と思っている高校生や浪人生のみなさん!
今回は「共通テスト(2024)の日程と時間割、持ち物、受験上の注意は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓記事を書いた人
教科別おすすめ勉強法
①英語リーディング | ②英語リスニング | ③数学ⅠA | ④数学ⅡB |
⑤現代文 | ⑥古文 | ⑦漢文 | ⑧物理基礎 |
⑨化学基礎 | ⑩生物基礎 | ⑪地学基礎 | ⑫物理 |
⑬化学 | ⑭生物 | ⑮世界史B | ⑯日本史B |
⑰地理B | ⑱現代社会 | ⑲倫理 | ⑳政治・経済 |
㉑倫理・政経 | ㉒情報Ⅰ |
共通テスト(2024)の日程は?
共通テストは例年1月の中旬に行われます。
そして2024年の場合は、1月13日(土)・14日(日)の2日間で実施されます。
模試は1日で行われることが多いですが、本試験は2日かけて行われるため時間的に余裕があります。
また、全体的な流れとしては、
・受験票等の送付 12月14日(木)までに到着
・本試験 1月13日(土)・14日(日)
・平均点などの中間発表 1月17日(水)予定
・追試験 1月27日(土)・28日(日)
となっています。
共通テスト当日の持ち物は?
共通テスト本番で必要なものは、
・黒鉛筆、シャープペンシル(メモや計算用)、消しゴム、鉛筆削り
・時計
・昼食、飲み物、お菓子
・防寒具、ハンカチ、ティッシュペーパー、マスク
・問題集、参考書
・お金、常備薬
などです。
試験会場まで結構歩くこともありますので、必要以上に物を持っていかないようにしましょう。
共通テスト(2024)の時間割や配点、受験時の注意点は?
ア 共通テストの1日目に行われる科目・時間割
A 地理歴史・公民
・【解答時間】 2科目選択130分、1科目選択60分
・【配点】 1科目100点
・【試験時間】 2科目 9:30~11:40、1科目 10:40~11:40
共通テストの1時間目の科目です。
緊張と不安な気持ちを抱えたまま臨む人が多いでしょう。
ここでの注意点は、
・できる問題から解く
ということです。
また、理系の人は社会の対策を疎かにしがちですが、最初の社会で波に乗れないと他の教科にも影響を与えてしまいます。
そのため、社会の対策もしっかりとやるようにしましょう。
B 国語
・【配点】 200点(現代文100点、古文50点、漢文50点)
・【試験時間】 13:00~14:20
昼休憩をはさんで国語があります。
共通テストは模試に比べると休憩時間が長いので時間的な余裕があります。
休憩中はまずは体を休め、その後は次の教科の見直しをするようにしましょう。
また、国語の問題を解く際の注意点は、
・まずは問題文をサラッと読み、その後は傍線部近くの文章を重点的に読む
です。
正解の選択肢は本文のどこに解答の根拠があるのか、不正解の選択肢はどこが違うのかを見つける練習を普段から行うようにしましょう。
C 外国語
・【解答時間】 リーディング80分、リスニング30分
・【配点】 リーディング100点、リスニング100点
・【試験時間】 リーディング 15:10~16:30、リスニング 17:10~18:10
国語の次は外国語(英語)です。
英語はリーディングとリスニングに分かれます。
そして、英語の問題を解く際の注意点は、
・まずは問題を読み、何について問われているかを把握する
・一つの段落を読んだら解ける問題がないかと確かめる
です。
国語と同様、正解の選択肢は本文のどこに解答の根拠があるのか、不正解の選択肢はどこが違うのかを見つける練習を普段から行うようにしましょう。
また、リスニングは1回読みと2回読みの問題があります。
音声のスピードが速いため、全ての内容を聞き取ろうとするのではなく大事なポイントを重点的に聞き取れるようにしましょう。
これで1日目が終わりです。
夜10時ごろになると各予備校で解答速報が出ますが、見るのは2日目が終わってからにしましょう。
それはもし自己採点して結果が悪かった場合、2日目の試験に影響が出るからです。
見たい気持ちはわかりますが、1日目の夜には見るのは控えましょう。
イ 共通テストの2日目に行われる科目・時間割
A 理科基礎
・【解答時間】 2科目選択60分
・【配点】 50点
・【試験時間】 9:30~10:30
2日目の最初は理科基礎です。
ですので文系の生徒は早い時間から試験が始まることになります。
受験の雰囲気に慣れ、1日目よりも落ち着いて試験を受けることができるでしょう。
そして理科基礎を受ける際の注意点は、
・最初に解く方の科目に時間をかけすぎない
です。
なお、生物基礎と化学基礎は平均点が低めな傾向にありますので、しっかりと対策して挑むようにしましょう。
B 数学ⅠA
・【解答時間】 70分
・【配点】 100点
・【試験時間】 11:20~12:30
次に数学です。
前年度は平均点が極めて低かったですので、今年は多少易しくなる可能性が高いです。
しかし、そうはいっても平均点は50点前後だと思われますので、しっかりと対策をしないと点数を取ることはできません。
そして、数学の問題を解く際の注意点は、
・問題文からどんな公式や定理を使えばいいかを考える
・図やグラフを描いて考える
です。
数学ⅠAはⅡBに比べると思考力がいる科目です。
ですので、基礎を固めた後はできるだけ多くの共通テストタイプの問題を解くようにしましょう。
C 数学ⅡB
・【解答時間】 60分
・【配点】 100点
・【試験時間】 13:50~14:50
数学ⅡBはⅠAと比べると解きやすい問題が多いです。
ただ、「解きやすい=高得点が取れる」のではなく、しっかりと対策をすれば高得点が取れるという意味です。
また、ⅡBの選択科目は、「数列」・「ベクトル」・「確率分布」とあり、多くの人は「数列+ベクトル」を選ぶと思います。
しかし、確率分布はパターンが決まっており、かつ易しいので時間に余裕のある人は確率分布の勉強をしてみるのもおすすめです。
D 理科(発展)
・【解答時間】 2科目選択130分、1科目選択60分
・【配点】 100点
・【試験時間】 2科目選択 15:40~17:50、1科目選択 16:50~17:50
最後の科目です。
ここまで順調に来ている人は油断せずに解くようにしましょう。
一方で「国語ができなかった」「数学がわからなかった」という人はメンタルがやられているかもしれませんが、まだ200点分ありますので挽回はできます。
最後の最後まであきらめずに目の前の試験に取り組むようにしましょう。
なお、試験が終わったら自己採点をして、私大や国公立試験の勉強に切り替えるようにして下さい。
【まとめ】共通テストの日程・時間割・受験上の注意のポイントとアドバイス
今回の「共通テスト(2024)の日程と時間割、持ち物、受験上の注意は?」についてのまとめです。
・共通テストは1月中旬の土日の2日間に分けて行われる
・1日目に文系科目、2日目に理系科目がある
・英語、数学、国語は解き方を工夫することで点数が上がる
共通テストは2日間の長丁場な試験となります。
そのため万全の状態で臨めるようにしましょう。