と思っている高校生のみなさん!
今回は「定期テスト物理基礎・物理の勉強法のコツ、できない問題の対処法は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
定期テスト物理基礎・物理ではどのような問題が出る?
高校の物理は物理基礎と物理に分かれています。
そして物理基礎は文系理系問わず全員が学びます。
一方で、物理(発展)は理系のみが学ぶ教科となっています。
また、物理は全部で力学・熱・波動・電磁気・原子と5つの単元に分かれており、特に力学の内容が大事になってきます。
それは、力学は物理の根幹となる単元であるため、力学が分からないと他の単元もよく分からなくなってしまうからです。
ですので、物理が苦手な人は力学の復習をやるようにして下さい。
なお、定期テストの問題は、
・発展問題(20点程度)
と基本的な問題が中心となっています。(進学校の場合は発展問題の割合がもう少し高めです。)
物理基礎や物理はただ計算のやり方を知っているだけでは解けません。
「なぜそうなるのか?」を意識しながら一問一問問題を解いていくようにしましょう。
物理基礎・物理が苦手でさっぱりできない場合はどうする?
物理基礎や物理が苦手な場合は、その原因を考え一つずつ克服していく必要があります。
一般的に物理基礎・物理が苦手になる原因は、
②中学の理科や高校の数学が分からない
③問題が解けない
といったことが挙げられます。
授業の内容が分からない場合は、下で紹介する参考書を読む、「ただよび」などの授業動画を見る、学校の先生や塾の先生に聞くといったことをして解決するようにしましょう。
苦手な内容を放置したままではできるようにはならないので、物理ができるようにいろいろと勉強のやり方を工夫してください。
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定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法は?
ア 定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法①(教科書を読んで内容を思い出す)
→教科書や参考書などを読んで習った内容を思い出そう!
定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法の一つ目は、「教科書を読んで内容を思い出す」ことです。
単元によっては1,2か月前に習った内容もあります。
そうなるとほとんどの人は結構前に習った内容を忘れてしまっていることでしょう。
そこでまずみなさんがやるべきことは、習った内容を思い出すことです。
教科書やノート、参考書を読み直して、授業で習った内容を復習していきましょう。
そうすることで、語句の暗記や問題演習などがスムーズに進めることができます。
なお、教科書では内容がよく分からない場合は参考書を使っていくことをおすすめします。
そして、物理基礎・物理のそれぞれのおすすめの参考書は、
となっています。
これらの参考書は非常にわかりやすく書かれているため非常におすすめです。
共通テストや大学受験対策としても使えますので、早めに買っておくといいでしょう。
イ 定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法②(用語の意味や公式を覚える)
→問題集を解き始める前に基礎固めを必ずしておこう
定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法の二つ目は、「用語の意味や公式を覚える」ことです。
物理の場合、「計算問題ができればいいんでしょ?」という思いが強く、いきなり問題集を解きだす人がいます。
しかし、言葉の意味や公式をしっかりと覚えてから問題に取り組まないと、「なぜそうなるのか?」が十分に分からずに解いてしまう可能性があります。
そして、その状態が続くとだんだんと物理の内容が分からなくなり、やがて物理が苦手科目になってしまいがちです。
そのため、問題演習をする前にすべきことは、
②公式を覚える(単位も)
です。
これらの知識をしっかりと固めることで、問題演習をスムーズに始めることができます。
その中でまずは用語の意味を覚えることをして下さい。
例えば、「静止摩擦力」という用語があります。
この用語のポイントは、
・引く力を大きくすると、静止摩擦力の大きさも大きくなる
の2つです。
つまり、静止摩擦力は、動かす向きと反対に働く力であること、物体を引っ張る力を大きくすると静止摩擦力も大きくなるというという性質があります。
ただ、これをよく知っていないと、「静止摩擦力の公式はF0=μNだ」という間違いをしてしまうのです。(この式は最大摩擦力のときの公式です。)
ですので、まずは用語の意味と公式をしっかりと理解し、暗記するようにしましょう。
これらをマスターすると、理解度が格段に増し、かつ問題の正答率も上がります。
ウ 定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法③(基本問題を完璧にする)
→いきなり応用問題に取り組まないこと
定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法の三つ目は、「基本問題を完璧にする」ことです。
セミナーやアクセスなど学校で使っている問題集などは、基本的な問題から難しい問題まで幅広いレベルの問題が載っています。
ただ、解く際に気を付けてほしいのは、最初から難しい問題に取り組まないことです。
基礎ができていないのに応用問題ができるはずがありません。
そのため、まずは基本問題を完璧にできるようにしましょう。
また、問題集を解く際に気を付けてほしいことは、「教科書や参考書を見ながら解かない」ことです。
教科書や参考書を見ながら解くと、なんとなく「できた」気になってしまいます。
ただ、テスト本番では教科書を見ながら解くことはできませんので、思ったほど点数が取れないということになりかねません。
そのため、問題集を解く時には必ず自力で解くようにしましょう。
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エ 定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法④(「なぜそうなるのか?」を理解する)
→丸暗記をせずに原理原則をしっかりと理解しよう
定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法の四つ目は、「なぜそうなるのか?を理解する」ことです。
物理基礎は理解していないと高得点を取ることは難しい科目です。
そのため、問題を解く際には、「なぜそうなるのか?」ということを常に意識して解くようにしましょう。
「なぜ、この物体には●●力と●●力が関わってくるのか?」
「なぜ、この問題でこの公式を使うのか?」
このようなことを意識しながら問題を解いていくと理解度が高まってきます。(他人に説明できるレベルまで理解度を高めるのが目標です。)
なお、解説等を読んでも分からない場合は、教科書や参考書で調べるか、学校の先生や塾の先生に聞くようにしましょう。
オ 定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法⑤(発展問題に挑戦する)
→基礎が完璧になったら取り組むようにしよう
定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法の五つ目は、「発展問題に挑戦する」ことです。
基本問題が完璧にできるようになったらここではじめて発展問題に取り組むようにしましょう。
それは、基礎ができていないのに発展問題に取り組もうとしても中途半端な出来で終わってしまうからです。
そのため、問題集の基本問題がスラスラと解ける状態になってから発展問題に挑戦するようにしましょう。
カ 定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法⑥(テスト前日・当日の勉強法)
→解き方を忘れていないかどうか再度確認をしよう
定期テスト物理基礎・物理のおすすめ勉強法の六つ目は、「テスト前日・当日に再度復習をする」ことです。
物理基礎・物理は一旦分かりさえすれば解き方を忘れにくい科目です。
ただ、念のためテスト前日や当日も再度見直しをするようにして下さい。
ただ、前日や当日は他の教科の見直しもあるため、物理基礎に関しては、
・解き方があいまいな問題
を中心に短時間で見直すようにしましょう。
定期テストに向けてしっかりと勉強することで物理の力がつきます。
また、高2の秋からは高2全統模試や高2進研模試などの模試でも物理が範囲になってきますので、夏休みなどの長期休暇中に今まで習った内容の復習をするようにしましょう。
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