と思っている中学生のみなさん!
今回は「愛知県高校入試平均点(2023)から分かる科目別難易度と勉強法は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
愛知県高校入試(2023)の平均点は?
【動画】愛知県高校入試平均点(2023)から分かる科目別難易度と勉強法は?
愛知県高校入試の過去2年間の平均点は以下の通りです。
国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | |
2023 | 14.8 | 15.2 | 11.5 | 12.3 | 12.7 |
2022・A日程 | 13.8 | 11.3 | 12.7 | 11.1 | 12.1 |
2022・B日程 | 14.9 | 12.0 | 13.7 | 9.9 | 11.8 |
*1教科22点満点となっています。
2023年の入試から問題形式がマークシート方式に代わりました。
そのため、問題形式や難易度が大幅に変わりました。
その中で目立った内容は以下のものになります。
A 社会の難易度が大幅に上がった
今までは社会は平均点が高く、得点源になる教科でした。
しかし、2023年の入試では5教科の中で最も難易度が高くなりました。
その要因としては、資料やグラフを読み解く問題が増えたからです。
今後もこの傾向は続くと思われるため、基礎固めを早めに終えた後は資料問題を読み解く練習が必要になってきます。
B 数学は易しくなった
社会が大幅に難しくなる一方で、数学はここ数年では最も点数が取りやすかったように思えます。
そうなった要因としては、受験生がマークシートへの塗りつぶしがきちんとできるかどうかを見たかったというのがあります。
中学生はあまりマークシートに慣れていないため、初年度はきちんとマークシートに対応できるかどうかを入試の作成者は見たかったのではないでしょうか。(難易度が高い問題だと塗り潰さずに終わってしまう可能性があるため。)
ただ、来年か再来年以降は数学の難易度は元に戻っていきそうです。
愛知県高校入試(2024)の難易度・問題形式は?
ア 愛知県高校入試(2024)の全体の問題傾向・難易度はどうなる?
→数学は確実に難しくなる
A 愛知県高校入試難易度予想(2024)
2024年の愛知県高校入試の難易度予想としては、以下のものになると予想します。(2023年の入試と比較した場合)
・数学 やや難
・社会 昨年並みかやや易
・理科 やや難
・英語 昨年並み
総合的な平均点を考慮すると、社会の難易度をどうするかで数学と理科の難易度も変わってきます。
社会を2023年の難易度でいくのであれば、数学と理科はそこまで難しくはならないかもしれません。
しかし、社会の難易度を若干下げた場合は、数学と理科の難易度は2022年以前の難易度に戻ることもあります。
ただ、個人的には社会の難易度は若干下がると予想しているため、その分数学と理科は難しくなると思っています。
B 愛知県高校入試の問題形式(2024)
また、2024年の愛知県高校入試の問題形式としては、
・数学は変えてくる可能性もある
と予想します。
2023年から新しい問題形式で始まったものを、2024年でまたガラッと変えてしまうと受験生は混乱してしまうこともあります。
そのため、少なくともここ数年は基本的な問題形式は変えてこないでしょう。
ただし、数学だけは問題形式を変える可能性もあります。
それは、2023年の数学の入試問題は、
・第2問 選択問題
・第3問 数字を一つずつ答える問題
といったように選択問題がメインの問題構成だったからです。
しかし、選択問題では勘で当たってしまうこともあるため、数学の力を正確に測ることができません。
そのため、今後は第2問も第3問と同じような問題形式になると予想しています。
イ 愛知県高校入試(2024)の教科別の難易度・問題形式は?
→どの教科も過去問演習が大事になってくる
A 国語
②2024年の問題形式予想 変更なし
国語は難易度と問題形式ともに変更はないと予想します。
今までも国語は5教科の中で最も平均点が高い科目でしたが、今後もその傾向は変わらないと思います。
愛知県の高校入試の過去問や「全国高校入試問題正解」などの問題集をやっていけば問題はないでしょう。
B 数学
②2024年の問題形式予想 第2問の答えを数字で書くようになる
数学は難しくなると予想します。
2024年は新傾向の2年目の入試となり受験生も慣れてくるため、難易度は上げてくるはずです。
少なくとも2022年以前の難易度になるでしょう。
また、問題形式も変えてくるかもしれません。
2023年の大問2は選択問題でしたが、ここが大問3のような答え方になるか、選択肢の数を増やすかといったことをして難易度を上げてくる可能性があります。
また、大問3も(2)の問題は再び発想力がいる難しい問題になると予想します。
数学で高得点を取るには、入試レベルの発展問題に積極的に取り組む必要があります。
そのため、愛知県の高校入試の過去問や「全国高校入試問題正解」などの問題集に取り組むようにしましょう。
また、二次関数や図形の問題など、特定の単元だけを集中的に解きたい場合は、「全国高校入試問題正解分野別過去問」などがおすすめです。
C 社会
②2024年の問題形式予想 引き続き資料・グラフを読む取る問題がメイン
社会は少し易しくなると予想します。
とはいえあくまで今回の2023年の入試よりかは易しくなるだけで、マークシート以前(2022年より前の入試)のものよりかは難しい入試になります。
また、問題形式は引き続き資料やグラフを読み取る問題がメインになるはずです。
ですので、今までのように一問一答で用語を覚えたらできる試験ではなくなっています。
早い時期に基礎を固めたら、入試問題をできるだけ解いて資料やグラフを読み取る力をつけるようにしましょう。
まずは、愛知県の高校入試の過去問や「全国高校入試問題正解」などの問題集に取り組むようにしましょう。
そして、歴史や地理、公民の特定の単元だけを集中的に解きたい場合は、「全国高校入試問題正解分野別過去問」などがおすすめです。
D 理科
②2024年の問題形式予想 単元によっては難しい問題も出すこともある
理科は昨年並みかやや難しくなると予想します。
2023年の問題は解きやすい問題が多かったです。
ですが、今までの問題傾向を見ると、物理・地学などでは難易度の高い問題も出ています。
ですので、今後も生物・化学・物理・地学のどれかの単元で難しい問題が出る可能性は十分にあります。
また、問題形式はこのままでいくと思われます。
というのも理科は2022年以前の入試も、問題文が長く読解力が必要なものであったため、この傾向を変えることはあまりないはずです。
そのため、まずは愛知県の高校入試の過去問や「全国高校入試問題正解」などの問題集を解いて力をつけるようにしましょう。
また、電流やイオン、天体の問題など、特定の単元だけを集中的に解きたい場合は、「全国高校入試問題正解分野別過去問」などがおすすめです。
E 英語
②2024年の問題形式予想 変更なし
英語も国語と同様、難易度と問題形式ともに変更はないと予想します。
実は英語は平均点などはあまり変化がないものの、問題形式はガラッと変えてきています。
長文の文章自体は減りましたが、問題に別の文章が加わるなどしたため、複数の文章を読み解く力などが求められるようになりました。
少なくとも英語と社会は、高3が受験する共通テストの問題を意識している問題がいくつかありました。
このように英語は問題傾向がガラッと変わったため、愛知県の高校入試の過去問だけでなく、「全国高校入試問題正解」や英検の問題集などを解いて、いろいろな問題パターンに慣れることをおすすめします。
【まとめ】愛知県高校入試(2023)の平均点のポイントとアドバイス
今回の「愛知県高校入試平均点(2023)から分かる科目別難易度と勉強法は?」についてのまとめです。
①社会は大幅に難しくなった
②数学・理科は易しめの問題が多かったが今後は難しくなる
③英語は問題形式が大幅に変わった
・基礎固めを早めに終わらせる
・まずは愛知県の過去問を解く
・全国高校入試問題正解や分野別過去問を解き力をつける
2024年の愛知県高校入試では教科によって難易度や問題傾向がガラッと変わる可能性があります。
そのため、過去問をたくさん解いて力をつけるようにしましょう。
【愛知県高校入試】中1~中3高校入試対策個別指導コース
当塾では愛知県高校入試対策を中心に指導する「中1~中3高校入試対策個別指導コース」がございます。
このコースの対象となる人は、
・推薦入試や特色選抜で合格したい人
・どうやって勉強をしたらいいかが分からない人
・苦手科目を克服したい人
となっています。
また、当塾の特徴としては、
②勉強のしかた、暗記方法などを徹底指導!
③定期テスト、高校入試対策や志望理由書・面接指導などが可能!
④自習室完備でいつでも使用可能!
となっています。
興味のある方は下のボタンからお申し込みください。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00