と思っている中学生のみなさん!
今回は「愛知県高校入試(2024)国語の過去問分析、おすすめ勉強法は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
愛知県高校入試(2023)国語の問題傾向、難易度、平均点は?
【動画】愛知県高校入試国語の勉強法、問題の解き方、問題傾向は?
ア【愛知県高校入試・2023】国語の問題形式は?
→現代文が2題、漢字・語句が1題、古文が1題の計4問で構成されている
時間割 | 9:10~9:55(1時間目) |
問題形式 | 【大問1】 説明文(7点) *大問3と合わせて11問 【大問2】 漢字・語句(3点) 【大問3】 現代文(8点) 【大問4】 古文・漢文(4点) |
平均点 | 14.8点(22点満点) |
難易度 | 標準 |
問題分析 | 2023年愛知県高校入試問題分析 |
国語は入試の1時間目に始まる教科です・
そのため、多くの人は緊張しながら国語の問題を解くことになります。
ただし、平均点は5教科の中で一番高い傾向にあるので、落ち着いて取り組めば解ける問題が多いでしょう。
イ【愛知県高校入試・2023】国語の問題傾向は?
→近年は難易度が高めで高得点が取りにくい!
国語は大問が4問で、
・第2問が漢字・語句
・第3問が現代文
・第4問が古文・漢文
で構成されています。
ここでは前年度(2023)の国語の入試問題を分析していきます。
A 第1問・説明文
・説明文が出題された
・文章の量は例年並みだが、注釈の数が多いため若干読み取りにくかった
・接続語を選ぶ問題、内容説明問題、内容一致問題は定番の問題形式
・(5)の問題が本文と参考文の共通点を見つけるというもので新傾向の問題であった。(高3が受験する共通テストを意識した問題)
第2問 漢字・語句
・「肥沃」という漢字を「肥」・「沃」一文字ずつ答える問題であった
・「厳かな」という語句の意味と同じ熟語を答える問題が出題された(高3が受験する共通テストを意識した問題)
・四字熟語の問題は過去に出題されたこともある
第3問 小説
・小説が出題された(年によっては2題とも説明文のときもあるので要注意)
・副詞を答える問題、語句の意味を問う問題など知識問題が出題された
・登場人物の心情を問う問題が複数出題されたが、根拠となる部分を探すのがやや難しかった
第4問 漢文
・所々に現代語訳がついており読みやすかった
・内容説明問題、主語判定問題、内容一致問題と定番の問題が出題された
総評
今回からマークシート形式に変わったが、そこまで大きな変更はなかった。
難易度も例年並みで現代文は2つとも読みやすかった。
ただ、漢字・語句の内容が問題形式が変わったこともあり、そこで点が取れなかった人がいるかもしれない。
愛知県高校入試(2024)国語の難易度予想と目標点は?
ア 愛知県高校入試(2024)国語の難易度予想は?
→問題の傾向は変わる可能性がある
愛知県高校入試(2024)の国語の難易度は、昨年並みになると思います。
国語は入試の1時間目ということもあり、そこまで難しい難易度にはならないでしょう。(難しくしすぎると、国語の出来に失望して後の教科で力が発揮できない生徒が出てくるため。)
また、国語以外の教科でも読解力が試される試験になっているため、国語の難易度を大幅に上げる必要はないと考えられます。
ただし、昨年度からマークシート形式に問題が変わったこともあり、今後数年は問題形式が変わる可能性があります。
そのため、愛知県高校入試の過去問だけでなく、他の都道府県の過去問などを解いておくと、どんな問題形式になっても対応することができます。
イ 愛知県高校入試(2024)国語の目標点は?
→基礎完璧+標準をどれだけとれるかが勝負!
大問 | 難易度 | 目標点 |
現代文 | 標準~やや難 | 【進学校】 5~7点/7点 【非進学校】 3~4点/7点 |
漢字 | 標準 | 【進学校】 2~3点/3点 【非進学校】 1~2点/3点 |
現代文 | 標準~やや難 | 【進学校】 5~8点/8点 【非進学校】 3~4点/8点 |
古典 | 標準 | 【進学校】 3~4点/4点 【非進学校】 2~4点/4点 |
合計の目標点は、進学校が16~18点以上(得意な人は20点以上)、非進学校が12点以上となります。
まずは、漢字と古文で安定した点数が取れるようにしましょう。
また、メインは文章読解問題です。
ここでどこまで点数が取れるかがカギとなってきます。
愛知県高校入試(2024)国語の勉強法は?
ア【愛知県高校入試・2024】国語の勉強法①(中3の夏休みまで)
→最初は漢字や語句、文法から勉強しよう
愛知県高校入試(国語)で中3の1学期から中3の夏休みまでにすべき勉強法は、漢字や語句の意味、文法の復習をすることです。
高校入試の中心となる問題は文章読解ですが、国語の知識がない人がいきなり読解の練習をしても本文の内容が分からず、ろくに問題が解けない可能性が高いです。
そのため、いきなり読解演習をするのではなく、最初は漢字や語句、文法などの勉強から始めるといいででしょう。
具体的には以下の通りです。
A 漢字
漢字は高校入試で2~3点分出題されます。
ただ、漢字は出題範囲が広いため、早い時期から勉強するようにして下さい。(できれば中1・2からやっておくとベスト)
「高校入試漢字・語句3000」などの高校入試でよく出る問題を集めた問題集を使って、漢字の読み書きや四字熟語などをマスターするようにしましょう。
B 語句
説明文などでは普段聞き慣れない語句(「アイデンティティ」・「テクノロジー」など)が頻繁に出てきます。
そういった語句の意味をあらかじめ知っておくと文章をスラスラと読むことができるようになります。
「中学生の語彙力アップ 実践ドリル850」などを使って、言葉の意味をコツコツと覚えるようにしましょう。(できれば中1・2からやっておくとベスト)
C 背景知識の習得
国語の文章でよく出るテーマ(情報・科学技術・異文化理解など)のあらすじを知っておくと文章が読みやすくなります。
「高校入試のわからないところ検索ブック国語」では、語句の意味や重要テーマのあらすじなどが詳しく書かれていますので、文章問題を解く前に読んでおくことをおすすめします。
D 国文法
愛知県の高校入試では文法はあまり出ませんが、急に問題傾向が変わることもあるので、しっかりと文法の復習をするようにしましょう。
ただし、文法問題はよく理解をしていないとなかなかできるようにはなりません。
そのため、「中学国語文法 (全問ヒントつきでニガテでも解ける)」のような解説が詳しい問題集を使っていくといいでしょう。
イ【愛知県高校入試・2024】国語の勉強法②(中3の2学期)
→数多くの文章を読み解き読解力をつけていこう
愛知県高校入試(国語)で中3の2学期にやるべき勉強法は、文章問題に慣れることです。(特に愛知県は説明文が出ることが多いので、硬い文章に慣れていきましょう。)
漢字や語句、文法などの基礎固めを終えたら、文章読解の問題を解いていきます。
最初のうちは時間を気にせず、じっくりと解くようにしましょう。
また、問題を解く際には、勘で適当に解いたりせず、必ず本文の中から解答の根拠となる部分を探しだす習慣をつけるようにして下さい。
そして、この時期からは古典の読解練習も同時にしていきましょう。
愛知県の国語では古文・漢文の問題が4点分出題されますので、ここで点を落とさないように、しっかりと古文の練習をして下さい。
ただし、内申点を上げることも大事ですので定期テスト勉強もしっかりとやるようにしましょう。
A 文章読解
国語の文章読解の問題は「接続語を答える問題」、「指示語を答える問題」、「筆者の主張を答える問題」など、よく出る問題パターンがあります。
それらの問題をどうやって解けばいいかを知ることで読解力は上がっていくので、まずは解き方を理解するようにしましょう。
最初は「こわくない国語文章の読解」などで文章読解の解き方を学び、その後は過去問などを解いていくといいでしょう。
B 古文
中学生は国語の授業の中で古文の文章にあまり触れないため、現代文以上にたくさん文章を読んでいかないと苦戦する可能性があります。
また、文章を読むこと自体は現代文とやり方は同じですので、まずは問題の解き方を理解するところから始めていきましょう。
最初は「こわくない国語古文・漢文」などで古文・漢文の文章に慣れ、その後は過去問などを解いていくといいでしょう。
ウ【愛知県高校入試・2024】国語の勉強法③(中3の冬休み~入試直前)
→本番の試験のつもりで長文問題を解こう
愛知県高校入試(国語)で中3の冬休みから入試直前にやるべき勉強法は、過去問演習をすることです。
最初に愛知県高校入試の過去問を3~5年分解き、時間に余裕があれば「全国高校入試問題正解」などを使って他の都道府県の入試問題を解いていくといいでしょう。
また、過去問を解く際には、
・選択問題はなぜその選択肢を選んだのか、その根拠が言えるようにする
・時間を計って解く(5分短めに解くとよい)
・間違えた問題は解説をしっかりと読む
といったことを心掛けるようにしてください。
ただ解いて、丸付けをして終わりでは国語の力はつきません。
特に国語は入試の1時間目に始まる教科ですので、ここで高得点を取れるようにしっかりと練習しましょう。
【愛知県高校入試】国語の問題を解くおすすめの順番や時間配分は?
愛知県の高校入試では一時間目に国語があります。
最初の科目で失敗すると、焦ってしまい後の教科に影響が出ますので、しっかりと練習をして本番でミスが出ないようにしましょう。
また、愛知県高校入試の場合は、「①現代文、②漢字・語句、③現代文、④古文」の問題構成となっています。
そして、おすすめの解く順番は、②漢字・語句→④古文→①③現代文です。
まずは②漢字・語句から解くようにしましょう。
試験開始後にすぐに解答用紙に答えを書くことで、その後落ち着いて問題に取り組むことができます。
次に、④古文です。
古文は現代文に比べて文章量が少ないため、比較的短い時間で解くことができます。
ここまでを10分以内で解けるようにしましょう。(残り35分です)
残りの2つの現代文は解きやすそうな問題からやるようにしましょう。
なお、答えを出すときは必ず本文から解答の根拠となる部分を探す練習をしていきましょう。
そして、最後の残り5分で見直しをしてミスがないかを確認してください。
【まとめ】愛知県高校入試国語の対策のポイントとアドバイス
今回の「愛知県高校入試国語の過去問分析、おすすめ勉強法は?」についてのまとめです。
①国語は現代文2問、古文1問、漢字・語句が1問出題される
②難易度は5教科の中では易しめ
③今後は問題形式が変わる可能性がある
・まずは漢字・語句・文法などの基礎固めをする
・現代文と古文は過去問に入る前に問題集を1冊やっておくとよい
・愛知県の過去問だけでなく他の都道府県の過去問もやるとベスト
2023年から問題形式が変わったこともあり、ここ数年は問題形式が変わる可能性があります。
そのため、愛知県の過去問だけでなく、他の都道府県の過去問も解くようにしましょう。
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