と思っている中学生のみなさん!
今回は「愛知県高校入試(2023)数学の傾向と予想、勉強法、目標点は?」についてみていきますよ。
✓内容
✓対象となる人
✓結論
✓記事を書いた人
愛知県高校入試(2022)数学の問題傾向、難易度、平均点は?
【動画】愛知県高校入試数学の問題傾向とおすすめ勉強法は?
ア 前年度(2022)愛知県高校入試(数学)の問題形式は?
→大問が3問で後半になるにつれて問題が難しくなる
時間割 | 10:15~11:10(2時間目) |
問題形式 | 【大問1】 数と式の計算・方程式・関数、図形の基礎(10点) 【大問2】 関数・方程式の文章題・確率・データの分析(7点) 【大問3】 角度・平面図形・空間図形(5点) |
平均点 | A日程 11.3点 B日程 12.0点(令和4年度・22点満点) |
難易度 | やや難 |
問題分析 | A日程・B日程 |
数学は2時間目に行われます。
平均点は令和3年度に比べると少し上がりました。
ただ、最後の第3問は難しい問題が多いので、第1問・第2問でどれだけ点が取れるかがカギとなってきます。
イ 前年度(2022)愛知県高校入試(数学)の問題傾向は?
→近年は難易度が高めで高得点が取りにくい!
数学は大問が3問で、第1問が小問集合(計算など)、第2問が確率・資料の整理・証明・関数、第3問が図形問題となっています。
A 小問集合
・計算は因数分解、方程式、平方根など満遍なく出題される
*近年、計算問題の割合が少なくなっている
・方程式の文章題、図形・関数の基本的問題(教科書レベル)が出る
・1問1点の10点分出題される
B 関数・確率
・資料の整理の問題が難しめ
・確率の問題は年によって難易度が大きく変わる
・グラフの作図の問題とそれを読み取る問題が出題される→今年度からマークシート形式に変わるため問題形式が変わる可能性が高い
C 図形
・角度の問題が1問出題される
・相似、三平方の定理を絡めた問題が出題される。特に(2)は思考力が求められる問題でパッと解き方が思いつかないと難しい。
愛知県高校入試(2023)の出題予想と目標点は?
ア 愛知県高校入試(2023)数学の問題予想は?
→マークシート形式になる分、問題の難易度は上がる
2023年の愛知県高校入試では、以下の内容が予想されます。
・資料の整理、確率、一次関数、二次関数、グラフの作図と読み取り
・角度、相似、三平方の定理
また、教科書改訂により新しく中学生の学習範囲となった、「累積度数」「箱ひげ図」といった内容も要注意です。
そして、数学の難易度は、「難しめ」になると思います。
それは、
・問題自体の難易度のアップ
が予想されるからです。
今年度からマークシート形式に問題が変わります。
そのため、問題の形式も大きく変わっていき、過去問演習などではカバーできない部分も出てきます。
また、多くの問題が4択問題になるため、人によっては勘で当たってしまう場合もあります。
そうなると平均点が上がってしまうため、それを調整するために問題の難易度は上がる可能性が高くなります。
イ 愛知県高校入試(2023)数学の目標点は?
→基礎完璧+標準をどれだけとれるかが勝負!
大問 | 難易度 | 目標点 |
大問1 | 易 | 【進学校】 8~9点/9点 【非進学校】 6~7点/9点 |
大問2 | 標準 | 【進学校】 5~7点/8点 【非進学校】 3~5点/8点 |
大問3 | 標準~やや難 | 【進学校】 3点/5点 【非進学校】 1~2点/5点 |
合計の目標点は、進学校が16~18点以上、非進学校が10点以上となります。
大問1・2でどれだけとれるかがカギとなってきます。
特に大問1で点が取れないと2桁の点数をとることは非常に難しくなってきますので、ここで確実に取れるようにしっかりと復習していきましょう。
愛知県高校入試(2023)数学の勉強法は?
ア 愛知県高校入試(2023)数学の勉強法①(中1・2~中3の夏休み)
→まずは大問1(10点分)の問題が確実にできる力をつけよう
愛知県高校入試(数学)で中3の1学期から中3の夏休みまでにまでにすべき勉強法は、「基本的な問題の解き方を復習する」ことです。
いきなり難しい問題を解くのではなく、まずは計算や文章題、図形・関数問題の基本的な内容をしっかりと復習するところから受験勉強をするようにして下さい。
A 計算
計算が苦手な人、計算ミスが多い人はぜひ計算の復習から始めるようにしてください。
計算ができないとグラフや図形、文章題といった他の単元にも影響が出てきますので、まずは計算が確実にできるようにしましょう。
また、計算のスピードが遅い人は、
②途中式を必ず書く
③速く計算ができる方法を知る
といったことをしていきましょう。
B 基本問題
中1~中3で習った基本的な問題(定期テストレベル)の解き方を復習しましょう。
グラフや図形の性質、確率・資料の整理、角度、図形の証明問題といった問題の解き方を復習しましょう。
基礎が完璧であれば入試で12点前後(22点満点)は取れるようになります。
数学が苦手な人も逃げることなく、しっかりと苦手な単元を克服するようにしましょう。
C 文章題
数学が苦手な人は方程式の文章題が苦手な人が多いです。
そのため、文章題の問題にじっくり取り組む必要があります。
最初は小学校の復習(速さ・割合・比など)から始め、その後は中学校で習った文章題の問題に取り組んでいきましょう。
また、夏休みに愛知全県模試などの模試を受けて、自分の実力がどれくらいあるのかを把握するといいでしょう。
イ 愛知県高校入試(2023)数学の勉強法②(中3の2学期)
→入試によく出る応用問題を解き、得点力を上げていこう
愛知県高校入試(数学)で中3の2学期にやるべき勉強法は、「入試によく出る応用問題の解き方を学ぶ」ことです。
基礎を固めた後は応用問題を解いていきます。
特に関数、資料の整理、図形は難しい問題が出題されますのが、実は毎年同じような問題パターンで出ますので、解き方を知っておくことで得点力が上がってきます。
そのため、過去問演習に入る前にこれらの問題の解き方をマスターするようにしましょう。
ただし、内申点を上げることも大事ですので定期テスト勉強もしっかりとやるようにしましょう。
ウ 愛知県高校入試(2023)数学の勉強法③(中3の冬休み~入試直前)
→本番の試験のつもりで過去問を解こう
愛知県高校入試(数学)で中3の冬休みから入試直前にやるべき勉強法は、過去問演習をすることです。
最初に愛知県高校入試の過去問を3~5年分解き、時間に余裕があれば「全国高校入試問題正解」などを使って他の都道府県の入試問題を解いていくといいでしょう。
そして、過去問を解く際には、「時間を計って解く」「間違えた問題は解説をしっかり読む」といったことを心がけるようにしましょう。
また、問題を順番に解く必要はありません。
入試は時間が限られているため、制限時間の中で解ききれるように解く順番を変えるなどの工夫をしていきましょう。
そして、過去問を解くと必ず難しい問題に出くわしてきます。
入試本番ではスパッと捨てることも大切になってきますが、練習の段階では時間を気にせずじっくりと取り組むようにしましょう。
なお、難問を解く際には、
②問題文やグラフ、図からヒントを見つける
③今まで習った内容を思い出す(例「直角三角形」なら三平方の定理が使える)
といったことを意識して解くようにして下さい。
愛知県高校入試数学の問題の解くおすすめの順番や時間配分は?
数学は2時間目にあります。
そのため、数学で点数が取れないと「もうだめだ」という気持ちになり、その後の教科の試験で実力を発揮できずに終わってしまう可能性が高くなってしまいます。(過去、数学で失敗したことで不合格になってしまった生徒もいます。)
ですので、入試当日まで数学の勉強を特にしっかりとやるようにしましょう。
また、数学は、「①小問集合、②確率・関数・資料の整理、③角度・図形」の問題構成となっています。
そのため、易しい問題から始まっていますので、基本的には順番通り解いていけばいいでしょう。
ただ、解いていく途中で難しい問題に出くわしたら、その問題は飛ばして次の問題に取り掛かるようにして下さい。
時間配分としては、①小問集合で10分、②確率・関数・資料の整理で15分、③角度・図形で15分です。
ただ、③の図形の(2)の問題は難しいですので、高得点を狙わない人は最初から捨ててもいいかもしれません。(その分他の問題に時間を回せます。)
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