずは伸びやすい科目から重点的にやっていくようにしましょう。
ウ 共通テスト(2023)直前の点数アップができる対策は?③(問題を解く)
→やみくもに解けばいいというものではない
次に共通テストやセンター試験の過去問や予想問題集を解いていきます。
これらの問題は、
などがあります。
まずセンター試験の過去問は共通テストよりも易しいものが多いので、今まで問題をあまり解いてきたことがない人はここから始めるといいでしょう。
また、共通テストの問題はセンター試験とは大きく異なりますので、必ず共通テストの過去問もやるようにしてください。
あとは、今まで解いてきた模試の復習も有効的です。
一度解いたものであれば、自分がどこが苦手なのかがつかみやすくなります。
さらに力をつけたい人は、各予備校が出している共通テスト予想問題集や予想問題パックもやっていくといいでしょう。
ただし、十分に力がついた状態でやらないと意味がないので気を付けてください。
エ 共通テスト(2023)直前の点数アップができる対策は?④(時間配分を意識して解く)
→時間に間に合うようにいろいろ工夫する
共通テストはほとんどの科目で時間制限が厳しいテストです。
そのため、時間内に解ききれるようにいろいろと工夫をする必要があります。
例えば、
・大問ごとに解く時間を決める
・難しい問題は後回しにする
・一つの大問が終わったらまとめてマークする
といったことがあります。
問題を解くときにはこのようなことを意識して解くようにしましょう。
共通テスト(2023)前日の過ごし方は?

ア 共通テスト前日の過ごし方、勉強法①(勉強は最後の仕上げをしよう)
→最終確認だけしてあまり勉強しないようにしよう
共通テスト前日の過ごし方や勉強法の一つ目は、軽めの勉強で終わらせることです。
共通テスト前日となると、受験生のみなさんは緊張や不安、焦りの気持ちでいっぱいだと思います。
「まだ仕上がっていない所がある」
「●●ができるかどうかが不安」
という気持ちになって、ふと何時間も勉強しようとする人がいます。
しかし、前日に勉強しすぎても疲れるだけですし、そもそも1日でできる量には限りがあります。
そのため、入試前日は軽めの勉強で終わらせるようにしましょう。
入試前日の勉強のおすすめは、
・社会の用語の確認
・古文単語、古典文法、漢文句法、英単語の確認
・問題の解き方の流れ、時間配分の確認
といったことです。
特に記憶があいまいな単元を優先的にやるようにしましょう。
また、翌日の入試に向けて再度、解く順番や時間配分を確認することも大事です。
「国語は漢字から解こう」
「数学は指数対数が難しいから解くのを後回しにしよう」
「英語は第3問までで35分で解くようにしよう」
といったように、入試問題を解く際の順番や時間配分を頭の中でシミュレーションするようにしましょう。
こうすることで入試本番を焦ることなく問題に取り組むことができます。
イ 共通テスト前日の過ごし方、勉強法②(前日のうちに明日の準備をしよう)
→早めの準備をすることで気持ちの余裕ができる
共通テスト前日の過ごし方や勉強法の二つ目は、前日のうちに明日の準備をすることです。
入試当日は朝から慌ただしいものです。
そのため、前日にできることはできるだけ前日に終わらせるようにしましょう。
その代表例が持ち物の準備です。
受験会場に必要なものは、
・筆記用具(鉛筆・シャープペン・消しゴムなど)
・教科書、問題集
・時計
・防寒具、ハンカチ、ティッシュ
・弁当、お菓子、水筒
などです。これらの準備を前日までに終わらせるようにしましょう。
特に筆記用具は、
・消しゴムは複数個あるか(試験中に床に落とした場合などに備えて)
・シャープペンの中に芯が入っているか
といったところまできちんと確認しましょう。
入試前日にしっかりと準備をしておけば、当日余裕をもって迎えることができます。
ウ 共通テスト前日の過ごし方、勉強法③(食事は消化のいいものを取ろう)
→前日は消化にいいものをゆっくり食べよう
共通テスト前日の過ごし方や勉強法の三つ目は、食事は消化のいいものをとることです。
入試前日の食事にも気を付ける必要があります。
よく入試前日にゲン担ぎで「カツ」(勝つ)を食べる人がいますがこれはNGです。
それはとんかつなどの油物は消化に時間がかかるからです。
消化に時間がかかるということは、その分体に負担がかかってしまいます。
そのため、入試前日はうどんや雑炊などの消化のよいものを食べるようにしましょう。
また、刺身なども生ものも万一体にあたると大変なことになりますので、避けた方がいいでしょう。
エ 共通テスト前日の過ごし方、勉強法④(眠れなくても横になろう)
→眠れないからといって絶対に起きてテレビやゲームをしないこと
共通テスト前日の過ごし方や勉強法の四つ目は、「眠れなくても横になる」ことです。
入試前日は不安や緊張な気持ちがあるため、あまり寝ることができない人もいるでしょう。
ましていつもより早い時間に寝ると思いますので、なかなか寝付くことができない人が多いです。
とはいえ、そこで起きてスマホやテレビを見るのはやめてください。
それは、スマホなどを見ることで目がさえてますます眠れなくなってしまうからです。
暗闇の中で横になっているだけでも睡眠に近い効果はありますので、眠れないと思っても明かりをつけたりはせず、横になって体の疲れをとるようにしましょう。
また、できるだけ眠ることができるように、
・寝る前にストレッチをする
・寝る前はテレビやスマホを見ない
・一週間前から寝る時間を徐々に早くする(寝る時間が遅い人向け)
といったことを行うことで、多少は寝付きやすくなります。