と思っている中学生のみなさん!
今回は「愛知県高校入試2024:科目別難易度と効果的勉強法」についてみていきますよ。
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愛知県高校入試(2024)の平均点は?
【動画】「とよはし練成塾」塾長が話す!愛知県高校入試平均点(2024)から分かることは?
愛知県高校入試の過去2年間の平均点は以下の通りです。
国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | |
2024(62.5点) | 11.2 | 12.3 | 12.9 | 11.3 | 14.8 |
2023(66.5点) | 14.8 | 15.2 | 11.5 | 12.3 | 12.7 |
*1教科22点満点となっています。
2023年の入試から問題形式がマークシート方式に代わりました。
そのため、問題形式や難易度が大幅に変わりました。
その中で目立った内容は以下のものになります。
A 国語・数学の難易度が大幅に上がった
従来は国語は平均点が高く、得点源になる教科でした。
しかし、2024年の入試では5教科の中で最も難易度が高くなりました。
その要因としては、
・小説(第3問)や漢文(第4問)の問題で正解の根拠が絞りづらかった
といったものがありました。
また、数学は2023年度入試と比べると平均点が大幅に減少しました。
しかし、2022年以前の入試と比べると平均点はそこまで差がないため、従来の難易度に戻ったといえます。
B 英語は易しくなった
国語や数学が大幅に難しくなる一方で、英語はここ数年では最も点数が取りやすかったように思えます。
そうなった要因としては、
・2023年と同じ問題形式であるため受験生がしっかりと対策できた
ことが挙げられます。
今後は、このままで難易度でいくかもしれませんし、文章量を増やして難易度を上げてくる可能性もあります。
そのため、油断をせずしっかりと対策をするようにしましょう。
愛知県高校入試(2025)の難易度・問題形式は?
ア 愛知県高校入試(2025)の全体の問題傾向・難易度はどうなる?
→国語は易化、英語は難化すると予想
A 愛知県高校入試教科別難易度予想(2025)
2025年の愛知県高校入試の難易度予想としては、以下のものになると予想します。(2024年の入試と比較した場合)
・数学 昨年並み
・社会 昨年並み
・理科 昨年並みかやや易
・英語 やや難
2024年度の5教科の合計平均点は62.5点でした。
ここ数年の平均点を見ると58~62点で収まっていますので、今後もこの平均点で推移していくと考えられます。
ただし、教科ごとにみると、国語は若干易しくはなりますが、英語は難しくなる可能性があります。
そのため、どの教科も満遍なく取れるように仕上げていきましょう。
B 実は入試自体の難易度は上がっている?
先ほど愛知県高校入試の平均点は58~62点で推移していると言いました。
しかし、実は入試自体の難易度はグッと上がっているとも言えます。
その理由としては、
・私立高校を受験する人の増加(公立高校を受験しない人が増加したとも言える)
・推薦選抜や特色選抜に合格した生徒は一般入試を受験しない
といったことが挙げられます。
つまり、数年前であれば公立高校を受験していた層が軒並みいなくなったため、相対的に受験者層は上がります。
そうなると、同じ平均点とはいえ、実際は難易度が上がっているといえるのです。
今後もこの傾向は続いていくと考えられますので、しっかりと対策をするようにしましょう。
イ 愛知県高校入試(2025)の教科別の難易度・問題形式は?
→どの教科も過去問演習が大事になってくる
A 国語
国語は難易度は元に戻ると予想します。
それは、2024年の入試の平均点があまりにも低かったからです。
おそらく13~14点程度の平均点になるようにしてくると考えられます。
また、2024年の入試では、一部問題形式に変更がありました。
そのため、問題形式が変わっても対応できるようにさまざまな問題に解き慣れておくといいでしょう。
愛知県の高校入試の過去問だけでなく、「全国高校入試問題正解(旺文社)」などの過去問題集をやっておくことで、実践力が身についていきます。
B 数学
数学は2024年と同じ難易度になると予想します。
基本的に数学は3つの大問で構成されていますが、まずは大問1でしっかりと点数を取ることが必要になってきます。
その上で第2問・第3問でどこまで点数を上積みできるかが勝負になってきます。
そのためには、まずは基本レベルの問題集を使って中学校3年間の内容を復習し、その後は入試レベルの問題に取り組むとよいでしょう。
実は、愛知県の入試問題は例年似たような問題が出題されています。
ですので、直前に過去問を数多く解くことで、問題傾向をつかむことができ得点力が飛躍的にアップします。
また、二次関数や図形の問題など、特定の単元だけを集中的に解きたい場合は、「全国高校入試問題正解分野別過去問(旺文社)」などがを使っていくといいでしょう。
C 社会
社会は2024年並みの難易度になると予想します。
ここ数年の入試問題を見てみると、資料やグラフを読み取る問題が多くなっています。
ですので、定期テスト勉強のように一問一答で用語を覚えたらできる試験ではありません。
そのため、早い時期に基礎を固めたら、入試問題をできるだけ解いて資料やグラフを読み取る力をつけるようにしましょう。
また、社会の点数を上げるには、
②基本レベルの問題集を解いて基礎力をつける
③愛知県の高校入試の過去問を解く
④「全国高校入試問題正解」などを使って他の都道府県の入試問題を解く
といった順で勉強を進めていけばよいでしょう。
D 理科
2024年の理科の問題は非常に難しい問題が出題されました。
特に化学(第3問)や物理(第4問)の問題は正答率が著しく低かったように思えます。
その要因としては、
・物理分野は頻出分野ではない浮力の問題から出題された
・計算のやり方が思いつきにくい問題が複数あった
ことが考えられます。
このような問題に対応するためには、やはり過去問演習が大切になってきます。
そのためには、愛知県の高校入試の過去問はもちろんですが、全国の都道府県の過去問が載っている「全国高校入試問題正解」を解いて実践力をつけるようにしましょう。
また、電流やイオン、天体の問題など、特定の単元だけを集中的に解きたい場合は、「全国高校入試問題正解分野別過去問」を使っていくことをおすすめします。
E 英語
2025年の英語はやや難易度が上がる可能性があります。
そして、難易度を上げるとしたら、
・問題文を長くする
・単語のレベルを上げる
・リスニングを難しくする
・選択肢を増やす
といったことが考えられます。
そのため、仮に難易度が上がっても対応できるように英語の力をつけておく必要があります。
まずは、英単語を覚える、文法の復習をすることから始め、できるだけ多くの問題に慣れていくようにしましょう。
そして、その次にやってほしいのが、英検の問題集です。
英検は長文読解、文法問題、リスニング、英作文、面接とさまざまな問題があります。
そのため、英検の問題集を解くことで、英語の力を総合的に伸ばすことができます。
また、最後の仕上げとして、愛知県高校入試の過去問や他の都道府県の過去問を問いていくといいでしょう。
【中1~中3】高校入試対策個別指導コースについて
当塾では時習館や豊橋東、豊丘、豊橋南、豊橋工科、豊橋商業、豊橋西高校などの合格を目標とした
【中1~中3】高校入試対策個別指導コースがございます。
このコースの対象となる人は、
・推薦選抜や特色選抜で合格したい人
・苦手科目を克服したい人
となっています。
そして、近年では高校入試の難易度が上がっており、時間をかけて対策をしないと高得点は取りづらくなっています。
そのため、早い時期からのご入塾をおすすめします。
また、当塾の指導内容としては、
②数学・理科・社会:基本的な内容の復習+入試典型問題の習得
③国語:文章中から解答の根拠を探す練習を行い、得点力を上げる
④面接(推薦入試):志望動機などよく聞かれる内容を中心とした話す内容のアドバイス・添削など
となっています。
お子様の学力や現状に合った指導をしていきます。
なお、当塾ではあくまで高校入試対策をメインとした指導をしておりますのでご了承ください。
TEL 0532-74-7739
月~金 14:30~22:00