と思っている中学生のみなさん!
今回は「愛知全県模試(2023)の範囲・日程・結果・過去問は?」についてみていきますよ。
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愛知全県模試(2023)の範囲・難易度・結果・過去問は?
【動画】愛知全県模試の範囲・日程・結果・過去問は?
ア 愛知全県模試(2023)の受験者数は?
→愛知県最大規模の受験者数を誇る模試
愛知全県模試は、愛知県にある学習塾に在籍している生徒がメインに受験する模試です。(塾に通っていない人などは会場受験で受けることができます。)
そして問題形式は、中1・2は実力テストのような形で、中3は高校入試に似た問題で出題されます。(難易度は難しめです)
また、模試終了後、約一か月後には結果表が渡されるため、自分の弱点分野などを把握することができます。
なお、愛知全県模試の受験者数は、第3回(夏実施)の模試で見ると
・中2 約13,000人
・中3 約30,000人
となっており、学年が上がるにつれて受験者の数が増えています。
これは中3になると高校入試を意識して塾に入る人が多くなることが一つ要因としてあります。
イ 愛知全県模試(2023)の試験範囲・難易度・問題形式は?
→難易度は難しめ。定期テストよりも点数は取れない試験
愛知全県模試の試験範囲は、学校の授業進度に合わせたものとなっています。(問題形式は中3から高校入試に似たものとなります。)
そのため、学校で習っていない内容は基本的には出ないことになっています。
そして、学校の実力テストと同じように、学年が上がると試験の範囲が増えてくるため、普段からしっかりと復習ができていないと、点数が取りにくくなります。
事前に過去問を解きたい人は、「e-challenge」から問題をダウンロードできます。
但し、過去問をダウンロードするにはパスワードが必要で、これは模試の模範解答に書かれているため、少なくとも1回は全県模試を受験する必要があります。
難易度 | 中1・中2は実力テストよりも難しめ、中3は高校入試よりも難しめ |
会場 | 塾、公開会場、自宅受験 |
配点 | 中1・中2は500点満点、中3は550点満点 |
服装 | 基本は私服で可。 |
ウ 愛知全県模試(2023)の実施日程は?
→年6回実施される
2023年度の全県模試の日程は以下の通りです。(塾内受験の場合)
第2回 5月13日(土)~5月28日(日)【1学期中間テスト前後】
第3回 8月4日(金)~8月31日(木)【夏休み】
第4回 10月7日(土)~11月3日(金)【2学期中間テスト前後】
第5回 11月11日(土)~12月10日(日)【2学期期末テスト前後】
第6回 12月16日(土)~1月8日(月)*中3のみ 【冬休み】
全部で6回ありますが、塾によっては実施しない時もありますので、詳しくは現在通われている塾(模試を受験しようとしている塾)にご確認ください。
また、模試が始まる前に志望校を記入する時間がありますので、事前に志望校(公立4校・私立2校まで判定可能)を決めておくとスムーズに進みます。
なお、模試当日の持ち物は筆記用具(定規がいる)とかばん、教材(休憩時間に見直す用)があれば大丈夫でしょう。
エ 愛知全県模試(2023)の結果は?
→年6回実施される
愛知全県模試の結果(個人成績カルテ)は模試実施後約一か月後に返却されます。
そして、成績表には、
・単元別得点率
・志望校別順位、偏差値、合格可能性(合格率)
・問題ごとの正答率
などが表示されます。(内申点と模試の点数の合計で合否判定が出ます。)
みなさんは、志望校の判定が気になると思いますが、大事なのは、「どこができてどこができていなかったのか」を把握することです。
模試を受けることで苦手な分野や知識が十分に定着していない単元が分かります。
その単元を復習し、次回の模試までに克服することが大事です。
それを放置したままではいつまでたってもできるようにはなりません。
苦手科目だから勉強するのは気が進まないかもしれませんが、いつまでもやらないままでは成績が上がりませんので、しっかりと復習をするようにしましょう。
また、模試の判定は多少辛めに出ます。
ですので、合格可能性が低くても逆転合格ができる可能性はありますので、あきらめずに勉強を続けるようにして下さい。
愛知全県模試(2023)の結果の見方は?
ア 愛知全県模試の結果で見るべきポイント①(偏差値)
→全県模試は受験者層のレベルが高い
愛知全県模試の結果で見るべきポイントの1つ目は、「偏差値」です。
偏差値は個人成績表の一枚目の左上に載っています。
愛知全県模試の結果で出てくる偏差値は、学校の定期テストよりも低めに出ます。
それは、受験者層が違うからです。
一般的に、公立中学校の場合、受験者層は、
②進学校以外の普通科志望の生徒
③専門学科志望の生徒
④私立推薦、就職志望の生徒
と幅広いです。
しかし、全県模試の場合は、受験者層は上の①か②の生徒が中心となり、レベルが高くなります。
そのために学校のテストよりも偏差値は低めになってしまうのです。
イ 愛知全県模試の結果で見るべきポイント②(平均点)
→平均点と点数の差を確認しよう
愛知全県模試の結果で見るべきポイントの2つ目は、「平均点」です。
全県模試の平均点は必ずチェックするようにしましょう。
それは、平均点より低い教科があった場合、その教科は優先的に勉強しなければいけないからです。
例えば、A君の点数が
教科 | 英語 | 数学 | 理科 | 社会 | 国語 |
点数 | 70点 | 60点 | 50点 | 70点 | 55点 |
平均点 | 55点 | 60点 | 40点 | 65点 | 65点 |
だったとします。
点数だけ見ると理科が一番悪いですが、ただ理科は平均点を上回っています。
一方で、国語は平均点よりも10点低く、5教科の中では最も平均点から離れています。
そうなると、A君が今後復習をしないといけない教科は理科ではなく国語になります。
ですので、みなさんも点数だけを見るのではなく、平均点も必ず確認するようにして下さい。
ウ 愛知全県模試の結果で見るべきポイント③(出題項目別の成績)
→平均点と点数の差を確認しよう
愛知全県模試の結果で見るべきポイントの3つ目は、「出題項目別の成績」です。
点数や偏差値、平均点の下には、「出題項目別の成績」が載っています。
ここも非常に大事なところで、単元別に点数と得点率、平均点が載っています。
例えば、先ほどのA君の例でみていくと、A君は社会の点数が70点でした。
そして、70点の内訳は、
・歴史50点中の20点(平均点は35点)
だったとします。
するとA君は、歴史の内容が定着していないことが分かります。
そのため、全体の点数で見ると「70点」とまずまずですが、項目別にみると歴史が苦手であることが分かります。
ですので、みなさんも点数と全県平均点を比較して、平均点より下回っている内容は今後復習をする必要がある単元だということを認識しましょう。
また、成績表の2枚目にはさらに細かく問題ごとの正答率が載っているので、ここもしっかりと確認するようにしましょう。
エ 愛知全県模試の結果で見るべきポイント④(志望校の判定・順位)
→結果はあくまでも一つの目安に過ぎない
愛知全県模試の結果で見るべきポイントの4つ目は、「志望校の判定・順位」です。
個人成績表の1枚目の裏には、みなさんが一番気になる志望校の判定が載っています。
ここでは、公立4校、私立2校までのそれぞれの高校の合格可能性が出ます。
ただ、ここでの判定はあくまで「模試を受験した時点での学力」です。
ですので、結果が良かったとしても、そこから勉強をしなくなってしまうと不合格になってしまう可能性も出てきます。
そうならないように、油断せず高校入試本番までコツコツと勉強をするようにしましょう。
オ 愛知全県模試の次に向けてするべきことは?
→平均点と点数の差を確認しよう
模試の結果を見て自分の弱点分野を確認した後は、復習をすることが大事になってきます。
苦手な教科や単元を放置したままではいつまでたってもできるようにはなりません。
ですので、あまり覚えていない内容や解き方を忘れてしまったところは、再度教科書や問題集を使って解き方や内容を思い出すようにしましょう。
次の模試に向けて苦手分野を一つずつ克服することで、確実に志望校の判定はよくなっていきます。
さらに、愛知県高校入試の過去問や予想問題集を解いていくと実践力がついていきます。
愛知全県模試に向けた勉強法は?
ア 愛知全県模試に向けた対策、勉強法は?①(数日前に少し勉強しただけではできない)
→普段からコツコツと勉強をしよう
愛知全県模試に向けた対策、勉強法の一つ目は、「数日前に少し勉強しただけではできない」ことを知ることです。
模試や実力テストが行われる数日前になると、
「模試に向けて何を復習したらいいですか?」
と聞いてくる人がいます。
しかし、模試や実力テストの範囲は、定期テストに比べて何倍もあるので、数日前に復習しただけではできるようにはなりません。
模試で高得点を取るには、普段からコツコツと勉強をするようにしましょう。
イ 愛知全県模試に向けた対策、勉強法は?②(テスト週間以外は全て模試の勉強をしよう)
→テスト期間以外は毎日模試の対策をしよう
愛知全県模試に向けた対策、勉強法の二つ目は、「テスト週間以外は全て模試の勉強をする」ことです。
模試の勉強をいつすればいいかというと、
・英検や漢検などの検定試験の前
・学校の英単語コンクールや計算コンクールの前
以外の毎日です。
定期テストなどがある時はもちろんそちらを優先すべきですが、特にテストなどがない時は、今まで習った復習をするとよいでしょう。
それは、いくら定期テスト前に一生懸命勉強したとしても、時間が経つとその内容を忘れてしまうからです。
ですので、定期的に復習をして内容を忘れないようにすることで、それが結果、模試や実力テストの勉強につながるのです。
また、受験生の場合は、愛知県高校入試で合格点を取るための対策もしっかりとやるようにしましょう。
【まとめ】愛知全県模試のポイントとアドバイス
今回の「愛知全県模試の範囲・日程・結果・過去問は?」についてのまとめです。
①愛知県最大規模の模試で実力問題が出題される
②中1・2は年5回、中3は年6回実施される
③学校で習った範囲までの内容が出題される
・結果表を見て自分の弱点は何かを確かめる
・次の模試に向けて苦手な内容はしっかりと復習をする
・判定がいいからといって絶対にその高校に受かるとは限らないので要注意
全県模試を受けることで自分の実力が分かるようになります。
高校入試で高得点が取れるように、次の模試に向けてしっかりと対策をやるようにしよう。
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このコースの対象となる人は、
・推薦入試や特色選抜で合格したい人
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また、当塾の特徴としては、
②勉強のしかた、暗記方法などを徹底指導!
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