と思っている中学生のみなさん!
今回は「愛知県高校入試(2024)数学の過去問分析、おすすめ勉強法は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
愛知県高校入試(2023)数学の問題傾向、難易度、平均点は?
【動画】愛知県高校入試数学の問題傾向とおすすめ勉強法は?
ア【愛知県高校入試・2023】数学の問題形式は?
→大問が3問で後半になるにつれて問題が難しくなる
時間割 | 10:15~11:10(2時間目) |
問題形式 | 【大問1】 計算問題・確率・関数、図形の基礎(10点) 【大問2】 関数・資料の整理・証明(7点) 【大問3】 角度・平面図形・空間図形(5点) |
平均点 | 15.2点(22点満点) |
難易度 | やや易 |
問題分析 | 2023年愛知県高校入試問題分析 |
数学は2時間目に行われます。
難易度はかなり易しくなりました。
その理由としては、
・第3問も比較的易しめな問題が多かったため
というのがあります。
ただし、今後は難易度が上がる可能性があるため、難しめの問題にも対応できる力をつけるようにしましょう。
イ【愛知県高校入試・2023】の問題傾向は?
→年によって難易度が大きく変わる
国語は大問が3問で、
・第2問が確率・資料の整理・証明・関数
・第3問が図形問題(角度・相似・三平方の定理)
で構成されています。
ここでは前年度(2023)の数学の入試問題を分析していきます。
A 第1問・小問集合
・計算は因数分解、方程式、平方根など満遍なく出題された
*近年、計算問題の割合が少なくなっている
・確率、文字と式、図形・関数の基本的問題(教科書レベル)が出題された
・1問1点の10点分出題された
B 第2問・関数、確率、証明
・箱ひげ図の読み取り問題が出題された
・図形の証明問題は定番問題→証明したい図形を2つ並べて描くと解きやすい
・グラフの作図の問題とそれを読み取る問題が出題された→x=1,2,3・・・のときにyの値がどう変わるかを考えながら解くと解きやすい
C 第3問・図形
・角度の問題が1題出題された
・相似、三平方の定理を絡めた問題が出題された。→例年は(2)の問題は難易度が高い問題が多いが、2023年は割と解きやすい問題であった。
愛知県高校入試(2024)数学の出題予想と目標点は?
ア 愛知県高校入試(2024)数学の難易度予想は?
→2023年より難易度は上がる
2024年の愛知県高校入試では、以下の内容が予想されます。
・資料の整理、確率、一次関数、二次関数、グラフの作図と読み取り
・角度、相似、三平方の定理
また、教科書改訂により新しく中学生の学習範囲となった、「累積度数」・「箱ひげ図」といった内容も要注意です。
そして、数学の難易度は、難しめになると思います。
それは、昨年度(2023年)の問題が易しかったです。
例年数学の平均点は11~12点前後です。
しかし、2023年では14点前後でした。
そのため、2024年は元の11~12点に戻ると予想します。
大問1の問題は難しくならないと思いますが、大問2・3の問題は難易度を上げてきそうです。
ですので、愛知県高校入試の過去問だけでなく、他の都道府県の過去問などを解くなどして発展問題にも対応できる力をつけるようにしましょう。
イ 愛知県高校入試(2024)数学の目標点は?
→基礎完璧+標準をどれだけとれるかが勝負!
大問 | 難易度 | 目標点 |
大問1 | 易 | 【進学校】 8~9点/9点 【非進学校】 6~7点/9点 |
大問2 | 標準 | 【進学校】 5~7点/8点 【非進学校】 3~5点/8点 |
大問3 | 標準~やや難 | 【進学校】 3点/5点 【非進学校】 1~2点/5点 |
合計の目標点は、進学校が16~18点以上、非進学校が10点以上となります。
大問1・2でどれだけとれるかがカギとなってきます。
特に大問1で点が取れないと2桁の点数をとることは非常に難しくなってきますので、ここで確実に取れるようにしっかりと復習していきましょう。
愛知県高校入試(2024)数学の勉強法は?
ア【愛知県高校入試・2024】数学の勉強法①(中1・2~中3の夏休み)
→まずは大問1(10点分)の問題が確実にできる力をつけよう
愛知県高校入試(数学)で中3の1学期から中3の夏休みまでにまでにすべき勉強法は、基本的な問題の解き方を復習することです。
いきなり難しい問題を解くのではなく、まずは計算や文章題、図形・関数問題の基本的な内容をしっかりと復習するところからやるようにしましょう。
A 計算
計算が苦手な人や計算ミスが多い人はぜひ計算の復習から始めるようにしてください。
それは計算ができないと、
・計算ができないとグラフや図形、文章題といった他の単元にも影響が出てくる
といったことがあるからです。
そのため、まずは計算問題が完璧にできるようにしましょう。
また、計算練習としておすすめの問題集は、「中3・高校入試計算 (全問ヒントつきでニガテでも解ける)」です。
この問題集は解き方が詳しく書かれているため、非常におすすめの問題集となっています。
B 基本問題
計算問題ができるようになったら、次はグラフや図形の性質、確率・資料の整理、角度、図形の証明問題などの基本問題の復習をするようにしましょう。
特に中1・中2で習った内容は、時間が経っているために解き方を忘れてしまっている人が多いです。
ですので、まずは今まで習った内容をしっかりと復習するようにしましょう。
そして基本的な問題ができるようになると、入試で12点前後(22点満点)は取れるようになります。
どんなに数学が苦手な人でも入試でこれくらいの点数は取れるように仕上げてください。
また、おすすめの問題集としては、「高校入試絶対合格数学」です。
この問題集は1冊で中1~中3の内容を復習できるので非常におすすめです。
イ【愛知県高校入試・2024】数学の勉強法②(中3の2学期)
→入試によく出る応用問題を解き、得点力を上げていこう
愛知県高校入試(数学)で中3の2学期にやるべき勉強法は、入試によく出る応用問題の解き方を学ぶことです。
基礎を固めた後は応用問題を解いていきます。
特に関数、資料の整理、図形は難しい問題が出題されますのが、実は毎年同じような問題パターンで出ますので、解き方を知っておくことで得点力が上がってきます。
そのため、過去問演習に入る前にこれらの問題の解き方をマスターするようにしましょう。
ただし、内申点を上げることも大事ですので定期テスト勉強もしっかりとやるようにしましょう。
そして、応用問題の対策ができる問題集としておすすめなのが、「きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集数学」です。
この問題集は基本問題と発展問題の間のレベルの問題をまとめた問題集です。
このレベルの問題が解けるようになると15~17点前後は取れる力がついてきますので、この本を完璧にマスターするようにしましょう。
ただし、解説を読んでも分からない場合は基礎力が欠けている可能性が高いので、基本的な問題集に戻って復習するようにして下さい。
また、さらに難しいレベルの問題を解きたい場合は、「高校入試「解き方」が身につく問題集数学」も解いてみることをおすすめします。
ウ【愛知県高校入試・2024】数学の勉強法③(中3の冬休み~入試直前)
→本番の試験のつもりで過去問を解こう
愛知県高校入試(数学)で中3の冬休みから入試直前にやるべき勉強法は、過去問演習をすることです。
最初に愛知県高校入試の過去問を3~5年分解き、時間に余裕があれば「全国高校入試問題正解」などを使って他の都道府県の入試問題を解いていくといいでしょう。
そして、過去問を解く際には、「時間を計って解く」・「間違えた問題は解説をしっかり読む」といったことを心がけるようにしましょう。
また、問題を順番に解く必要はありません。
入試は時間が限られているため、制限時間の中で解ききれるように解く順番を変えるなどの工夫をしていきましょう。
そして、過去問を解くと必ず難しい問題に出くわしてきます。
入試本番ではスパッと捨てることも大切になってきますが、練習の段階では時間を気にせずじっくりと取り組むようにしましょう。
なお、難問を解く際には、
②問題文やグラフ、図からヒントを見つける
③今まで習った内容を思い出す(例「直角三角形」なら三平方の定理が使える)
といったことを意識して解くようにして下さい。
【愛知県高校入試】数学の問題の解くおすすめの順番や時間配分は?
数学は2時間目にあります。
そのため、数学で点数が取れないと「もうだめだ」という気持ちになり、その後の教科の試験で実力を発揮できずに終わってしまう可能性が高くなってしまいます。(過去、数学で失敗したことで不合格になってしまった生徒もいます。)
ですので、入試当日まで数学の勉強を特にしっかりとやるようにしましょう。
また、数学は、「①小問集合、②確率・関数・資料の整理、③角度・図形」の問題構成となっています。
そのため、易しい問題から始まっていますので、基本的には順番通り解いていけばいいでしょう。
ただ、解いていく途中で難しい問題に出くわしたら、その問題は飛ばして次の問題に取り掛かるようにして下さい。
時間配分としては、①小問集合で10分、②確率・関数・資料の整理で15分、③角度・図形で15分です。
ただ、③の図形の(2)の問題は難しいですので、高得点を狙わない人は最初から捨ててもいいかもしれません。(その分他の問題に時間を回せます。)
【まとめ】愛知県高校入試数学の対策のポイントとアドバイス
今回の「愛知県高校入試数学の過去問分析、おすすめ勉強法は?」についてのまとめです。
①数学は計算、文章題、確率、関数、図形問題などが出題される
②難易度は2023年は易しかった
③今後は難易度が上がる可能性が高い
・まずは計算問題や基本問題ができるようにする
・過去問に入る前に応用問題集を1冊やっておくとよい
・愛知県の過去問だけでなく他の都道府県の過去問もやるとベスト
2023年から問題形式が変わったこともあり、ここ数年は問題形式が変わる可能性があります。
そのため、愛知県の過去問だけでなく、他の都道府県の過去問も解くようにしましょう。
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